ラムズへの挑戦権は４９ｅｒｓが獲得
ニューオーリンズ・セインツ対サンフランシスコ４９ｅｒｓ−第９週(11.11.2001)
追いすがるセインツを振り切って４９ｅｒｓが１敗キープ
ラムズに勝っているセインツとラムズ、ベアーズに負けただけの４９ｅｒｓ。この試合に勝った方がラムズへの挑戦権を得ると言うことになるでしょう。
両チームともオフェンス・ディフェンスどっちも強いので，ミスが許されない試合となりそうです。
４９ｅｒｓのキックオフで試合開始。セインツは最初からパスとランのバランスが良く前進し，４３ヤードＦＧを決めて先制します。４９ｅｒｓは最初ランが出ずに苦しみますが，ＱＢJ.Garciaがパスを上手く投げてヤードを稼ぎ，２５ヤードパスＴＤを決めて逆転。
２ndＱに入り，セインツが４thＤギャンブルを失敗して５０ヤード付近で攻撃権を４９ｅｒｓに渡すと，パスでリズムに乗ったオフェンスのランが少しずつ決まりだし，５ヤードパスＴＤで突き放します。
しかしセインツは直後の攻撃でロングパス２本を通してＴＤをもぎ取り，２Ｐを成功させ３点差とします。ところが，すぐ後に４９ｅｒｓもショートパスからBarlowが走りに走って６１ヤードＴＤ。４９ｅｒｓリードで折り返します。
後半最初はセインツの脅威が見られました。３rdＱに２度回ってきた攻撃シリーズは２度とも得点に結びつけ，逆転に成功します。そして４９ｅｒｓの攻撃をディフェンスが止めて４thＱに入り，セインツの攻撃を迎えるのですが…。
４thＱ最初の攻撃シリーズでセインツはＲＢR.Williamsが手痛いファンブルロスト！ 直後の４９ｅｒｓの攻撃ではＲＢG.hearstのランが決まりだし，最後は１０ヤードのパスＴＤを決めて再逆転します。
セインツも負けてはいません。すぐに５３ヤードのパスプレーを成功させて４９ｅｒｓのレッドゾーンに迫ります。しかし，ここで２回のフォルススタートで１０ヤード下がり，３rdＤ＆１８（Goal）となった攻撃でＱＢA.Brooksのパスはエンドゾーンへ，しかしR.Williamsがキャッチミス，ＴＤなりません。ＦＧで１点差に迫ります。
しかし，セインツはこの後攻撃が進まず，４９ｅｒｓに時間を使われ，最後は自陣ゴール前でのニーダウンを見守る羽目に。
試合終了：SAINTS２７−２８SF49ers
全体的に良い試合でした。さすがは好調同士のゲームでした。４９ｅｒｓが勝ったのは運の差というものでしょうか。しかし，負けたセインツはこれで４勝４敗となり，今後が厳しくなってきました。