盤石のスティーラーズ,プレーオフへ一直線!
NYジェッツ対ピッツバーグ・スティーラーズ−第13週(09.12.2001)
ジェッツを手玉に取り,スティーラーズ地区優勝に王手!
前週ペイトリオッツに逆転負けしてディビジョン首位から陥落したジェッツとディビジョン外負け無しのスティーラーズ。昨年は不調のスティーラーズにジェッツが完敗しています。スティーラーズはエースRBJ.Bettisが欠場する中でどのようなゲームを見せることができるでしょうか?
スティーラーズのキックオフで試合開始。ジェッツはRBC.Martinのランを頼みにしますが,なかなか進めることができません。最初の攻撃で51ヤードFGを狙いますがこれは失敗。
対するスティーラーズはQBK.Stewartのパスの通りが良く,最初の攻撃を26ヤードFGに結びつけて先制します。
スティーラーズはパスだけでなく,Stewart,RBC.Fuamatu-Ma'afala,RBA.Zereoueのランも良く決まり,2ndQにはTD1つ(C.F-Ma'afara1ヤードラン),FG1つ(33ヤード)を決めてジェッツを突き放しにかかります。
ジェッツもMartinが18ヤードのパスTDを決めて追い上げますが,スティーラーズの時間をかけたオフェンスにリズムを作り切れません。
スティーラーズの方も,KK.Brownのキックが不調で,ジェッツを突き放し切れません。
前半終了:JETS7−12STEELERS
後半に入っても,スティーラーズの時間をかけたオフェンスにジェッツがリズムをつかみ切れません。
スティーラーズもFG1本を失敗して嫌なムードが漂いますが,ディフェンスが踏ん張ってジェッツを抑え込みます。
4thQに入り,ジェッツQBTestaverdeのミドルパスが多く見られるようになりますが,レシーバーとの連携が上手くいかず,パスの通りが良くありません。
4thQにスティーラーズは2FG(38ヤード、20ヤード)を追加し,試合を決めました。
ジェッツが4thDギャンブルを失敗し,スティーラーズのニーダウンでThe end.
試合終了:JETS7−18STEELERS
結局試合を通じてスティーラーズのペースで進んだという感じです。スティーラーズが2FG+1TFPを外したため,得点的には接戦らしくなったとは言え,ジェッツの攻撃機会が7回、攻撃時間が23分07秒しかなかった(スティーラーズ:攻撃機会9回、攻撃時間36分53秒)ことが試合の流れを決めました。
ジェッツはこれでAFCイースト3位に転落,プレーオフのためには1戦も落とせない状態となりました。スティーラーズは10勝目。次週のレイブンズ戦に勝利すれば地区優勝決定となります。