ハンニバルに雪辱の羊軍団，２枚のプレーオフ切符にハサミ
セントルイス・ラムズ対ニューオーリンズ・セインツ−第１４週マンデーナイトゲーム(17.12.2001)
ポカ無しラムズ，強さを見せつけプレーオフ進出決定
今期のＮＦＣウエストディビジョンにとって重要なゲーム。ラムズは○or△でラムズと４９ｅｒｓのプレーオフ進出を決めることができます。一方のセインツ，Bucsが今週負けているだけにこの試合で勝ってプレーオフ争いで一歩抜け出したいところです。
この２チーム，オフェンスが強いので点の取り合いとなることが多く，この試合も例外ではありませんでした。…が，両チームとも反則が多く，ゲームそのものは白けます。
まずラムズ，１stＱに残り１ヤードでの１stＤを得ます。そこからＲＢM.Faulkのランを２回使ってＴＤを狙いますが，セインツディフェンスに阻まれます。さらに３rd＆１（Goal），反則で５ヤード下がってしまいます。しかしそこから辻褄を合わせるのがラムズ。ＱＢK.WarnerからＷＲI.Bruceへ６ヤードのパスＴＤを決めて得点します。
セインツもすぐ反撃したいところですが，直後の攻撃は反則が響いて３＆アウト。前半はラムズリードで折り返します。
後半，セインツ最初の攻撃はＱＢA.BrooksのパスがＬＢG.Wistromにインターセプトされます。ラムズはそこから４０ヤードパスＴＤ（Warner→Bruce）を決めて突き放します。
今度はセインツもすぐに反撃します。BrooksのパスとＲＢR.Williamsのランとのバランス良く前進し，ラムズ５ヤード地点まで進み１stＤを得ます。しかし，そこから反則で３２ヤード（！）下がり，３rd＆２８（Goal），Brooks→ＷＲW.JacksonにパスＴＤが決まって，こちらも辻褄合わせには成功します。
その後，両チームともディフェンスが踏ん張り，ＴＤラッシュは止まりますが，相手陣内で有利に進めたラムズが２ＦＧを追加して逃げ切りました。
試合終了：RAMS３４−２１SAINTS
これでラムズは１１勝目，プレーオフ進出を決めるとともに首位固め。次週パンサーズ戦○で４９ｅｒｓが●ならば地区優勝決定ともなります。
一方のセインツは痛い一敗で６敗目。次週のBucs戦，その次のレッドスキンズ戦が正念場。連敗は即eliminated！
この試合で，ラムズは「ポカしなければ強い」事を証明したと言えます。セインツへの苦手意識も払拭してもらいたいものです。ニューオーリンズで強いラムズ，このままスーパーボウル優勝へ一直線となるでしょうか？