レイブンズ,不調のライバルを蹴落とす!
テネシー・タイタンズ対ボルティモア・レイブンズ−第4週(07.10.2001)
エディのランが出ないタイタンズ,まさかの開幕3連敗!
連敗のタイタンズはQBS.McNair復帰で立ち直りを図ります。レイブンズは昨年大活躍のRBJ.Louisがケガで今期絶望,代役RBT.Allenの調子がカギとなります。
タイタンズのキックオフから試合開始。レイブンズは昨年同様ラン主体にパスを織りまぜてヤードを稼ぎにかかり,タイタンズのパスインターフェアでレッドゾーンに突入し,最後はAllenの9ヤードTDでいきなり先制。一方のタイタンズはランが決まらずパスも防がれ,1stQは全て3&アウト。
レイブンズ2回目の攻撃で4thD1ヤードとなり,QBにR.Cunningham登場!さてどうなるか?と思いきやCunninghamのフォルススタートで5ヤード罰退。Cunninghamはお役御免でパントとなります。
2ndQに入り,レイブンズが77ヤードパスをWRQ.Ismailに通してTD,突き放します。対してタイタンズはRBE.Georgeのランが不発で,George自体レシービングヤードの方が多いという状態。それでも2ndQ終了間際にパスが通り始め,FGレンジに入りますが,蹴られたボールは逆風の中ポストまで届かず,得点できません。
前半終了:TITANS0−17RAVENS
後半に入ると,レイブンズはラン主体に切り替えるいつもの展開。FGを1本決めて突き放します。その後,パントをブロックされ26ヤードリターンTDを決められますが,これはご愛敬。タイタンズは3rdQ終盤にGeorgeが足を痛め,踏んだり蹴ったり。他にも2人のケガ人が出てリズムをつかめぬまま試合は終盤に。
3rdQ:TITANS7−20RAVENS
4thQに入り,McNairからHBGreenにバックトス,そこからパスを投げるという奇襲攻撃をしかけますが,レイブンズSWoodsonにインターセプトされてしまいます。そこからのレイブンズの攻撃は,ミドルパス1本通したあと,Allenのランが良く決まり(ラン100ヤード達成),最後もランでTD。TFPはTDを狙いますがパスはチップされて失敗。
続くタイタンズのオフェンスは4thD1ヤードでギャンブルに出ますが,パスがStarksにインターセプトされて万事休す。タイタンズは3連敗となりました。
試合終了:TITANS7−26RAVENS
相変わらずリズムの悪いタイタンズ,Georgeのランが出ないのでは話になりません。これで昨年の負け数3に並んでしまいました。次週Bucs,その次Lionsと続くNFC戦でリズムをつかみ,ディビジョン内6連戦での巻き返しを図ってもらいたいものです。レイブンズはいつもの通りの堅い守備と一発オフェンスで勝利しました。次週のパッカーズ戦が楽しみです。