歯車の噛み合わないタイタンズ,苦しい連敗スタート
テネシー・タイタンズ対ジャクソンビル・ジャガーズ−第2週(23.09.2001)
昨年3敗のタイタンズ,早くも2敗目
第1週惜敗しておまけにQBMcNairが負傷したタイタンズ,リザーブのO'Donnellを先発させます。一方,第1週スティーラーズに快勝したジャガーズ。いかつい顔のQBBrunellの調子は如何に?
ジャガーズのキックオフから,タイタンズはRBE.Georgeのランで大きく稼いでジャガーズ陣30ヤード付近まで迫りますが,反則があって10ヤードのロス。これが響いて1stDが取れず,FGを狙いますが失敗に終わります。
ジャガーズは最初タイタンズの調子良いディフェンスに阻まれ,なかなか進むことができません。
タイタンズのオフェンスも調子良いのですが,ファンブルしかけたり,レッドゾーンでのオフェンスが上手くいかなかったりと,もう1つ。それでも今度はFGを決めて先制します。
ジャガーズは,QBBrunellが距離のあるパスを立て続けに決めてリズムをつかみ,ランとショートパスを織りまぜてタイタンズエンドに迫ります。しかしこれもTDには至らずFG,同点とします。
1stQ:TITANS3−3JAGUARS
両チームとも相手オフェンスをリズムに乗せず,ビッグプレーに結びつけさせません。
ジャガーズの攻撃シリーズで,RBTaylorがプレー中に負傷,ボールを落としてしまい,それをタイタンズがリカバーしてターンオーバー。そこからの攻撃をFGに結びつけてタイタンズが勝ち越します。
しかし直後ジャガーズの攻撃で,負傷したTaylorの代わりに入ったMackのランが決まりだします。最後もMackがディフェンスを振り切る豪快な22ヤードランでTD,逆転します。
前半終了:TITANS6−10JAGUARS
後半に入り,タイタンズオフェンスが不発になり,3rdQ終盤にジャガーズの1FGが決まり,これが駄目押し点。
両チームともディフェンスが完璧で止められているわけではないのですが,オフェンスの調子と相まってなかなか点が取れない状況となります。そんな中で7点差としたジャガーズが心理的にも有利になります。
4thQに入り,タイタンズはFGチャンスでもFGを蹴れない(同点を狙うため)状況となり,TDを狙ってパスを投げ込みますが,これがことごとくインコンプリート。最後にもオフェンスラインを崩されて1stDが取れず,ジャガーズのニーダウンを見守って試合終了となります。
試合終了:TITANS6−13JAGUARS
タイタンズオフェンスはRBE.Georgeのランを中心として距離は稼ぎますが,肝心なところでミスが出て得点はFG2本の6点止まり。一方のジャガーズは一瞬の隙を上手くついてのTDが効いて13点。両チームに大きな差はないのですが,ここは運の問題となったようです。
これでジャガーズは開幕連勝,タイタンズは連敗。タイタンズは次週のOPENDATEを生かして立て直してもらいたいところです。