王者の油断？不調のタイタンズに不覚
テネシー・タイタンズ対オークランド・レイダーズ−第１５週マンデーナイトゲーム(22.12.2001)
ケガのＫS.Janikowskiが誤算，レイダーズ痛い１敗
２４日がクリスマスイブのため，土曜日に振り替えてのマンデーナイトゲームとなります。既に自力でのプレーオフ進出の可能性はなく，この試合で負けると即eliminatedのタイタンズ。一方のレイダーズは前週に地区優勝を決め，当面はホームフィールドアドバンテージを目指すことになります。
タイタンズのキックオフで試合開始ですが，前半は両チームともにオフェンスの調子が悪く，２ndＱにはまずタイタンズＱＢS.McNairのパスがレイダーズT.Jonesにインターセプト，しかし直後にレイダーズＱＢR.GannonのパスがタイタンズE.Robinsonにインターセプトとなります。
レイダーズは２ndＱに４０ヤードＦＧのチャンスを得ますが，これをＫS.Janicowskiが外し，前半は無得点で折り返します。
前半終了：TITANS０−０RAIDERS
レイダーズのキックオフから始まった３rdＱ，タイタンズのオフェンスが目覚めます。ＲＢE.Georgeは相変わらず調子が悪いのですが，それを埋めるようにＲＢ、ＴＥ、ＷＲが活躍し，まずはＫJ.Nedneyが２２ヤードＦＧを決めて先制。さらに３０ヤードパスＴＤ（McNair→K.Dyson）を決めてリードを奪い，４thＱに入ります。
３rdＱ終了時点でリードしている試合は３１連勝中のタイタンズですが，レイダーズも粘ってきます。まず，ＷＲJ.Riceへのロングパスを起点にパスＴＤを決め，さらにMcNairのパスをE.Allenがインターセプト！ そこからの攻撃を３５ヤードＦＧに結びつけて同点とします。
勢いに乗ったはずのレイダーズでしたが，その後の３３ヤードＦＧを外して流れをタイタンズに返してしまいます。
タイタンズは時間を使いつつヤードを稼ぎ，最後は２１ヤードＦＧを成功させて勝ち越します。
この時点で残り１分５０秒。ここからレイダーズはR.Gannonが冴えます。ショートパスを使い，ノーハドルオフェンスやスパイクで時間消費を抑え，残り１１秒で４２ヤードＦＧのチャンスを得ます。しかし，この試合１／３のJanicowskiがＦＧを外してしまってThe end．
試合終了：TITANS１３−１０RAIDERS
タイタンズは勝ってこの時点でのeliminatedを免れました。ジェッツ、レイブンズ次第ですが，次週のブラウンズ戦がディビジョン順位の上でも正念場。
一方，敗れたレイダーズは，ホームフィールドアドバンテージが遠のいてしまいました。次週は前回苦手克服したブロンコス戦。ワイルドカードプレーオフ免除のためには負けられない１戦です。