相性にも見放されたタイタンズ,泥沼へ一直線か?
テネシー・タイタンズ対ピッツバーグ・スティーラーズ−第7週マンデーナイトゲーム(29.10.2001)
好調スティーラーズ,タイタンズを粉砕!
現在連勝中の両チーム,対戦成績上はタイタンズの7連勝中,しかもタイタンズになって(98年)からは負けていないという相性の良さ。ただ,タイタンズ戦惜敗率NO.1?のスティーラーズだけに侮れません。注目は両チームのRBタイタンズE.GeorgeとスティーラーズJ.Bettis。ランでより稼いだ方に試合の流れが傾きそうです。
試合はタイタンズのキックオフで開始。最初のスティーラーズの攻撃はQBK.Stewartのパス良く前進し,最後はBettisの1ヤードランTDで先制。
対してタイタンズの最初の攻撃はE.Georgeのファンブルロスト!
2ndQにかけての攻撃でタイタンズはQBS.McNairの9ヤードTDパスで同点に追いつきますが,これがタイタンズ唯一の得点。
直後にスティーラーズは反則をもらったりして前進,最後はStewartが倒れ込みながら放った3ヤードパスTDで勝ち越し。すぐ後,タイタンズの48ヤードFGはポストに弾かれて不成功。
前半終了間際,スティーラーズはKC.BrownのFGフェイクやWRH.Wardのパスと言った珍妙なオフェンスでタイタンズのディフェンスを翻弄します。最後は42ヤードFGで10点差に。
前半終了:TITANS7−17STEELERS
後半に入っても,タイタンズの不運さは炸裂します。パスがディフェンスの背中に命中!、Stewartのパスをインターセプト!と思ったらWRBurressに奪われてロングゲイン!、キックオフリターンで大きく返したと思ったらファンブルロスト!、1ヤード地点まで攻め込んだのにMcNairのパスはインターセプト!、相手1ヤードからのランをエンドゾーン内で止めた!と思ったら,ボールを前に差し出されてセーフティならず,直後にロングパスを決められて万事休す!
逆にスティーラーズは大きなミス無く後半だけで17点。ディフェンスも連続サックやGeorgeのランを止めるなど良く機能し,タイタンズを粉砕しました。
試合終了:TITANS7−34STEELERS
今期の成績が如実に出た試合でしょう。スティーラーズはこれで5連勝,タイタンズ戦の連敗も7で止め,タイタンズに初勝利!
一方のタイタンズはディビジョン内で未だ勝利なし,ディビジョン6連戦初戦を落としました。果たして復活のカギは誰が握る?