レギュラーシーズンの総括
AFCイースト
ペイトリオッツは12連勝でディビジョン優勝,W14で決めてしまった。ドルフィンズは上位相手での負けが痛く,10勝したのにeliminated。序盤期待させたビルズ、序盤から沈没したジェッツは共に6勝。
AFCノース
終盤の連勝でレイブンズが2桁に乗せてディビジョン優勝。ベンガルズの追い上げは素晴らしかったが結局5割止まり。スティーラーズ、ブラウンズが沈んだ。
AFCサウス
コルツ、タイタンズが12勝,タイブレークでコルツがディビジョン優勝。ジャガーズ、テキサンズは5勝止まり。テキサンズは終盤の4連敗で沈んでしまったが,ある程度波乱を演出したか。
AFCウエスト
チーフスが13勝で独走。ブロンコスが終盤追い上げてワイルドカード。レイダーズ、チャージャーズは置いてけぼり。
NFCイースト
イーグルスが中盤の9連勝で一気に流れをつかみディビジョン優勝。カウボーイズも10勝でプレーオフへ。レッドスキンズは5勝止まり。ジャイアンツは終盤8連敗でHC交代決定。
NFCノース
パッカーズが奇跡の逆転優勝。開幕6連勝のバイキングスは最後の最後でつまずきプレーオフを逃した。ベアーズは終盤持ち直して7勝,ライオンズは3年連続のディビジョン最下位。
NFCサウス
パンサーズが早くにディビジョン優勝を決めた。セインツ、Bucsの2位争いはセインツに軍配。ファルコンズはVickが抜けたのが痛くて沈没。
NFCウエスト
序盤の不調から立ち直ったラムズがディビジョン優勝。シーホークスは10勝でワイルドカード。49ersは実力通りの7勝。沈没のカーディナルズは最終週でNFCノースの混戦を演出した。
WEEK1
ジェッツは開幕黒星,逆にレッドスキンズは強敵相手に良いスタートを切れた。
AFCはイーストとノースがディビジョン外は全て敗戦,混戦の予感?
コルツはTD無しながらブラウンズに競り勝ち,テキサンズがドルフィンズに1点差勝ち。
パッカーズがホームでバイキングスに競り負け,レギュラーシーズンでのホーム連勝も13でストップ。今年は昨年程の圧勝とはならないか?
WEEK2
今週はマンデーナイトを始め3試合が延長決着,BS放送の2試合はいずれも延長。勝ちきれないが故の延長突入が気になるところ。
イーグルスが気になる開幕連敗。ペイトリオッツ相手に31失点はひどすぎる。まさか沈没と言うこともあるまいが,早めの立て直しが必要,次週のOPENでどうなる?
ビルズ、チーフスが調子よく開幕連勝。共に昨年ディビジョン最下位ながらも8勝している実力が出てくるか?
WEEK3
パッカーズがカーディナルズに,49ersはブラウンズに敗戦,共に2敗目を喫した。ちなみにNFCノースではバイキングスが,NFCウエストではシーホークスが開幕3連勝。この時点での2ゲーム差は小さくも大きい。
開幕3連敗がAFC各ディビジョンに1チームずつ。他チームのカモにされかねないのでしっかりして欲しいところ。
WEEK4
今シーズンは開幕3連勝以上が6チーム。その分開幕3連敗以上も5チームあり,序盤ではっきり星の差が出てきてしまった。10月末には事実上脱落のチームがいくつか出てくるかも知れない。
コルツQBP.Manningがセインツ戦で6TDパスの活躍。QBのみならず,レシーバーやラインの力も関わってくるとは言え,これはすごい記録。それにしても,セインツディフェンスの失点の多さ,いつものこととは言え気になるところ。
ジャガーズが開幕4連敗,今週はテキサンズに負けてしまった。リズムに乗れないとこういう事が起こるのは仕方ないにしても,ここ数年成績下降気味というのが気になるね。
WEEK5
全勝対決はチーフスが勝って5連勝,1点差の好ゲームを征した。RD.HallがまたまたリターンTDを決めたようで,早くもプロボウル当確か。
一方,全敗対決はジャガーズが勝ってようやく1勝。沈没チーム同士なので浮上のきっかけとまではならないのか?
強豪対決はコルツがオーバータイムの末にBucsを振り切った。Bucsは4thQ35−14とリードしながら,反則で墓穴を掘ってしまった。今年はただでさえ多い反則が足を引っ張るか。
WEEK6
全勝のチーフス、パンサーズ共に延長で勝って無敗を守った。パンサーズは全勝対決で勝っただけに今年は本物か?
ジェッツがビルズに勝って今季初勝利,しかし30−3というスコアを見ると,どっちが全敗チームか分からない。この波がビルズの弱味。
マンデーナイトではラムズがファルコンズに完封勝ち。ラムズディフェンスが強い訳ではなく,ファルコンズオフェンスが弱すぎるだけのこと。Vickがいつ帰ってくるか,ファルコンズ浮上のカギはここにある。
WEEK7
チーフスは1ヤードを守りきって7連勝,土壇場で踏みとどまるのも強さの証。
ペイトリオッツがドルフィンズに逆転勝ち,ドルフィンズはKO.Mareが“決めれば勝ち”という場面で2連続FG失敗。しかし今回は,キッカーを責めるよりもペイトリオッツディフェンスを誉めたい。1つ目をブロックしたからこそ2つ目の失敗もあった訳だから。
WEEK8
チーフス8連勝!ビルズを0TDに抑えての完勝。無敗でシーズン折り返し,バイキングスが破れたため,唯一の全勝チームとなった。
シーホークスがベンガルズにまさかの敗戦,ラムズに並ばれてしまった。序盤程爆走している感じがしなくなってきたのは気になる。
AFCサウスは2強2弱が確定か,コルツ、タイタンズがそれぞれテキサンズ、ジャガーズに快勝してゲーム差を広げた。
ブロンコスにとってレイブンズは天敵らしい,今シーズンも6−26と完敗。連敗でチーフスの後ろ姿が遠くなる。
WEEK9
4年ぶりのNY対決はジャイアンツがOT残り4秒でFGを決めて勝利。ジャイアンツにとっては,アウェイ扱いなのにファンが多いという状況,少し得?
テキサンズがまたしても大物食い,今シーズン好調のパンサーズとの接戦を征した。意外性を演出するか?
パッカーズがバイキングスに競り勝って雪辱,取りこぼしが多い中,直接対決を征して2ゲーム差にしたことが混戦となれば生きてくる。
ペイトリオッツが終盤見事な逆転劇で5連勝,地区首位を守った。破れたブロンコス,チーフスの背中は遠のくばかり。
WEEK10
チーフスついに9連勝,後1つ勝てばプレーオフ,2つでディビジョン優勝も見えてくる展開。ディビジョン3連戦で決めてしまいたいところ。
ジェッツがOTでレイダーズに勝利,正念場で勝って何とか踏みとどまった。対するレイダーズは厳しい状況が続く。
ファルコンズがようやく連敗を止めた,ジャイアンツの調子が悪いとは言え,薬になることは間違いないのだが…。
WEEK11
チーフスがベンガルズに破れてついに1敗。ベンガルズのランプレーを止めきれなかったのが原因らしいが,復調しているベンガルズはかなり強敵と言うことか。
バイキングスは6連勝の後4連敗,特にここ2戦はAFCウエストの低調チーム相手だけにこの先が思いやられる。次週のライオンズ戦に負けでもしようものならこの先の展開がますます分からなくなる。
パッカーズはBucsに勝って5勝目。バイキングスの背中がはっきりと見えてきた。逆にBucsは3連敗で6敗目,連覇は厳しくなってきた。
WEEK12
カウボーイズがパンサーズを撃破,両チーム8勝3敗となった。ディビジョン優勝をイーグルスと争うカウボーイズとしては大きな1勝。パンサーズはシード順位を考えると痛い1敗。
前週連勝が止まったチーフス,連敗はしない。逆にレイダーズは早くも8敗目。昨年スーパーボウルの両チームは凋落傾向。
バイキングスがようやく連敗を止めて7勝目。さすがにライオンズには負けられない。
マンデーナイトが盛り上がらない。4勝6敗同士ではやむを得ないか。試合も両チームで7ターンオーバーと何とも締まらない。
WEEK13
ディビジョントップ,9勝2敗同士の対戦はペイトリオッツが1ヤードを守りきっての勝利。とは言え,両チームともプレーオフは確実。プレーオフでの再戦があるか?
レイブンズが連続の44点試合。こんなに得点力あったっけ?
ファルコンズはテキサンズにも負けてしまった。今シーズンは全ての歯車が噛み合わない。
WEEK14
勝てばディビジョン優勝のチーフスがブロンコスに大敗。ちょっとしたときのもろさが露呈。
ペイトリオッツはドルフィンズに完封勝ちでディビジョン優勝決定,これで9連勝。2年前も連勝で勢いを掴んだだけに侮れない。
コルツとタイタンズのディビジョン戦はコルツが勝って連勝。これでディビジョン優勝に大きく前進。
パンサーズが何とファルコンズに不覚,これで3連敗。ディビジョン優勝が危うくなることはないと思うが,シード順位が気になるところ。
イーグルスはカウボーイズに快勝。序盤の連敗を見事に跳ね返してディビジョン優勝に前進。
WEEK15
ラムズ、パンサーズ、チーフスがディビジョン優勝決定。序盤の好調を考えると,この時期の決定は遅すぎる気もする。
残り全て勝っても他力本願のパッカーズ,鬼気迫る戦いが続く。
ベンガルズがレイブンズに食らいついている。序盤1勝4敗からの巻き返し。是非プレーオフまで行ってもらいたい。
WEEK16
バイキングス,チーフスに勝利。パッカーズの猛追を受けているだけに,絶対に負けられない。
ジャガーズがセインツに辛勝。これでディビジョン最下位脱出。今シーズンはあまりにも苦労続き。
Bucsはファルコンズに負け,これでセインツと共にeliminated.チーム内のゴタゴタが2連覇を遠いものにした。
WEEK17
最後の最後で大どんでん返し。パッカーズは消化試合ブロンコスを圧倒,逆にバイキングスはカーディナルズに残り0秒でTDを決められて逆転負け。ディビジョン優勝どころかプレーオフ進出すら逃してしまった。それにしても,“カーディナルズ大明神”は恐れ入った。
ペイトリオッツは初戦で0−31と完封負けを喫したビルズに完封勝ち。しかもスコアは逆に31−0。シーズンの最初と最後でここまでひっくり返るのか?
ラムズがライオンズに敗れてカンファレンストップから滑り落ちた。この負けがプレーオフで効いてくるか?
WEEK18−Wild card playoffs
パンサーズはレギュラーシーズンで敗れたカウボーイズに雪辱。タイタンズは苦手レイブンズを撃破。この2チームがプレーオフを面白くできるか?
やはりホームチームが強いのか,レイブンズがタイタンズに敗れた意外は全てホーム勝利。やはりシード順位は重要な意味を持つ。
コルツがブロンコスに快勝。パント無しは恐れ入った。
WEEK19−Divisional playoffs
パンサーズ@ラムズはまさに死闘となった。パンサーズが先行するも,ラムズが底力で追い付き,オーバータイムへ。得点の機会はあったものの1stOTでは決着付かず。2ndOT最初のプレーでパンサーズがロングパスを決めてTD,ラムズを振り切った。勝った方には心地よい疲れだが,負けた方にはただ疲労感が残るのみ。
パッカーズは連続OTとなったが,今回は勝てる場面でのFGを外して負けてしまった。スーパーボウルには遠かったのか?
チーフスがコルツに不覚。あまりにも点を取られすぎ。オフェンスも爆発したものの,点差が残ってしまった。
WEEK20−Conference championships
ペイトリオッツとパンサーズが勝ち残り。
コルツは過去2試合パントを蹴っていないツケが回った。パントシチュエーションでのミスが失点に繋がっての負け。快勝しすぎるのも考え物なのか?
イーグルスには勢いがなかった。チャンピォンシップで相手チームの引き立て役になる必要はないのに。
WEEK21−38th Super Bowl
全てはペイトリオッツのシナリオ通りだったのか? ミスで苦労したものの,最後は1FG差で2年ぶりのスーパーボウル制覇。パンサーズは前半ペイトリオッツディフェンスに抑え込まれたのが痛かった。