おんべいしらまんだやそわか
大和国(奈良)信貴山毘沙門天の御分身を奉祀いたしております。御利益埋蔵遠州随一として、日々商売繁盛、施福神として信仰を集めています。
当山は、初寅参りで著名な、大和国信貴山毘沙門天の御分身を奉祀いたしております。 ご高承の通り、信貴山、朝護孫子寺は奈良と大阪との境を南北に連らなる生駒山脈の南端に位置し、大和川を眼下に、河内と大和の両域を見渡せる要地を占めていますために、歴史は極めて古く、用明天皇2年(西暦574年)7月3日、仏敵、物部守屋討伐のおり、聖徳太子が勝利を祈願して感得した我が国最古の毘沙門天を祠り、信ずべき、貴ぶべき山、信貴山と号されたのに始まると伝えられております。 毘沙門天の霊験の数々は、国宝「信貴山縁起絵巻」等にも活写されております。鎌倉時代には楠公の母が、尊天に祈願し正成が生誕いたし、又甲斐の信玄公が武運を祈願いたした事も有名であります。現代では、大衆の中に浸透し、勝運の神、施福神として信仰をあつめております。