おんまいたれいやそわか
住所/静岡県浜松市北区三ケ日町福長220-3
☆七福神の拝観は無料ですが、拝観料が必要なエリアがございます。
・宝物館と庭園を併せて1人500円(30名以上300円)
貞観十七年「875」教待上人が鳳来山から移して開山した古刹。寺伝の大福寺納豆は、室町以来の歴史を持つ。仁王門は国重文。
当寺は、清和天皇の貞観17年(1100年前)名僧教待上人が鳳来山(扇山)に開創し幡教寺と称す。300年を経て承元3年(800年前)大中臣朝臣時定卿が所領250町歩を寄附し現在地に移す。その時土御門天皇から勅額を下賜されて大福寺と改称未寺塔頭30境内2町5反伽藍建造物20を有す。 境内は海抜40mのところにあり猪鼻湖、景勝地瀬戸を眺望、景勝は申すまでもなく9月より4月までの間咲く半歳桜があり、池には赤、白、黄の水蓮が5月より9月まで咲いている様は全く浄土である。庭園は900坪あり室町時代の築庭と想われるが浄土苑と称し、観賞式兼廻遊式で滝を備え、周囲は自然の山をとり入れソヤではあるが極然的で規模の広大なことは稀れである。又、元禄時代茶祖山田宗偏が来住愛好した名園で池は福助池と云う。 浜名納豆(大福寺納豆)は大福寺伝製で日本の元祖である。