おんばざらゆせいそわか
住所/静岡県浜松市北区細江町気賀7953-1
☆七福神の拝観は無料ですが、拝観料が必要なエリアがございます。
・庭園が1人300円(10名以上250円)
【ご注意】長楽寺のご参拝並びに納経受付(御朱印のみ)は、9時から16時です。
平安時代初期、弘法大師によって開かれた。梵鐘は静岡県最古。また遠州三名園の一つ「満天星の庭」は、小堀遠州作。
光岩山長楽寺は、平安時代初期の大同年間(約1200年前)に弘法大師によって開かれたといわれ、この寺の北に陽光を受けて光る巨岩を霊地と見、お堂を建てたことにはじまる。ご本尊は馬頭観音さまで、のち今川、徳川の信仰を集め、巨岩のふもとに七堂迦藍が建ち並び寺領25ヘクタールをもって繁栄した。 上図の写真は、隠元禅師の高弟、独湛禅師の筆である「長楽寺」の扁額がかけられている。山門や土べいは室町時代の作。遠州三名園の一つでドウダンが植え込まれた庭は、小堀遠州作、回遊式の庭で富幕山の中腹の光岩(巨岩)を借景、四季折々にその表情を変える。北側の築山からは客殿の屋根越しに遠く浜名湖を望むことができ、また客殿前の池は浜名湖の風景を凝縮させたものである。又、有名な梵鐘は高さ60cmほどの小さな鐘だが、鎌倉時代の嘉元3年(1305)4月10日の銘があって、静岡県下最古である。