2013年 6月

30日 日曜日

何かの結果が欲しい時にはそれを、目標ではなく課題と考えた方が良いのかも知れませんね・・・

29日 土曜日

物事を高いレベルで会得しようと思ったら、どんな事にも屈しない心とそしてそれらを継続するモチベーションが必要ですが、 そのためには周りに左右されない異常なほど頑固でなければ続ける事は無理だと思います・・・
でもその異常なほどの頑固は90%にして、残りの10%は自分よりも優れている人達に出会った時に、その人達から吸収するために間口を開けておきます・・・
何でもかんでも頑固では上達はしないし、すぐに周りに左右されても上達はしないので俺のギターやボクシングの頑固に対するスタンスはそんな感じです・・・

28日 金曜日

どこかのサイトで(日本人は優秀な部下の才能をつぶしてしまう)とありましたが、俺にはその意味が痛いほどわかります。
特に物凄い事が出来るわけではないのに歳が上なだけで無意味に威張ろうとする民族ですからね。
いい歳をして『年上の人の言う事を聞けっ!』等と無意味に威張る人間がいますが、人に見習わせたいのなら自分がそれだけの事をやってみせれば良いだけの事ですよ・・・
勿論心無い奴らはどれだけ頑張って圧倒的にレベルが違っていても、それでもねたんでひがんで悪く言って来ますが、そいつらは所詮そんなレベルで人生が終わるだけですよ。
(そんな上司に押しつぶされない方法は)と書いてありましたが、見出しだけ読んで後は読むのをやめました。何故なら俺なりにその方法は心得ているつもりですから・・・
世界が認めてもらえるぐらいのレベルになった頃には、決して悪く低く言われるだけではなくなっていると思います・・・

27日 木曜日

俺はよく昔から、『バカだアホだ気が狂っている。』等と言われ、ごくまれには『才能だね。』等と言われて来ましたが、 俺の近くにいる付き合いの長い練習生や生徒達は俺の事を単に『先生は努力の人。努力を諦めない人。』等と言ってくれます。
それは近くにいる人達には、物事を高い次元で会得しようと思ったら20年前後の歳月が普通にかかってしまう事を知っているからですが、 その反対によく(5年一生懸命頑張った。)とか(10年一生懸命頑張った。)なんて聞きますが、それは一生懸命頑張ったとは言わないですよ。 世の中には30年間一生懸命頑張って必死に生きている人間だっていますから・・・

26日 水曜日

大きな手術をした人達から前向きなメールが届きました。本当にいつも頭が下がります・・・

25日 火曜日

あばら骨を折ったら、あばら骨を折った人の気持ちがわかるようになりました。
でも同じあばら骨でも微妙に折った箇所が違うと、あまりに痛くて動くどころかまともに深く呼吸やくしゃみも出来ずに、 それで病院に行ってみても意外とレントゲンに骨折した箇所がまともに写っていなかったり、 またそんなにひどくは痛くなくてもいつまでも痛むので病院に行って見たらレントゲンにまともにひびが写っていたり等・・・
これまでにひびや骨折等数え切れない程経験したおかげで、ある程度骨折の痛み等察する事が出来るようになりましたが、それでもやはり同じ骨が折れたと言っても、 自分が経験した痛みだけが全てではない事が、何度も折ったおかげでわかるようになりました。
その反対を言えば、たった1度や2度の経験でそれが全てみたいな言い方してくる人がいますがそれは絶対に違いますよ・・・
ちなみに俺、鼻は2,3回折っていて、目に関しては6回失明しかけていますが、それぞれ症状が違いましたよ・・・

24日 月曜日

今は仕事の都合でほとんど来る事が出来ないボクシングの練習生がいますが、 その練習生からスパーリング大会に出たいとの連絡があり、更には以前負けた相手と再戦したいとの事でした。
ボクシングをやった事がある人ならわかると思いますが、負けた相手とやるのにはそれだけの心が必要です。
俺は勝っているだけの人間や、とんとん拍子だけの人間には全く興味がありません。どれだけ事がうまく運ばなくなっても絶対に諦めない人間が好きです・・・
その理由は、優しくなれるからですよ・・・

23日 日曜日

(1からやり直す)と言う言葉がありますが、俺にしてもそんな瞬間が何度かありました。
俺に関してそれは、ギターの弾き方や考え方をこれまでの練習で培って来たものを全て捨てて異なるアプローチでやり直す時でした。
それまで自分が正しいと思って毎日必死になって何時間もそして何ヶ月とか何年も練習を続けてせっかく身に付けて来たもの、具体的には持ち方や構え方、音楽に対する解釈の仕方等ですが、 それらの身に付けて来たものを捨てて新たに1からやり直すのはとても心の力が必要ですが、事あるごとに1からやり直して来て軌道修正しながら生きて来た結果が今の俺の姿です。
だからこそ俺はいつも同じレベルにはいないですよ・・・

22日 土曜日

Halie LorenのバンドのピアニストであるMatthew Trederからメールが届き、日本語のスペルの確認をして欲しいとの事でした。
この6月に新譜が発売されたり来月には来日だったりと毎日忙しく過ごしている様子で、俺とは全く正反対なミュージシャン生活を送っているようですが(笑)、 とにもかくにもHalie Lorenをはじめここのメンバーもみんな気さくで良い人達です。

21日 金曜日

近所のスーパーに行ったら入り口で財布を拾ったので急いで店員さんのところに持って行くと、しばらくしてその財布の落とし主が現れました。 そしてその落とし主が申し訳なそうに俺に『お礼を・・・』と言い出したので俺は勿論断りました。
いつもそんな時に思うのは(もしも落し物を見つけたり拾ったりしたら、みんなが素直に届けて欲しいな・・・)と思います。
俺は以前、某店内で財布を落とした事があり、その事にすぐに気付いて店内放送を入れてもらいましたが、狭いお店で店内に間違いなく拾い主はいるのですが、素直に言い出て来る事はなく 結局そのまま財布は取られてしまいました・・・
その時は落としたと言うよりも財布を盗まれた心境でとても悔しくて腹立たしかった覚えがあります。 だからこそ俺は落し物を見つけた時にはすぐに落とし主に連絡が取れる方法を探すようにしています。
拾ったものを自分のものにしてしまえば自分は得をしますが、落とした人は悲しむのですよ・・・
残念ながらそんな事すらわからない人間もいるようです・・・

20日 木曜日

マス・ボクシングですが、何とか3R続けて出来るまでに体が復活して来ました。
真面目にボクシングをやっている人達や勿論かつての俺からしてもたかがマス・ボクシング等と思うかも知れませんが、 つい先日まで体調を壊して横になっていた俺からしたら今はそんな事でもとても幸せを感じます。
更にこの一週間ほど前からは、練習後に汗を拭いて着替えて帰るようになりました。こんな事本当に久しぶりです・・・
ありがたい事ですね・・・

19日 水曜日

10年後の自分とか未来の自分が納得するのも後悔するのも今の自分次第の様な気がします・・・

18日 火曜日

去年の10月から読み始めている音楽理論書がこれで合計5回読み終えました。
勿論5回読んだからと言っても全てが把握出来た訳ではないですが、 俺の場合は少しばかりの不透明な部分のためにずっと同じものを読んでいるよりも8割から9割ほど頭に入って来たら次の理論書に進むようにしています。
現在読んでいる理論書がなんとなく把握出来て来たら、再びアンテナを張り巡らせて次の理論書にめぼしをつけて、 その本と1年前後付き合うわけですが、それにはそれなりにモチベーションが必要です。
勿論技術を身に付ける事にもモチベーションが必要で、 多くの場合はそれらは自分にとって心地よい方の世界だけを選んでしまうため、なかなか理論と技術を両立する事は難しいようです・・・
新たな事を身に付ける際になかなか腰が上がらない時は俺はいつも自分に『俺は浦島太郎になっていいのか?』と問いただします。
そうするといつも心の中の俺から『絶対に浦島太郎になりたくない・・・』と返事が返って来ます。
そしてまた新たに1から始める俺がいて、そんな事を30年も続けています・・・

17日 月曜日

少し前に体調を壊して階段の昇り下りどころか話す事もまともに出来なくなり、ボクシングに行っても横になっていた事をここで何度か書きましたが、 思えば30歳の後半から急激に体が動かなくなって来て、数年前からはボクシングに行っても自分は動く事が出来ずにただみんなを見ているだけでしたが、 それが先週からマス・ボクシングが何とか出来るまでになって来ました。
さすがに歳が歳なのでもうスパーリングをやる事はないと思うのと、どちらにしても体が丈夫な訳ではないので今後は、 自分の体をいたわりながらボクシングで健康維持していこうと思っていますが、 つい先日体調を壊して全く動けなくなって(俺はこれからどうなってしまうのかな・・・)等と思いながら横になって練習生達を見ていた俺が、 再びマス・ボクシングまで出来るようになり、俺は神様とかは信じていませんが今は神様とかそれとも生前俺の事を大切にしてくれた人達が俺に、 もう少しだけ動ける時間をくれたのかなと思うようになりました・・・
光栄な事に昔から俺の周りには体の不自由な人達がよく集まって来てくれますが、よくそんな人達に『健康な事を本当にありがたいと思って下さい。』等と言われましたが、 その時はわかったつもりで返事をしていましたが、今になってその言葉の意味が全くわかっていなかった事に気付きました・・・
人は自分が同じ思いをしなければどうしてもわからないようですが、それでも今の俺はそんな人達を以前よりも理解してあげようと思うようになりました。
今は、(誰かがもう少しだけくれた動ける時間)に感謝しながら、ボクシングで適度に体を動かして健康維持しています。

16日 日曜日

俺の周りで生死の境で生きている人達がいます。
その人達に昨日ひとつの大きな奇跡が起こりました。このまま良くなって早く退院して欲しいです。 自分の事ではありませんが、その事がとても嬉しかったです。

15日 土曜日

6月は俺を育ててくれた人の命日があるので、誰もいない時に一人でひっそりとその人の仏壇に挨拶に行って来ました。
仏壇の前に行って『なかなか良い報告が出来なくて悪いね。』と謝って帰って来ました・・・

14日 金曜日

Mike Varney から再びメールが届きました。
現在彼は毎日15時間スタジオにこもって作業をしていたり、新しく会社を作っていたり等とても忙しくしているとの事でしたが、 そんな中で昨日アメリカのロック・シンガーのPaul Shortinoのバーズィ・パーティに行き、そこで元世界チャンピオンのLeon Spinksに会ったとの事でした。
アメリカのロック・シンガーだとか元世界ヘビー級チャンピオンだとか、こんな話題が出て来るのもMikeと俺ならではなのかも知れませんね・・・
彼は俺のギターをとても気に入ってくれたとの事ですが、いつか彼とも何か手を組む時があるのでしょうか・・・

13日 木曜日

今年も家の近くにほたるが出て来ました。
今から10年ほど前に偶然見つけて、生まれて初めて見たほたるのあまりのきれいさに感動して曲を作り、 そしてその数年後に奇跡が起こり Ithamara Koorax が歌詞を書いて歌ってくれて、2011年の12月に30年もかけて世界のトップに認めてもらうと言う偉大な夢が叶って執念のメジャー・デビューとなりました。
ただ残念な事には、だからと言っても今のところ俺の人生にまだ何の変化もなく、虚しく時間だけが過ぎていますが、 それでもさっきそのほたる見た時に、(今飛んでいるほたるの10代ほど前のほたるを見て感動して曲を作ったんだよな・・・)等と思ったら、 少しの間癒されて、この曲を作って良かったなと思いました・・・

12日 水曜日

動物が好きな理由


悪口を言わないから・・・

11日 火曜日

どれだけ人に悪く低く言われたとしても、もしも自分が本当に信じているものがあるのなら変わる必要は無いと思います・・・
周りのやつ等が変わるほど自分が努力をすれば良いのだと思います・・・

10日 月曜日

体調が良くなったおかげで俺の毒舌が復活し、そのため練習生達に 『先生は元気になると口が達者になって私達のフラストレーションがたまります。』等と言われて、 (憎まれっ子世にはばかる)と言いますが、我ながらなるほどなと思いました。(笑)
俺のところのボクシング・クラブはみんな仲が良くて、こんなやわらかい空気なのですが伝わってくれますかね??
とにかく最近では健康な事に毎日感謝している俺がいます。

9日 日曜日

先日 Mike Varney に音源を送って欲しいと言われて、そして今から13年も昔に録音したこの Inspiration & Perspiration の音源をとりあえず送りましたが、 今のところはリリースの予定もないので You Tubeで立ち上げる事にしました。
Ithamara Koorax が歌詞を書いて歌ってくれた Natural Promenade も16,7年も昔のもので、ほ・た・るにしても10年程も昔のもので、 そしてこの Inspiration & Perspiration と言い随分と昔に作った曲が今になって奇跡を起こしてくれているようです。
何だか不思議な感じです・・・

Inspiration and perspiration (Studio Take)

8日 土曜日

とてもありがたい事に、15年以上も昔の俺の自主制作版のCDを流通したいとの申し入れがありました。
ただそれが不思議なジレンマみたいなもので、当時の俺はオリジナリティに拘るあまりにとんでもない過ちを沢山していて、 今になってそれらをとても人様に聞いてもらう気にはなれず、結局せっかくの申し入れでしたが断りました・・・
その理由は、そんな自分の失敗作を人様に渡すのはとても申し訳がないと思うからです・・・
ただそれでもそれらの事を前向きにとらえるとしたら、そんな時代があってそして正規の音楽を学んでそれらの時代を通って来たからこそ、今の自分のスタイルみたいなもがある事も事実だと思います。
今の俺の姿が過去の俺の姿よりもはるかに進歩している事は良い事であり、そして自分がいつも望んでいる事ですが、 過去の発展途上中の俺の姿を人様に売るのは到底申し訳ない等と思った結果として、押入れにその自主制作のCDの在庫が沢山残っていたりします・・・
さてこれどうしましょうか・・・

7日 金曜日

録り直し等なければ一応予定では次のCDのギター・パートは残り1曲となりましたが、最後の一曲になってギターの調子が悪くなり修理に出しました。
万年金欠病の俺には修理費は痛い出費になりますが、ここのところ体調の悪かった俺の身代わりに愛用のギターがなってくれたのかな等と思ったら、何だか少し癒されました・・・

6日 木曜日

俺は人生のほとんどの間、バカだアホだ気が狂っているだ等と散々言われて来ましたが、 Ithamara Kooraxに認められてからはそれでも時には『才能があって良いですね。』等と言われるようになりました・・・
そうは言ってもこれまで散々悪く低く言われて来たので、今頃になってそんな褒め言葉を言われても残念ながら到底、真に受ける事は出来ません・・・
悪く低く言われるのはとても傷つきますが、それでももしかしたら、どちらかの言葉だけ言われる人間にならなくて良かったのかな等とも思いました・・・

5日 水曜日

Mike Varneyとのやりとりが続いています。
彼に最近録音した音源はないのかと聞かれましたが、勿論ありますが、たぶん彼が望んでいるのはエレキ・ギターでのハデなものだと思うので、 残念ながら最近ではその類のものは録音していません・・・
自分でもエレキの人間だとは思っていますが、今はバンドもないので仕方がないですね・・・
現在 Mike は5枚のCDを制作中との事で、そんな中でも『君からの音楽とギター・プレイはとても印象的で、そしてありがたく思っているよ。』との事でした。
それからIthamara Kooraxからは『東京のFMラジオ局に俺とのCDの(ほ・た・る)送って下さい。』と頼まれました。
さて俺はどこへ向かっているのでしょうかね・・・

4日 火曜日

またまた Inspiration & Perspiration ですが、少し前にアメリカの超ギターオタクのMark Varneyとやりとりがあったとここで書きましたが、 この動画をよほど気に入ってくれた様子で今度は直接コメントを書き込んでくれました。
この動画に対して直接コメントを書き込んでくれたり、メールをくれた著名人の名前を今一度書きますが、 Chick Corea,John McLaughlin,Brad Mehldau,Jason Becker,Sacha Boutros,Diane Hubka,ドイツのJazzrockTV等の素晴らしい人達ですが、 今度は遂にMark Varneyの兄弟のShrapnel RecordのオーナーでもあるMike Varneyからもメールが届き音源を送って欲しいとの事でした。
俺は運が無いので今後どこまで登りつめる事が出来るのかはわかりませんが、 とにかく12年以上も前に演奏した動画が今頃になって世界中で認められるようになって来ました・・・
そして相変わらず日本では全く無視されていて、この温度差も最近では俺らしいなと思うようになって来ました・・・

Inspiration and perspiration

3日 月曜日

ギターの生徒に新しいコードのアプローチを伝えたら次の週になってそのコードを極端に使って譜面を仕上げて来ました。 それで俺が少し手直しをすると生徒もそれらのアプローチを使い過ぎていた事に納得してくれました。 でも俺はその生徒に『最初はそれで良いと思うよ。極端に使えば自分の頭に良く入ってくると思うからね。 俺にしても古いCDや、それどころかわずか数年前でもとんでもない過ちをしているし、でも今そう思えるのは自分が進歩している証拠だからね。』
俺はいつも、今の自分ではなく未来の自分が納得したいと思って生きています。それは俺の大切なキーワードのひとつです。
たぶんその生徒も同じ気持ちだと思うので、未来のその生徒が納得出来るように俺なりに全力で接しています。

2日 日曜日

体調が戻って来たとは言っても体が丈夫になったわけではないので、ボクシングに行ってからも横になって休んでいたら、 少しばかり体の不自由な練習生が遅れてやって来て、そして俺の顔を心配そうに覗き込んで来ました。
それを見て俺は(なるほどな)と思いました・・・

1日 土曜日

つい数日前まで体調を崩したおかげで1時間半のレコーディングさえも集中出来ずにフラフラになって過ごしていましたが、 体調が戻って再びレコーディングが2時間の間、何の問題も無く集中出来るようになり、今はそんな事でもとても幸せに感じます。