2014年 3月

31日 月曜日

不思議なもので、遠くに住んでいる人が忘れる事無く俺のところまでわざわざ足を運んでくれたり、せっかく近くに住んでいても、また頑張れる環境があるのにもかかわらず、ただぼーっと時間が過ぎるだけの毎日を送っていたり・・・
到達出来るか出来ないかは結局のところ本人の心次第ですよ・・・
もしも生まれて初めてギターを手にして、そしてその瞬間に俺よりもうまく弾く事が出来たのならその人の事を素直に才能と認めますよ・・・

30日 日曜日

とても仲良くしている妹のような存在のブラジル人の女の子が急遽、俺のボクシング・クラブに顔を出してくれました。 彼女の事は彼女が小学生の頃から知っていますが、その付き合いもいつの間にか15年にもなります。
練習が終わって彼女を駅まで送って行ったら入れ替わりにウチのクラブに在籍しいる耳と言葉に少し障害を抱えている練習生に会ったので今度は彼を家まで送って行きました。 われながら色々な人脈だなと思いますが、いつもここで言っていますが人は人種や障害等はやはり関係ないと思います。
俺は海外の人や障害をかかえている人達に癒される事がとても多く、そして心無い日本人に酷い言われ方をされた事がはるかに多かったですからね・・・
俺は人を大切にする人が好きです。そして人を粗末にする人が嫌いです・・・

29日 土曜日

人によっては俺のようなギター・スタイルというかアプローチに対して目の敵のような言われ方をされる時がありますが、 でももしも音楽が単に人のマネをするだけのものだったなら、俺はこんなにも一生懸命に30年以上も人生の全てをかけてまでやらなかったと思います・・・
人にはそれぞれ人生があるので勿論趣味やってもいいし俺のように自分に対しての人生の課題や挑戦みたいなスタンスで取り組んでもいいし、色々な接し方がありそれらを自分で感じて選んで行けば良いと思いますが、 でも他人に対してどうこう言ったり指図する事等は間違いですよ・・・
時々そんな事もわからずに無駄に歳だけとっている頭が幼稚園児みたいなやつらに出会います・・・

28日 金曜日

ミュージシャンの中には時々『音楽と格闘技は似たところがある。』等と寝ぼけた事を言う人間がいますが、 実際に20年もボクシングをやって来た人間から言わせると似たところ等は一切ありません。
音楽に食事制限があったり水もまともに飲む事が出来なかったり、骨を折ったり失明したり車椅子になったり死んだりする事等は絶対にありません。 だからこそ音楽の世界は生ぬるいやつ等が多く、だこらこそ『音楽と格闘技は似たところがある。』等の寝言を言っていられるのですよ・・・
そいつらは(音楽と格闘技は似たところがある)ではなくて、ただ単に自分が(格闘技にあこがれている)だけです。 そしてそんな寝言を言っている奴らに限って実際に会って話をしてみると礼儀作法もまともに出来ず、態度も傲慢だったりします・・・
そんな時には内心で、(ボクシングでも始めてバチンバチンに顔面打撃でもやれば、すぐに礼儀作法ぐらい学べるのにな)等と思いながら笑顔ですぐにそこから去るようにしています・・・

27日 木曜日

好きと言う理由だけでやっている人間は、好きな事しかやらなかったり嫌になった途端にやめて行きますが、自分のためだと思ってやっている人間は、上達したいと言う執念と諦めない魂があります・・・

26日 水曜日

Killing me softlyですがプロダクションの要望により原曲のイメージを大切にしたいとの事でしたので少しコードを変える程度にしました。 今のところKilling me softlyを含む5曲入りのCDになるようですが、まだ曲目等は一切不明です。詳細は決まり次第お伝えします。

25日 火曜日

俺のテーマは技術と理論と個性の融合です。
まだまだ俺は上がりますよ・・・
俺は努力から絶対に逃げる事はないですから・・・

24日 月曜日

何年も色々な練習生や生徒達と付き合っていると、時々魂の声のようなメールが届く事があります。
それらのメールの多くは、その人が事がうまく運ばなくなってもそれでも前を向こうとしていたり、次のステップに進むために決心をした時等の類です。
俺はそんな類のメールをもらった時には決まって、その人間に出会えて本当に良かったなと思います・・・
そしてそんな類のメールは俺はずっととってあります・・・

23日 日曜日

これまで1日も休まずにギターの練習を続けて来ましたが、それでも20歳前後の若い頃にはさすがに仕事から帰って寝る前までひたすら練習しているだけの毎日では頭が爆発しそうになって来るので、息抜きとして休みの日だけ飲み屋等へ出かけるようにしていました。
勿論その日の日課の練習時間をこなしてから必ず出かけるようにしていましたが、ある時よく行くお店の店主に『プロを目指しているのならこんなところで遊んでいてはダメだ!』等と言われた事があり、その際に自分が日々練習している事を伝えても、『真剣にやっている奴はやっているぞ!』等と言い出したので、それ以降その店に行くのはやめました。
俺は練習をサボる日は一日もありません。そして今ではやっと少しずつ世界に認められるようになって来ましたが、多分そいつは同じところで同じ事をやって人としてレベルが何も変わらないまま、そんな程度で人生が終わって行くのだと思いますよ。そんな奴等は猿と大して変わらないですよ・・・
俺は自分が出来もしないくせに人に物を言う奴はとても嫌いです。勿論自分が出来たからと言っても人にガタガタ言う奴も嫌いです。人にはそれぞれ人生がありますからね・・・

22日 土曜日

俺は子供の頃から学校等が嫌いでした。今思えばそれらは単に俺が、人と同じ事をさせられたり集団行動等が極端に嫌いだったせいのようです・・・
そんな事もあり当然ながら俺は学校の先生にもウケが悪かったのですが、それが不思議な事に今になって俺の周りに学校の先生や公務員等、俺とは正反対に位置するような真面目な人達が集まってくれたり応援してくれたりします。自分でもそれらを不思議に思いますが、でもとにかく嬉しいです・・・

21日 金曜日

俺は他にも2箇所のところで育っていた可能性があったようですが、当時の話す事も出来ない頃の俺には、どこで育ちたいのか等と言う選択をする事はもちろん出来ませんでしたが・・・
でももしも今とは違うところで育っていたら、果たして俺はギターをやっていたのかな等と最近になって思いました・・・
もっとも、その人達はすでにこの世にはいませんが・・・

20日 木曜日

今から5年後10年後の俺のギターがどんなレベルになっているのかはわかりませんが、未来の俺が今の俺を振り返った時に(見たくないなとか聴きたくないな)等と思っている俺がいたら、それは俺が上達した証拠だと思います。またそんな自分になっていたいと思います。
やはり俺にはどうにも運が無いようですが、でも真面目に正直に生きようと思っています・・・

19日 水曜日

トーマス・エジソンの言葉。
『1つの実験に100回失敗したのではなく、うまくいかない100通りの方法を見つけた。』
俺にしてもギターもボクシングも完全にこの発想です。俺は独学なのでそのためによく勘違いをしたり、わからない事がわかるようになるまでに時間がかかってしまいますが、でもそんな事を繰り返して俺は上達して来ました。 これが俺なりの自分の攻略の仕方です・・・
俺はいつも今の自分に満足しよう等とは思っていません。全て未来の自分が納得するためです・・・

18日 火曜日

俺は音楽に限らずボクシングにしても人の言う事をまともに聞かないので、そんな性分もあり年功序列の日本ではジム在籍時によく年寄りのトレーナーともめました。 大体そいつらの言い分としてはこんなところです。
『どこでボクシングを始めたのか知らんが日本ではガードをあげろ!』と言った類で、そしてそれに対して俺が
『何でですか?俺はディフェンスのトレーニングをいつも意識してやっていますよ。』と答えると
『何故ならガードをあげるのが日本のボクシングだからだ!』等と訳のわからないバカな答えが返って来ました。
若い奴等に関しては実際に俺とやってみればパンチがまともに当らない事がわかるので以降はそれ以上言って来る事はありませんでしたが、年寄りに関しては面倒臭くて『わしが若かったら・・・』等とバカな事を言って来ます・・・
結局刺青のおかげで日本ではボクシングのライセンスを剥奪されてしまいましたが、その事を海外の人達に話すと『ナンセンスだ!』と鼻で笑われます・・・
もっとも、後50年と言わず30年もすればそんな浦島太郎みたい奴等もいなくなってすっかり時代も変わっているとは思いますが・・・

17日 月曜日

在籍して10年程にもなるボクシングの練習生がいますが、その練習生はこれまでにも肩を痛めじっくり2年ほどかけて治るのを待ちながらボクシングを続けてくれたり、 また単身赴任で2年もウチのボクシング・クラブを離れる事になっても自主トレやまたその赴任先の近くでジムを見つけて通ったり、鼓膜が破れた事もありましたがそれでもずっと続けてくれました。
そして今度は膝をいためて手術する事になり、その手術自体はうまくいったとの事でしたが、その手術時に他の骨が削れていたのが分かり跳び跳ねたり、走る事等は出来なくなり、ただそれでもボクシングを辞める事は出来ないので違うメニューでこれからもやって行きたいとの事でした・・・
俺にしてもこれまでに数えられないほど骨を折ったり何度も失明しかけたり車イスになりかけたり、ボクシングのライセンスさえ剥奪されても絶対に魂だけは腐る事無く、そして努力から逃げずに生きて来ました。 その反面で、たった一度や二度リングに上がっただけの奴等や、たった一度や二度負けてさっさとやめた奴等に、俺のやっている事はままごとだ等とボロクソにコケにされて生きて来ました・・・
この練習生や俺達から言わせて見れば、どっちがどれだけママゴトでクズなのかが良くわかりますよ。だからこそそいつらはそんな程度で人生が終わるのですよ・・・
人は嫌な事に出会った時それらを克服して、そしてその度に魂のスキルが上がって行くようです。事あるごとに逃げているような奴等は例え何万年生きたとしても結局メシ喰ってクソ死んで行くだけの一生ですよ・・・
俺はボクシングにしても音楽にしてもこれまで事がうまく運ばない人生でしたが、でも魂が腐った事は一度もありません。
それだけは胸を張って言えます・・・

16日 日曜日

好きな事しかやらない。
すぐに諦める。
学ばない。
上達しない人間の共通点です・・・

上から物を言う。
自分の意見を押し付ける。
すぐにお金をよこせ等と言う。
悪口を言う。
人を粗末にする。
人に信用されない人間の共通点です・・・

15日 土曜日

そしてそのサンディエゴのSacha BoutrosにThe Walker'sを送るため郵便局に行って来ました。最近では郵便局の人もすっかり俺の顔を覚えてくれて窓口に行くと『今日はどこの国ですか?』なんて聞かれます。普段からそんなにあちこちの国に送っている訳ではないですが、でも考えても見れば国内に送る事はほとんど無いのと、それとこれまでに何十回海外に送ったのかいつの間にか数えられなくなっています・・・
ほとんどはIthamara Kooraxですが・・・

14日 金曜日

以前取り上げて頂いたドイツのJazzrock TVですが、 iTunesで配信される事になりました。 俺が出ているのはNo,20の25 1 13でダウンロードはfreeです。

20 Jazzrock TV 25 1 13

13日 木曜日

Ithamara KooraxのOpus ClassicoをThe Walker'sに頼んで掲載して頂いたところ、どさくさに俺の名前も載せて頂きました。
ちなみに同じ号で友人のサンディエゴのジャズ・シンガー、Sacha Boutrosのライナー・ノーツも載っていますが、それも俺が頼んで載せて頂きました。

12日 水曜日

以前The Walker'sに掲載して頂いた時のライナー・ノーツです。
ここの編集者の方は気さくでとても腰が低く、どうやらボクシングもされているとの事です。

11日 火曜日

少し前に読んでいた音楽理論書に下記のような事が書かれていました。

1,記譜上の要素を目で見て判断
2.書かれている事に対して脳を鍛える
3.書かれている事を頭の中で鳴らせるようにする
4.それらの音を楽器で鳴らせるようにする
多くの場合、1,2,3を飛ばして4の(それらの音を楽器で鳴らせるようにする)から始めてしまう。

と書かれてあり、俺は30歳頃まで4番目のギターを弾く事ばかりしていたのでとても意外でした。 俺が独学だったりロックから始まったせい等もあるのかも知れませんが、とにかく弾く事ばかりでその他の事は全然頭にありませんでした。一般的にはどうなのでしょうかね・・・

10日 月曜日

さすがに今では顔面打撃はやっていませんが、それでも土曜に軽く顔面に触る程度のマス・ボクシングをやったら夜中に酷い頭痛が来てそれから物凄い吐き気がしてどうにかなるかと思いました。 それらはボクシングの顔面打撃を経験しなければわからない事ですが、顔面への衝撃は体に受ける何倍もの衝撃を感じます。
その顔面打撃ですが普段からやっているとそれなりには慣れて来ますが、今更この歳になって体へのリスクを背負いながらその衝撃に慣れる必要も特にないので、これからは練習生達に更に顔面への打撃は軽く打つように伝えてそして健康管理を第一に考えたボクシングにして行くつもりです。中にはそんなボクシング・クラブがあっても良いと思います。
ちなみにその痛みや吐き気は24時間程が過ぎてやっと治まりましたが、こんな状態になる事があってもそれでも時には好きな事だけやって遊んでいる等とバカな言われ方をされます。
子供の頃に隣の席の奴の弁当がおいしそうに見えたりしましたが、そいつらはそんなレベルから変わっていないのでしょうね・・・・

9日 日曜日

そのKilling Me Softlyですが一応サンプルを仕上げてみましたが、やはりいまひとつピンと来ないので色々と試行錯誤しています。
自分の引き出しから色々と引っ張り出してから結局我に帰って見ると『果たしてこれがタイトルのKilling Me Softly(優しく歌って)なのかな?』等と思ってしまい現在収集がつかなくなっています。もっともこんな事を任せてもらえるのは本当にありがたい事です・・・

8日 土曜日

気付いてみればボクシングを始めてからいつの間にか20年が過ぎていました・・・
ギターに出会ってからは31年が過ぎていました・・・
ボクシングとギターを合わせて51年にもなる間もなく46歳の俺がいます・・・
人生70年とか80年とか言いますが、高いところを目指す事が出来る時間なんて本当に短い・・・

7日 金曜日

15年程の付き合いになる日本に住んでいるブラジル人の女の子がいますが、俺もアメリカに住んでいた事がありますが異国で住むと言う事はやはり差別等もありとても住み難いです・・・
そしてそんなハンディを乗り越えて猛勉強をして3カ国語の通訳としての資格を取りました。本当に凄い事で俺もとても嬉しいです。
でも考えても見たら言葉等に関して人は、これまでに自分も日本語を覚えたり英語等の勉強の経験があるために安易に『才能だね』等とは言わないようです・・・
才能等ではないですよ。みんな同じではないですよ。誰よりも努力をするからこそ人はそんなレベルに行けるのですよ・・・
それがわからないのは努力と言えるほどの事をした事が無いからですよ・・・

6日 木曜日

今回読んでいる理論書の意図がまだ今ひとつ把握していませんが、先生等のいない俺の場合はとにかくしばらく根気よく読み返すしかありません・・・
その代わりに最近ではCDから気になる音をとるように心がけていますが、意外と言うか当然と言うかこれまでに理論書で学んで来た事を結構あちこちで使っている事を発見します。わずか数年前にはそんな事に気付く事すら出来ませんでしたが今ではそれらの音を何とか取れる様になって来ました。
道のりは決して短くはありませんが俺みたいなどんくさい奴でも根気よくやれば出来るようになるようですね・・・

5日 水曜日

例えば1日6キロを走って週6回で36キロ。1年を50週と考えて36キロ×50=1800キロ。そして1800キロ×22年=39600キロとなり地球約一周です。
それからギターの練習を日に3時間×365日=1095時間。その1095時間に20年とか30年の期間をかければそれなりのレベルになるようです。
高いレベルに到達すると言う事は勿論それなりに長い道のりですが、意外と単純な事のようです・・・

4日 火曜日

去年の5月に大きく体を壊して動くどころかまともに声も出なくなった時、正直俺はもう終わったと思いました・・・それが一体どんな状態だったのかあの時俺の周りにいた人達ならわかってもらえると思いますが、残念ながら人は自分が大きな事故でも経験しない限りそれらを理解しようとすらしなかったりします・・・
本当に運良く体調が戻り、戻ったとは言ってももともと体が丈夫な訳ではないですが、それでも再びまたこうやって動く事が出来るようになって今は本当に幸せなのと健康に感謝しています。
人は大変な思いをした人にしかその人の症状や気持ちを理解してあげられない事も良くわかったので、自分が体を壊したおかげで俺の周りにいる体に障害がある人達に以前にも増して理解してあげようと思うようになりました。体が動く事は本当にありがたい事です・・・
普段ミットを打つ事等ほとんどありませんが久々にミットを打って、そして体がまだ少しでも動く間に録画をする事にしました。ちなみにグローブは練習のために16オンスを使用しています。

Striking Mit by Mamoru Morishita Mar 2nd 2014

3日 月曜日

ボクシングの世界にいると、弱い選手をバカにしたり、または他の格闘技からは手だけでは弱くて何の役にも立たない等との言われ方をされる事がありますが、今の俺は強いだけの人間には全く興味はありません・・・
負けても負けても、どれだけ事がうまく運ばなくても絶対に諦めない人間が好きです・・・
そしてそんな人間を見かけたら俺はきっと心から応援したくなると思います・・・

2日 日曜日

未来の自分がどうなっていたいのかを考えれば、今の自分が何をしなければならないのかがそれなりにわかると思います・・・
今日の自分の積み重ねが未来の自分です・・・

1日 土曜日

それでその日本人女性シンガーのためにRoberta FlackのKilling Me Softlyのアレンジをしていますが、こう言ったベタなコード進行ほどミュージシャンの引き出しの多さを問われるのだと思います。
多分俺だけに限った事ではないと思いますが、こう言った場合ミュージシャンのジレンマみたいなもので自分の持っている引き出しをついつい使い過ぎてしまう傾向があるかと思います。 そんな中でも特に最近会得したものや勉強中のもの、それから自分の中の流行みたいなもの等のバランスがうまく行くのは意外と難しいのかも知れません・・・
個人的に好きなもののひとつとしては、以前アメリカの友人のPaulのIf You Love Meをアレンジをして弾いたものです。よろしければ下のふたつを聞き比べてみて下さい。
そして俺も相変わらず勉強をしているので、これらのアレンジも今やったらまた違うものになると思います。

If You Love Me - An Original Song by Paul Sonnenberg

If You Love Me - Arrangement by Mamoru Morishita