2014年 5月

31日 土曜日

某海外のアーティストですが、もともとは自分から連絡をして来ておいてそれがたまたま事がうまく運んで日本のテレビやCMにまで出るようになった途端にこちらから連絡をしても完全に無視するようになり、そしてそんな姿を見ているとさすがに悲しくなります・・・
海外に限らず国内にしても自分が事がうまく運んだり、自分の方が優れている等と勘違いをした途端にプイとそっぽを向かれたり見下されたりするとさすがに人が嫌いになりますよ・・・
俺が人間には友達がほとんどいなくて、動物が友達なのはつまりそう言う事です・・・
俺は事がうまく運んでいる奴等でほとんどまともな人間に出会った事はありません。人は事がうまく運んでいる時には人を粗末にして、事がうまく行かなくなった時に初めて人を大切にする事の意味に気付くようです・・・

俺の数少ない友達の野生のつがいのカラスは相変わらず元気です。動物は悪口を言わないのがいいですね・・・

30日 金曜日

先日Ithamara Kooraxに頼まれてブラジル送ったCDの中に何故か彼女のCD(日本版)があり、俺はそのCDを持っていなかったので今聞いていますが、海外のサイトの説明によると、彼女のソロ・デビュー・ライヴ・アルバムで1994年のブラジルのグラミー賞を獲得しベスト・ニュー・アーティストに選ばれたとの事です。
1994年と知って俺はその頃どんな音楽を聴いていたのかな等と少し考えてみましたが、今からちょうど20年も前ですがその頃の俺は1stアルバムの頃で当時の流行っていたロック・ギタリスト達をコピーしていて、 勿論コピーは大変ですがそれでも数ヶ月とか根気よくやっていると大体出来るようになり、そんな事を繰り返していたらある時に俺自身のプレイ・スタイルってなんだろうなと思いました・・・
物事を会得する上では他人からコピーしたりして吸収するのはとても大切な事ですが、でもそれが趣味ではないのなら自分のプレイ・スタイルに昇華しなければ何の意味も無い事を感じてそして自分だけのスタイルにとことん拘っていた頃です。 だからと言っても正規に音楽を学ぶ事もしなかったので、あのようなスタイルになったのだと思います。
それから光栄にもその頃から人にギターを教える機会が多くなり、それで人に教えるためにはやはり独学ではなく正規のものを教えなくてはならないと思い、そのしばらく後から俺自身も正規の音楽理論を学び始めました。
以前にもここで書きましたが、音楽を学ぶために最初に買ったJazz系のオムニバスCDの中の一人のシンガーに魅了されて、そのシンガーのCDを買いあさる事から俺のJazzとの出会いが始まりましたが、そのシンガーが他でもないIthamara Kooraxでした。
そしてそれから10年ほどが過ぎて、俺のこの腐った音楽人生に唯一の光を差してくれた彼女は俺にとって本当に命の恩人のような人です・・・

29日 木曜日

ここ何年もの俺のテーマのひとつとして相対音感でその曲のコード進行を察知すると言う事があります。勿論それには相当長い道のりが必要で俺にしてもまだまだ察知出来ないものも沢山ありますが、でも初めて聞いた曲等で全てではなくても時折聞き取れる箇所があると嬉しいですね。
やはり俺にはどうにも運がないようでどれだけ一生懸命ストイックに努力と共に生きても残念ながら何の肩書きも無い人間に対しては、世間から悪く言われるどころかそれこそ差別されるような扱いばかり受けて来ました・・・
それでも時が流れてから自分の上達を感じる事が出来るのは、俺が時間を決して無駄に過ごして来なかったと言う紛れも無い証拠だと思います・・・
幸運の女神が微笑んでくれなくても、努力はやがてそれだけのスキルとなって自分に返って来るのだと思います・・・

28日 水曜日

俺は相変わらず貧乏ですが、だからと言ってもお金が好きではありません。その理由は心の醜い奴らが寄って来るからです・・・
それに今の俺にはお金で買えるもので特に欲しいものはありません。多分俺は生活さえ普通に出来れば一生貧乏でも良いような気がします・・・

27日 火曜日

自分よりも優れた人間を見て素直に認める事が出来ないのは、ぼーっと生きて来た証拠。
自分よりも優れた人間を見て素直に認める事が出来るのは、努力をした事があるからこそその努力の大変さがわかる証拠。
はったりの奴等とスキルを高められる人間との一番の違いは、結局努力の量が根本的に違うだけ。どこまでも自分に厳しく出来るだけ。ただそれだけの違いだけですよ・・・

26日 月曜日

勿論ウチのクラブもわずか数年前までは顔面打撃をやっていましたが、今となっては俺を含めて40歳を過ぎて50歳にリーチがかかって来た人も多くなり、さすがに顔面打撃は危険なので顔面は触る程度にしてボクシングを利用して健康管理をしています。
そんな中でもよく練習生達と話す事が、(本格的なボクシング・ジムに行っても選手や選手志望の人間以外はまともに相手にされないし、だからと言ってもエアロビクスでやっているボクシング・エクササイズをやる気にはなれないので、 その中間点のような場所がもっとあっても良いのではないですか?)と言う類の話ですが俺も本当にそう思います。
そして今のウチのクラブはすっかりそんな空気になっていて健康管理とストレス発散のためのボクシングです。今ではそれはそれでとても良い空気になっています。

25日 日曜日

ギターに出会って、そしてギターが自分の人生の全てだと思った時から俺は長生きしたいとか、長生きするにはどうすれば良いか等と考える事は無くなりました。
それよりもこの世に未練や後悔を残す事の方が怖かったです・・・
そしてこの世に未練や後悔を残さない自分になりの答えが努力から絶対に逃げない事でした。
だからこそ俺は絶対に努力を惰る事はありません・・・

24日 土曜日

この2日ほどある曲のイントロの音が取れなくて戦っています。
この(音を取る作業)と言うものは勿論何度もその部分を繰り返し聞いて取って行きますが、なかなか取れない事も結構あり、どうにも煮詰まって一度楽器から離れてマラソンに出かけたり車を運転していたりすると、 そのアレンジャーの意図するものが何となく見えて来る事があり、それでウチに戻ってからそれらを確認するとすぐに取れる事もあります。
勿論その間は楽器の練習自体は出来ないので楽器は全く上達しませんが、Jazzの世界では相対音感がとても大切なスキルのひとつでもあり、この(音を取る作業)も10年も続けていると随分と色々な事がわかるようになって来ます。 音を取るのはそれなりに大変な作業ですが頑張ったものは後から自分の引き出しになります。

23日 金曜日

久々にかつてのボクシングり練習生から電話があり子供が生まれたとの知らせでした。
その練習生は結婚してウチのクラブをやめてからすでに3,4年が過ぎていますが、今でも何かの際には連絡をくれるのは嬉しいですね。また落ち着いたら子供を連れて顔を出すように伝えて電話を切りましたが、とにかく幸せになってくれた様子で本当に良かったです。

22日 木曜日

Ithamara KooraxからブラジルにCDを3枚贈って欲しいとのメールが届きました。勿論贈る事に問題はありませんが何故か(私へのクリスマス・プレゼントに送ってくれませんか?)と書かれていました・・・
これは多分彼女のユーモアですよね・・・

21日 水曜日

残念ながらもうこの世にはいませんが俺の数少ない友達の中に以前ビーグル犬がいました。それでJason Beckerもビーグル犬が好きらしく彼にその写真を送ったら一言『Awww! So cute!』と返事が届きました。
彼も重度の障害を抱えているので彼にメールを送る時にはいつも返事はしなくていい事を伝えて送るのですが昨日はその一言を書くのを忘れてしまい、もしかしたら彼に気を使わせてしまったのかも知れませんね・・・
8月には彼の誕生日があるので今年は彼に何を贈ろうか少し考え始めています。 去年は俺の些細なプレゼントが届いたら彼の母から『Jasonはあなたからのプレゼントを毎年楽しみにしていますよ。』とすぐにメールで返事がありました。
相変わらず貧乏な俺は些細なものしか送る事が出来ませんが、それでも彼と友達になってからは毎年送るようにしていて、でも年によっては本当に些細なものしか送ることが出来ず、むしろ彼に申し訳がないと思いながらそれでも送るようにして来ましたが、 彼の母からのその言葉を聞いて凄く嬉しかったです・・・
さて今年は何を贈ろうかな・・・

20日 火曜日

俺の周りには、すでに両親に先立たれていてそれでいて重度の障害をかかえている人達や、様々な障害とたたかっている人達がいます・・・
そんな人達がすぐ近くにいるのにもかかわらず残念ながら今の俺にはまだ何もしてあげられる事が出来ませんが、でもいつもとても大切にしたいと思っています・・・
もしも俺の人生に大きな奇跡が起きたとしたら、そんな人達の事を絶対に忘れずにそして何か少しでも力になってあげたいと思います・・・
俺はそんな人間になれたらいいなと思っています・・・

19日 月曜日

10秒程度ですが昨日ミット打ちを録画したので立ち上げる事にしました。
一言でミット打ちとは言っても色々とあり、例えばパンチの打ち方やコンビネーションを会得するためのものだったり、スタミナをつけるものだったり、ステップ・インやアウト、またブロッキングやダッキング、スウェー・バック等のディフェンス・テクニックを会得するためのもの等色々ありますが、今回のものは主に動体視力や反射神経を養うためのものです。
今となっては普段ミット等打つ事はほとんどありませんが、46歳でこのスピードならまぁ良しとして下さい。ちなみにグローブは16オンスです。

Striking Mit by Mamoru Morishita (May 18th 2014)

18日 日曜日

何かの本で『地球に人間さえいなかったら本当に美しい星だっただろう。』と書かれてましたが、自分さえ良ければ人をどれだけ悲しませてもいいような奴等に出会う度に特にそう思います・・・

17日 土曜日

この曲の演奏は2001年の1月ですが作曲自体は確か25歳頃だったと思います。この曲と言い演奏と言い今の俺からしたらとても人様に聞かせられる様なものではありませんが、 でもそう思う事が出来るのも上達した俺がいるからこそなので公開する事にしました。
それにしてもすでに20年以上も昔に作った曲なのですね・・・
20年なんてあっという間ですね・・・
一生なんてあっという間なのでしょうね・・・

Schizophorenic Samba (Jan 14 2001)

16日 金曜日

多くの人は時間が過ぎて(あの時もっとああしておけば・・・)と実際に自分が後悔を経験するまでわからないようです・・・
後悔したくなければ今を必死に生きるしかないと思いますが・・・

15日 木曜日

人はどれだけ楽器がうまくなったとしても、どれだけボクシングが強くなったとしてもみんな同じ人間なのを忘れてバカになる・・・
せっかく努力を続けてそれらのスキルを高めても、心のスキルが反比例している人間を良く見かけます・・・

14日 水曜日

仲良くして頂いているプロダクションからの依頼で少し前にKilling Me Softlyをレコーディングしましたが、最初はバッキングだけの予定でしたが結局ソロも弾く事になりました。
レコーディングともなるとあらかじめ大体のラインは考えて譜面にしておきますが、その際に気を付けなければならないのが、いざレコーディングをした際に譜面に書いたままの状態になってしまって何の色やツヤも無い音になってしまう事があります。 それで慌ててアーティキュレーションの(揺らし)を加味しますが俺自信はその(揺らし)幅はかなり大きく取るようにしていて、もしかしたら縦線に慣れている人にはもたっているように感じるかもしれませんが、そのもたりが俺の言う色やツヤです。 このKilling Me Softlyが皆さんの耳に届いた時にはそんな事を思いながら聞いて頂ければと思います。

13日 火曜日

現代のギターのレベルとそして進化して来た音楽理論の両方をそれなりのレベルで会得しようと思ったら、それこそ20年とか30年とかの膨大な時間を要しますが、 それらを見て見ぬふりをして好きな事だけをやって一生を過ごしたら、俺は多分この世に拾い損ねたものを残して無念な気持ちで去って行かなければならないような気がします。だからこそ俺は好き嫌いではなく優れているものを会得するように心がけています。
でもそれらは決して誰かのスタイルではなく、自分だけのスタイルに昇華すると言うのが俺の絶対の拘りです。そして後にこの世に残るのは(誰々風)ではなく(俺)のスタイルです・・・

12日 月曜日

優れた人間を見て安易に(才能だね)等と言っている人間を見ると(僕は努力をするのが嫌だからね)と言っている様に聞こえる・・・

11日 日曜日

そろそろボクシングを始めて21年になります・・・
最近では自分でも本当に頭がおかしいと思うようになって来ました・・・

10日 土曜日

日本に限らず海外のプレイヤー達にしてもトントン拍子に事が運んでいるような人間は天狗になってバカになる事を痛感する時があります・・・
俺はたとえその人間がどんなスキルを持っていたとしても、人を大切にしない人間には全く興味がありません。そして勿論付き合う事もありません・・・
その反対にたとえその人間にスキルなんて無くても、人を大切にする人間なら俺もその人の事を大切にしてあげたいと思います・・・

9日 金曜日

生徒や練習生達とやり取りをしていると時々ハッとする様な言葉に出会います。その言葉ために目が覚める事があったり考えさせられる事があったり、答えが出る時もありますが勿論答えが出ない時もあります・・・
そんな事を感じながら俺にしても少しずつ相手の気持ちを察してあげられるようになって行くのだと思います・・・
時々いい歳をして自分の意見を押し付けてくる人間に出会いますが、それは肉体だけ無駄に歳を取って魂が何も学んでいないのだと思います・・・

8日 木曜日

努力で叶える夢への近道は、世界中の誰よりも努力をする事とそして努力と惰性を勘違いしない事なのだと思います・・・
結局それしかないような気がします・・・

7日 水曜日

2008年にFernanda Takaiが来日していて挙句の果てには俺の住んでいるすぐ近くでコンサートをやっていた事を昨日知り、あまりのショックで彼女にその事をメールしたら、ちゃめっ気たっぷりに一言だけ絵文字の返事が返って来ました・・・
何だかいつも俺は肝心なところでちょっとずれていますね・・・

6日 火曜日

それから時差もあり少し遅れてIthamara Kooraxからも『誕生日おめでとう。私はあなたのNo,1のファンですよ!』と連絡をもらえました。それは俺のセリフですよ。涙が出そうですね・・・

5日 月曜日

昨日はクソみたいな誕生日でしたが、そんな中でもHalie Lorenから『今日があなたの誕生日よね?私正しいわよね?』と一言メールをくれたり、 ギタリストのDean Brownからも一言おめでとうと送ってくれたので、俺が彼に現在Some Skunk Funkをコピーしている事を伝えると『それは君にとっては簡単だよ!』と返事をくれました。 それから偶然にもベーシストのRon Carterが俺と同じ誕生日の事もあり挨拶がてらメールを送ったら『……and a very HAPPY BIRTHDAY to you.ron』と返事が来ました。
何も無い一日でしたが、それでも彼女達の気配りに随分と癒されました。来年こそは何かが変わっていて欲しいです・・・

4日 日曜日

今日で46歳になってしまいました・・・
46歳にもなってまだこんなクソみたいな人生です・・・
最近ではこのままのたれ死ぬような気さえして来るようになりました・・・
もっとも俺は身内の類はほとんどいないので、今の俺にはこの世にあまり大きな未練はありませんが・・・
正直者がバカを見るとは言いますが、たった一つの事にこんなにも真面目に取り組んでもこんな程度の人生ですよ・・・
無念な歳のとり方ですが後からどれだけ嘆いても時間は絶対に戻らないので俺は努力を続けます・・・
それが俺なりの唯一の悔いを残さない方法だと思っています・・・

3日 土曜日

久々にHalie Lorenに一言『今Halieの事を考えているよ。』と送ったらすぐに彼女から『私はちょうどマモルの弾いているTaking a Chance on Loveを思い出していたわ!マモルは私の心を読み取ったの? 』と返事が来ました。
さすがに彼女の方がはるかに上手ですね・・・

2日 金曜日

少し前にブラジルのFernanda Takaiに彼女のCDを手に入れて現在聞いている事を伝えたら先程その彼女から『なんて素晴らしいの!!Domo Mamoru-san!』とメールが届きました。
その前の日にはIthamara Kooraxが誕生日だったので彼女に(誕生日おめでとうのメール)を送っておいたらお礼のメールが届きました。
彼女達は2人とも2008年に日本の皇太子に招待されていますが、それが今ではそんな凄い人達と普通にやり取りをしているなんて我ながら不思議に感じます・・・
それにしても彼女達に比べて俺のこのクソみたいな人生はどこか何かがずれている様に思います・・・

1日 木曜日

俺の事をバカとかアホとか言う奴等はそいつらの方がバカとかアホかも知れないし、やっぱり俺の方が本当にバカとかアホかも知れないし、最近では特に自分でもそんな気がするようになって来たし・・・
でも俺からしたらそんな事はどうでもいいです。どちらにしても俺は何も出来ないようなクズどもの言う事を聞く事は無いですから・・・
それにそいつらの言う事を真に受けて生きていたら今頃どんな人生になっていたのか等と考えると今以上にぞっとします・・・