30日 月曜日
相変わらず何の動きも無いまま残念ながら今年も半分が終わってしまいました。そんな中でもLondonのFM Radioからの連絡はいくらか気休めになりましたが・・・
Ithamara Kooraxと俺のCDを取り上げてくれたフランスのJazz Hot誌と言い、俺の特集を組んでくれたドイツのJazz Rock TVと言い、そして今回のLondonのFM Radioの件と言い、それでも幾分かは今のところ俺はヨーロッパの方が運が良いようですね・・・
29日 日曜日
前回と前々回に読んでいた音楽理論書が、やはり今の俺が求めているものではなかったのですが、この6月から読み始めている音楽理論書はこれまでに俺が読んで来た類の本だったので、何となくほっとした気持ちで読んでいる半面と、それにしても相変わらず覚える事が沢山あるな等と思いながらその音楽理論書とにらめっこをしています・・・
俺は自主制作でしたが確か26,7歳の時にCDを作り少しだけ雑誌等にも載せてもらいましたが、俺は全てが全て独学なのでそれらを会得するのにどうしても人よりも時間がかかってしまい、やはり今思えば表に出る時期が少しばかり早かったのかな等と思ったりします・・・
またIthamara KooraxとのCDにしても今最初から再び新たに作る事になれば、あの時とはそれなりに違うものになるとも思うし、そう思うと結局いつになったらかたちにして行けば良いのかよくわからなくなりますが、その反対側から言えばそれらは俺が上達している証拠だと思います・・・
とにかくまた5年後も10年後も未来の自分が今の俺を見た時に、決して無駄には歳をとっていない事を感じられる自分でいたいと思います・・・
28日 土曜日
ロンドンのトップ・ジャズ・ラジオ(JAZZ FM)から連絡があり、Ithamara Kooraxとの音源を送るようにとの事でしたので早速送りましたが、放送予定等決まり次第お伝えします。
それから最近では時折Graham Bonnetともやりとりをするようになり、彼にもそのJAZZ FMの話を伝えると『素晴らしいね』との連絡をもらえました。
それにしても相変わらずな日本との温度差ですが、もうさすがにこんな島国根性の小山の大将のクズ共の事はどうでも良くなって来ました。俺は小さな世界で威張って満足しているような人間は嫌いです。少なくても俺は絶対にそんな奴等とは違いますよ・・・
27日 金曜日
(物事を会得するためには才能は関係がありますか?)等と時々聞かれる事がありますが、はっきり言って全く関係無いですよ。
20年も必死に負荷をかけ続ければ誰でもそれなりのレベルになります。例えるなら、その国に生まれてそこにそれなりの期間住んでいれば誰でもそこの国の言葉を話せるようになれるようなものです。
ただ、言葉や一般常識的なものは小学校、中学校、高校、大学等の様に段階的に教えてくれる場所がありますが、夢等の場合はそれを順序良く教えてくれる人や場所も見つけにくいので、ほとんどの場合それらは自分の触覚に頼るしかありません・・・
どちらにしてもそれなりの根気が必要なので、結局は本人の心次第だと思います・・・
26日 木曜日
Ithamara Kooraxより連絡があり、ロンドンのトップ・ジャズ・ラジオ(JAZZ FM)で彼女のアルバムのBim Bomを流してもらったとの事でした。
それでそのJAZZ FMにコンタクトをとって彼女と俺のCDを送るようにとの事でしたが、詳細が入り次第お伝えします。
25日 水曜日
人は事がうまく運んでいる時にはほとんど学ぶ事は出来ないようです・・・
勿論、事がうまく運ばなくなった途端に諦めていても何も学ぶ事は出来ないと思います・・・
24日 火曜日
俺にしても音楽に接する時に毎日の課題があります。でも少し以外に思うかも知れませんが、それらの課題以外の時間でほとんど楽器や音楽に接する事はありません。
その理由としては、一つには何の目的も無くただだらだらとギターを持っていても、決してうまくなったり音楽のスキルが上がる訳ではないですからね・・・
それから後一つは、自分なりの課題は何があっても絶対にこなすようにと決めて30年もそんな生活をしているのですよ。楽器を持っていて楽しい訳が無いですよ・・・
気持ちよく弾けるようになれたらいいなと思って始めたギターでしたが、30年以上もバカみたいに努力をしても、まだ残念ながら今のところ俺にとってギターという物は自分の欠点ばかりが気になる道具でしかありません・・・
23日 月曜日
相変わらずSome Skunk Funkも仕上げに向けて毎日少しずつ練習していますが、それと同時に耳のトレーニングとして最近ではJohn ColtraneのバージョンのLush Lifeの音をとって採譜しています。
採譜しながらなるほどなと思う部分を感じたりしていますが、それと同時に俺はわずか10年と言わず5年前にはそんな事は出来ませんでした。でもそれが今では人から採譜やアレンジを頼まれるようにまでなりました・・・
いつの間にか譜面で音楽を捉えるようになった自分に我ながら不思議に感じる部分と、それと俺は決して無駄には時間を過ごしていない事を強く感じながら、それらの音をとったりしています・・・
22日 日曜日
時々、特にロック畑のプレイヤー達の中に多いようですが、Jazzは歳をとってからで良い等と言っている人を見かけます。それがシンガーならまだともかくプレイヤーでは覚える事が相当あるので無理だと思います・・・
俺は今ではJazzをメインに教えていて何度もここで書いていますが、それは決してJazzをやれという事ではありません。俺がこの15年以上もバカみたいに勉強しているのは正確にはJazz理論ではなくポピュラー音楽理論と言うもので、そしてそれらの手法と共にJazzでよく使われるアイデアを使います。
俺のキャリアの中でIthamara Koorax以外にはまだ形になったものはありませんが、それでも今までJazzのシンガーやGraham Bonnet等のロックのシンガー、それからChick Corea,John Maclaughlin,Brad Mehldau、そしてアメリカのプロデューサーのMike Varney等、様々な畑の人達から連絡をもらえたのは、それは俺が好き嫌いをせずにミュージシャンとして必要なものを何でも身に付けるようにして来たからだと思います。
今のギターのレベルを身に付ける事も相当な練習量と時間が必要です。そして音楽理論にしても今日、本で読んだ事がすぐに反応出来る訳ではありません。それらのひとつひとつを自分の戦力として身に付けるのには何年もの時間を要します。
だからもしも自分に迷いがあるのなら、後から自分の人生に後悔したくないのなら、今すぐにでも始めるしかありません。後から無念な思いをするのは結局は自分です・・・
21日 土曜日
今朝の寝起きの体温は34.8度でした。俺の寝起きの体温は大体35度前後ですが、やはり寝起きはまともに動いたり話したりが出来ません。少し前には34.5度の時もありました・・・
心ない人間は平気で『甘えるな!』等と言いますが、でも実際に温かい物をとって熱いシャワーを浴びたりすると35.8度程になり随分と楽になります・・・
ボクシングをやった事が無い人がよく、映画のロッキーのように何度倒されても起き上がれる等と勘違いしている人達がいますが、あれは映画の話です。人間である以上は絶対に無理です・・・
やはり人は自分が実際に同じような思いをしなければわからないようです・・・