2015年 2月

28日 土曜日

ここ最近の俺の練習課題は今一度Giant StepsをやっていたりHerbie Hancockの曲を2曲ほど取り掛かっています。俺は正直これらの曲が全く好きではなく、そして全く良い曲等とは思いません・・・
でも練習すると言う事は(好きな事をやる)という意味では絶対にありません。むしろ全くその逆で(嫌いな事をやる)と考えた方が良いと思います。負荷をかけながら時間を過ごすのはストレスがかかりますが、でもそれが本来の練習するとか努力するとか言う事だと思います・・・

27日 金曜日

先日ブラジルのIthamara Kooraxから送られて来た彼女の新譜ですが、これは韓国でのコンサートで、考えても見れば確かこの時彼女が急に俺に韓国に来るように言って来て、俺が彼女にコンサートはいつかを聞くと来週との事だったので、その時はパスポートも無く残念ながら行く事が出来ませんでした・・・
そしてこの音源ですが一切の手直しはしていないとの事ですが相変わらず抜群のクオリティで、これだけのクオリティのものを国内盤でも出せないものかと思い現在プロダクションに相談しています。それからどうせなら仲良くしている海外のミュージシャン達で国内盤が出てない人達にもどうかと思って少し話をしていますが、案外俺がライナー・ノーツを書いても面白いのかも知れませんね・・・
とにかく彼女の4オクターヴとも言われている音域と、その素晴らしい表現力をもっと日本の人達にも聞いて欲しいと、このライヴ音源を聞いてあらためてそう思いました・・・

26日 木曜日

(上を見ればキリがない)と言いますが、それは下で満足出来る奴らが言っているだけですよ・・・
俺が見ているのは上です。絶対に下ではありません・・

25日 水曜日

あるレジ打ちの話と言うのを読みました。簡単に説明すると、これまで何をやっても続かなかった女の人がお客さんと接しているうちにそこに生きがいを見付けるといった内容ですが、俺個人としてはこの話がとても嫌いです・・・
なぜならもしもそんな程度の話で感動していたのなら、きっとそんな程度の人生で一生が終わると思います・・・
俺が心が震えるほど感動したのは例えばモハメッド・アリだとか、ジョージ・ファーマンが45歳にもなって再び世界チャンピオンになった時の話だとかそんな類です・・・

24日 火曜日

明らかに自分よりも優れている人を見てその人の事を悪く低く言っているような奴等は、その人がどれほどの努力をしなければそんなレベルに到達出来ないのかがわからないからこそ、自分が大した努力をした事がないからこそ平気で人を悪く低く言えるのですよ・・・
バカみたいなテクニックを身に付けるのには相当な時間がかかります・・・
音楽理論を把握してくるまでにも相当な時間がかかります・・・
それらはたったの5年や10年で会得出来るものではありません・・・
ボクシングにしても実際に自分がやってみるまでは、それこそ映画のロッキーや明日のジョーのようにどれだけ殴られても、何度倒れても立ち上がって向かって行ける等と勘違いしているのと同じような事ですよ・・・
せめてたったの30年ぐらい人生の全てを賭けて努力をしてみたら、人の血の滲むような努力がきっと理解出来る様になると思いますよ・・・
きっと人に優しくなれると思いますよ・・・

23日 月曜日

先日のAll Night Longに対して今度はGraham Bonnetから『素晴らしい解釈だよ。』との連絡をもらえました。
最近ではよく海外の人達からは『君が有名になる時が来たよ。』とか『君は僕のお気入りのギターリストの一人だよ。』とか『君は素晴らしいよ。時代のトップだよ。』等との言葉をもらえるようになって来ましたが、もうすぐ47歳にもなる俺に果たして本当にそんな時が来るのでしょうか・・・
自分でも全くそんな自信はありませんが、でも俺は良くも悪くも努力を続ける事しか出来ないようです・・・

22日日曜日

ブラジルのIthamara Kooraxから彼女の新譜のCDが届きました。
例によってサインも書いてありますが、今度はなんとCDのSpecial Thanksのところに俺の名前まで書いてくれました。最高ですね・・・


21日 土曜日

Graham BonnetのAll Night LongをBossa Novaでアレンジしました。
早速俺のCDでも弾いてくれたブラジルのJorge PescaraとGraham BonnetのバンドのBeth-Ami Heavenstoneから気に入ってくれた様子で連絡があり、それからGrahamと関わりの深いL.A.のプロダクションからは『Grahamもこのアレンジを気に入っています。そして私はあなたがGrahamと一緒に演奏する事を願っています。』との事でした・・・
さて俺は一体誰と最初に演奏出来るのでしょうか?Ithamara Kooraxでしょうか?Sacha Boutrosでしょうか?Graham Bonnetでしょうか?それとも全然違うところからでしょうか・・・
勿論誰と演奏するかによって使用するギターやプレイ・スタイルも変えますが、そしてそれが出来るのも長年かけて身に付けて来た今の俺の強みであり武器だと思います・・・

All Night Long

20日 金曜日

Graham Bonnetとやり取りをしている時に俺が彼に『いつかウチのボクシング・クラブにも遊びに来なよ。』と言ったらGrahamが『俺のスポーツはサイクリングだよ!』と言ったので、考えても見ればもともと髪の毛を伸ばすようにRitchie Blackmoreに言われて、それに腹を立ててRainbowと言うバンドをやめてしまうほどの人なので、それ以上は言うのはやめておきました・・・(笑)

19日 木曜日

どんぐりはどんぐり達と似たような事をして毎日を過ごしているから、だからどんぐりの背比べで終わるのですよ・・・

18日 水曜日

新たにジャズのスタンダード集を手に入れて読み始めていますが早速面倒な曲が出て来ました・・・
音楽は進化していて最近ではコード・トーンを避けてテンションを好むようになっているようですが、更にはセンター・キーが何なのかさえよく分からないような曲が出てくる様にまでなって来ているようです・・・
音楽は知れば知るほど身に付けなければならない事が沢山あり目の前に膨大にある課題を目の当たりにすると、やはり案外3和音の世界で勘違いして喜んでいる方が幸せなのかな等と時折思ったりします・・・

17日 火曜日

音楽でもボクシングでも、もしも迷っているのならまず第一歩を踏み出さなければ何も始まりません・・・
何の行動も起こさずにぼーっとしているのは、それはただ単に時間が過ぎただけではありません。自分に残された限りある時間が日に日に削られて、そして日に日に可能性が無くなって行きます。1日迷っている間に一日寿命を無駄にしています・・・
それに気づかなかった奴らが後から(あの時もっと・・・)等と泣き言を言うのだと思います・・・

16日 月曜日

フランスのJazz Hot誌から連絡があり創刊80周年を記念してパーティを行うので出席して欲しいとの事でしたが、行けるものなら俺にしてもぜひ行きたいのですが・・・
ドイツのJazz Rock TVにしても番組に遊びに来て欲しいと連絡があったり、イギリスでは元Graham BonnetのマネージャーでカメラマンのMandyは俺の事をわざわざ彼女のホーム・ページで紹介してくれていたり等、それでもヨーロッパの方では俺に対しての風当たりは良いようですね・・・

15日 日曜日

人付き合いをしなくなった事もあり最近では静かに時が流れていて、そのおかげで音楽の勉強に集中する事が出来ます・・・
世間からどんどん取り残されているような気もしますが、それに反比例して音楽のスキルは少しずつ上がっている事と思います・・・
いつの間にかひきこもりだとか世捨て人のようになってしまいましたが、俺は音楽のためだけに生きているので何の迷いもありません・・・
Ithamara Kooraxに認められてからは時々『夢のある人はかっこいい』等と言われる事がありますが、Ithamara Kooraxに認められる以前にはどれだけその反対の類の事を言われて来たのか今の俺に向かって『夢のある人はかっこいい』等と言ってくれた人達は想像が出来ますかね・・・
そんな事も俺が人付き合いをしなくなった理由のひとつです・・・

14日 土曜日

才能は絶対に関係がありません。
女と結婚して子供を作ればそんな人生になりますよ・・・
車を買って家を買う等をしたらそんな人生になりますよ・・・
親孝行をしよう等と思えばそんな人生になりますよ・・・
仕事に行って帰ってテレビを見ているだけならそんな人生になりますよ・・・
目先のお金や将来の人生設計の事を考えたらそんな人生になりますよ・・・
夢を叶えるためにバカみたいに努力を続けたら、もしかしたら叶うかも知れません・・・
その違いだけですよ・・・
ほとんどの奴らが何かのせいにしているだけですよ・・・

13日 金曜日

現在Ithamara Kooraxはコンサートとレコーディングが忙しく、Graham Bonnetは今度のツアーで6月に日本にも来日するとの事で、Sacha Boutrosはロンドンに行ってコンサートをするとか、Arturo Sandvalはグラミー賞との事で急いでおめでとうの言葉を送りましたが・・・
それに比べて俺は相変わらずクソみたいな毎日です・・・

12日 木曜日

自分には才能があるだとか、自分は選ばれた人間だとか、自分はモテるだとか・・・
人なんて所詮そんな勘違いをしている間が幸せなのかも知れませんね・・・
何かのタイミングで、努力しなければただの人だと言う事がわかったら人付き合いなんか嫌になってしなくなるのかも知れません・・・

11日 水曜日

例によって走っていたら、反対側から来た人に『毎日頑張るね。』と話しかけられたので俺が『もう20年以上走ってますよ!』と言ったら『凄いね!』と驚いていました。
今の俺の目標はとりあえず地球一周程度を走る事ですが、考えても見ればこれまで実際何キロ走ったのか分かる訳ではないし、仮に地球一周走ったからと言って何かが変わる訳でもないだろうし、本当はそんな事はどうでも良いのかも知れません・・・
未だに走っている理由は自分でもよくわかりませんが、それは多分ただ単に自分が一度決めた事だからだと思います・・・
俺にとってのギターにしても自分が気持ち良く弾けるようになりたい一心で続けて来ました。そしてその気持ちが30年以上経った今でも何ら変わる事がないので、今でも懲りずにひきこもってひたすら練習しているのだと思います・・・
(人間諦めが肝心)等と言う言葉は、諦めた奴らが勝手に言っているだけですよ・・・

10日 火曜日

Graham Bonnetのメンバーとやり取りをしていたら、彼らは6月に来日するとの事でした。正直今の俺がロックを聞くのには抵抗がありますが、他でもないGraham Bonnetなので時間の都合が合えば顔を出そうと思っています。
それからSacha Boutrosとも少しやり取りをしましたが少々疲れている様子だったのでとりあえずはKilling Me Softlyの事は触れるのをやめておきました。 以前俺が彼女に送ったプレゼントの靴下をよく履いてくれていて、とても優れたクオリティとの事で気に入ってくれている様子でしたが、でも本当は彼女にサッカー用の靴下のリクエストだったのを俺が勘違いして、わざわざスポーツ用品店に行って普通の靴下を買って送ってしまったのですが・・・

9日 月曜日

Ithamara Kooraxから連絡があり間もなく新譜が完成するので仕上がり次第こちらへ送ってくれるとの事でした。それからGraham Bonnetも気さくにいつでも返事をくれて、Sacha Boutrosに関しては現在はコンサートとそれらのレコーディングが忙しい様子で彼女が言うには『私は2つの事が同時に出来ないの!』との事です・・・
考えてみれば著名なシンガー達とはご縁があるようですが、不思議なほど著名なギターリスト達には全くご縁がないようですね・・・

8日 日曜日

以前Chick Coreaのマネージャーから『Chickが君の古い動画を見て興味を持ったから音源を送って欲しい。』とのメールが届き急いで送りましたが、残念ながらそのまま流れてしまいました・・・
そして再びChickのマネージャーが先日の俺のDavil May Careを見て『私は君の新しい動画を見ました・・・サウンドはとても素晴らしい!そのままJazzを続けて!』との事でしたが、やはりChick Coreaとはどうしてもご縁がないのでしょうね・・・

7日 土曜日

コンサートが決まるとコンサート当日に向けてそれ用の練習内容に切り替えますが、その反対にコンサートが終わるとそれまでの普段の練習内容がしばらくの間思い出せずに練習に対する気持ちがいまひとつ不安定な感じになります・・・
基本的には俺はいつも自分にとって一番苦手な事を練習するようにしていますが、やっぱり俺にとって一番苦手な事は人付き合いですかね・・・
攻略出来そうもないので人付き合いは全くしなくなりましたが・・・

6日 金曜日

昨日も何度かGraham Bonnetとやり取りをしていましたが、我ながら本当に不思議です・・・
最近では世界中の著名人達とやり取りをするようにって来ましたが、それでも未だに日本ではクソ扱いされています・・・
もっとも、もう日本なんて眼中なくなってますけどね・・・
俺はお山の大将が嫌いです・・・

5日 木曜日

そして最後はサプライズの意味でBeat Itです。この曲に関してはアドリヴではありません。

Beat It

4日 水曜日

いつの間にかここ数年の俺のコンサートではすっかり定番になっているSpainです。
自分の中では今回はさらっと弾いたつもりでしたが動画を確認したらいつの間にか12分以上も演奏していましたね・・・

Spain

3日 火曜日

I'm begin to see the lightです。普段あまり俺が選曲をしない類のドミナント・サイクルを使った少しブルージーな曲です。適当にダラダラと弾いていますが、Aセクションが2拍ずつのコード・チェンジなので頭の中は結構忙しいです。

I'm begin to see the light

2日 月曜日

Copacabanaです。この曲は有名なのでどこかで聴いた事がある人も多いと思います。アクセントの意味で演奏したのですが意外にも当日演奏に来てくれたお客さん達やYouTubeを見てくれた人達にも評判が良いです。

Copacabana

1日 日曜日

Summer Timeです。この曲は子守唄との事ですが、ラテン・フィールでやってみました。

Summer Time