2016年 1月

31日 日曜日

俺にしてもこの約20年程は完全な独学と言うものをやめて多くの理論書等から音楽を吸収するようにしていますが、そのおかげで最近ではよく海外からも(君はテクニックだけではなく理論にも精通しているけど、どうやってそれらを会得したの?そしてそれらを会得するためには何から始めたらいいの?)等と聞かれる事があります・・・
そうですねやはり最初は最も薄い理論書から初めて基礎的な部分を固める事と、それからギターには最初の頃にはとても重宝するタブ譜と言うものがありますが、もしも自分が上を目指しているのならこのタブ譜は絶対にやめなければ音楽をとらえる事はほぼ無理だと言っても過言ではないと思います・・・
例えばピアノやサックス等の他のプレーヤー達にタブ譜でものを言っても全く伝わりません。そして一番にはそれらの音に対して何フレットではなく度数で察知する習慣を付けなければミュージシャンとしては通用しません・・・
どこかで早く相対音感の重要さに気付かなければ、どれだけ自分では一生懸命にやっているつもりでも、それらはただの暇つぶしの思い出作りで人生なんて終わると思います・・・

30日 土曜日

いよいよColtraneのCountdownに取り掛かりましたが、Giant Stepsやこの曲等の様に明らかに先にコード進行を作って後からメロディを無理やりのせているせいもあり俺はこれらの曲がやはりどうにも好きになれません・・・
それを思うと確かにHerbie Hancockの曲は奇抜には感じてもコード進行とメロディが絶妙で、この辺りは短音楽器を選んだColtraneとコード楽器を選んだHancockとの違いになって来るのだと思いますが、Coltrane側からしたら短音楽器だったからこそモード奏法を見付けたのだと俺は思っていますが・・・
それにしても沢山ありますが俺にしてもこの20年近くの間にこれらのマスト・アイテムの類を相当会得して来たつもりですが、まだ他にも沢山あってそしてまた誰かが新たに進行等を見付けてそれらがマスト・アイテムとして確立されて行くのでしょうか・・・
これらの新たなケーデンス等に出会う度にMiles Davisが何かのインタヴューでしみじみと『Loooooong Way』と言っていたのを思い出します・・・
それらの道のりは本当に長いので多くの人達は自分にとって都合の良い事、楽しい事だけを選んでしまうようですが、だからこそ到達出来ずに暇つぶしの趣味で人生が終わってしまいます・・・
自分が目指しているところが暇つぶしや趣味、お山の大将等ではないのならやはり一つずつクリアーして行くしか他に方法はありません。五体満足なら全ては自分の気持ち次第で出来る事です・・・

John Coltrane - Countdown

29日 金曜日

Graham Bonnetからイギリスに着いたとの連絡があり、Sacha Boutrosからは今ハワイだから少しだけMamoruの近くにいると愛嬌たっぷりの連絡がありました。
こんな無名な俺に対してRockとJazzのスーパー・シンガー達が気さくに連絡をくれるおかげで精神的にも随分と助けられます・・・

28日 木曜日

人に才能なんて全く関係はありません。何を目指してどんな毎日を過ごしているのかで未来の自分が変わって行くのだと思います・・・

27日 水曜日

毎年年末年始には必ずと言っていいほど『また新年から頑張りたいと思っていますのでその時には宜しくお願いします。』等の連絡がありますが、でもだからと言って新年から心を入れ替えたように戻って来る人はやはりいません・・・
年末になるとそんな気持ちなる人が結構いるようですが、結局何の行動も起こさないまま、また1年が終わlり、そしてそんな事を何十回か繰り返して人生が終わってしまうようです・・・
以前俺がここで、(夢を叶えられない人達の原因はそのほとんどが自分にある)と書きましたが、つまりそう言う事です・・・

26日 火曜日

以前音楽番組に少し出させて頂いた時の映像が出て来ました。
この時から20年近く経ちましたが、この頃から比べると俺も相当色々な事を学んで進化して来ましたね・・・

Japanese Music TV

25日 月曜日

相変らずGraham Bonnetとは頻繁にやり取りをしていますが、昨日はコンサート寸前にも関わらず一言連絡をくれて、そして朝一から今日はEnglandに行くとの連絡を再びくれました。
それからジャズ・シンガーのSacha Boutrosともよくやり取りをしていて、今はハワイにいるようでアロハと一言連絡がありました。
もしも彼らと本当に一緒に演奏する時が来たら俺なりに一応エレキ・ギターとアコースティック・ギターのどちらを使うのか考えていますが、Graham BonnetとPaul Shortinoなら勿論エレキでSacha Boutrosならアコースティックで、そしてIthamara Kooraxなら迷うところですが、どちらか1本しか持って行けないようならやはりエレキで、そして彼女の十八番のMas Que Nadaの真ん中あたりで俺も少し爆発してみようかな等と思っていますが、とにかく想像するだけでもぞくぞくしますね・・・
果たしてこれらのうちどれだけが実現するのでしょうか・・・

Ithamara Koorax - Mas que nada ( Korea 2006 )

24日 日曜日

何のために生きているかと聞かれてすぐに答えられないようなら気付いた頃には人生なんて終わりかけているのかも知れません・・・

23日 土曜日

よく音楽の世界で(ジャンルは何でも良い。)等と言いますが、それは高い次元で音楽を会得している人間が言うのと、自分にとって都合の良い安易な選択をしているだけの人間が言うのとでは意味が全く異なりますよ・・・

22日 金曜日

俺とそんなに歳の変わらない元世界チャンピオンが、まだ世界チャンピオンになると言っていました・・・
中にはその言葉をバカにする人もいるかも知れません・・・真に受けていない人がほとんどだと思います・・・
俺は夢を叶えるのに30年もかかりましたが、その間俺の事を信じてくれた人は一人もいませんでした。それこそ親や身内からもボロクソに言われました。でも勿論俺だけは絶対に信じていました。その理由は簡単です。俺は努力から絶対に逃げなかったからです・・・
それなりの努力をした人間に何かのタイミングで白羽の矢が当たりテレビやマスコミ等が後押しをしてくれてとんとん拍子に大きな夢が叶っても、そのほとんどが事が上手く行かなくなった途端にそこから消えて行きます・・・
俺達の様な絶対に諦めない人間からしたら、それらは単に運が味方をしてくれた程度にしか思っていないのかも知れません。少なくても俺に関してはその程度にしか感じていません・・・
奇跡を起こす事が出来るのは絶対に諦めない人間だけのような気がします・・・
世間は勝手なもので、それまで必死に頑張っている無名な人間を散々バカにしておいて、万人が無理だと思っていたような事を成し遂げた途端に手のひらを返した様に、才能だとか諦めたらダメなんだね等とバカな事を言います。そして夢が実らなかった人間に対してはそれこそ差別するような言い方をします。俺にしても夢が叶う以前には初対面の奴等にまでボロクソにコケにされて来ました・・・
わかって欲しいのは世界チャンピオンも世界ランキング1位も同じぐらい努力をしていると言う事です。俺達の様な絶対に諦めない人間からしたら、夢が叶うのなら死んでもいいとさえ思っている人も少なくはないと思います・・・
努力から絶対に逃げなかった人間にだけ努力で叶える奇跡を起こせる可能性があるのだと思います・・・
来世なんかありません。だからこそ俺達は野望を成し遂げるために今を必死に努力で埋め尽くしています・・・
人生まだ半分等とのんきな事を言っている人をよく見かけますが、そいつらが生涯でどれだけの事を成し遂げる事が出来たのかよく見てみればいいですよ。多分、子孫と巣ぐらいしかないと思いますよ。散歩するだけなら60歳からでも70歳からでも出来ますが、40歳になってからボクシングの世界チャンピオンやオリンピック選手には絶対になれません・・・
俺のギターにしても、俺は体が弱いので多分この技術は60歳までは維持出来ないかも知れません。だからその事も頭に入れながら毎日必至にギターに接しています・・・
世界に認めてもらおうと思ったら時間なんてたったの20年しかないと思います・・・
そしてその実りある20年をどれだけ大切に生きるかで自分の人生が大きく変わるのだと思います・・・

21日 木曜日

ギターの特性上どうしても7thb9#11.13と言う俗に言うコンディミ・コードが押さえにくい事もあり、そのため弾く機会もないのでなかなか耳に馴染みません・・・
でもピアニストなんかは時折使っていたりするので、それらの音を察知出来るように早く耳に馴染まさなければなりません・・・
次のコンサートかアレンジ等で強引に使って見ようかと思いますが、それにしても沢山ありますね・・・

20日 水曜日

世界のトップ・アスリート達を見て自分も彼らに負けないだけの努力をしている自身があるのなら、その人は未来に可能性があるのだと思います・・・
世界のトップ・アスリート達を見て(あの人には才能が・・・)等と寝ぼけた事を言っているようなら、その人は今のまま何も変わらずにただ歳だけ取って人生は終わると思います・・・
勿論俺は誰にも負けないだけの努力をしています。そしてまた世界のトップ・アスリート達もみんなそう言うと思います・・・
世界のレベルとは才能等ではありません。人生の可能な限りの時間を努力に費やした人達がいるところです・・・

19日 火曜日

時々何も知らずに俺の肩書だけを知って『運が良いね。』等と冷ややかに言われる事がありますが、俺は音楽にしてもこの中途半端な英語にしても全て誰の協力もなく自分の努力だけでIthamara Koorax達に届きました。勿論誰の紹介等でもありません。全て自分の努力だけです・・・
人の事を安易に運が良い等と言うのなら、そいつらが明らかに俺よりも高い音楽のスキルを身に付けたら俺がそいつをスカウトしてやりますよ。そいつらの方が既に俺に会った時点で明らかに運が良いですよ・・・
努力で身に付けるスキルを見て(運が良いとか、あの人には才能が・・・)等と寝ぼけた事を言っていたり、たった5年や10年を努力等と勘違いしているから、そいつらそんな程度の人生で終わるのですよ・・・
世界レベルの人達はみんなバカみたいに必至に何十年も努力をして自分のスキルをあげていますよ・・・

18日 月曜日

再びにテキサスのPaul Sonnenbergとのコラボです。ブラジルの曲をPaulが英語に訳して歌っています。

Falando de Amor (Words of Love) by Paul Sonnenberg & Mamoru Morishita

17日 日曜日

今では頻繁にGraham Bonnetとやり取りをするようになりましたが、先ほどGrahamから連絡があり多分来年また日本に来ると言っていました。
正直今の俺がロックを聴くのは抵抗がありますが、Grahamにしても俺と会う時間を都合して見るとも言ってくれていたり、いつの間にか不思議なほどやり取りをするようになって、以前にも俺が彼のサポートをする話にまでなったり、彼の新譜で俺の曲を歌う事を検討してくれたり等・・・やはり次回来日の際には曜日次第では顔を出した方が良いのかなと思っています。
今年はいい加減にIthamara Kooraxとの新譜も仕上げるつもりでいるし、そしてPaul Shortinoの件もあったり等、さて俺は一体誰と最初にステージで共演するのでしょうかね・・・

16日 土曜日

俺がとても大切にしているご年配の方がいますが、その人のところにケーキを持って挨拶に行って来ました。
いつの間にか俺は全く人付き合いをしなくなりましたが、唯一年に数回だけその人のところには顔を出すようにしています・・・
俺がその人を大切にする理由は簡単です。その人もそして亡くなったその人の相方も俺を大切に思ってくれるからです・・・俺を大切に思ってくれたからです・・・

15日 金曜日

好きな事をやる事を練習だと勘違いしている人が沢山いますが、練習とは消去法みたいなもので、自分が出来ない事や苦手な事を一つずつクリアーして行く事です。
例えばそれがギターなら具体的には、バッキング等のカッティング、アルペジオ、コンピングに、それからビブラート等の感情表現、それと近代的なテクニック(これに関しては自分が具体的にどのレベルまでが欲しいか等の本人のさじ加減がありますが・・・)、そして楽器ではなく理論的な事柄では譜面の読み書きから相対音感等まであると思いますが、それらを会得しながら勿論個性を結び付けなければなりません・・・
時々海外からどうやって独学でそのギター・スタイルを身に付けたのかを聞かれる事がありますが、俺の場合はこれらの中で自分が最も苦手な事に練習の重点を置くようにしています。そして勿論それらが何となくクリアー出来るようになって来たら、次の最も苦手な事に取り組むようにしています。そうやって自分の苦手な事をひとつひとつ消去して行く方法でギターに接して来ましたが、そんな事を30年くらいやっていれば誰でも出来ると思います・・・
その反対にもしも好きな事だけやって喜んでいるようなら、それは単に暇つぶしの趣味ですよ・・・

14日 木曜日

少し前にHappy New Yearと共に近況報告がてらブラジルのFernanda Takaiに連絡をしたら、昨日おめでとうの返事が届きました。
以前一度彼女と一緒に音楽をやる話になりましたが、ちょうどその頃は彼女が元The PoliceのAndy SummersとBossa Nova系のCDを制作して間がない頃で、当時彼女はやはりPopsが歌いたいとの事だったので結局俺とのプロジェクトは流れてしまいましたが、それでも今でも時折やり取りをしています。
彼女はあれだけのスターですが、それでも本当に腰が低くて気さくな人で親しみやすい人です。クソみたいなレベルの奴等がすぐに勘違いをして人を見下している中で彼女の様な姿勢は本当に素晴らしいと思います。
今後彼女と俺が共演するかどうかはわかりませんが、それでもずっと友達でいる事が出来そうな人です。彼女ともいつかどこかで会えるといいですね。

13日 水曜日

50歳近くになってもいまだに先の全く見えない毎日を過ごしていますが、それでも俺は生涯で子孫と巣しか残せずに死んで行くだけの人生は無理なようです・・・

12日 火曜日

体が丈夫ではないのでさすがに以前の様に動く事は出来ませんが、それでも最近は何とか少し動く事が出来るので動ける間にまたマス・ボクシングの動画を撮っておきました。
とりあえずは多分次の季節の変わり目まではなんとか体が動くとは思いますが、どちらにしても後何回こんな動画を撮る事が出来るだけの体力が俺に残されているのかな等と思ったりしています・・・
ボクシングに関してこの数年で俺が最も変わった事としては、ひとつには勿論体が全く動かなくなりましたが、それから後一つにはボクシングの試合等は一切見なくなりました・・・

Yamamoto vs Morishita (11th jan 2016)

11日 月曜日

夢を叶えるためにバカみたいに必至に努力をしている人間を見て、そして何かを感じて(よしっ、俺も、私も・・・)と自分なりに努力と向き合う人間がいる半面で、自分の真横に夢を叶えるためにどれだけ必至に努力をしている人間がいても何も感じずにただぼーっと時間が過ぎるのを待っているだけの人間もいます・・・
人の人生なので俺が何かを言う訳には行きませんが、ぼーっと過ごしている奴等は後から(あの時もっと・・・)と絶対に後悔しない自信でもあるのかな等と思います・・・

10日 日曜日

久々にテキサスのPaul Sonnenbergとのコラボです。ブラジルの曲ですがそれをPaulが英語に訳して歌っています。

VOCE E EU (JUST ME AND YOU) by Paul Sonnenberg & Mamoru Morishita

9日 土曜日

中には恵まれた体格と、そして夢を追うのに十分に普通な環境を持ち合わせている人間がいたりします・・・
でもそんな人間に限って極端にチキン・ハートで自分では何一つ行動を起こそうとせず、そしてバカみたいに誰かの尻について生きる事しか出来ず、ただ飯食って死ぬだけの毎日を送っていたりします・・・
俺の様に体が弱く頭も悪い人間からしたら、なんでこんな奴に限ってこんな恵まれた体なのか等と思ってしまいます・・・
こう言うのを宝の持ち腐れと言うのだと思います・・・

8日 金曜日

この数か月間Herbie Hancockの本を見ながら分析をしていましたが、とりあえずその本も一区切りにして次は何を学ぶかを考えていましたが、昨年John ColtraneのGiant Stepsを一応通りましたがやはり順番としてCountdownもやっておこうかなと思い始めています・・・
そのColtraneが俗に言うコルトレーン・チェンジを見付けてしまい、そしてそれらをターン・バックに使用する発想になればこのCountdownへの流れは当然かとも思いますが・・・
ここ数年の間、俺が課題として取り上げている曲は自分で弾いていても、これらの曲のどこが良いのか自分でも今一つ良くわかりませんが、最も俺は趣味や暇つぶしでやっている訳ではないので、自分を高めるためにはやはりJohn ColtraneやHerbie Hancock等は通らなければならないところだと思います・・・
頑張って2,3か月後をめどに攻略しようと思います・・・

7日 木曜日

去年の12月のコンサートの時に付き合いが30年以上にもなる人が来てくれましたが、その人は俺がギターを初めて間もない頃に出会った人でそれこそまだビブラトーもまともに知らない頃でした・・・
そしてアコーディオンの戸田さんに関しては、俺がまだまともに理論も知らずにそして譜面の読み書きも全く出来ない頃に知り合いましたが、その人達が当時の俺の事を振り返って話していました。
その光景を眺めながら30年と言う道のりの中で、自分が決して苦手な事から逃げずに生きて来た事を再認識出来ました・・・
もしもこれまで苦手な事から逃げて、そしてみて見ぬ振りをして生きていたら間違いなく今頃はきっとその辺の狭いところでギターを教えて人生が終わるのを待つだけの俺にとってはとてもくだらない人生になっていたと思います・・・
そして勿論Ithamara KooraxやGraham Bonnet、Paul Shortino、Mike Varney達とやり取りをする事等も絶対になかったと思います・・・
絶えず自分に負荷をかけて過ごすのは決して楽な事ではありませんが、でも俺は決して低いところで満足が出来る人間ではないようです・・・
よく耳にする言葉で『俺はこの辺ではなぁ・・・』等と狭いところで威張っている人間がいますが、俺はそんなくだらない人間には絶対になれません・・・絶対になりたくはありません・・・
相変らず未来の保障なんか何もないし今でもクソみたいな毎日を送っていますが、でもこれまで自分が選んで来た人生に今のところ一切の悔いはありません・・・
その理由は、30年分の負荷をかけた俺が今ここにいるからです・・・

6日 水曜日

仕事の事で悩んでいる生徒がいます。だから俺は『俺の人生ではないので俺が口を挟む訳にはいかないから自分の心と良く相談をすれば良いよ。死ぬ前の自分がその選択に納得が出来る事を選べば良いよ。そして俺は君の選んだ選択を尊重するよ。』と伝えておきました・・・

5日 火曜日

この数年は年間1800キロをマラソンの目安にしていて年末になり1800キロになる頃にはそれなりの達成感がありますが、その半面で年が明けたら再び0からのスタートになり、その時はさすがに少し気が遠くなります・・・
ボクシングのために始めたマラソンですが、今となっては何の目標も無いのでとりあえず地球一周程度の距離を走る事を目標にしましたが、そうは言っては実際にボクシングを始めてから何キロ走ったのか記録している訳ではないので正確な距離はわかりませんが、自分なりに50歳まではこのペースで続けてみるつもりでいます・・・
地球一周を2本の足だけで走る事を考えるとそれなりに大変かとも思いますが、どちらにしても多分俺は諦めないですから・・・

4日 月曜日

音楽もボクシングも自分が少し上手く行った途端に見事に手の平を返したように俺に対してまでクソなめて行きます。そして中には以前俺に教えてもらっていた奴等にまでそんな態度を取られる事が時折あります・・・
それでいて挙句の果てに自分が事が上手く行かなくなった途端にペコペして連絡して来る奴までいます・・・
俺が音楽もボクシングもやたらと教えなくなったり、人付き合いさえ全くしなくなった理由はそんな事の積み重ねです・・・
人は0から始まります。そして中途半端に物事に接した奴等やとんとん拍子に物事が運んだ奴等はどんどん醜くくなって行くようです・・・
どうやらむごい思いや無念な思いを沢山経験した人間だけが人に対して優しくなれるようです・・・
多分俺はもう人とはあまり付き合わないと思います・・・
そんな無礼者の相手をしている時間は俺にはもうないですから・・・

3日 日曜日

俺は今年から年賀状を出すのをやめてそしてその事を先方にも伝えてありますが、ありがたい事にそれでも今年も何通か届きました。
そんな中でも毎年よくもらえるのが、かつての練習生や生徒達から思い出したように『また体調が戻ったら復活したいです。』、『また時間が取れるようになったら通いたいです。』等の年賀状が届きます。
考えてもみればボクシングの練習生もギターの生徒も10年前後在籍している人達がいつの間にかほとんどになっていたり、そしてリピーターもかなりいますが、こんな何もない俺のところに集まってくれるのは本当にありがたい事です・・・
そしてそんな連絡をもらった時にはいつも『俺達と一緒にかっこよく歳を取って行きましょう。』と返事を送っています・・・

2日 土曜日

年が変わったとは言っても俺の方は一切何も変わらず一人ぽつんと過ごしていますが、歳を重ねる毎に人が嫌いになっているので多分それで良いのだと思います・・・
そんな中でもIthamara Kooraxを初めGraham BonnetからArturo SandovalにMike LePondらから新年のあいさつが送られて来て少しだけほっとしました。
決して広くはない交友関係ですが、それにしてもJazzからRockの交友関係は俺らしいのかも知れませんね・・・

1日 金曜日

新年明けましておめでとうございます・・・
50歳が見えて来て今更(今年こそは・・・)等と寝言を言う心のゆとり等いつの間にか無くなっていました・・・
今の俺が出来る事は、明日死んでも悔いを残さないように今日と言う日を精一杯努力で埋め尽くして生きる事だけです・・・