2017年 10月

31日 火曜日

俺は何故か不思議な程4,5年に一度程度の割合で体を壊しますが、気付いて見れば最近は体調が良いです。
体調が良くて何気なく過ごしていましたが、健康がとてもありがたくて幸せな事をすっかり忘れていました・・・
所詮人なんてそんなものなのかも知れませんね・・・

30日 月曜日

頼まれているアメリカのロック・ギターリストのプロジェクトですが、その彼も最近ではjazzに興味を持つようになり真面目に勉強を始めている様子で(Have a you met miss Jones?)等も聞き始めているようだったので彼のために録りました。
そして彼がこの曲を通じてマルチ・トニック・システムを勉強するようになった時のために一ヶ所ヒントを入れておきました。
ソロは勿論アトリヴ一発のテイクです。
ちなみにこの曲のタイトルのHave a you met miss Jones?ですが、日本語訳で(ジョーンズ嬢に会ったかい?)等と書かれているのをよく目にしますが、この曲のタイトルは和訳にしない方が良い様な気がいつもしています・・・

Have you met miss Jones? (Oct 28th 2017) by Mamoru Morishita

29日 日曜日

世界的に著名なブラジルのプロデューサー、Arnaldo DeSouteiroのプロフィールです。
Luiz Bonfa, Joao Gilberto, Ron Carter, Antonio Carlos Jobim, Herbie Hancock, Larry Coryell, John McLaughlin等、物凄い人達の名前がある中で、俺に関しては俺の曲に3曲もIthamara Kooraxと作詞をしてくれた事もあり一番下に名前があります・・・
ほんの少しずつですが俺の名前がこの世に残り始めているのかも知れませんね・・・

Arnaldo DeSouteiro

28日 土曜日

Sallaberryから送られて来た俺の曲ですが、彼のサービスでイントロを追加してくれたのは良いのですが結局俺の旧式のデジタル機材ではうまく動機が取れなかったので、特に難しいプレイをしている訳でもないので全て録り直しました。
それからアコーディオンがメインのワルツがありますが、当初テンポを80ぐらいで録りましたが少し遅くして欲しいとの事で75で録り直しましたが、やはり更に後テンポを5程遅くして欲しいとの要望で結局3度も録り直しました。
これで残りはアコーディオン1曲となりいよいよ完成間近になって来ました。
全てのレコーディングが終わったらとりあえずはアメリカのソニーのプロデューサーに今一度連絡をする約束ですが、さてどうなりますかね・・・
今度のCDの発売を機に何か少し人生パターンが変わってくれたらと思います。俺は音楽のためだけに生きて来ましたから・・・

27日 金曜日

ドミナント時のSus4及びSus4b9等のコードについて。
ほんのわずか少し前まではドミナント時にsus4系のコードを使用した時に、俺はソロでは3rdを通過すればb7thと共に結果トライトーンが出来るのであえて3rdの音を使用していましたが、最近になりドミナンナト時にsus4系のコードを選択した時には、瞬時に耳がsus4コードに反応するようになったため、やはりソロの時は3rdは避けてsus4コードに従った方が良いと思うようになりました・・・
音楽の場合は理論書等で一生懸命学んで、そしてそれらに神経をとがらせて日々過ごしていても、やはり本当の意味で会得するのには数年の歳月がかかります。
そして特に俺の様に周りに教えてもらえる人がいない環境では自分の耳がそれらを瞬時に聞き分けられるようになるまでは、それが正しいの間違っているのかもわからないまま自分が色々な事を学び続け、そしてその自分のスキルが上がって判断が出来るようになるまでの時間を必要とします・・・
またその反対にはそれらの勉強を真面目に続けているからこそ耳が研ぎ澄まされて来て、それに伴いトライアド音楽があまりにも退屈になって来ます・・・
小学1年生の国語の本をずっと読んでいられますか?
例えるのならそんなところだと思います・・・

26日 木曜日

先日取り上げたBrecker BrothersのSong for Barryですが、その動画を見て遂にはRandy Breckerが『とても素晴らしいね。』と連絡をくれました。
Brecker Brothersはこれで3曲取り上げたと思いますが、Randy Breckerにも多少は認識してもらえたのかも知れませんね。
特に何か先に繋がる事は無いとは思いますが、でも俺達の言うところの(本物のミュージシャン)に認めてもらえるのはとても嬉しいですね。それが俺のひとつの目標でもありますからね・・・

Song for Barry (The Brecker Brothers) 20th Oct 2017 by Mamoru Morishita

25日 水曜日

Masqueradeです。
実はこの曲は随分前から一度演奏したかったのですが、前座で生徒が演奏したり、今度のコンサートはそれなりに曲数が揃っているので残念ながらボツにしました。
それでふとひらめいてラフに録って見ましたが、バッキングとともに15分か20分かからないぐらいで録ったと思います。
いきなり適当にスタンダードを弾いても俺もやっと段々こんな感じになって来ましたね・・・
その道のりはとても長いですが、スタンダードを攻略すると本当に応用の幅が無茶苦茶に広がります。
スタンダードを学びながら耳や作曲、譜面等を鍛える事に使ってもいいし、手を出さずに死ぬまでずーっと似たようなママゴト音楽を弾いていてもいいし、それらの道のりをやるかどうかは本人の心次第です・・・

Masquerade (Oct 23th 2017) by Mamoru Morishita

24日 火曜日

Sallaberryから送られて来た俺の曲ですが、彼のサービスでイントロとエンディングを追加してくれたのは良いのですが、やはり俺の旧式のデジタル機材では以前俺が録音したギター一式とテーマの同期が上手く取れないので、特に難しい事をやっている訳でもないので今一度全て録り直そうかなと思います・・・
バッキングとソロとで一日あれば録れると思いますが、ただ何分にももともと体が弱くそして歳と共に最近では本当に弱くなって来て長時間のレコーディングが出来なくなって来ました・・・
もっとも体の丈夫な人には、その意味が伝わらず『甘えるな!』とか『気合が足りない!』等とバカな事を言われますが、俺はそいつらの100倍は気合はあると思いますよ。ただ体が弱いのは事実なのですよ。細かい事は書くのはやめておきますが・・・
とにかく俺は特に長生き等には興味はありませんが、せめて体の調子が良い間に世界のアーティスト達と自分の作品を残して行けたらなと思っています・・・
それから台風の件を心配してくれてGraham Bonnetから連絡がありました。『Beth(Grahamの彼女)と共に心配しているよ。』との事だったので、『外がうるさくて眠れないけれど大丈夫だよ。もしも俺から返事が無くなったらあの世に行ったと思ってね。』と伝えておきました。(笑)
とにかく台風が来ている間、気にかけてくれて度々連絡をくれました。Grahamは本当にジェントルマンですよ。
そう言えば少し前にMike Varneyとやり取りをしてGrahamからの伝言を伝えた時に何故かMikeが『GrahamはBassのBethとまだ一緒にいるの?』と俺に聞いて来たのでいつも一緒にいる事を伝えておきましたが、それを俺に聞いてどうするのでしょうかね?
もしもMikeに(もう一緒にいないよ。)等とウソついたらMikeはどうしたのでしょうかね・・・(笑)
とにかく今回の台風の件でGrahamからIthamara KooraxにSacha達が気にかけてすぐに連絡をくれたのはとても嬉しかったですね・・・

23日 月曜日

Graham Bonnetとは相変らずほぼ毎日のようにやり取りをしていますが、今度は月曜からドイツに行くとの事でした。俺とは違って本当に忙しい人です。
彼とのやり取りの中で『眼鏡を忘れてしまった。』と言っていましたが、その言葉を聞いて俺達世代の人間としては思わず往年の横山やすしの芸を思い出しました。勿論その事は本人には伝えていませんが・・・(笑)

22日 日曜日

Song for Barryです。
確か7月ぐらいからこの曲に取り掛かり始めましたが、ギターの音域で仕上げてブラスの代わりにストリングスでアレンジをしました。
Breacker BrothersやHancock,Coltrane等の曲はその曲のシステムを理解するのに膨大なモチベーションを必要とします。だからこそやりがいもあり勉強になります。
この曲の作曲者はMichael Breckerとの事ですが、サビの部分のアッパー・コードに対してベースが動いて盛り上げて行くあたりは(なるほどなぁ)と納得させられます。下にサビのコード進行を書いておきますので宜しければソロを取って見て下さい。確かにこの進行なら絶対に盛り上がりますよね。
ちなみに俺はこの動画で、(何だか音に今一つ集注出来ないな)等と思いながら弾いていましたが、よく見たらシミュレーターのスイッチを入れ忘れていてそれで音がきんきんしていますが、もともと体が弱い事もあり最近では持久力が無くなって来たので録り直すのはやめて、この曲はとりあえずきりにして目の前にたまっているものを一つずつ片付けて行こうと思います。
ソロはエンディングだけ大まかなラインを決めてそれ以外は譜面を見ながらの完全に出たとこ勝負のアドリヴです。
それからこのコード進行ではありませんが、やり直す事になった俺のJazz Waltzの途中のコード進行で一ヶ所このように(アッパー・コードに対してベースが動く)手法を取り入れましたが、今回の俺の曲ではそれをキー・チェンジの部分で使用しました。
多くの場合キー・チェンジはサプライズの効果を狙って使用しますが、今回はアッパー・コードをホールドしてベースだけ動かす事により、キー・チェンジの度合いを和らげました。
学ぶと言う事はそう言う事だと思います。

Fm7/C―Fm7/Db―Fm7/Eb―Fm7
Fm7/G―Fm7/Ab―Fm7/Bb―Fm7/C
Fm7/E―Gb69#11―Fm7/Ab―Fm7/Bb
Fm7/C―Db69―Fm7/Eb―Caug/E―Caug


Song for Barry (The Brecker Brothers) 20th Oct 2017 by Mamoru Morishita

21日 土曜日

残り1曲のアコーディオンの曲ですが、いざレコーディングをしようとしたら何故か俺のギターのバッキングが途中からジャズ・ワルツのカウントをとり間違えていたので全てのバッキング・パートを録り直す事からやり直す事になってしまいました。
その曲も5年以上前に作った曲なので、どうせなら今一度コードを確認して変更出来そうなところがあれば新たに変更して録り直そうと思いますが、どちらにしてもこの1,2週間で仕上げるつもりでいます。
予定では少し前から取り掛かっているSong for Barryを録って、そのワルツを仕上げてマスター音源を完成させ、先日届いたSallaberryの音源を調整して、そして新譜の制作をしながら年末のコンサートの練習に入ります。今年はそんな事をやっていれば終わりそうですね。
それで例によりGraham Bonnetと少しやり取りをして、先日連絡があったCirque du soleilの事を話したら彼も知っていて、もしも俺がそこで演奏する事になったらGrahamを招待すると伝えておきました。勿論無いと思いますけど・・・(笑)

20日 金曜日

相変わらず食事はそれなりに気を付けていて、全て自分で買出しに行って自分で作っています。
でもごくまれにご褒美がてらラーメンやうどん等を食べる時がありますが、次の日に露骨に体重が増えています・・・
そしてまた懲りずに粗食で過ごしますが、これもある種の職業病の様ですね・・・
俺はずっとそれなりに体重を維持しています・・・

19日 木曜日

そのSallaberryの音源ですがプレイは勿論申し分ありませんが、彼のサービスでイントロとエンディングにドラムを追加してくれました。
嬉しい悲鳴ですが、俺の機材はデジタルとは言っては旧式の物なので残念ながらそれらの時間を調整する事が出来ません・・・
それで仕方が無いのであまり難しい曲ではないので今一度全てを録り直すか、または既に録音したそれぞれのパートを一度パソコンに移して、そしてそれぞれの音源にパソコン上でイントロの秒数を追加して行くかのどちらかの方法を取らなければなりません・・・
やはり人に頼むと吉と出る部分と俺の思惑とずれる部分が出て来ます・・・
Sallaberryはそのイントロとエンディングのパートは気に入らなければ削ってもいいと言ってくれましたが、それらがかっこいいのでやはり追加したいと思います・・・
それでもやはり全ての音源を録り直すのは面倒なので、夜中に一人チマチマとそれらの音源を一つずつ秒数の帳尻を合わせて行こうかなと思います。とにかくなんとかするしかありません・・・
それで少し前にSallaberryから日本在住のブラジル人スーパー・ドラマーDaniel Baederを紹介してもらいましたが、その彼から連絡があり俺と話をしたいとの事でした。下記に彼の動画をリンクしておきます。
それから日本来日中のGraham Bonnetとも相変らず毎日やり取りをしていましたが、俺が寝ている間に一言連絡があったので何か用があるのかなと思って急いで返事をしたら随分時間が経ってから連絡があり、今はサンフランシスコにいるとの事でした・・・
俺とは違って本当に忙しい人ですね・・・

Daniel as bandleader Cirque du soleil シルク・ド・ソレイユ

18日 水曜日

そして今度はいよいよSallaberryのドラムが届きました。
後日レコーダーに移して確認をして見ますが、ラフ音源を聞いた限りでは特に問題は無いと思います。ご機嫌なサンバです。
予定ではこの1,2週間でいよいよ新譜のマスターが仕上がる予定ですが、その音源を国内のユニバーサル・ミュージックからリリースをしようと思っていましたが、そのアメリカのSonyのプロデューサーが仕上がったらまず先にぜひ音源を聞かせて欲しいとの事でした・・・
俺は運が無いので、自分の努力で高められる事以外にはあまり高望みをしないようにしていますが・・・
もしも本当にアメリカのSonyと契約をする事になったとしたらとりあえず・・・
笑いましょうか・・・
ギターに出会ってからの35年分を・・・

17日 火曜日

とても長い間在籍してくれているギターの生徒達がいますが、その生徒達を2人ほどこの数年内に何とかメジャー・デビューに向けて動き出しています。
それでいざ音源を録音したり動画を撮って確認をすると各々のプレイがお粗末な事に当の本人達が気を落とします・・・
そんな時には俺は彼らに伝えている言葉があります。『俺なら絶対に出来る。そう自分に言い聞かせれば人は必ず出来るようになるよ。』そう言うと今一度歯を食いしばる気になってくれます。
俺の様な頭も悪くて手も小さく体も弱い人間に出来るのだから、彼らに出来ないはずがないですよ。
俺はIthamara Kooraxに認められるまでの約30年の間、そのほとんど出会う人達に否定されて来ましたが、でも俺だけは一度も諦めた事はありませんでした。勿論努力から逃げた日も一日もありません。人はやれば絶対に出来ますよ。出来ないと言っている奴等は自分が出来なかった奴等ですよ・・・

16日 月曜日

そして今度は(いそしぎ)です。
勿論一発で録りましたが、自分でも随分と指板が広く見えるようになって来たなと思います。
どんな曲でもこんな感じに一瞬で広く指板が見えるようになり、そしてそれらの響きを弾く前に頭で感じながら弾く事が出来るようにするのも今の俺の課題の一つです。

The shadow of your smile (14th Oct 2017) by Mamoru Morishita

15日 日曜日

Manhattanです。
実はこの曲は年末のコンサートでやろうとしたのですが、曲数がそれなりに揃っているのとアコーディオンのレコーディングがまだ終わらないのでボツにしました。
それでも一応譜面も作ったのでラフにアトリヴで録りましたが、これらを録りながら俺自身そのアドリヴがどこまで一発で決まるようになったのか等の確認でもあります・・・
確かに10年前は譜面を見ながらこんなに瞬間で反応する事は出来ませんでしたね・・・
この20年は真面目に理論書を読んでいるとは言ってもやはり全てが独学なので、それが正しいのか間違って解釈しているのか今でもよくわからなくなる時があります・・・
でも振り返っても見れば最近ラフに立ち上げたような音源にしても10年前にはそんな簡単に初見で一発でアドリヴで決める事は無理だったので、それを思えばやはりそれなりに進歩出来ているのだと思います・・・
それから最近ではGraham Bonnet以外にも頻繁にアメリカのSonyのプロデューサーともやり取りをするようになりました・・・

Manhattan by Mamoru Morishita (11th Oct 2017)

14日 土曜日

頼まれているアメリカのロック・ギターのプロジェクトですが、ベタベタなロックが届きそうでとても嫌な予感がしていましたが、それでも最近では真面目に音楽理論を勉強している様子で(チュニジアの夜)なんかも好きで聞いているとの事でした。
その曲は俺も10年近く前に一度演奏した事がありますが、もし今再びやるとしたら新たに学んで来た事を取り入れる事が出来ると思うので、また少し違ったものになると思います。
やはり俺にしてもそうでしたが、Jazzを学び始めた当初は比較的インサイドに近いものからが入りやすく、そして攻略もしやすいですよね。さすがにいきなりColtraneやHancockは訳が分からないし、何から手を付ければ良いのか見当さえつかないと思います。それらの音楽は1から少しずつ学んで行くからこそ理解出来る音楽ですからね・・・
そうは言ってもJazzを学び始めてすぐに彼から洗練された音楽が送られてくる事は絶対に無いので、やはりそれなりの音楽が送られてくるとは思いますが、それでも気持ちが前を向いている様子だったので彼に『Jazzの世界で待っているよ。』と伝えておきました。
俺自身、HancockやColtraneを弾くようなギター・アルバムなら参加したいなと思います。
ちなみにこの曲のBセクションは相対音感としては、LibertangやRichard GallianoのTango pour Claude等が仲間ですが、その事も彼に伝えておきましたが、そんな事をきっかけにJazzと言うか音楽を学ぶ事の大切さにどんどん気付いて行ってくれたらと思います・・・
それからGraham Bonnetから『いま東京にいる。』との連絡がありましたが、いつもこの事ですがこれだけ頻繁にやり取りをしていても『今から日本に行く。』等とは決して言いません・・・
彼にとっては色々な国に行ってコンサートをやると言う事は特に珍しい事でも何でもなく日常の生活パターンの一部の様ですね・・・
それとItrhamara Kooraxから連絡があり、少し前からどうにも喉の調子が悪くコンサートをキャンセルしなくてはならないかも知れないと言っていましたが、何とかコンサートは終える事は出来たけれどその日の出来は凄く悪かったとの事でした。
俺達のような楽器プレーヤーは多少の風邪ぐらいなら、その1,2時間の間だけ栄養剤やカフェイン等でごまかす事が出来ますが、シンガーの場合は声が出なくなるので、毎日腕が落ちないようにスキルを維持しなければならない俺達とはまた違った気苦労があるようですね・・・
ちなみに彼女との共作の一曲の入ったCDの完成も、残りはあとSallaberryのドラムとアコーディオンが1曲となりましたが、でもその事は彼女へのサプライズとして一切触れないようにしています。

Night in Tunisia(April 27th 2008) by Mamoru Morishita

13日 金曜日

今回ゲスト参加してくれる事になったBassのJaime AklanderですがIthamara Kooraxと(G線上のアリア)をやっている動画がありました。
ちなみにギターはRodrigo Limaです。最近では自分でも不思議なほど世界中の著名人達と繋がって行きます・・・

Ithamara Koorax - Air on a G String / Aria na Corda Sol (J.S. Bach)

12日 木曜日

サンディエゴのJazz Singetr、Sacha Boutrosと少しやり取りをしました。
彼女は現在新譜を作り始めていますが俺同様に製作費から全て自費で大変な様子でした。彼女は前作がGrammy賞にノミネートされましたが、その彼女でさえも今はそんな時代です・・・
俺にしても30年もかけてやっとメジャー・デビューをしましたが、制作に膨大なお金を使っても毎月1円も返ってこないのが残念ながら今の音楽産業です・・・
以前にも書きましたが、それでもミュージシャンはCDを作らなければ何も始まらないのでほとんどのミュージシャンが自腹で作っているのが現状です・・・
これからまた10年先にはどう変わっているのか見当もつきませんが、少なくても俺達ミュージシャンにはあまり明るい未来はなさそうですね・・・

11日 水曜日

Ithamara Kooraxに頼まれてブラジルに再び荷物を送りました。
もう何十回ブラジルに送ったのかわかりませんが郵便局に行くと『今日はどこの国ですか?』等と聞かれるようになりましたが、その反対に郵便屋さんが配達に来た時に『海外からの荷物は大体モリシタさんのところ来るので、多少の住所や名前が違っていても(英語で書いてあるため)見当が付きます。』なんて言われます。
それでもやはり一番やり取りをしている国はブラジルですね。

10日 火曜日

BassのJorge Pescaraが忙しく代わりに彼にJaime Aklanderを紹介してもらいましたが、その音源を何故か俺のレコーダーが急に読み取ってくれなくなり、俺のレコーダーがすでに販売停止になっている事もあり遂に規格に合わなくなってしまったのかな等と色々と試行錯誤していましたが、気付いて見たら単にディスクの容量がいっぱいになっていただけでした・・・
確認をしてSallaberryに送りましたが、残りはその1曲とアコーディオンが2曲となりました。完成まで後少しの様ですね・・・
それからどさくさに少し風邪をひいてしまいましたが、何とか酷くなる前に抑えられたようです。

9日 月曜日

長い間使っているボクシングのミットがいよいよボロボロになって来て、そしてそのボロボロになったミットと貧乏な俺を見かねて練習生達がみんなで割り勘で新しいミットを買ってくれました・・・
4500円のミットですが俺にとっては心のミットです。大切に使わせてもらいます。練習生のみんなどうもありがとうございました。

8日 日曜日

俺は以前オリジナリティに拘るあまり音楽理論に関して途中から無茶苦茶な事をやっていた時期があると何度もここで書いて来ましたが、新たに読み始めた音楽理論書に『どんな編曲者でもヴォイシング等の効果の判断を誤る事があり、もしそうでない場合はその編曲者は新しい試みを諦め、既に使った同じヴォイシングの繰り返しで満足している事を意味する。』と書いてありました。
もっとも、俺ほど勘違いするのもどうかとも思いますが、それでもそんな編曲者達のレベルでも(誤る事がある)と書いてあり、何だかみんな同じ人間なんだなと思ったら少しほっとしました。
ただ俺の場合は周りに軌道修正をしてくれる人がいないため(確実に進歩する)にはどうしても遠回りをしてしまうようです・・・
よく思いますが、自分の隣にHancockみたいな人がいてくれたら今学んでいる事に確信を持って、そして常に正しい方向に進んで行く事が出来るのでもっと時間を省略出来るのにな等と思います・・・
俺にとってボクシングもそうですが、リングがないからサンドバックがないからとかではなくて、自分が絶対に(やる)と言う気持ちとそして行動が大切だと思います。俺はいつもそうやってギターとボクシングのスキルを高めて生きて来ました・・・

7日 土曜日

マラソン用の靴ですが以前、軽い靴が良いと思って底の薄い靴を買ったら500キロも走れず3か月も経たないうちに穴があいてしまいだめになった事があるので、それ以降は安くても多少底がしっかりした靴を選ぶようにしています。
その底の薄い靴で3か月持ちませんでしたが、ある程度底がしっかりした靴でも半年前後でだめになるようです。
距離にして1000キロ持たないようですが、例えば単純計算で1足で900キロ走れるとしたら地球一周を4万キロとしたら45足程度で地球一周になるようです・・・
20代の頃からトボトボと走っていますが、この数年は距離を記録するようになりおかげで今では毎日真面目に走っています・・・
でも俺はこれまでマラソンのために何足履きつぶしたのか全く覚えていません・・・
俺は残りの人生で後何足マラソンのためにクツを履きつぶすのでしょうかね・・・

6日 金曜日

新たな音楽理論書に取り掛かりました。
前回の本は少し前のギターリストの本で30ページほどの内容でしたが、すでに知っている事ばかりでお金を無駄にしたと言うよりもむしろホッとしました。
新たな本は250ページほどですが、さて長い旅になるのか、それとも確認程度で済むのか等と思いながら読み始めました。
自分なりにこの20年は相当真面目に理論書を読んで来たので、そろそろそれなりに音楽がわかるレベルになっていて欲しいと思いますが、相対音感だけで全て反応する事は残念ながら俺にはまだ無理ですね・・・
でも確実に言える事は、その相対音感は少しずつ良くなっているようです。
さて問題です。どんな進行になって行きそうでしょうか?

#W7m7b5―Z7―Vm7b5―Y7―Um7b5―X7―Tmaj7―Tdim―Tmaj7―Tdim

トニック・ディミニッシュがポイントですよね!!

5日 木曜日

そのアメリカのSonyのプロデューサーから連絡があり、CDのマスター音源が仕上がったら連絡をして欲しいとの事でした・・・
それと世界的に著名なブラジルのプロデューサーのArnaldo DeSouteiroとも少しやり取りをしてCDの完成をとても楽しみにしているとの事でした。(彼の作詞が一曲ありますからね。)
それから頼まれているアメリカのベタベタのロックですが、音沙汰が無くなって来たので早くもボツの気配がしています。でもレコーディング前なので特に俺の時間を使ったわけではないので、まぁ良いでしょう。
どちらにしてもロックみたいなママゴト音楽を今更好き好んで絶対にやりたくはないですからね・・・
更にはGraham BonnetからMike Varneyに伝言を頼まれて片言英語の俺が伝えて、そしてそのGrahamは今はハワイにいるとの事で、Mike Varneyからは間もなく完成予定のCDに対して早くもおめでとうとの連絡がありました。
それにしても我ながら無茶苦茶な人脈になって来ましたね・・・

4日 水曜日

俺のCDのゲストにBassのJorge Pescaraが一曲参加予定でしたが、彼は年内は忙しいとの事で代わりのBassistを紹介してくれて、そして既に音源はレコーディングされていてすぐに送られて来ました。
それで音源を確認したところハーフ・タイム・フィールのBossa NovaになっていたのでDouble Time FeelのSambaでやって欲しい事をそのBassistに伝えると、
『Mamoruの言いたい事はわかるよ。実は私も最初Double Time Feelでと思ったけれど、Joao GilbertoやJobimのfamilyのレコーディングではHalf Time Feelがトラディショナルです。でも今一度Double Time Feelで録り直します。私はただあなたにこの事について知って欲しかったです。』との事でした。
さすがに本場の人は引き出しが違いますね。とにかく2takeのうちでしっくりくる方を選びたいと思います。

3日 火曜日

今度はアメリカのSonyのプロデューサーともやり取りをするようになり、Emailアドレスを聞かれたので早速送り、それと同時にそのプロデューサーの簡単なプロフィールも教えてもらいました。
それこそBrecker BrothersやLarry Coryell、Joan Jet. Paul McCartney, Billy idol, The Beatles等、これまでに500以上のアーティストをプロデュースして来たようです。
それで俺に『もしもアメリカのSonyからリリースしたいのなら伝えて欲しい。』との事でしたが・・・
それから現在Las Vegasが大変な事になっている様子なので急いでMike VarneyとPaul Shortinoに連絡をしたら2人とも大丈夫との事でした。Graham BonnetとArturo SandovalはL.A.なので問題はないとの事でした。
それにしても一日の間に凄い人達から連絡をもらえた冗談みたいな日ですね・・・

2日 月曜日

俺達のやっている芸術やスポーツ等の世界は一般社会とは違って自分の労力に対してすぐにお金が入るというものではありません。
もしも入るとするならそれは成し遂げた人や運の良かった一部の人達だけです・・・
だからこそ一般社会の中でしか生きた事がない人達からは悲しい事に二言目にはすぐに『あとはお金だね。』等と冷めた事を言われる事が本当によくあり、挙句の果てには『好きな事だけやって生きてうらやましい。』等とバカ丸出しの事を言われたりします・・・
そいつらこそ目先の好きな事だけを選んで生きて来たからこそそんな程度の人生なのですよ。俺はそいつらに結婚しろとか子どもを作れとか家を建てろ等と一度も頼んだ事は無いですよ・・・
時給いくら、日給いくらでしか働いた事が無い人間からしたらそんな程度の発想しか浮かばないのかも知れませんが、それを否定するつもりは毛頭ありません。
ただそんな奴等に俺達が普通にやっている(夢を叶えるために自分のスキルを磨く膨大な努力の時間)を理解しろと言ってもどうせ無理なので、そんな時には黙ってそこから去る様にしています・・・

1日 日曜日

頼まれているアメリカのロック・ドラマーのプロジェクトの音源が届きました。
それで、予想通りベタベタのパワー・コードのママゴト音楽でした・・・
正直言って思いっ切りテンションが下がっていますが以前からの約束なのでとりあえずやって見ますが、早くも仲違いする予感がしています・・・
今の時代みんなそれなりにギターが弾けるのでこんなママゴト音楽ならわざわざ俺に頼む事も無いと思いますが・・・
You Tubeで立ち上がっている俺の動画でパワー・コードなんかで弾いている曲は一切無いと思いますよ・・・
俺は以前正規に音楽を学ばなかったため間違った方向に行ってしまい無茶苦茶な事をやっていましたが、でもそれは裏を返せばいつまでもトライアドやパワー・コード音楽ではだめだと言う気持ちの表れですよ。そう思ったのが俺が確か24歳の時ですよ・・・
とにかく何か動きがあり次第お伝えしますが、多分仲違いをすると思っていて下さい。(笑)
それでそのアメリカのSonyのプロデューサーともやり取りをして、それからBassのJorgeが年内は忙しいとの事で友達のベーシストを紹介してくれて既に音源が届きました。来週その音源を確認して見ますが、問題がないようならすぐにSallaberryに送ります。仕上がりまで何だかカウントダウンの様な気分です。
それとGrammy賞常連のスーパー・トランペッターArturo Sandovalから茶目っ気たっぷりの動画が届いて、更にサンディエゴのジャズ・シンガーSachaから再び、『電話をしたいけれどスマートフォンはないのか?私のアプリの番号を伝えるから登録して下さい。』と教えてくれましたが、残念ながら俺はいまだにガラケーです。そしてIthamara Kooraxからは再びブラジルに送って欲しいものがあると頼まれ、それから例によってGraham Bonnetとは気軽に一言やり取りをして、色々な人達となんとなくガチャガチャした1日でした。