2017年 11月

30日 木曜日

最近練習がてらよくラフに動画を撮って立ち上げていますが、先日立ち上げた下記の動画に対して何故かいきなり急に切れた奴がいて、少しやり取りをしましたが結局なんでそんなむきになって文句を言われたのかわからないままイライラしてこの数日過ごしていましたが、どうやら俺がそいつのためにギターを弾いて動画を立ち上げたと勝手に勘違いをしたようでした・・・
『何の面識もないあかの他人にいくらなんでもいきなりギターなんか弾かないですよ!!(笑)』幸せな脳みそをしている奴ですよ・・・
こんな事を言う必要があるのかどうかもわかりませんが、誤解がないようはっきりここで伝えておきますが、Sachaや周りの知人のために弾く事はあってもいきなり知らない人間のためにギターなんか絶対に弾かないですよ。そんな事をしてたらアホだと思われますよ・・・
考えても見ればこれがもしも相手が女なら(下心がある)等と言われるのでしょうね。本当に人って面倒臭いです・・・
俺は普段から分け隔てなく人と接するようにしていますが、若く見える事もあり時折その事が裏目に出る事があります・・・
そしてそんな事がある度に俺はどんどん人が嫌いになって人付き合いをしなくなりましたが、それでも時々『若いのだから人生守りに入っていないでアメリカぐらい行って来い!』等と俺と歳が変わらないような奴等に寝ぼけた事を言われてみたり、地雷みたいな人間に出会う事があります・・・
俺が一体にそいつらに対して何をやったと言うのですか!?俺は平和主義ですよ・・・

Nica's Dream (26th Nov 2017) by Mamoru Morishita

29日 水曜日

サンディエゴのジャズ・シンガーSacha Boutrosにちょっとしたサプライズを送りました。
この曲は彼女の前作のNy After Darkに入っているSa.Cha.Chaと言う曲で、それを俺が音を取ってギターで再現しました。とても喜んでくれた様子だったので良かったです。

Sacha Boutros - Sa.Cha.Cha by Mamoru Morishita

28日 火曜日

アメリカのラジオで俺とIthamara KooraxとのNatural Promenadeを流してもらいました。40分頃から始まります。

The Cr’ass Nation Radio Show #5

27日 月曜日

Nica's Dreamです。 この曲は次の次のCDでボクシングの練習生からのリクエストです。
この曲やCheek to Cheek等のBセクションの5度ペダルはひとつの大きな特徴ですが、もしも5度ペダルがピンと来ない様ならこの曲等で耳に馴染ませて行けば良いと思います。

Nica's Dream (26th Nov 2017) by Mamoru Morishita

26日 日曜日

ロックの奴等の言う簡単は、主に音数が少ない事を言います。
ジャズの奴等が言う簡単は、主にペンタトニックやわずかながらのダイアトニック・スケール、そしてトライアド程度のノン・ダイアトニック・コードだけで弾いている事を言います・・・
そしてほとんどの人間が自分にとって楽な方、楽しい方しか選択しません。
だからこそ趣味の暇つぶしで人生が終わるのですよ・・・

25日 土曜日

現在アコーディオンを録り直していますが、俺のパートは終わっているので早くも次の次のCDの作業に取り掛かり始めていて、そしてその次の次のCDでは今度はオリジナルではなくJazzのスタンダードで固めようと思っています。
そしてそのスタンダードですが、早くもボクシングの練習生からNica's Dreamのリクエストがあり譜面を作り始めていますが、俺が時々参考にしているPhil Woodsのバージョンを聞いたらコード進行等に関しては特に何か真新しい事をやっている感じではないようですが、彼らしくソロのセクションに工夫がされていました。
ソロは彼とピアノがそれぞれ3コーラスずつですが、Aセクション最初はラテンから始まりBセクションの5度ペダル等この曲のセオリー通りで、2コーラス目からBセクションの5度ペダルの使い方とそして3コーラス目には4ビートに変わり、明らかに3コーラスずつソロを取る前提でアレンジをしたようです。
もしも興味のある方はそれらを取ってみて下さい。これらがJazzの世界で言うところの勉強の一種です。
それからピアニストのコンピングが熱いですね!!こんなコンピングをされたらメロディやソロを取っている人もおのずと熱くなりますよね・・・

Phil Woods - Nica's Dream

24日 金曜日

サンディエゴのジャズ・シンガーSacha Boutrosと少しやり取りをしました。
彼女も現在新譜を制作中ですが、そのCDの制作がきりになる12月中旬にいよいよ俺の曲に取り掛かってくれるとの事でした。
実際にその音源が手元に届くまでは何とも言えませんが、彼女ともお互いの国から郵便物等のやり取りまでしているので、よほどの事でもない限り良いとは思いますが・・・
先日も書きましたが今度の俺のCDのほとんどはギターとアコーディオンだけですがゲストとして以下の人達が参加予定です。

Until we meet again/作詞:Ithamara Koorak、Arnaldo DeSouteiro/歌:Ithamara Koorak
Sakura Saku/ドラムス:Sallaberry Robert/ベース:Jaime Aklander
Snow and Moon/作詞:Sacha Boutros/歌:Sacha Boutros

大袈裟に感じるかも知れませんが、このCDが完成したら俺はこの世にはあまり大きく未練なんてないのかも知れません・・・

Sacha Boutros - I Thought About You

23日 木曜日

You don't know what's love is です。
この曲を取り上げた意味は特にはありませんが、アナライズとしては俺の中では2全音上への転調の代名詞的な曲です。
理論書には、(2全音上への転調は劇的なサプライズの効果があり、そして特にBセクションの後半で起こる事が多い。)等と書いてありましたが、まさにその通りの流れで、曲もマイナー曲でメロディが9thからの導入となれば俺が嫌いなはずがありません・・・
サビのソロに関しては思いっ切り臭いほどのU-Xラインを弾いていますが、その分せめてその入りの部分が自然になるようアドリヴを組み立てながら弾きました。
この曲も機会があればまたいつか演奏してみたいですね。

You don't know what's love is (21th Nove 2017) by Mamoru Morishita

22日 水曜日

それなりの高いところを目指していたとして、自分よりもはるかにそのスキルを持っている人に自分のやっている事が『ママゴトだ!』等と言われたらどうしますか?
『うるさい!俺はこれで良い!』等と言って、何の役にも立たない負け惜しみプライドのためそこから何も学ぼうとしなかったら、やはりそいつはママゴトのトライアド音楽だけで生涯が終わると思います・・・
かつての俺の生徒達にも何かのタイミングでたまたま自分の周りに人が集まって来たり、少しばかり事が上手く行き始めた人間にこんな奴等がいましたが、そいつら今頃はそれなりに歳を取って来て、それでもいまだに『俺達はこれで良い!』等とママゴトロックやトライアド音楽をやって、そしていまだにそんな程度で夢が叶う等と思っていますかね?
多分こんな奴等がそのまま60、70歳になって、そして夢を叶える事を出来ずに生涯を終える典型的なパターンだと思います・・・
それは当たり前ですよ。好きな事をやる事と夢を叶える事を勘違いしているからですよ・・・
その反対に、自分よりもはるかにそのスキルを持っている人達に自分のやっている事が『ママゴトだ!』等と言われ、そうかと思って練習内容を変更する等して、ひたすら努力と向き合って10年、20年を過ごせば、それだけのスキルが身に付いて夢を叶える可能性が出て来ると思います。
それが勘が良ければ、今ならYou Tube等に音源や動画が沢山立ち上がっているので、それらを参考にする事も出来ます・・・
ずーーーーーっとSomke on the waterを弾いていて、誰か一流と言われるミュージシャンが声をかけてくれると思いますか?
少なくても俺に関しては、頼まれた音源がトライアドやパワー・コードの時点でよほどの付き合いでもない限り断りますが・・・
そう言えば以前Show-yaのコピーで海外のアーティスト達とCDを作る事になり、それが他でもない俺の大切な友達のJason Beckerへのトリビュートだったので快く引き受けて録音までしましたが、元シュラプネルのドラマーがもっとイン・サイドで弾くように等と訳の分からない事を言って来たので、お子ちゃま同士でやるよう伝えて俺はあっさり断った事がありました・・・
(類は友を呼ぶ)とは言いますが、同じレベルの奴等がそこにいるのですよ・・・

21日 火曜日

先週中頃から風邪をひいてしまい、そうは言っても練習生や生徒達を見ているので薬とうがいを頻繁にして空いた時間はなるべく暖かくして横になって過ごして何とか乗り切りました。
こう言った時には俺は全て自分でやっているので休む訳には行きませんがその分、薬や体温等に気を遣うようになったので、何とか酷くなり過ぎる手前で防ぐ事が出来たようです。
これから冬が来るので更に気を付けなければなりませんが、みなさんもどうぞ気を付けて下さい。

20日 月曜日

サンディエゴのジャズ・シンガーSacha Boutrosが、以前送った俺のオリジナル曲のSnow & Moonと言う曲を俺のCDで歌う事にゴー・サインを出してくれました。
その曲はこれまでに俺が作った中で最もコード・プログレッションとメロディが上手く行った曲です。
ただ彼女はもともとルーズな人なので実際に形になるまでは何とも言えませんが、それでも彼女を嘘はつく人ではないので、かなりの割合で良い様な気がしますが、ただそれらの件でアメリカのソニーのプロデューサーにも話して3人で話を進め始めたら、さすがに色々な国をまたいで来たので著作の件で面倒になって来るかも知れません。最悪その場合は残念ながら今回Sachaの件はボツにした方が良いのかも知れませんが・・・
今度の俺のCDは基本はギターとアコーディオンだけですが、ゲストとしてIthamara Koorakと世界的なブラジルのプロデューサーのArnaldo DeSouteiroらの作詞で、勿論歌はIthamara Kooraxとの曲が一曲と、Sallaberry Robert(ドラム)とJaime Aklander(ベース)との曲が一曲で、そして更にそのSachaまでもが俺の曲に歌詞を書いて歌ってくれたら最高のCDになりますが、Sachaの件がうまく行かなかったとしてもブラジルのスーパー・ミュージシャン達だけで固めても充分過ぎるとは思います。
ちなみにそれでもいまだに日本では無視されてクソ扱いされますが、所詮お子ちゃま音楽の日本はそんな程度なのと、俺の人生はとかく中間と言うものが無くて両極端な事ばかりなので、結局音楽にしても案外そんなものなのかも知れませんね・・・

Sacha Boutros - I Thought About You

19日 日曜日

他にも色々ありますが、俺がこの20年で読んで来た主な音楽理論書です。
宣伝をする訳ではありませんが気付いて見ればaTN社の理論書が多いですね。20回以上読んだ本もありますが大体平均で7,8回前後読んでいると思います。
その中でも特に影響を受けた本が2,3冊ありますが、でもそれらの本をいきなり人に勧める事はしません。
その理由は、例えば高校や大学で習うような本にしても結局はひらがな、カタカナ、漢字等を順番に覚えて行かなければ何を書いてあるのか全く理解出来ないのと同じような事だからです。
人にどんな理論書から読めばいいの尋ねられた時には、最初の数冊は最も簡単そうで最も薄い本から読み始めて、決して読書ではないのでそこに書いてある事がわかるまでは次々に読み進めて行かない事と、そして絶対に把握出来るまで何回でも読む事ですね・・・
それらの理論書と一般の読書との一番の違いは、音楽理論書の(わかる)と言う事は『ふーーーん。』等と頭の中だけで納得する事では絶対にないので例えばリディアンb7を学んだら、そのリディアンb7を耳で聞いて瞬時に判断が出来る様にして、瞬時にアトリヴで対応出来る様にして、勿論12の全てのキーで対処出来る様にして、そして具体的にどんな箇所で使用出来るのかを完全に学ぶ事です。それが音楽理論書を学ぶと言う事です。
その反対に最初俺もやってしまいましたが、変に背伸びをしていきなり分厚い理論書を買ってしまったり、読書の様に淡々と次のページを読んで行ってしまったり等、こんな読み方では音楽理論は絶対に攻略出来ないと思います。
どちらにしてもそんな地味な作業を毎日続けても、何となく点と線とがつながって来るのに10年ぐらいはかかり、それなりに把握出来るようになるのにやはり20年ぐらいはかかると思うので根気よく読み続ける事と、そして絶えず音楽理論を意識してそして趣味でないのなら、リスナーではないので決して自分にとってイージーなママゴト音楽を聞かず、勉強のための音楽を聴き続ける事です。
考えても見て下さい。もしも俺がずっとSmoke On The Waterやトライアドのママゴト音楽ばかり聴いていたら、俺が今やっている様な音楽が弾けるようになったり理解出来る様になったと思いますか?(好きな音楽を聞く、好きな音楽を弾く。)それは趣味ですよ。
音楽理論を学ぶと言う事は、それらはちょうど他の国の言葉を学ぶ事と同じような事だと思って下さい。そこの国に生まれて10歳の子供がどれだけ達者に自分の国の言葉を話す事が出来るかです・・・
だから音楽理論もそれなりに会得するのには膨大な時間がかかるので、そう思いながら長いスタンスで自分と向き合う必要があります。
ちなみに勉強のための音楽としては、やはり最初はJazzでスタンダードと言われるもので歌物が入りやすいと思います。勿論最初は訳がわからずとても退屈に感じるかと思いますが、勉強とは退屈で嫌なものに決まっていますよ・・・
そのJazzのスタンダードにしても1001等と言われているように膨大な曲数がありますが、その反対側から言えばそれら1001と言われているJazzのスタンダードが全て耳で判断が出来て、そしてアドリヴを取る事が出来るようになった頃には相当色々な事が理解出来る様になっていると思います。
それらのスタンダードを相対音感だけで全て弾く事が出来るようになったら、その頃にはひとつの相対音感のゴールだと思います。そして今の俺が目指しているところでもあります。
Miles Davisが何かのインタビューで音楽を会得する事に対して『Looooong way』としみじみ言っていた場面がありましたが、新たな課題に出会う度にその言葉を思い出します。
そして勿論音楽理論だけではなく楽器自体も練習しなければなりません。これらの両立が俺の人生の最大のテーマです・・・
考えても見ればこの20年で何十冊と読んでいる理論書ですが、結局これらの理論書を通して俺が身に付けようとしているのは相対音感なのですね・・・

18日 土曜日

Chick CoreaのマネージャーからSallaberryとの音源を聞いたとのメールがあり、ブラジル音楽が好きでとても気に入ってくれたとの事でしたが、社交辞令の様な内容だったので多分先にはつながらないかと思います・・・
ただそれでも最近ではそんなレベルの人達でさえ認識してくれ始めている様なので、それだけでも大きな収穫だと思います・・・
アコーディオンのレコーディングの件ですが、結局ほぼ全てを録り直す事になりましたが、それでもやるしかないのと、12月のコンサートと両立しながら進めて行くパターンも見出した様に思うので、何とか週1曲程度の割合で仕上げて行きたいと思っています。
完成まで後ひと踏ん張りですが、アメリカのプロデューサーも待ってくれているので絶対に仕上げます。これが俺の35年のギター人生の集大成ですからね・・・

17日 金曜日

先日の(枯葉)シリーズではないですが、最近のBye Bye Blackbirdのコード進行の流れです。
勿論これも特に難しいコードを使っている訳ではないので、この程度はすぐに音を取ってアドリヴが取れなければ、やはりその世界では追い出されると思います。

Bye Bye Blackbird (15th Nov 2017) by Mamoru Morishita

16日 木曜日

そして再びChick Coreaのマネージャーから音源を聞きたいとのメールがありました。俺はあまり運がないので何も期待しない方が良いかと思っていますが・・・

15日 水曜日

モニター・スピーカーで最終確認をしてよく聞いたら、今回アコーディオンのレコーディングに高感度のコンデンサー・マイクを使用した事と、家がとても田舎でちょうど虫の鳴く時期のピークだった事とが重なり、全てのアコーディオンの録音に虫の鳴き声と時計の音まで拾っていました・・・
仕方が無いので全て録り直すしかありませんが、多くの場合2度目の録音の方が時間が短縮されたり良いテイクが録れるので、そう願いながら今一度録り直すしかありません・・・
1、2カ月程で録れると良いのですが、今回は間に一度コンサートもあるので、共に中途半端にならないように気を付けなければなりません・・・
これで虫の鳴く時期にはアコーディオンのレコーディングが出来ない事が良く分かったので、次からはそれらの時期等も考えながら作業を進めて行かなくなてならないですね・・・
それでとりあえず急いでアメリカのソニーのプロデューサーに伝えたら『準備が出来たら絶対に呼んでくれ、ブラザー!』と気さくに返事が返って来ました。勿論ブラジルのプロデューサーもとても楽しみにしてくれています。そしてGraham Bonnetはいつもやり取りをしています!!!!

14日 火曜日

ある音楽理論書に、(最近は調性が薄いものを好む傾向にある)と書いてあり、言われてみれば確かにそうですが、俺の意見ですが更に最近ではメロディック・マイナーの世界に入りかけているように思います。
勿論俺達の言うところメロディック・マイナーとは、そのまま使用するような幼稚なものではなく、リディアン・オーギュメント等の並行調の事ですが、その流れが間もなく発売のCDのRaspberry Tartと言う曲のアコーディオンのソロて抜群に決まったよう思います。
1月頃には発売出来そうなので、どうか後少しだけお待ち下さい。

13日 月曜日

つい先日Graham Bonnetがロンドンの空港にいて、そしてロスの自宅に着くまでしばらくやり取りをしていましたが、現在は既にリハーサル中との事でした。
相変らず忙しい人ですが『今日の喉の調子が良いよ!』とご機嫌そうでした。
以前挨拶がてらGrahamに見せるため1週間ほどこんな曲をコピーした事がありますが・・・

Hiroshima Mon Amor by Mamoru Morishita (4th Aug 2016)

12日 日曜日

これで一応新譜のCDの録音が全て終わりました。後は最終的なバランスを来週別のスピーカーで確認していよいよCDの制作に入ります。
そして勿論国内のプロダクションはもとより、アメリカのSonyのプロデューサーに全米でのリリースの確認をしてもらいます・・・
今回の曲は全て俺がこの20年近くで作った曲で、その中でも特に洗練されたものだけを仕上げました。
今の俺の気持ちは、これまで自分が選んで来た人生でそしてそれらは決して恵まれず大成等と言う言葉とは無縁なところにありますが、それでもこれだけの(自分が歯を喰いしばって頑張って来た証)が残せたのなら、自分の生涯にあまり未練はありません・・・
決して人様の人生を悪く低く言う訳ではありませんが、ただ俺に関しては、適当な相手を見付けて子供を作って家を作って貯金を残して孫の顔を見て死んで行く人生は無理だったと、この歳になっても強く認識出来る俺がいます。
そしていつもCDが完成すると思う事があります。勿論決して死に急いでいる訳ではありませんが、もしも自分で死期を決めなければならないとしたら、これらの自分にとっての本物の作品が仕上がった後ならあまりこの世に未練はない様に思います・・・
体の弱い俺が後どれだけ世界中のスーパー・ミュージシャン達とこんな作品を残せるのかは全くわかりませんが、俺のギターと音楽を通じた作品が俺の人生の全てを賭けた遺産です。今の俺には目に見えるもので欲しいもの等もう何もありません・・・
14歳の冬に偶然ギターに出会ってしまったおかげで、世間一般の人達が感じられるような幸せの様なものは俺には一切ありませんが、それでもこれまで自分が選んで来た人生に一切の悔いはありません。俺はギターとそして音楽をやるために生まれて来ました。これが俺の生きざまです・・・

11日 土曜日

いよいよ全てのレコーディングが終わりました。これで今一度別のスピーカーで最終的なバランスの確認をしてCDの製作に取り掛かりますが、後はポカが無い事を願うばかりです。
それから今度はシルクド・ソレイユ繋がりでブラジルのプロモーターとやり取りをするようになりました。新譜の発売にあたり何か色々と動き出して欲しいですね・・・

10日 金曜日

Song For Barry(The Brecker Brothers)を練習していた時に録った動画です。
ギターは中古で6万円程で買ってアンプは通していません。
よく取材等で使用機材を聞かれますが、少なくても俺に関してはそんな物は全く関係ありません。
プレイに関してはテンポがあるのでLaid Backは使用せずほぼイーブンで弾いています。
それからChick CoreaのマネージャーからSallaberryとの音源を聞きたいので送って欲しいとの連絡があり、とりあえず送りましたが・・・

Song For Barry (The Brecker Brothers) Practice (Sep 2017) by Mamoru Morishita

9日 木曜日

先日久しぶりに会った人に何故かいきなり『最近は体調はどうですか?』と聞かれましたが、考えてみれば最近は体調が良いのでそう伝える事が出来て俺自身嬉しかったですね。
俺は何故か不思議な程4,5年に一度見事なまでに体を大きく壊しますが、体の弱い家系なので仕方が無いですね・・・
でも体の弱い事がわからない人間にはそれがどうしても伝わらず、体の弱い人に対して文句を言ったり挙句の果てにはブチ切れたりする奴等がいます・・・
俺は前世も来世も全く信じてないですが、こんな話を聞いた事があります。
『怒りっぽい人いますよね?すぐにヒステリーをおこしたり等、そんな人達はまだ動物から人間になったばかりなんですよ。その反対に人に飼われている動物は野生の動物とは違い顔が優しいですよね!?それは間もなく人になろうとしているからです。』等と聞きましたが、そう思うとすぐに切れたり、人を悪く低く言って喜んでいる奴等の顔が確かにエテコーみたいに見えて来ますが、家のとぼけた顔の犬を見ていると、性根が醜い人間になるのならこのまま犬のままでいてくれた方が可愛いのになと思ってしまいます・・・

8日 水曜日

最近の(枯葉)の流れです。
当然の事ですが、この程度のコード進行ぐらいはすぐに音を取ってアドリヴが取れなければ、俺達の世界では邪魔者扱いされて追い出されると思います・・・
勿論ソロはアドリヴ一発で録ってます。思いっ切り俺らしくレイド・バックを使用しています。
それからアメリカに着いてすぐにGrahamから返事がありました。
それとアメリカのソニーのプロデューサーが俺が弾いているSallaberryの音源を聞いて気に入ってくれました。
上手く行けば今週には全ての録音が終わるので、それらのミックスが仕上がり次第そのプロデューサーに送る予定です。
俺はどうにも運が無いのであまり高望みはしないようにはしていますが、さてどうなるのでしようかね・・・

Autumn Leaves (5th Nov 017) by Mamoru Morishita

7日 火曜日

Graham Bonnetから今ロンドンの空港にいるとの連絡がありました。
少しやり取りをしたら今回は自分一人との事だったので待ち時間が相当退屈な事は理解出来るつもりなので、どうにも暇なら連絡でもくれるよう伝えたら飛行機に乗るまでのしばらくの間何度かやり取りをしました。
Graham Bonnetと言えば俺がギターを始めた頃のスーパー・ヒーローですよ。あれから30年以上の月日が流れていつの間にか今ではこんなスタンスで毎日のようにやり取りをするようになりました。そして不思議な事にはこれまでに一度も会った事も無いし勿論一緒に何か演奏したような事もありません・・・
俺にしてもそうですが、多分Grahamにしてもこんなスタンスで一度も会った事もない人間と頻繁にやり取りをしている人もいない様な気がします。本当にありがたくも不思議なご縁です・・・
Ithamar Kooraxは俺にとっての一番の恩人でもあり、これまでに2度直接俺の部屋に電話をかけてくれました。
Fernanda Takaiは以前ブラジルの彼女の家に直接音源を送ったり、偶然にも俺の地元に来日したので応援に行ったら楽屋に通してくれました。
Paul Shortinoは俺の動画を見ていきなり携帯番号を教えてくれて、昨年来日したので応援に行って来ました。
Sacha Boutrosは電話をしたいと何度も言ってくれたり、サンディエゴからCDを送ってくれたり手紙を書いてくれました。
Grahamに関しては以前一度俺のパソコンに電話をくれた事がありましたが、俺のパソコンでは対応出来ないため残念ながら電話を取る事は出来ませんでした・・・
Grahamはジェントルマンで本当に良い人でそして俺が子供の頃のヒーローでもあるので絶対に彼を悪く低く言うつもりはありませんが、ただ今の俺は100%ロックとは無縁で、弾く事も聴く事も全くありません。それでも一番やり取りをしているのがGraham Bonnetだったりします・・・
人のご縁と言うものは本当に不思議です・・・
これから先、俺はまたどんな人達と会えるのでしょうか・・・

6日 月曜日

相変らずGraham Bonnetとは毎日のようにやり取りをしていますが、時折1,2日連絡が無くなる事があり、そんな時には決まって飛行機で移動中のようで、現在はイングランドで、今晩最後のコンサートをして帰るとの事でした。俺とは違って本当に忙しい人です・・・
それから以前ブラジルの雑誌で取材してくれた人からも新譜の件で連絡があり、完成したら知らせて欲しいとの事でしたが、また取り上げてくれるのですかね!?

5日 日曜日

新譜のCDの残りのレコーディングがいよいよアコーディオンのソロ・パート1曲のみとなりました。そしてそれに伴い何故か不思議な緊張感みたいなものが出て来ました・・・
理由は良くはわかりませんが多分、長年かけて作って来たものにどこかミス・トーンやヴォイシング等の間違いはないかとか、ミックスのバランスはこれで大丈夫なのか等が気になって来たのかも知れません。俺の場合は全て自分でやっていますからね・・・
確かに気になる部分は正直ありますが、どこかでキリを付けなければいつまでも仕上がらないので注意深く聞きながら、でもあまり耳を澄まして聞かないようにしている様な今はそんな不思議な状態で自分の音源と接しています・・・
早くCDを完成させてこんな不安定な状態から解放されたいと思いますが、今回は既に次のプロジェクトの事が頭の中にあるので、またそれらを1から始めて行く事を考えるととても長い作業ですね・・・
多分俺はそうやって自分が精一杯に生きて来た証明みたいなものを残そうとしてるのだと思います。今の俺は目に見えるもので特に欲しい物等はありません・・・

4日 土曜日

コンサートのチラシが出来上がりました。
人数が揃い次第の開催となりますのでお早目にご連絡下さい。

セレスト 12月17日2017年

3日 金曜日

今読んでいる音楽理論書はブラスのビッグ・バンドに関する本だったようで、はっきり言って今の俺にはほとんど無縁なものを買ってしまった様でした・・・
何分にも自分の触覚だけで目星を付けてネットで購入しているので、どうしても自分が求めているものとは時折少々ずれたものを買ってしまう事があります・・・
そうは言っても音楽理論は根気よく何度も読み返さなければ点と線がつながらないので、とりあえずは著者の言いたい事が何となく見えて来るまでは読み返すつもりでいます・・・
勿論これらの事が今の俺にとって特に必要のないものと分かれば勿論それらは生徒達には伝えません。
これが自分で試行錯誤しながら学んでそして教える側の立場と、その指導者から重要だと思われる事柄だけを学ぶ事が出来る生徒との時間の差なのだと思います。
だからこそその生徒に心さえあれば後続者は会得する時間が短縮されるのだと思います。
時々思いますがもしも今の俺が、ギターに出会った時の俺に1から教える事が出来たとしたら10年近い時間を短縮出来るような気がします・・・

2日 木曜日

新譜の残りのレコーディングがいよいよ後アコーディオン1曲となり、それに合わせて最近では時折ブラジルとアメリカの著名なプロデューサー達とやり取りをするようになって来ました。
さて俺は一体、生涯でどこまでの事が出来る人間なのでしょうか・・・
俺は長生きなんかには最初から特に興味はありません・・・
どんな気持ちで目を閉じる事が出来るのか、何故か不思議と物心についた時にはそんな事ばかり考えていましたね・・・

それからひとつ良い事がありました。
昨日動けなくなっていたタヌキですが、今日走りながらその場に恐る恐る近づいて見たら姿が無くなっていて、特に争った様な形跡も全くなかったので多分無事に回復してどこかへ行ったのだと思います。そしてそう願いたいです・・・

1日 水曜日

例により堤防を走っていたら先の方に黒い塊があったので(動物が死んでいたら嫌だな・・・)等と思いながら近づいたら、たぬきでした。
よく見たらまだ少し息があったのでそっと声をかけながら近づいて見ましたが、ゆっくり顔を上げるだけで動けない様子でした・・・
憶測ですが、多分道路で車とぶつかり何とか堤防に降りて来たものの力が尽きたのではないかと思います・・・
少しそこにいましたが結局何もしてあげられず後ろ髪をひかれるような思いでその場を立ち去りました・・・
明日そこを通った時にそのタヌキがなんとか復活してその場から去っていて欲しいと思います・・・
それからその少し後に今度はビーグル犬の散歩をしている人がいました。
以前、家の犬ではありませんが、俺の数少ない友達だったビーグル犬がいた事を思い出して思わずその人に『家にも昔ビーグル犬がいましたよ。』と話しかけてしまいました・・・
間もなくその友達だったビーグル犬の命日なのでまた花を持って行きます・・・
俺が動物を好きな理由は悪口を言わないからです・・・

1日 水曜日

コンサートのお知らせ。
12月17日(日)に豊川市のセレストにてコンサートを行います。
人数が揃い次第の開催となりますのでお早めにご連絡を下さい。また前もってご連絡を頂いた方には些細なプレゼントもご用意しています。

12月17日(日) 17:45会場/18:00開演
料金予約制 4500円(税込) お食事付(ドリンク別)
演奏曲予定
いそしぎ
ラヴ
Temptation
Non Stop to Brazil
Laura
No Moon At All
その他

電話 0533-93-6944

豊川市 セレスト