2017年 12月

31日 日曜日

今年も早くも終わってしまいましたが今年一年を振り返って見ると、一月に光栄にもドラマーのSallaberryのプロジェクトに参加させてもらい、そのCDが全世界発売なのでこれで一応ワールト・デビューのような形になりました。そしてそのCDは受賞こそ逃しましたが2017年のラテン・グラミー賞にノミネートされました。
それからプロダクションを移籍したぐらいで特に他には何もなく、新しいCDのアコーディオンをレコーディングして全てを録り終え最終確認を始めたら、今回のレコーディングから高感度なマイクを使用するようになった事とレコーディングした時期が悪く虫の鳴き声や時計の音まで拾ってしまっていて、結局全てのアコーディオンを録り直さなければならなくなってしまいました・・・
それで全てのアコーディオンを録り直して残り2曲となり1月中にはマスター音源が仕上がると思うので、今度こそいよいよ完成かと思います・・・
今年は特に他には何も無かったように思いますが、思えば今年は何故かほとんど毎日のようにGraham Bonnetとやり取りをしていて、12月31日の今日までGrahamとMike Varneyまでやり取りをしていました・・・
2018年は自分のCDの完成と、そしてもしかしたらそのCDで全米契約が取れるかも知れませんが、俺は運が無いのであまり大きくは期待しないようにと思っています・・・
それから、自分のCD以外にも頼まれているものがいくらかあるので来年はそれらが少しずつ形になるのかなと思っています・・・
相変らず特に大きな動きのない一年でしたが、そのあゆみはとても遅いですが、それでも俺の人生は確実に前進していると思います。
来年自分のCDが出来た時に少しだけでも自分が精一杯努力と共に生きて来た事に、また少しだけでも納得が出来たらなと思っています・・・
それから今年のマラソンの合計距離ですが、今年もノルマの1,800キロを超えて1,821.8キロでした。そして明日からまた新たな1キロが始まります・・・

30日 土曜日

今年はクリスマスを過ぎてからアメリカから2通クリスマス・カードが届きました。
1通は時折一緒に音源を作っているテキサスのPaulですが、彼は以前弟を亡くしている事もあり今では俺の事を『自分の弟の様に思っているよ。』と言ってくれます・・・
もう一通はフロリダからでご年配の女性の方ですが、俺の事を『自分の息子の様に思っているから、どうかMamoruも私の事を自分の母親と思って欲しい。』と言ってくれています・・・
勿論2人ともまだ一度も会った事はありませんが、それでもいつも気にかけてくれて誕生日とクリスマスには毎年カードを送ってくれます・・・
俺は不思議と時折、初対面でさえ訳の分からない言いがかりをつけられる事がある反面で(昔デルタ空港のスチュワーデス(当時はそう呼んでいました)にまで、搭乗の際とジュースを頼んだだけで言いがかりをつけられた事がありますよ・・・)、とても気にかけてくれる人に出会ったりします・・・
俺の周りにいる体に不自由を抱えている様な人達は勿論ですが、そんな人達の事も大切に付き合っていかなくてはと思います・・・
それから再びGraham BonnetからMike Varneyに伝言を頼まれましたが、毎回面倒なので直接やり取りをするよう伝えて俺が間に入りました。
彼らのメール・アドレスまで知っていたり等、何となく嬉しくも不思議な気分ですね・・・

29日 金曜日

最後はTime After Timeです。
普段この手のポピュラー・ソングを演奏する時には、これまでに自分が学んで来た事を使いながら可能な限り自分の勉強のためにリハーモナイズをしますが、コンサートの最後に演奏する時にはあまり原曲から離れないようにアレンジをするようにしています。
海外では主に暗い曲よりも明るい曲の方が好まれますが、この曲に関しては不思議とJazzの畑の人達まで取り上げますよね。
言葉は悪いですがとても単純な曲で、Jazzの畑の人達が好むような特別なコード・プログレッション等は一切無いし、更にはJazzの畑の人達は通常W―Xは避けてU―Xを好むのですが・・・
この曲は俺が中学生だった頃の曲ですが、いつの間にか時代はデジタルになってとても便利になりましたが、案外アナログ・レコードとプロモ・ビデオの時代が一番ミュージシャンがでミュージシャンいられた時代なのかも知れませんね・・・

Time After Time (17th dec 2017) by Mamoru Morishita

28日 木曜日

アコーディオンとデュオになってからいつの間に定番になっているSpainですが、今回は一ヶ所(6b13)と言うコードを使って見ました。
ミュージシャンを目指しているのならどこで使っているか探して見て下さい。勿論そのスケールもチェックして下さい。透明感のある独特のサウンドなのですぐにわかると思います。
それから何故か再びGraham BonnetからMike Varneyに伝言を頼まれたので伝えましたが、本人達で直接やれば良い事なのですが・・・(笑)
でも彼らに(いつか3人で食事が出来たら良いね。)と俺からも伝えておきましたが、勿論実現するのは無理だと思いますが、万が一実現するとしたら場所はやはりMikeのいるLas Vegasかな等と空想して見たら、Las VegasならPaul ShortinoもMikeの近くに住んでいるとの事なので、それなら4人で等と思いましたが、万が一それだけの人達が揃うとしたら、さすがにそこに俺は不釣合なので俺はいない方が良いですよね等と自己解決しました・・・

Spain (17th dec 2017) by Mamoru Morishita

27日 水曜日

今回のコンサートはゆったりしたものをメインで演奏しましたが、さすがにそればかりでもどうかと思ったので、いそしぎをダブル・タイム・フィールで演奏しました。
それから再び少しMike Varneyとやり取りをしましたが、やり取りとは言っても彼自身が『音楽ビジネスは終わった。』と言っているので一切音楽の話等ではなく、いつか会ったらどっちが食事代を払うのか?等の他愛もない話だけです。
その後に例によりGraham Bonnetともやり取りをして、それから最近では時折あのブラジルのAntonio Carlos Jobimの息子でIthamara KooraxのドラマーでもあるHaroldo Jobimともやり取りをしています。
以前Ithamara Kooraxから指名がかかり、ブラジルで俺が彼女のサポートをする話になった時、滞在先を彼のマンションにするか等の話になった事もあり、それ以来時々やり取りをしていますが、ただ何分にも彼も俺に負けず劣らず英語が苦手との事でなかなかうまくコミュニケーションが取れませんが・・・
それにしても我ながら無茶苦茶な人脈です・・・

The Shadow Of Your Smile (17th dec 2017) by Mamoru Morishita

26日 火曜日

普段は俺達の演奏前に生徒達に弾いてもらっているのですが、今回は彼らの時間の都合が取れなくてその分俺達の方で急遽Masqueradeを追加しました。
少し意外だったのが、それまでウチのボクシングの練習生はこの曲に対して無反応でしたが、今回の俺達の生演奏を聞いてこの曲が好きになったと言ってくれました。
Jazzは特にそれまであまり印象が無かった曲でも誰かの歌や、誰かのバージョンで急にツボに入る事があります。そしてそれが今回俺達が演奏したMasqueradeaでツボに入ってくれたのはとても嬉しいですね。
それから再びMike Varneyと一言やり取りをしました。彼は現在Las Vegasに住んでいて、俺がLas Vegasに行ったら一緒に食事をする約束をしていますが、俺は出世とは無縁の人生なので会う事があるのかなぁと・・・

This Masquerade(17th dec 2017)by Mamoru Morishita

25日 月曜日

そしてLauraと言う曲で、この曲はゆったりとしたBossaで演奏しました。
アナライズとしてはAセクションのメロディに9thを多用していたり、全音で転調を続けていたりしていますが、気付いて見れば今の俺にはメロディに9thのテンションに使う事に全く違和感も無く、そしてこの程度のコード・プログレッションでは転調的な印象を感じなくなっていますね・・・
人の耳は不思議なもので最初は違和感を感じて、しばらくすると心地よい響きになりそして定着して来ます・・・
裏を返せばそうやって一つずつ会得して行くのですが・・・
これらのメロディの9thだとか全音で下がる転調に違和感が全くなくなっていると同時に、それがいつの間にかこれぐらいのコード・プログレッションなら俺にしても相対音感で反応出来るようになって来ているようです・・・
それから日曜のボクシングの練習は、耳と言葉が少し不自由な練習生が一人だけでした。幸せな事に俺は最近体調が良いのですが、些細なトラブルみたいなものが続いています・・・
でもその耳と言葉が少し不自由な練習生と一緒にいると、俺のトラブルみたいなものは何でもない事に気付かされます・・・
気付いて見ればその練習生とも結構な付き合いになって来ましたが、あまり会話が出来ない分、俺がふざけた事に対して笑ってくれるととても嬉しかったりします・・・

Laura (17th dec 2017) by Mamoru Morishita

24日 日曜日

続きましてNo Moon At Allです。
これは4ビートでやりましたがこの曲に関しては俺の頭の中ではStacy Kentの声が基準になっているようです。
4ビートで弾く事に慣れるのにも結構時間を費やした覚えがありますが、案外何の勉強もせずに音数と縦線と3和音だけでぼーっとパワー・コードでも弾いて死ぬまで遊んでいる方がある意味幸せなのかも知れませんね・・・
この曲のアナライズとしては何と言ってもAセクションのBassがドロップ3を使いながらクリシェで下がって来るところがとても印象的ですよね。
ちなみに全然話は変わりますがSachaとの共演に関して俺が連絡を取ったら、寝る前なのか酒でも飲んでいるのか何故かクリスマス・ソングの事を今頃2曲も送って来て挙句の果てには前回俺に言ったキーと違うキーを言って来ました・・・
もうクリスマスは終わりますよね・・・
場合によっては彼女との共作は今回諦めようかとも思い始めています・・・
それからIthamara Kooraxから連絡があり来年はBossa Nova生誕60年と言う事で色々なところでコンサートをやるので、Mamoruとも日本で一緒に演奏したいとの事だったのでプロダクションと少しやり取りをしましたが、残念ながら実現は無理かなぁと言ったところです・・・
それと23日は、思えばいつの間にか今では誰よりも頻繁にやり取りをしているGraham Bonnetの70歳の誕生日なのでメッセージを送ったら、俺の事をジェントル・マンと言ってくれました・・・
ジャントル・マンはGrahamですよ・・・

No Moon At All (17th dec 2017) by Mamoru Morishita

23日 土曜日

今度はアコーディオンのソロで、Brise Napolitaine (ナポリのそよ風)です。
ワルツの曲ですが、この曲は会場にいるお客さんからのリクエストだったので、ここではジャズ・ワルツではなくあえてベタなワルツで弾いています。
それで実はそのリクエストを頂いたお客さんと言うのが俺が10代の頃からの友人で、しかも当時一緒にバンドをやっていました。
俺の育った1980年代は世間ではヘビー・メタルが大流行した時で、そして俺達も、今では頻繁にやり取りをしているGraham Bonnetの曲なんかもよく取り上げていたので、サプライズにGrahamに頼んでその友人にメッセージを書いてもらいました。
それにしてもあの時から34年も経ったのですね・・・
俺は懲りずにまだ同じ事をやっていますが、それでもいまではほんの少しずつ世界中の人達から認めてもらえるようになって来たようです。俺は努力をしていますから・・・一切遊んでいませんから・・・

Brise Napolitaine (ナポリのそよ風) by Miwako Toda

22日 金曜日

今度はライトなBossaでNon-Stop To Brazilです。
この曲を初めて聴いたのが他でもないIthamara Kooraxのバージョンでしたが気付いて見ればあれからほぼ20年が経ちますね・・・
何度もここで書いていますが、俺は20年前には譜面もまともに読めませんでした。でもちょうどその頃から真面目に音楽を勉強するようになり、この曲もコードから全て自分の耳で音を取ってそして軽くアレンジをしました。
人は諦めずに負荷をかけていれば必ず出来る様になると思います。
俺は身長も159センチしかないので手も小さいし、両親の遺伝で体も弱く、おまけに頭も悪いので、俺と同じだけ努力をすればみんな俺よりもうまくなりますよ・・・
ちなみにソロの途中でスーパー・インポーズを使っていますが、有名な曲なので勿論何の曲かわかりますよね!!
それとイントロはブラジルの曲と言う事もあり、ブラジル的なイントロを使用していますが、ちなみにそれがもしブラジル音楽ならそれぞれのコードにどんなスケールを使うのかわかりますよね?もしもわからなければ音楽をそれなりに目指している人なら自分で調べてみて下さい。その方が頭に入ります。
それからくどいようですが、コンサートでの演奏はそれこそSpainの最後の方だけある程度決めただけで、他は完全に全て出たとこ勝負のアドリヴで弾いています。
それと久々にMike Varneyと一言やり取りをして、そして数日振りにGrahamから連絡があり、長いツアーから戻って今度はレコーディングをしているとの事でした。相変わらず忙しい人ですね・・・

Non-Stop To Brazil (17th dec 2017) by Mamoru Morishita

21日 木曜日

そのLaid Back Grooveの延長のニュアンスでL-O-V-Eです。(もともと俺のギター・スタイル自体Laid Backを多用していますが・・・)
コンサートも終わりこれで再びアコーディオンのレコーディングに取り掛かり、そして俺はすでに普段の勉強モードです。
先日言ってたように今一度Hancockの分析でもと思っていましたが、試しに一度ColtraneのCountdownの逆バージョンをやって見ようと思います。
個人的には2全音上への転調は好きですが、2全音下への転調はいまひとつ好きになれません。でもこのColtarne Changeに関しては下の方が定着していますよね!?
もっとも、好きな事だけをやっていたらそのレベルで止まり、それで人生終わりますからね。練習や勉強とはとても嫌なものですよ・・・
それでこの逆バージョンですが、少し譜面で作り始めたら意外とCountdownと違和感が無くて少し驚くと同時に、(もしかしたらColtraneも何かのタイミングでそう感じたからこそ、Coltrane changeが思い付いたのかな?)等と思ってしまいました・・・
色々なミュージシャンを分析していると、選んだ楽器は勿論ですが、家族やそのプレーヤーが育った時代等を時折感じます・・・
例えばColtarneのモード奏法等にしても、キーボードやシーケンサー等が無い時代に単音楽器の人が最初に自分への確認のためにルートを鳴らしてから吹いて行けばおのずとああなって行きますよね・・・
今ではやり取りのあるMike Varneyですが、その彼のリリースした音源で育った人間が真面目に音楽を勉強をして行けば俺みたいになって行きますよね・・・
自分に負荷を掛けずにぼーーっと生きて来た奴等が何十年経っても同じ事をやって(遊んで)いますよね・・・

L-O-V-E (17th dec 2017) by Mamoru Morishita

20日 水曜日

今回のコンサートの一番のテーマとして、Laid Back Grooveと言うものを意識していたのですが、ただ何分にもパーカッションがいる訳でもないので楽器2台だけでどこまでその(よろよろ)した感じが出せるかなと言ったところでしたが、まぁ何とかこんな感じです。

Temptation (17th dec 2017) by Mamoru Morishita

19日 火曜日

今回のセレストでの演奏は何故か集中出来なくて、後から考えてみれば少しギターの音が大きかったのかも知れません・・・
言い訳ではないですが、いくら毎回同じ場所でやっていてもさすがに1年に一回の演奏ではセッティング等ついついどこかを間違えてしまう事があり、今回はそのギター・アンプの音が大き過ぎてそれが原因の様でした・・・
ありがたい事に終わってから中には、『せめて年に2回ぐらいは聞きたいです。』等と言ってくれる人もいましたが、何分にも今の俺には人が集まらないので残念ながらやたらとコンサートが出来る状態ではありません・・・
いつもやり取りをしているGraham Bonnetや恩人のIthamara Kooraxなんかは絶えず人が集まるのでしょうが、前作がグラミー賞にノミネートされたSachaでさえも以前『私の事を誰も知らない・・・』と嘆いていた事がありちょっと驚いた事がありましたが・・・
そんな事を言ったら俺なんか見事に誰も知らないですよ。知らないどころかど素人にまで訳の分からない言いがかりをつけられる事が良くありますよ。(笑)
それで曲の方ですがとりあえずはJingle bellsです。
maj7augは普通にクリシェとして使用していますが、それが何故か最近では俺の頭の中では単体としてサウンドしてくるようになりましたね・・・
そう言えば先週アコーディオンの彼女と練習をしていて彼女が解決先に9thの音を弾いた時に、ものの見事に俺の目の前に書いてあるかの如く数字の9が出て来て自分で驚いて譜面を確認しましたが、勿論アドリヴなのでそんな事は書いてはいません・・・
もしかしたら相対音感は極めて行くとそんな状態になるのかも知れませんね・・・
このようにいつかは全てのテンション、全てのコード及びコード進行が目の前に見えるかの如く聞き分けられるようになるのでしょうか・・・
そして多分それは俺達のやっている世界のひとつの究極の姿なのだと思います・・・

Jingle bells (17th dec 2017) by Mamoru Morishita

18日 月曜日

セレストのコンサートも無事終わりました。
コンサート直前までGraham BonnetやL.A.のプロモーターが連絡をくれたり、アメリカのSonyのプロモーターは動画を送るよう言ってくれましたが、後一カ月程でIthamara Koorax達との音源が仕上がるのでそれまで待って欲しい事を伝えておきました。
とにかく、来てくれた方々といつも少人数ながらも快く貸して頂けるセレストの方々にも本当に感謝しています。
ここのお店のスタッフの方々はとても優しく料理もおいしくて、皆さんも機会がありましたら是非ともご利用して下さい。

17日 日曜日

本日は豊川市のセレストにてコンサートです。
今回はレコーディングとかぶっていた事もあり正直後一週間練習出来たら良かったのかな等と思いましたが、基本的には全てがアドリヴなので後はでたとこ勝負です。ではみなさん会場でお会いしましょう。

16日 土曜日

現在は練習内容を17日のコンサートの曲をメインにやっていますが、それが終わったら勿論また何か課題を探して取り掛かります。
それで次は今一度Herbie Hancockでも取り掛かろうかな等と思っていますが、ふとひらめいたらColtlaneを拡張させる事を思い付きました。
ColtlaneのGiant Stepsを拡張して行くとCountdownになる訳ですが、多分俺に限らず真面目にCountdownまで勉強した人ならおのずとその反対バージョンも出来る事が理解出来ると思いますが、果たしてそれに挑戦する価値がどれだけあるのかと言うところです・・・
もしも気力のある人はこの曲のコードを取ってそしてその反対バージョンを考えて攻略してみて下さい。
反対バージョンを攻略するかどうかはさて置いて、やはりコルトレーン・チェンジぐらいはそれなりに身に付けておかなければいざと言う時に恥をかきますよね・・・

Countdown (John Coltrane) by Mamoru Morishita (April 15th 2016)

15日 金曜日

火事の件で少しGraham Bonnetとやり取りをしました。
彼は大丈夫との事でしたが、おかげでチケットが売れないとの事でした。考えても見れば確かにそうですよね。火事が迫っている時にコンサートどころの話ではないですよね・・・
それで今月の23日は彼の誕生日ですが、これで70歳になるとの事でした・・・
もしも何か欲しいものがあったら伝えて欲しいと言っておきましたが、『何もないよ。』との事でした。
世界中を飛び回って生きて来た彼の人生ははどんな人生なのでしょうかね・・・
ずっとギターと共に引きこもって生きて来た俺には全く想像が付きませんね・・・

14日 木曜日

以前ブラジルのClassic Lifeと言う雑誌で取材をして頂きましたが、その取材をしてくれたブラジル人ジャーナリストにアメリカのSonyのプロモーターとやり取りをするようになった事を伝えたらとても喜んでくれました。勿論その時の取材の事もSonyのプロモーターにも話しました。
それから少し前にサンディエゴのSachaとちょっとした約束をしましたが、それは俺がSilent NightをレコーディングしてSachaが動画で録ると言ったものでしたが、曲のキーまでは教えてくれましたがその後そこから進展がありません。なんだかボツになる様な気がして来ました・・・
彼女は決して悪い人ではないのですが、いつも何だかそんなペースの人です。とにもかくにも俺の曲を歌ってくれる事だけは絶対に守って欲しいのですが・・・

Classic Life

13日 水曜日

考えても見れば現在制作中のCDはエレキ・ギターで弾いているものは1曲だけで他は全てアコースティック・ギターです。
俺のメインはエレキなのですが、それがいつの間にかバンドが無くなった事を境にアコースティック・ギターがメインになっていましたね・・・
そしてその唯一のエレキで弾いた曲でIthamara Kooraxが、俺が20年も昔に作った曲で爆発しています・・・
とにかくその曲で良い意味で色々とひっくり返る事を願っています・・・
Until we meet againと言う曲です。
日曜のコンサートが終わったら再びアコーディオンのレコーディングに入るのでそこから1カ月程で今度こそは仕上がると思います。
マスター音源が仕上がったらリリースまで約2カ月です。春頃にはユニバーサルあたりから出すつもりでいますが、ここに来てアメリカのソニーのプロモーターが興味を持ってくれているので、もしかしたら全米契約となるかも知れません・・・
それから実際にSachaが腰を上げてくれれば、作詞を含めて世界中の著名人達が5人もこんな無名な日本人のCDにゲスト参加してくれます・・・
そのCDが完成したら俺はこの世にあまり大きくは思い残す事は無い様な気がします・・・

12日 火曜日

今度はブエノスアイレスのこんな女性ジャズ・シンガーから俺にギターを弾いて欲しいとの連絡がありました。
俺は少しは世界で有名になって来ているのでしょうかね・・・
それに比べて日本では何も出来ないうんこみたいな奴等に好き放題に言われていますよ・・・
最近ではうんこの方がドリルになったりして役に立っていますよ・・・

JOSI DIAS - Corcovado

11日 月曜日

サンディエゴのSacha Boutrosと少しやり取りをしたら体調を壊して入院しているとの事でした。
それで俺の曲もそうですが、それ以外の件で少し前に約束をしましたが何分にもルーズな人なので話半分で聞いていましたが、退院したら準備に取り掛かるとの事でした。
話半分から話8割ぐらい期待しても良い様な気がして来ましたが、さてどうなるのでしょうか・・・

10日 日曜日

ずーーーーっと同じ事を続けている頑固と、上達するための頑固とでは、それこそ180度人生が変わると思います・・・

9日 土曜日

いつまで経っても上達しない人間は必ず共通の特徴があります。
好きな事しかやらず、苦手な事と向き合いません。
上達する人間はその全く反対の事をやっていますよ・・・

8日 金曜日

現在制作中のCDは主にこの7,8年内にほぼJazzのスタンダード形式に基づいた作曲法を用いて作り、そして大体それらのアイデアが自分なりにある程度見えて来たように思うので、次の次のCDではJazzのスタンダードで固めようと思っています。
そしてそれと同時に更に次の自分のステップを見据えていますが、同じような事をやっていても自分のためにはならないので、常にアンテナを張り巡らすようにしています。
読んでいる音楽理論書の中に『最近は調性が薄いものを好む傾向にある。』等と書いてあり、言われてみればその通りですが、更には最近ではmaj7augやリディアン・オーギュメント等の使用が目立ち始めているので、俺の予想ではこのままメロディック・マイナーの並行調の世界に入って行く様な予感がしています・・・
それでこれまでの作曲法にそのメロディック・マイナーの並行調の使い方がひとつの突破口の様な気がして来ました・・・
現在制作中の俺のCDのRaspberry Tartと言う曲のアコーディオンのソロ・パートでその手法を少し使い始めていて、メロディック・マイナーならではのアベイラブル・ノート・スケールのとても幻想的な世界です。
CDが仕上がった時にそんな事を思いながら聞いて頂けたらと思います。

7日 木曜日

新しく読み始めた音楽理論書の冒頭での説明にありました。
(真に傑出したものは、受け取る側にもそれに相当する能力が要求され、そのような受けては通常、少数でしかない、このため結果的には無視に近い形に陥ると言うあまり認めたくない現実がある。)
年功序列のせいか日本には特にこんな奴等が多いように思います・・・

6日 水曜日

自分に負荷を掛けずに毎日ダラダラと同じ事を繰り返している人間は見事にシーラカンスになって行きますね・・・
今ではYou Tube等のおかげでよくそんな人間を見かけます・・・

5日 火曜日

俺が普段どんな音楽を聞いているのか具体的にここで書いて見ます。
先週までは2週間ほどStacy Kentの新譜を聞いて、今はTrio X Of Swedenを聞いています。
聞くとは言っても勿論それは好きな曲だけを聞くのではなくずっとBGMとして流しっぱなしにして、そして気になるコード進行等を見付けたらそれらのコードの音を取ります。
そしてそのアルバムの気になるコードやコード進行が大体全部音を取る事が出来て、そして大体耳に馴染んだら次の勉強になりそうなCDを購入して、そしてまた同じ作業を繰り返します。一枚のCDに対して費やす期間は大体10日前後です。
だから基本的には俺達は勉強のために音楽を聞くだけで、決して楽しんで聞いたり、好き嫌いで聞く事はほとんどありません・・・
ちなみに音を取る時には、何曲目の何分何秒は『トニック・ディミニッシュだろうな?』とか『T/Y―bT/Y―bZ/Y―Ym7の一連の動きだな』等の様に自分なりに予測をしてから取る様にしています。
それがピタッと当たった時には相対音感として会得している訳なので、その時にはやはり今でも嬉しいですね。
そのコード進行を相対音感だけで取ったり、ソロのラインだけ聞いてコード進行を当てはめる事も相対音感のひとつの究極の姿ですが、それらの相対音感を会得するためにこの20年必死に勉強をしています・・・
そしてその音楽理論も少しずつ進化をしている事が最近ではほんの少しだけわかる様になって来ました・・・

4日 月曜日

子供の頃に(良い子だ!)(頭が良い!)等と言われていたような奴等が大人になってから安定したサラリーマンになって、子供の頃に(頭がおかしい)(あの子とは付き合うな!)等と言われていたような人間が大人になってから(天才)等と言われる人間になって行くようです・・・
某著名人が『バカには天才がわからない。』と言っていましたが、なるほどなと思います・・・

3日 日曜日

サンディエゴのジャズ・シンガーSacha Boutrosと少しやり取りをしてちょっとした約束をしましたが、何分にもマイ・ペースな人なので50%ぐらい信じようと思います。
とにかく何よりも俺の曲に歌詞を書いて歌って欲しいのが一番ですが・・・
でも気付いて見ればいつの間にか彼女ともやり取りをするようになってそれなりに月日が経ちますね・・・

2日 土曜日

虫の鳴き声と時計の音のせいでアコーディオンを全て録り直す事になってしまいましたが、今のところ順調に進んでいるようです。
今月の17日にはコンサートがあるのでこれで一度コンサートの練習に集中しますが、それが終わったらまたレコーディングに取り掛かります。
現在アコーディオンは半分ほど録り終えているので後残り半分とSachaの仕上がり次第です。
それからSallaberryとやり取りをしたら間もなく新譜の制作に取り掛かり始めるとの事で、再び俺にも声が掛かりそうです。
Chick Coreaのマネージャーからも今一度俺とSallaberryとの音源を気に入ってくれたとの連絡がありました。
来年は現在制作中の自分のCDは勿論、そのSallaberryの新しいCDやアメリカのギターリストのプロジェクトとアメリカのロックのプロジェクト(これは個人的には全くやる気はしませんが、以前からの約束なのと良い人なのでとりあえずは引き受けましたが・・・)、それから新しく契約した日本のプロダクションのCD等、色々と動きが出て来るかも知れません・・・
そう言えばアメリカのソニーの件もありましたね。いい加減来年あたりは俺にミラクルが起こるのでしょうか・・・

1日 金曜日

コンサートまで2週間ほどとなりました。
普段はアドリヴが見えて来るのにコンサート当日の1週間ぐらい前に仕上げる様に練習をしていますが、今回は少し前から指板が何となく見えて来てしまい、おかげで今度は当日までのモチベーションを維持する事との戦いになり始めています・・・
曲が決まりコード進行をリハーモナイズしたら、それらが広いポジションで見えるように練習をして行きます(当たり前の事ですがアドリヴなのでフレーズ等は前もって決めてはいません。)が、自分なりに毎回課題を決めて取り組むようにして来ているので、さすがにそれなりに指板が広く見えて来るようになったのかも知れません。そして勿論そうでなくては困りますが・・・
俺にしても強進行等は絶えず意識をして弾いていますが、でも俺は他のジャズ・ギターリストよりも露骨なU-Xフレーズは少ないと思います。
それはいつも指板を広く見ようと自分自身の課題にしているせいもあるのかも知れないのと、そして今弾いている音に導かれるように弾くよう心掛けている中でサクッとそれまでの延長線上の様なU-Xフレーズが浮かんでくる事があり、そしてそのタイミングで使うとよくはまるようです。もっともこれは俺の場合ですが・・・
とにかく後2週間程モチベーションを維持して後は当日の出たとこ勝負です。
参加をご希望される方はお早めにご連絡ください。前もってご連絡を頂いた方には些細なプレゼントもご用意しています。

12月17日(日) 17:45会場/18:00開演
料金予約制 4500円(税込) お食事付(ドリンク別)
Tel 0533-93-6944

演奏曲予定
いそしぎ
ラヴ
Temptation
Non Stop to Brazil
Laura
No Moon At All
その他

豊川市 セレスト