2017年 5月

31日 水曜日

ほとんどの人間が大体2、3ヶ月で飽きて行き、その次が3年前後で挫折して行きます。
そして今度は8年ほどでまた挫折する人間が出て来て、10年を超えた人達はただ惰性や趣味でやっている事が多いようです・・・
でもその中に稀に20年程ずっと負荷を掛け続けている人間がいる事があります。そんな人間にだけ大きな可能性が残っています・・・

30日 火曜日

少し気が早く感じるかも知れませんが、そろそろ年末のコンサート用の選曲を考え始めています。
今では年に一度程度のコンサートとは言え、勉強がてらスタンダードをかぶらないように演奏していたらポピュラーなものが少し減って来たように思います・・・
そうは言ってもボクシングの練習生達もいたりするのでHancockやColtraneをやるのもどうかとも思うので、あまりにもマニアックな選曲は避けるようにしています・・・
それで今のところNo moon at allやLaura等を候補に挙げていますが、もしも年末のコンサートに来たいと思っている人でリクエスト等ありましたらメールでご連絡下さい。

29日 月曜日

以前取り上げたSome Skunk Funkと言い、現在取り掛かっているRocksと言い1975年の作品で共にRandy Breckerの作曲の様ですが、今から40年以上も前にこれだけの作曲能力には本当に脱帽します。
作曲者のRandy Breckerが1945年生まれなので当時30歳頃に書いた曲の様ですが、一体どういう経路をたどれば30歳でこれだけのスキルが身に付くのかな等と思ってしまいます・・・
間もなく50歳にもなる俺がいまだに理解出来ないコード進行や音使いを当時30歳前の彼らが作曲をしていたのには本当に驚きです。やはり共に学べる仲間はとても大切だと思います。彼らは間違いなく正真正銘のスーパー・ミュージシャンですね。

28日 日曜日

俺にとってギターはただ(自分のスキルをあげるためだけの道具)で、そして音楽は(学ぶためだけの教材)です・・・
それらはコンサートやレコーディングの時だけその用途が変わります・・・
俺にとって音楽に接している時間は決して楽しい等と思える時間ではありません。だからこそ日々の日課が終わったらギターや音楽に接する事はありません・・・

27日 土曜日

折角音楽に20年も30年も接していても、そのスキルが何一つ変わる事無く浦島太郎やシーラカンスみたいな人間をよく見かけます・・・
そんな奴等は決まって、わかったふり、出来るつもりの奴等です。俺は20年前には理論どころか譜面もまともに読めませんでしたよ・・・
わからないから勉強をする、出来ないから努力をする、そういう人間だけどんどんスキルが上がって行きます。そしてそういう人間にだけ可能性があります・・・

26日 金曜日

とりあえずそのRocksの譜面が仕上がりました。
まだ少しコードの確認をしてから分析に入って行きますが、この曲を攻略するのも相当なモチベーションが必要ですね。譜面を書いている途中ですでに何度か爆発しそうになりました(笑)・・・
さすがにこんな時は『音楽はハートだ!』『Jazzはジャンルが違うだけ!』等と寝ぼけた事を言って高いハードルから逃げている方が楽でいいのかな等と思ったりしますね・・・

25日 木曜日

自分がずっと健康で、そして自分の周りに健康な人しかいないような奴等ほど、『気合いだ!甘えるな!みんな一緒だっ!』等と無責任な言葉を平気で言いますが、中には入退院を繰り返して生死をさまよっている人もいます・・・
いざとなると人は祈る事しか出来ないようです・・・
手術の成功を祈るだけです・・・

24日 水曜日

俺は人様に(人生の全てを賭けて真面目にギターをやれとか、死ぬ気でボクシングをやれ)等とは決して言いません・・・
趣味でやっている人、家族が大切な人、仕事が大切な人、病気の人等、色々な人達がいますからね・・・
ただ、趣味だろうが何だろうが構いませんが、真面目にやっている人に対して外側からガタガタ言っているのを見ると胸が締め付けられます・・・
せめてそいら口を閉じてご飯を食べて、トイレに行ってウンコをしていれば、誰も不愉快な思いをしなくて済むのですが・・・
それでそいつら終わって行くのですが・・・

23日 火曜日

Brecker BrothersのRocksに取り掛かりましたが、オープニング数小節からいきなりコードに対して訳の分からない音を使っていて、そしてそれが全く不協に聞こえずそれがなんなのか見当が付きません・・・
そんな時にはとりあえずコードや臨時記号等の書き間違えではないのかとか、サブドミナント・マイナー等の代理コードなのかとか、主要三和音のどれに当たるのか等、これまで自分が理論書等で得てきた知識を総動員して分析をしますが、やはりそんな時こそ導いてくれる先生がいてくれたらなと思います・・・
これまでに読んで来た理論書のひとつに(共に学べる仲間を探しましょう。)と書いてありましたが、今の俺にはその意味が痛いほどわかります・・・
ずっとロック弾いて喜んでいる奴等と一緒にいても自分はそのレベルから変わる事は出来ません。例えばHancockのActual Proofを一緒にやりましょうと言われたらどうしますか?ペンタトニックやハーモニック・マイナーだけでは全く手が出ませんよ・・・
その理論書に書いてあった(共に学べる仲間を探しましょう。)ですが、このBrecker Brothersに関しては間違いなく彼ら兄弟がそうだったのだと思います。そして俺にとってそれは生徒を含め、今俺の周りで一緒に音楽をやっている人達なのだと思います・・・

Rocks by Brecker Brothers

22日 月曜日

ColtraneのNaimaです。
この曲は管楽器の特性を生かしたロング・トーンによるスロー演奏が一般的ですが、それをサスティーンが伸びないアコースティック・ギターで弾くとあまりにも空白な部分ばかりになってしまうのでバックをダブル・タイム・フィールのBossa Novaにしてみました。
多くの人達が演奏しているNaimaとは異なるアプローチをとりましたが、俺からしたら人と同じ事をやっていても仕方がないのでなるべく何か探しながら攻略したいと思っています。そしてそれらのアイデアを気に入ってくれた人達がそれらを昇華して行けば良いのだと思います。
そんな人達がいなければ、世の中いまだにバッハの頃のトライアド音楽しかないわけですからね・・・

Naima (John Coltrane) May 19th 2017 by Mamoru Morishita

21日 日曜日

Herbie HancockのTell me a bedtime storyです。
この曲は冒頭のメロディからいきなりリディアンに対してb9thを経過していて、そしてそれが全く違和感がなく響きますが解説ではリディアンの拡張との事です。もしかしたらこれが少し前に約1年ほどむきになって読んでいたリディアン・クロマティック・コンセプトなのかな等と思いながら取り組みましたが・・・
いつもこれらの奇抜なアイデアに出会う度に、もしも最初に無名な俺がやったとしたら多分そのほとんどが大パッシングを受けると思います・・・
多くの人間が自分の五感をとことんまで鍛えないから何もわからないのですよ。それなのに知ったかぶりをしていますよ・・・

Tell me a bedtime story (Herbie Hancock) May 19th 2017 by Mamoru Morishita

20日 土曜日

元々はそのブラジルの雑誌のClassic Lifeが俺の事を(東洋の天才)と紹介してくれて、どうやらそれらの記事と(東洋の天才)と言う表現をメキシコのサイトが引用した事に対して著作が等と始まってしまった様子でした・・・
争いは絶対に嫌いですが、それでも俺からしたらこれでブラジルとメキシコで(東洋の天才)と言われるようになりましたね・・・
とてもありがたい事ですが、でも俺は絶対に天才等ではありません。俺や俺の生徒達がやっている事は自分に厳しくさえすれば誰にでも出来る事ですよ・・・
その反対に、死ぬまで3コードのフォーク・ソングを弾いていて俺達に追いつけるとでも思っていますか?夢を叶えられない奴等の原因はそのほとんどが自分にありますよ。好きな事、楽しい事、楽な事しかやらない人間に夢を叶えられる訳がないですよ・・・
これで今度はBrecker BrothersのRocksに取り掛かります。3か月後ぐらいを目安に攻略したいと思います・・・

19日 金曜日

現在取り掛かっているHerbie HancockのTell me a bedtime storyとColtraneのNaimaですが、Tell me a bedtime storyは既に録音してあり、Naimaも射程距離に入って来たので近日中にアップ・ロード出来ると思います。
それで次の課題を探していましたが、やはりBrecker BrothersのRocksに取り掛かろうと思います。
それで少し確認したところ、やはりこの曲も攻略するのにかなり時間がかかると思いますが、時間はかかっても他でもない自分のためなので頑張って攻略しようと思います。
管楽器の人達が2人で練習と勉強をしているとこんな状態になるのかな等と、最近ではそんな事まで思えるようになって来ました。
とりあえずギター2本だけで仕上げる予定なので、どうしようか検討して見ます・・・

18日 木曜日

そのメキシコのサイトに頼まれた簡単なインストラクション・ムービーですが、俺の紹介の文がブラジルのClassic Lifeからの引用だ等とClassic Lifeからメキシコのサイトにクレームが入り少しもめた様なので、とりあえずはここでそのサイトのリンクをシェアするのはやめておきます。国をまたぐと更に面倒くさそうですね。一応こんな感じで作ったのですが・・・
その事をGraham Bonnetに伝えて(俺達はいつもLove and peaceでいよう。)と送ったら(Yes。Mamoruはヒッピーみたいだね。)と返って来ました。(笑)
それからサンディエゴのSachaも自分の国の方で俺の動画が紹介された事に驚いてくれて、(Mamoruにスマート・フォンから電話したいのだけど・・・)と言われましたが、残念ながら俺はいまだに随分昔のガラケーです・・・

Musicians And Performances (18th April 2017) by Mamoru Morishita

17日 水曜日

一生懸命の意味を勘違いしていたら、今のまま何も変わらず人生なんて終わると思いますよ・・・
10年前よりも明らかに何かが進歩していますか?
そしてそれはその世界のトップ・クラスの人達が見ても納得出来る事ですか?

16日 火曜日

秋頃に年間特別号としてブラジル国内で発売されるClassic Lifeですが、もともとはブラジル人ジャーナリストのLuizが英語で質問を送って来てそれに俺の頼りない英語で答えて、そしてそれをポルトガル語に訳しているのですが、今度はそのポルトガル語の記事をアメリカのPaulが英語にしてくれました。
自分の答えた内容が色々な国の言葉に訳されているのはとても不思議な感じです。とにかくブラジルのLuizとアメリカのPaulに感謝です。

Classic Life Magazine

15日 月曜日

現在自分のものを含めて多分5つぐらいのプロジェクトに参加予定で、それらのほとんどが海外ばかりで唯一の国内は他でもない俺が新しく契約したところだけです・・・
それとは別にアメリカのロック・シンガーやブラジルのピアニスト、それからブラサーのBassのJorgeからも再び頼まれそうです。それから以前取り上げて頂いたブラジルのClassic Lifeですが、秋頃に年間特別号として発売される事になり、そしてそこに俺の記事も掲載されるとの事で発売したら日本に送ってくれるとの連絡が入りました。
本当に少しずつですが俺がギターリストとして世界で認められて来ているのかも知れませんね。その反対に日本は異常なまでに俺を無視していますが、もう日本のクソ音楽業界なんか全く眼中にないですよ・・・

14日 日曜日

自分の方が優れている等と勘違いした途端に?あいつごときが・・・?、『あいつはわかってない。』等と言って、挙句の果てには俺に対してまでクソなめていたバカがいましたが、昔のよしみでなんとかしてやろうと折角手を差し伸べてやっても人としてこんなクズだと誰にも相手にされないはずですよ・・・
結局そいつこそ世界はおろか日本でさえも誰にも相手にされずに夢を叶える事が出来ずに終わろうとしています・・・
俺は今、自分の物を含めて世界的なミュージシャン達と5つのプロジェクトにかかわる予定です。
前回のブラジルの雑誌では(東洋の天才)と紹介されましたよ。誰よりもわかっていないのはそいつですよ。だからこそ人生で何も残せずに終わるのですよ・・・

13日 土曜日

今度はブラジルのこんな男性シンガーからギターを頼まれました。詳細等決まり次第お伝えします。

Eu nao existo sem voce ( Tom Jobim ) - Raluca Anastasiu & Bogdan Plech

12日 金曜日

最近生徒達の演奏している動画を録ってここで紹介しようと思っていますが、いざ録画をすると?このテイクは流さないで下さい。次回再び録ります・・・?となりなかなか紹介出来ませんが、その気持ちも良く分かるのでもう少し待つ事にしました。
彼らがそれなりに納得したものが録れ次第ここで紹介しますので、しばらくお待ち下さい。

11日 木曜日

元々Graham BonnetはそのL.A.のプロモーターが俺の動画を見てGrahamのサポートをやらないかと薦めて来たのですが、それがいつの間にかそこからGrahamがいなくなってしまい、そして数年後に今度は俺が仲裁に入ると言う変な状態になっています。でもとにかくとりあえずは仲直りした様子だったのでほっとしました。
それから、以前Grahamから息子がいる事は聞いていましたが、L.A.のプロモーターから娘がいる事も聞きました・・・


Graham Bonnet・・・

10日 水曜日

L.A.のプロモーターとGraham Bonnetの件で現在俺が片言の英語で必死に仲裁に入っています・・・
Love and Peaceが一番ですよね・・・

9日 火曜日

去年の9月から痛めている左足ですが、それでもほんの少しずつは良くなっている様な気がします。
それよりも何よりも最近は体調自体は良いのですが、その反面俺の周りの人達が手術を伴う重い病気にかかっています・・・
話のネタみたいにはしたくないので詳細は避けますが、とにかく自分が体調が良くて周りの人達が悪いと申し訳ない気持ちになります・・・
その事を体の弱い人に告げたら、?健康な人が体の弱い人達を支えれば良いのですよ。?と言われて、(そうか)と思いました・・・
この月曜と火曜はレコーディング等をしながらのんびり過ごしていますが、それもこれも体調が良いおかげなんだなとあらためて思いました・・・

8日 月曜日

何の努力もしていないのに人に上からものを言う・・・
中途半端にしかやっていないのに人を悪く低く言う・・・

こんな奴等が、単にご飯を食べてウンコして死んで行くだけの人達の特徴のようです・・・

7日 日曜日

夢を叶えるために何の努力もしていなかったリ、遊びを努力と勘違いしていたり、そのうち等とのんきな事を言っていたり・・・
俺や俺の周りの生徒達は大きな夢を叶えるために一日も欠かさずに、そして時間を惜しむように努力と向き合っています・・・
夢を叶えるための努力をしない奴等との差が毎日どんどん開いて行くのは当たり前ですよ・・・

今日もただ単にロック・ギターを弾いて喜んでいますか?
今日もただ単にUーXを覚えて音楽を熟知した気になっていますか?
そんな程度で大きな夢が叶う等と思っていますか?

6日 土曜日

先日の俺の嫌いなクソ誕生日ですが、それでもありがたい事にIthamara KooraxからArturo SandovalにHaroldo Jobim、Jorge Pescara、SallaberryにL.A.のプロモーター等沢山の人達から?誕生日おめでとう。素晴らしい一日を!?等の連絡をもらえました。
その中でも個人的に一番笑ったのがGraham Bonnetからで?またちょっとじじぃになったね・・・?との連絡でした。(笑)
考えても見れば知り合いになってからもすでに数年が経ち、去年の誕生日の時からでも2,3日に一度の割合でやり取りをしていますが、Grahamとは本当に不思議なスタンスです。いつか俺が彼の横でハード・ロックを弾く事があるのでしようか!?
ロックかぁ・・・

5日 金曜日

五体満足な奴等ほど何もせずにぼーっと毎日を過ごして、そして具体的に自分に死が見えて来た頃になってやっと?あの時もっと・・・?等と言い出す・・・
そんな奴等が夢が叶わないのは当たり前ですよ・・・

4日 木曜日

今日は俺が1年で最も嫌いな日のクソ誕生日で、これで49歳になってしまいました・・・
相変わらず人生設計や貯金等全く無い無様な人生を送っていますが、それでも振り返っても見ればこの1年はSallaberryのCDに参加させてもらって一応全世界発売になったり、ブラジルの雑誌の取材も受けて世界で紹介されたり等あったので例年よりは良いかなと思います・・・
それで以前からずっと作りかけているIthamara Kooraxとの残り1曲のハード・バラードですが、ドラムの件でトラブルが続き結局俺が古いドラム・マシンでプログラムする事になりました・・・
そして既にそのドラムのプログラムは終えていて残りはキーボードだけとなり、そのキーボードもそろそろ射程距離に入って来たのでいよいよその曲は完成する事と思います。
それでそうは言ってもその1曲でCDを出すわけにはいかないので、残りはギターとアコーディオンで仕上げる予定ですが、ギターに関しては既に何年も前に録音してあり、ただ今になって見るとやはりコードを作り直したい箇所が沢山出て来ますが、こればかりは言い出したらきりがないので、とりあえずは以前録音したものでCDにするつもりでいます・・・
とにかくその残りのIthamara Kooraxとのハード・バラードは無茶苦茶強力なので期待していて下さい。

3日 水曜日

若くして大きな病気にかかってしまった人がいます・・・
今のところ治らないとの事です・・・
(少し気持ちが落ちついたら一緒に楽器をやりましょう。)と伝えておいてもらいました・・・

2日 火曜日

アメリカのJason Beckerの手術が上手く行ったようです。これで少しほっとしました。
さて今年は彼の誕生日プレゼントに何を送りましょうか・・・気付いて見れば毎年誕生日プレゼントを送る様になっていつの間にか10年程経っていますね・・・
そしてこの5月は俺のとても近いところで2人の大きな手術があります。それも絶対に上手く行く事を願っています。

1日 月曜日

古くからの顔見知りで歳は俺の少し下ぐらいですが、頃合いを見てギターを習いに来たいとの事でした。
弾く事に関しては元々のスキルもそれなりにあったと記憶しているので、今から真面目に音楽を学んで行けば60歳になる頃にはそれなりになって来るかと思います。
新たな事を1から学ぶと言う事は心の力がとても必要ですが、でもその第一歩を踏み出さないからこそ多くの人が時間が過ぎてから?あの時もっと・・・?となるのだと思います。
家に習いに来る来ないはともかく、とりあえず来る気になったのならテンションや主要三和音のシステム、それから簡単な代理コードと簡単な譜面の読み書きぐらいは覚えておいた方が、これから音楽に接して行く上で役に立つ事を伝えておきました。
どちらにしても、いつまでもトライアド音楽をやっているようなら俺と接点なんか死んでもありませんが、とにかく音楽に対して気持ちが同じ方向に向かってくれたようなので少し嬉しかったです・・・