2017年 8月

31日 木曜日

嬉しい悲鳴でBassに再び1曲Jorge Pescaraが参加してくれる事になり、それに合わせておのずとバッキングを録り直さなければならないのでどうせなら気になっていたソロも録り直しました。
多分これで自分の録り直し箇所はない事を願うばかりですが、ただ何分にもギター・パートに関しては既に何年も前にレコーディングしたのでよく確認すると録り直したい箇所が出て来るような気がします・・・
でもそれらを言い出していたらキリがないので、自分のプレイには極力耳を傾けないようにして残りのアコーディオンのレコーディングを進めて行く様にしています・・・
レコーディングは色々な事が普段とは少し異なりLaid Backの加減もそうですが、ノイズに対してとても神経質になったり等・・・
不思議な事には人様の録音されたものに関しては多少の計算外の事は人間らしくて良いと思えるのですが、自分が録音した計算外の事に関してはとても気になったりします・・・
それから、録音時には計算であえてやっていた事が後日聴き直して見るとちょっとやり過ぎたのかなとか思ったり等・・・
とにかく極力自分が録音したものには耳を傾けないように残りの作業を進めて行くようにしています。
これで後アコーディオンの残りが6曲と、そしてBassのJorge Pescaraが1曲、それからなんともう一人ゲストにそのSakura SakuのDrumsにSallaberry Robertoが参加予定です!!!
Sakura Sakuと言う和のイメージの俺の曲を、Latin Grammy賞にノミネートされている最高のブラジリアン達と一緒にSambaで演奏します!どうか今しばらくお待ち下さい。最高のCDを作ります!!!

30日 水曜日

17日にSachaが、俺の曲をとても気に入ってくれて今から寝るから起きたらKeyを確認すると言ってそれ以降連絡がありませんが、彼女はとてもルーズな人なので多分まだ寝ているのだと思います・・・

29日 火曜日

俺は最近体調が良いです。幸せです。でも俺の周りの大きな病気と闘っている人がとても良くありません・・・
大切にしてあげなくてはと思いますが、でもせいぜいメールを送る事ぐらいしか出来ないのが現状です・・・
自分の中の夢や目標はありますが、でも今の俺は特に大成したい等とは思っていません。ただ、いつか彼らに何かしてあげられたらいいなと思っています・・・

28日 月曜日

練習生達がお金を集めていたので何をしているのか聞いたら、なんと俺が貧乏な事を気遣ってミットのお金を割り勘して集めてくれていました・・・
俺は貧乏ですがさすがに今は6000円ぐらいなら都合がつきますよ・・・
それで急いでみんなに訳を話してお礼を言ってお金を戻そうとしましたが、どうしてもお金を引き取ってくれません・・・
これからはあまり人様に話のネタがてらでも貧乏と言うのは控えないとだめな様ですね・・・
練習生のみんなに気を遣わせてしまって申し訳ない事をしてしまったなと思います・・・
俺が出世と無縁でごめんなさいです・・・

27日 日曜日

追加で収録する事にしたPina Colaと言う曲のギターのレコーディングも終わり、これで全てのギター・パートは終わったと思ったのですが、嬉しい悲鳴でBassに再び1曲Jorge Pescaraが参加してくれる事になりました。
そうなるとおのずとバッキングを録り直さなければならないので今一度確認をしていたらソロで少し気になる部分を見付けました。
一瞬なので誰も気づかないかも知れませんが、特に難しいソロを弾いている訳ではないので録り直そうと思います。
その曲はSakura Sakuと言うタイトルで和のイメージな事もありsus4コードを多用していますが、多分俺に限った事ではない様な気がしますが、このsus4と言うコードはソロを取る時何となくドギマギしますよね!?
他の人達のsus4コード時の演奏を聞いていると、どうも地に足がついてないように聞こえて来ますが気のせいですかね・・・
俺は数年前にはsus4コード時はあえてぶつけて弾いていましたが、最近では他の人達と同様にぶつからないように弾いています・・・

26日 土曜日

折角とったライセンスも訳の分からない言いがかりをつけられてたった一週間程で剥奪されたボクシングのライセンスですが、それでも諦めずに続けていたので36,7歳の頃はそれこそ誰のパンチももらわない自信がありました。
その様子はドイツのJazz Rock TVの冒頭でも取り上げて頂いていますが、ちょうどその頃時折色々なプロダクションの方が俺に興味を持ってくれて話をしました。
その中でも千葉真一さんの系列の会社の方と話をした事がありましたが、俺は背も低いしタレントと言う顔でもないので結局お断りしましたが、もしもあの時にそことサインをしていたら今頃どうなっていたのかな等とふと思いました・・・
今年になって移籍したプロダクションもこれで3か所目になりますが、サインをしていなくても凄く大切にしてくれているプロダクションの方もいたり、プロダクションは移籍しましたが、今でも時折やり取りをしているところもあります。
来年このオオバカモノの俺もついに50歳になりますが、そのうち海外のプロダクションと契約等と冗談みたいな日が来るのでしょうか?
そう言えば今年ドイツのプロダクションとやり取りをしましたが、あまりにも傲慢な態度だったのですぐに手を切った事がありましたが・・・
それからL.A.のプロモーターはいつも親身になってくれていてGrahamを紹介してくれたり電話番号まで教えてくれたり・・・
とにかく間もなく50歳の俺にどこまでの事が出来るのかわかりませんが、人生は一度しかないのでこの世に悔いを残さないように精一杯努力と共に過ごします・・・

Jazzrock TV(Germany) by Mamoru Morishita

25日 金曜日

ボクシングのパンチを受けるミットがありますが、長い間使用しているため遂にガタが来ています・・・
安い物なら送料込みで6000円程で買えると思いますが、貧乏人の俺が躊躇していると練習生の一人が『それぐらいならみんなで割り勘で買ってもいいですよ。』と言ってくれました。
勿論、練習生達にお金を出させる訳には行きませんが、ウチのボクシング・クラブはその付き合いが10年以上になる人も多くて気さくな人達ばかりです。
もしも豊川市近隣に住んでいたら一度やりに来てみませんか!?この動画のようなパンチを試してみませんか!?
ちなみにSachaは日本に来たら絶対に俺のところにボクシングをやりに来たいと言っています。
Graham Bonnetに俺のところにボクシングをやりに来るように言ったら『ボクシングだって!?俺のスポーツは自転車だよ!』と言われました。
Arturo Sandovalに同じ質問をしたら『俺の唇を傷つけたらそいつを殺すよ!』と言われました・・・

Boxing Striking Mit (ボクシング・ミット打ち) by Mamoru Morishita

24日 木曜日

Arturo SandovalのFunky Cha-Chaです。
以前にこのFunky Cha-Chaを一度ギターとアコーディオンで演奏した事がありましたが、俺がマイクのスイッチを入れ忘れていて残念ながら音が録音されていませんでした。でも機会を見付けてこの曲も一度形にしたいなとずっと思っているのですが・・・
俺はここ数年はジャズのスタンダードを少し通り越えて、ColtraneやHancockそれから最近はBrecker Brothersの分析に取り掛かっていますが、このArturo SandovalのFunky Cha-Chaも数年前に譜面に仕上げた事もあり、彼らを分析しているとそれぞれが独特の進化をしているのがわかります。
そしてその進化の過程は各々の選んだ楽器と時代や環境もあったのかな等と感じさせられたリする事が多々あります。
でもそんな分析が出来るようになったり、感じられるようになったのも俺が真面目に理論書を攻略して来たからですが、それらの道のりは本当に長いです・・・
簡単に言うのなら幼稚園に大学の授業でどんな事をやっているのか伝えるのは無理なのと同じような事だと思います・・・
大学の授業を理解するためには、それだけのスキルを身に付けていなければ授業を受けてもさっぱりわからないですよね。音楽にしてもちょうどそんなものだと思います・・・
この曲をどう仕上げようかと思う反面、はやりここはいましばらく我慢してこのままBrecker Brothersの攻略を続けた方が良いのかなとも思っていますが、そう思って結局何年もこの曲に取り掛からないでいますが、ここは今一度グッとこらえて全てのアコーディオンのレコーディングと年末のコンサートが終わるのを待って、それから来年あたりにビック・バンドの音域でガツンと仕上げた方が良いのかなぁと・・・
このFunky Cha-Cha自体は特に複雑なコード進行等はありませんが(だからこそ特に急いで取り掛からなかったのですが)、ずっとビック・バンドで生きて来たArturoならではのそれぞれの楽器が絶えずカウンターの様に絶妙に絡むアレンジは見事で、さすがにグラミー賞常連アーティストですね・・・
そのArturo Sandovalは9月に東京に来日するとの事でしたが、やり取りをしたら何故か社交辞令程度の挨拶だけだったので今回はやめておこうと思います・・・

Funky Cha-Cha

23日 水曜日

とりあえずSachaからゴー・サインが出た俺のオリジナルのSnow & Moonと言う曲ですが、俺にしては珍しく開放弦を多用してクラスターを使いヴォイシングをしています。それはこのタイトルのSnow & Moonと言う(ぼんやり)としたイメージを表現したかったからですが、今の俺は極力開放弦を使った作曲は避けています。
その理由としては、もしもシンガーが歌ってくれる事になったとしたら、いつでもキー・チェンジをして考える事が出来るようにしているためと、Jazz畑では瞬時に移調して捉える事が出来るようにする事も必要だったりしますからね・・・
このSnow & Moonに関してはそのクラスターのためにキーはGで作曲しましたが、とにかくSachaがそのキーで声が出てくれなければ他のキーではクラスターが弾けなくなると思うのでそのキーでOKが出る事を願うばかりです・・・
そのSnow & Moonと言う曲ですが、俺がこれまでに作曲した中で最もキー・チェンジとテンションを巧みに使いこなす事が出来た曲だと思います。とりあえず俺のCDではアコーディオンとギターで収録予定ですが、Sachaはどうしたいのでしょうかね??
それからGrahamから無事?連絡はありましたが、今度はSwedenにいるとの事でした。俺とは違い本当に忙しい人です・・・

22日 火曜日

家が超田舎な事は何度もお伝えしていますが、そのためクモやゴキブリ等の昆虫もバカでかい事をGraham Bonnetに伝えると写真を送って欲しいと言われたので数年前に撮影したバカでかいクモの写真を送りました。
その写真を見て驚いてすぐに返事をくれましたが、ゴキブリも見たいと言われたので俺は生まれて初めて台所へゴキブリを探しに行き、生まれて初めてゴキブリの写真を撮影して、生まれて初めてゴキブリの写真を人様に送りました・・・
とりあえずそれ以降Grahamから連絡が無くなりましたが、これでGrahamが気を悪くしたらそれは俺のせいでしょうか!?

21日 月曜日

今の俺ははっきり言って全くと言っていいほどボクシングに興味はありません・・・
唯一興味があるとするのなら、その選手が負けてからどうするかです・・・
人は物事がうまく行かなくなってからその人間の性根の部分が露骨に見えて来ますから・・・

20日 日曜日

今度のCDジャケットですが、基本的には楽器を持たなければ何のCDなのかわからないのでギターが写っている(持っている)写真にしようとは思っています・・・
ただ、メインの曲はやはりそのIthamara Kooraxとの曲で、そしてそれはエレキで弾いていますが、でもそれ以外の曲は全てアコースティック・ギターで弾いています・・・
今はバンドが無い事もあり楽曲のパランスが少しおかしいとは思いますが、こればかりはバンドだけではなく、俺の作曲した時期なども関わって来るので仕方がないですね。その辺のアンバランスなところはどうか目を瞑って欲しいと思います。
ギターにしても特にどこかのメーカーと契約している訳でもないので、あまりメーカー名を出すのもどうかとも思うし・・・
とにかくどんなジャケットにしましょうかね・・・

19日 土曜日

現在制作中のCDですが、アルバムのタイトルをIthamara Kooraxと共作のUntil We Meet Againにしようと思っていましたが、アコーディオンのレコーディングが進むにつれアルバムの楽曲が具体的に見えて来て自分で言うのもどうかとも思いますが、それらの楽曲がとても美しいのでタイトルをUntil We Meet Againではなく、Mamoru Morishita Song Bookにしようかと思います。
そのUntil We Meet Again以外の曲はこの5,6年以内に作った曲で、それらの中で厳選したものだけを収録したのでとても美しい曲ばかりです。
もともとMamoru Morishita Song Bookと言うタイトルは数年前にIthamara Kooraxと楽曲を作り始めた時に彼女が提案してくれたものですが、とにかくアコーディオンのレコーディングも着々と進んでいて、予定では後2カ月程で全てのレコーディングが終わると思うので、いよいよ来月辺りからプロダクションと相談をしてCDのデザイン等に取り掛かりたいと思っています。
前回の『ほ・た・る』は俺はキング・レコードでサインをしましたが、出来上がって来たら何故かクラウン・レコードで、その事を以前のプロダクションに聞いたら『倉庫はキングです。』等と訳の分からない事を言われました・・・
今回のプロダクションでは少し悩みましたが、ユニバーサル・レコードから出そうと思っています。もっとも、どこのメジャー・レーベルから出したからと言っても特に何かが変わる訳ではないとは思いますが・・・

18日 金曜日

最近は体調も良くマラソンをしていても日によって本当に数年ぶりに気持ちよく走れる瞬間があって、あらためて幸せだなと思います。
元々体が弱い事とボクシングに出会ったおかげで何度も体のあちこちを壊しているので、今では体調が良い日が続くとつくづく健康に感謝出来るようになりました・・・

17日 木曜日

先日Sachaに録画した動画に対して彼女が下記のように紹介してくれました。あえて俺は訳すのはやめておきますので興味のある人は訳してみて下さい。
それから先日彼女に送ったSnow & Moonと言う曲ですが、気に入ってくれて明日Keyを確認して見るとの事でした。
アメリカのNew York Times誌にて世界3大ジャズ・シンガーと紹介されたブラジルのIthamara Kooraxが俺の曲に歌詞を書いて歌ってくれて、そして今度は前作がグラミー賞にノミネートされたアメリカのジャズ・シンガーSachaまでもが俺の曲に歌詞を書いて歌ってくれたら最高ですね!!!是非そうなる事を願うばかりです。

MY CYBERNATA from JAPAN
This gentleman knows how to serenade a lady.
In Mexico men bring woman music as a sign of caring, love, friendship,marriage or just to court her. I never have in my life received a SERENATA and always wished a man would bring me one.Although this is from JAPAN modern day technology has gifted me a CYBERNATA. Thank you Mamoru Morishita and you chose a frenchie song. This was so thoughtful and loving and kind. Give it a "LIKE" for there are few chivalrous people left on the earth.

16日 水曜日

アメリカのサイトから連絡があり、俺の演奏をラジオで流したいのとオン・ラインでインタビューの依頼が来ました。
ただ、例によって俺の英語力でどれだけの事に対応出来るのか全く自信がありませんが、とにかく何か動きがあり次第ここでお伝えします。

15日 火曜日

俺は指で弾くのは全く得意ではありませんが、譜面を見て曲を確認する時にはこんな感じで弾いています。
今回は特に大きな意味はありませんが、仲良くしているSan Diegoのジャズ・シンガー、Sacha Boutrosに挨拶代わりに弾きました。
当たり前の事ですが全てアドリヴです。少しJazzを勉強した人なら俺がどんなルールに基づいて弾いているのかわかると思います。

Autumn Leaves to Sacha from Mamoru Morishita (13th aug 2017)

14日 月曜日

数年前に某プロダクション用に作ったライトな曲がありますが、今度の俺のCDに収録する事にしました。
アクセントの様なかわいい曲なので難しい事は考えずにスタンダードの2部形式にする予定です。タイトルはPina Coladaです。
それからアコーディオンのレコーディングも順調に進んでいます。とにかくCD発売まで今しばらくお待ち下さい。

13日 日曜日

結婚をしてしばらくウチのクラブを離れていた練習生が数年ぶりに顔を出してくれました。
その練習生は隣町と言うか隣の県に住んでいるのにもかかわらず、わざわざこんな何もない俺のところにボクシングをやりに来てくれるようになって、いつの間にかその付き合いも10年になります。
今では仕事と家庭もあり本当にたまにしか顔を出す事が出来ませんが、約束通り学校の先生になってそして再び戻って来てくれました。
かっこいい人間とはこう言う人間の事を言うのだと思います。

12日 土曜日

俺が1曲参加したラテン・ドラマーのSallaberryですが、フロリダのDisney Springsでコンサートをやったようです。
動画も撮ったとの事なので立ち上がり次第ここでも紹介します。

11日 金曜日

頼まれているアメリカのギターリストのプロジェクトですが、サンプル音源を聞いたらパワー・コード(Rと5度)だったので、参加予定の音源もパワー・コードで届きそうなとても嫌な予感がしています・・・
ほんの少し勉強をすれば(Rと5度)が一番必要がない音なのがわかるのですが・・・
お前らいい加減にパワー・コードなんか卒業しろよと思います・・・
趣味ならともかく、大した努力もせずに勘違いしているぐらいの方が人は幸せなのかなと、最近ではそう思うようになりました。好きな音楽を聞いて好きな事をやっていればいいですからね・・・
最低でも10冊ぐらいの音楽理論書に書いてある事を頭に叩き込めば、俺がなんでロック等のママゴト音楽を一切やらなくなったのか、聞かなくなったのかが良くわかると思いますよ・・・

10日 木曜日

ぼーっと生きているような奴等に限ってただ意味もなく長生きを望んでいるように思いますが、自分に納得が行くような人生を送らなければたとえ1万年生きたとしても結局この世に未練を残して死んで行くと思いますよ・・・
俺に関しては長生きに特に興味はありません。生きている間と言うか、俺がこのギターのスキルを維持できる間にどれだけの事が残せるのか、それしか今の俺の頭の中にはありません・・・

9日 水曜日

仲良くしているL.A.のプロダクションと少しやり取りをしました。
35年もの間ずっと誰かをバック・アップして来て正直少し疲れたので、しばらくの間リタイアをするつもりとの事でした。
それからまだはっきりとはわからないけれど、ドキュメンタリーや本等も作る事を考えているとの事でした。
35年も世界中のミュージシャン達をプロモートしていれば、俺なんかには想像がつかない様な色々な話や経験がある事と思います。日に50前後のメールと30本以上の電話があると言っていましたが、そんな中でも俺なんかに連絡をくれるのはありがたいですね。

8日 火曜日

先月からBrecker BrothersのSong for Barryに取り掛かっていますが、この曲を攻略するのにもやはり相当なモチベーションが必要ですね・・・
音やコード等を取って行く事も大変ですが、それらをギターの音域だけで再現する事等も考えながら攻略しているのでやっていると頭が爆発しそうになりますが、それらのストレスも全て未来の自分のためなのでそう思えばやるしかないですね。俺は趣味や暇つぶしで音楽をやっている訳ではないですから・・・

Song for Barry

7日 月曜日

勉強のためJazzやBossa Novaを聞くようになりいつの間にか20年程が経ちますが、時々何かのタイミングで随分昔に買ったCDを耳にする時があります。
それこそ20年と言わず10年程前に聞いたCDでも当時の俺はメロディと大まかなリズム等の雰囲気しか聞こえて来ませんでしたが、今あらためて耳にすると特に後ろのコードが随所にリハーモナイズされている事に気付きます・・・
真面目に勉強を始めても、俺に関してはやはり10年ではわからなかったようです・・・
技術を会得する事もとても時間がかかります。勿論ビブラートやLaid back等を用いて歌わせる事もそれなりに時間がかかります。そしてこの音楽理論も相当時間がかかります。
多くの人は自分にとって楽しい事だけを選びます。そして一度身に付けた事を毎日繰り返して練習をしているつもりでいます。だからこそ暇つぶしの趣味で終わります・・・
俺の場合はいつも自分が最も苦手な部分を消去して行くような練習の仕方をしています。そしてそれはウチに通ってくれているプロ志望の生徒達にもそう伝えています。多分それが上達する方法だと思います・・・

6日 日曜日

Graham Bonnetとやり取りをしていたら彼の叔母もアコーディオンを弾くとの事でした。
数年前にGrahamとL.A.のプロダクションに俺のアレンジ能力を伝える意味で彼のAll Night Longをアコースティックで録音しましたが、ちょうどその音源を久々に聞いていた時に返事が来たので何とも言えない気分になりました。
ありがたい事に俺の周りにはボクシングや音楽を通じていつも沢山の人達が集まって来てくれますが、ただ残念ながら今では友達と言うスタンスの人も特にいなくて、だからこそ特に頻繁にメール等でやり取りをする人もいませんが、時折やり取りをしている唯一の相手がGrahamだったりします・・・
Grahamは俺の事を友達と言ってくれますが、でも実際には特に一緒に何かをした訳ではないし(以前作曲中との事だったので俺が20歳頃に作った曲を送った事はありましたが・・・)、勿論これまでに一度も会った事もないし、そう言えば一度スマートホンで電話をくれた事がありましたが、俺がスマートホンを持っていないため電話を取る事が出来ませんでした・・・
そして何よりも今の俺は全くロックをやっていないのに、それでも頻繁にやり取りをしています。本当に不思議なご縁です・・・

All Night Long (2014) by Mamoru Morishita

5日 土曜日

15年程前に買ったコンデンサー・マイクがありますが、今回のアコーディオンの録音でやっと使用する事になりました。
そのコンデンサー・マイクはそれまで使っていたダイナミック・マイクと違い取り扱いがとても繊細でそして感度もとても良く使い方に戸惑っていましたが、使い始めてこの1カ月程でやっと使い方を把握して来た様な気がします。
ただこればかりは俺は周りにエンジニアがいる訳でもないのでミキサーから全て自分でやっているのでよくはわからないのが本音ですが、この方法で正しい事を願いながらやるしかありません・・・
そしてアコーディオンの彼女も録音に少し慣れてきた様子なので、このまま特にトラブルもないまま作業を進められたらと思いますが、ただギターに関しては何年も前に録音したものなので、今聞くとやはり録り直したくなってしまいます。でもこればかりは言い出したらキリがないのであまりギターに耳を傾けないようにして、このまま作業を進めて行きたいと思います・・・
とにかく年内には発売、及び発売日が見えるようにしたいです。

4日 金曜日

40代の方から『初心者ですが老後の楽しみとしてこれからギターをやりたいのですが良いですか?』との問い合わせがありました。
中には『2年でプロになりたいので森下さんのところに来ました。』等と寝ぼけた事を言われる事がありますが、2年でオリンピック選手になれる人なんかいないですよ・・・
そんな中でも20年とか先を見越して取り込もうとしている姿は何だか少し嬉しかったです。
その人がウチに習いに来るかどうかはわかりませんが、物事を会得すると言う事はそれなりに長い時間がかかる事をもう少し理解してくれる人達が日本にも多ければ『まだやっているの!?』とか『あれは才能だよ!』等と言った情けない言葉が無くなると思います・・・

3日 木曜日

夢を叶えられない人間のほとんどは共通して10年経っても20年経っても同じレベルにいます・・・
20年経ってもまだロック・ギター弾いていたり、練習もろくにせず理論だけ勉強していたり・・・
技術と理論を共にそれなりのレベルで身に付けたら、気にかけてくれる人がきっと現れると思いますよ・・・

2日 水曜日

長い間在籍してくれている2人の生徒達に以前俺からのリクエストでChick CoreaのHumpty Dumptyを頼みましたが、いよいよ近日中に一度2人で会って取り掛かり始めるとの事でした。
彼らも高いところを目指していますが、その録音を通じてセッティングや音源のデータの作り方等、今後CDの制作等をして行くにあたり色々な事をクリアーしていって欲しい部分もあります。
でも何と言っても、その生徒達が俺の伝えた事をもとにどれだけ育ってくれたのかとても楽しみです。これから始めて行くので仕上がりまでにはまだ1,2カ月ぐらいはかかるとは思いますが、仕上がり次第ここでも紹介しますので楽しみにしていて下さい。
ちなみに俺はこの時の自分のHumpty Dumptyは、ライヴっぽさが全く無くて好きではありません・・・
正確には自宅で動画の撮影をするようになり、しばらくはどうしてもスタジオ版の様にきっちりと弾いてしまって、この曲やI Got Rythem等ライヴっぽさが出せず、それでGiant Steps以降の動画辺りから良い意味でラフに弾く部分も心掛ける様にしましたが、それでもCountdown等ではかなりきっちり弾きました・・・
俺の動画を見る際にはその辺りのさじ加減みたいな部分も伝わって頂けたらと思います・・・

Humpty Dumpty(Chick Corea) 4th April 2014 by Mamoru Morishita

1日 火曜日

某著名人の言葉。
『マジメの定義は難しいですが、仕方なく会社へ行き、仕事をして、同じ時間に帰って来て、テレビを見て、寝る。それをマジメというのでしょうか。マジメとは、夢を持ち、努力して生きている人の事ではないでしょうか?』