2019年 7月

31日 火曜日

長い間通ってくれているギターの生徒がいますが、40歳を前にしてやっとアドリヴが歌い始める兆しが見えて来ました。
この俺達の言う(アドリヴが歌う)と言うのは、間抜けなコード進行をスケール一発で弾くような事とは全く異なりJazzのスタンダード等の一般的なコード進行に対処すると言う意味ですが、後5年もすればそれなりに色々なコード進行を無難にこなせるようになって来ると思います。そしてその彼には誰にも負けない真面目さがあるので必ずその域に到達してくれると思います。
俺にしてもアトリヴが歌うようになって来たのはここ数年の話でそれらは決して謙遜等ではなく、ただ単に独学だから遠回りをしたと言う事だけです。
俺の古くからのCDや動画を見てもらえればその変化と言うか進化の過程が露骨に伝わってくれると思います。
俺や俺の周りの生徒達は決して幼稚なコード進行をスケール一発で上下して喜んでいる様なそんな低いところで満足して終わるギター人生を選ばなかったので、その道のりはとても長くなりますがその域に届く頃にはミュージシャンとしての引き出しが本当に多くなります。
40,50歳にもなっていまだに3コードやパワー・コードでペンタトニック等スケール一発程度しか知らない人間に誰が興味を持ってくれると思いますか?
少なくても俺に関してはこんな人間には何の興味もありません。
でもたとえ40,50歳になっていたとしてもスタンダード等のような一般的なコード進行をその場で対処する事が出来て、そして個性と共に弾きまくる事が出来たとしたら、その人の事をどう思いますか?
俺に関してはその人のプレイをとりあえず見て見たいと思います。多分俺に限らずそう思ってくれる人達が世界中から現れると思います。そして中には声をかけてくれる人達も現れると思いますよ。俺がそうですから・・・

30日 月曜日

最近の枯葉のコード進行の流れですがKenny Barronは更にメロディの冒頭のコードもリハモしていました。考えても見ればメロディはm3rdなのでこの流れなら特にそうしたくなりますよね。
例によって興味のある人は音を取って見て下さい。と言うかこんなコードぐらいすぐに音を取れなければ話にならず(ミュージシャン)達には全く相手にされないと思います。

Kenny Barron trio live "Autumn leaves"

29日 日曜日

去年の12月から読んでいるチャーリー・パーカーの本ですが、現在2回目を読んでいてまだ書いてある事がチンプンカンプンですが、それでも読み始めて8カ月近くも経ってやっと最近ほんの入り口が見えて来たのかなと言った感じです・・・
でもまだほとんど理解していないのでその本を攻略するのにまだ随分と時間がかかりそうです・・・
今の俺は人様に真面目に音楽をやるように言う気には決してなれません。音楽は趣味で楽しい部分だけやって人生を過ごす方が良いと思います・・・
それに真剣にやればやるほどウンコして死ぬだけの奴等に好き放題言われるだけですからね・・・

28日 土曜日

去年末のコンサートのどれか1曲の最後でmaj7augコードを使うか迷いながらも結局勇気がなくて使わずに終わってしまいましたが、現在聞いている2011年発売のピアノ・トリオのCDの中で遂に一ヶ所そのコードを最後に使っている曲を見つけました。これで俺も次回から確信を持ってそのコードで終わる事が出来ます・・・
未知のものを最初にやる事は、それなりに勉強をすればするほど案外勇気が必要なようですね・・・

27日 金曜日

Ithamara KooraxやSallaberry達のおかげでいつの間にか色々なところに俺の名前がありますが、今度はこんなところでも俺の(ほ・た・る)が紹介されていて、今度の新譜も紹介してくれるとの事でメール・アドレスを教えてもらいました。
それから最近ではあのAntonio Carlos Jobimの息子でIthamara Koorax等のドラマーのHaroldo Jobimも茶目っ気たっぷりのメッセージを気さくに送ってくれます。
それでもどこまでも日本のクソ音楽業界には無視されていて、そして世界中の著名人と繋がり始めている我ながら不思議な人生です・・・
予定では11月にユニバーサルから新譜が出ますが発売前2週間ほどになったらIthamara Kooraxの歌うUntil we meet againの動画をここで立ち上げますので後しばらくだけお待ち下さい。

IMMuB - Instituto Memoria Musical Brasileira

26日 木曜日

何度もお伝えしていますが今度の俺のCDではIthamara Kooraxと更にSacha Boutrousが俺の曲を歌ってくれていますが、Jazz畑ではありませんがGraham Bonnetとは最も頻繁にやり取りをしていて、先程もロシアでマイケル・シェンカーとのコンサートが終わり今から帰るとの事で、そして家に着いたらまたすぐに連絡をくれたりしています。
Paul Shortinoに関しては頻繁ではありませんが以前携帯番号を教えてくれた事もあり時々一言二言やり取りをしています。
考えても見れば俺の人脈は海外のシンガー達にはジャンルを問わず評判が良いようですが、多分Jazzの畑の人達は俺の作曲能力を評価してくれているかと思います。そしてRock畑の人達は俺の技術的な部分を気に入ってくれているのだと思います。
これから更にどんなミュージシャン達とご縁があるのでしょうかね・・・

25日 水曜日

少し前からHancockのこのImpressionsの音を取っていましたが、やっと取れたように思います。
このImpressionsに代表されるようなモード奏法は今となっては新鮮ではなくむしろとても退屈にさえ感じたりしますが、それをHancockがこんなリハモをしていました。
モード奏法にあえてリハモと言う灯台下暗しの様な発想ですが、興味のある人はとりあえずテーマが始まる1:13秒辺りからの一連のコードをとって見て下さい。アッパー・コードが強烈です。

So What・Impressions - Herbie Hancock

24日 火曜日

ボクシングに出会ってしまったおかげで今でも嫌々ながら続けているマラソンですが、走っている時にはなるべく走っている事を考えないようにしています・・・
その理由は、ふと我に返った時に今では6キロしか走ってないとは言ってもまだそこが折り返し地点だったりするとそこから更に3キロあります・・・
素に戻ると3キロとは言ってもそれなりに距離があるので、そこから一直線に続く家までの景色を見ると少し気が遠くなって来ます・・・
でもとにかくそうは言っても最近は体調が良いので、一番にはその事に感謝です。

23日 月曜日

あかの他人が自分に力を貸してくれる事等生涯でほとんどないと思います。
ましてや自分に大したスキルも無いのにそれでも相手にしてくれる事等はっきり言って無いと言って良いと思います。
でももしもごくまれに自分に大きな力やチャンスを与えてくれるような人に出会った時に、まともに努力をする気が無かったり勘違いをして傲慢な態度をとっていたら、その生涯でほとんど出会う事がない自分に大きなチャンスを与えてくれる人も当然そこから去って行くと思います・・・
ましてや1度、中には2度3度とその出会いを粗末にした人間にそれ以上あかの他人が手を差し伸べてくれると思いますか?
光栄にも俺のところにはこれまでに何百人も人が出入りをしてくれましたが、前回失礼な去り方をしてそれでも情をかけて再び俺のところに戻って来ても、わずか3カ月程で見事にどいつもこいつも前回と同じ消え方をします。10年経っても20年経っても性根が変わらないままの人間がほとんどの様です・・・
何人もそんな奴等の相手をしていたら最近になり人はあらためて変わらない事を痛感しました。だからこそ前回失礼な去り方をした人間は今では相手にするのをやめました。
そいつらはそうやってだらだらと過ごして結局気付いた頃には何も残せないままの人生で終わると思います。
それはそれで良いと思いますが、そんな奴等に付き合っていたら俺の人生が終わってしまいます・・・
50歳になってしまった俺にはそんな奴等に付き合っている時間はもうないですから・・・

22日 日曜日

上達する方法
絶えず苦手な事と向き合い、一つずつその苦手な事を克服して行く。
上達しない方法
いつも好きな事しかやらず、既に身に付けた同じような事をずっとやっている。
もし俺が3コードしか覚えていなかったとしたら、これらの夢が叶ったと思いますか?世界中で東洋の天才等と言われたと思いますか?
練習とは苦手な事を克服して行く事ですよ・・・

21日 土曜日

現在使用しているホーム・ページ更新用のソフトですが文字化けしないのは良いのですが、その代りに数週間に一度ダウンロードし直さなければならず、それでも我慢しながら使っていましたが今度はパソコンが勝手にバージョン・アップをしたためかうまく転送出来なくなってしまい現在試行錯誤しています・・・
5年ほど使っているガラケーもついには片方のイヤホンから音が出なくなってしまったり、だからと言って今のところやはりスマートフォンを特に持つ気にもなれず、そうしている間に段々時代に取り残されて来ているようです・・・
あまりにも早いテンポで便利が進むのはアナログ人間の俺には案外不便だったりします・・・

20日 金曜日

最近の俺のギターの練習の日課ですが、技術的な部分はどちらかと言えば現状維持のための練習に近く特に新しい事等は取り入れてはいません。
今の俺は主に理論面に重点をおいてギターと言うよりも音楽と接していますが、その理論面に関しては昨年末からチャーリー・パーカーの本を攻略していて、それから課題としてはハンコックのThe Sorcererに取り掛かっています。そして更に現在は次の次のCD用の曲のレコーディングのための練習をしています。
俺の場合はひとつの事だけに取り掛かっているとモチベーションが途切れて来るので、途切れだしたら課題を変えて取り組むようにしていますが、それでもさすがにここのところ1日の中での課題が多い様で脳みその少ない俺にはちょっと許容範囲を超えている様子です・・・
少し日々の課題を制御する事を考えた方が良いのか、それともその次の次のCDのレコーディングが終わればひとつ日課が減るのでそれまでの辛抱なのかな等と思いながらとりあえずは続けていますが・・・

19日 木曜日

今では全く興味のなくなったボクシングですが、ボクシングの取材ではよく練習内容を聞いたりしていますが、ギターに関しても練習時間だけを聞くのではなく具体的な練習内容を聞けば良いと思いますが・・・
ちなみに俺は自分の苦手な事と接しているだけです。遊びで弾いている時間は一切ありません。

18日 水曜日

Arturo Sandovalが来日するとの事で、名古屋は来ないのかを聞いたら今回も残念ながら東京のみとの事でした。
なかなか彼とはご縁がありませんが、それでもそれらの事を本人に直接聞く事が出来るのはある意味幸せなのかも知れませんね。

17日 火曜日

俺は14歳の冬にギターに出会ってから修学旅行以外で練習をサボった日は一日もありませんが、だからと言っても好きで練習をしているわけではないので、昨日も書いたように練習以外でギターに触る事もありません・・・
それで、生きていれば誰でも最後の日が来てしまいますが、その最後の日に俺は、『これでやっと練習しなくて良くなる。』等と思うのかそれとも『もうこれでギターに触る事が出来なくなる。』等と思うのかどちらでしょうかね?
そしてその瞬間になって俺は自分が一生を費やして身に付けて来たギターと音楽のスキルに対してそれなりに納得が出来るのでしょうかね・・・

16日 月曜日

長い間在籍してくれているギターの生徒の約2年前の動画を見たら明かに特に反応力が進歩していました。
その生徒は入門当初、縦線を弾く事はすぐに身に付ける事が出来たのですが理論的な部分や(揺らし)等の部分が苦手で長い間試行錯誤していましたが、俺も最近になりその生徒に対して自分の練習法等を押し付けるのではなく、その生徒を理解すると言う事に発想を変えて接するようにしたら長いスランプの後に再び上昇気流に乗って来ました。
その生徒も自分でその2年前の動画を見て上達を感じて、『先生のおかげです。』と言ってくれましたが、違いますよ。彼には絶対にうまくなりたいと言う諦めない心と執念があるからですよ・・・
どいつもこいつも上手く行かなくなった途端にたったの数年で挫折して行きますが、彼には誰にも負けないだけの心があります。
俺にしても練習か勉強以外の時間でギターと関わる事ははっきり言って全くありません。毎日3コードやパワー・コードを弾いていてHancockが弾けるようになると思いますか?
そんな事をやっていて俺達の言う(ミュージシャン)になれると思いますか?
うまくならない奴等ははっきり言って自分に甘いからですよ・・・
努力と遊びを勘違いしているからですよ・・・

15日 日曜日

譜面の苦手な俺も譜面作成ソフトのおかげで随分と色々な事に重宝していますが、その譜面作成ソフトを使ってアドリヴに対して良い練習法を見付けました。
今ではパソコンのおかげで色々な事がとても便利になりましたが、その便利を暇つぶしに使うのか、それとも何か自分のスキルを高める事に役立てるのかでそれこそ人生が変わると思います・・・

14日 土曜日

そして更に現在はそのHancockのThe Sorcererと言う曲に課題として取り組んでいますが、この曲はHancockが無調性の曲に取り組んだようですが、その無調性の曲に俺も一度取り組んだ方が良いのかな等と思いながらも、その目的が今のところ具体的に見えてこないのでとりあえず取り掛かるのをやめています・・・
この調性と言うものはとても不思議で、色々なケーデンスを学べば学ぶほど少しコードに動きが出て来るとその流れが聴こえて来るようになります・・・
そんな中であえてそれらを裏切りながらそして、曲としても滑らかにコードとメロディが進んで行かなくてはなりません。
50歳になった俺はこれから具体的にどの部分を重点的に攻略して行った方が良いのかな等と思ったりしています。
体の弱い俺が後10年このペースで努力を続けるのはもう無理な事を最近では痛感するようになって来ましたからね・・・

13日 金曜日

現在はHancockのCDを聞いて分析をしていますが、それにしても頻繁に気になる箇所が出て来て、それらの音を取るのに悪戦苦闘しています・・・
つい先日、(最近では音が取れるのが早くなって来たようです。)等と書いた途端です・・・
俺の相対音感や音楽的知識も所詮はまだそんな程度と言う事ですね・・・

12日 木曜日

俺の新譜の発売日の件でにIthamara Kooraxとやり取りをして、そして今度はブラジルのVictorともやり取りをするようになった事をアメリカのSonyのプロデューサーとGaraham Bonnetに伝えて、それから最近では更に頻繁にブラジルのプロモーターともやり取りをしています・・・
そのブラジルのプロモーターは(我々はMamoruに協力するよ。)と言ってくれています。
そんな凄い人達とやり取りをしながら、空いた日に照準を絞って次の次のCDのレコーディングをしているのが最近の俺の生活パターンです・・・

11日 水曜日

それで今度はブラジルのVictorとやり取りをして電話番号を教えてくれました。
アメリカのSonyのプロデューサーとは契約はしていませんが時折やり取りをしています。
とにかく今度のCDが出来たら何かが変わってくれますかね・・・

10日 火曜日

いよいよ新譜のCDの発売日が見えて来ました。一応予定では11月28日(水)ユニバーサル・ミュージックからの発売です。
これまで自主版を含めて俺のCDは4枚とも何故か不思議と全て12月発売でしたが今回は11月になりました。タイトルはMamoru Morishita Songbookです。
Sallaberry達も演奏してくれていますが、やはり何よりも俺の1枚のCDにIthamara KooraxとSacha Boutrosと言うブラジルとアメリカのスーパー・シンガー達が俺の曲に歌詞を書いて歌ってくれています・・・
大袈裟に感じるかも知れませんが、とりあえず俺はこれであまりこの世に大きくは未練なんかないのかも知れません・・・
Ithamara KooraxとSacha Boutrosが1枚のCDで俺の曲を歌っていますよ・・・
最高ですよ・・・

9日 月曜日

Jazzの世界の言うところの譜面とはとても広い意味があり、一般的なただ単に書いてある事を再現する事とは全く異なりそれらの表記は極力シンプルにします。
それは例えるなら、ラーメンと書かずに炭水化物と書いたり、レタスと書かずに野菜と書いたり、胡椒と書かずにスパイスと書くようなものです。
そう表記すれば可能性は格段に広がります。そしてその可能性も各々がその炭水化物に対してどれだけの種類を知っているのか?スパイスを何種類知っているのか?等で作られるものの数が圧倒的に異なってきます。だからこそJazzの譜面の表記は極力シンプルにします。
Jazzの世界で言う譜面の読み書きが大切と言うのはそう言う意味がとても強いので、Jazzの世界で言う(譜面の読み書き)を覚えなければ意思の疎通が全く出来ません・・・
例えばイントロ等は特に書いて無かったりしますが、その場で適当に導き出してアイ・コンタクトで始めます。
それから例えばFly me to the moonなんかは3拍子でゆっくり始ったら大体途中で4拍子に変わったりしますが、そんな事は勿論譜面には書いてありません。周りに対して察知して、そして反応して行かなければならない事です。
それらの意味も含めてJazzの世界で言う(譜面の読み書き)は絶対に大切です・・・

8日 日曜日

先日取り上げたMaiden Voyageの続きではありませんが、Jazzの畑の人達はドミナント・コードがパラレルに動く時(勿論裏コードは省く)、神経質なほど7sus4コードに変換していて、最近では俺もそれに倣ってその際には7sus4コードにするようにしています・・・
この辺のところは先生等がいない俺は自分の触覚を頼りに試行錯誤して行くしかありませんが・・・
とにかくその流れが著名人達の演奏を筆頭に定着しつつある様なので、1001等の譜面も近々ドミナント7ではなく7sus4と表記する時代がくるのかも知れませんね。
さて5年後、10年後のそれらの譜面の表記はどうなっていますかね!?

7日 土曜日

今月はアメリカの偉大なロック・ギターリストの誕生日があるので今年は少し早めにプレゼントを送りました。
俺は相変わらずとても貧乏なのでその年によっては悪い冗談としか思えないほど粗末なものしか送る事が出来ませんが、それでも彼の地獄の様な日々の中でほんの一瞬だけでも笑顔になってくれたらと思って毎年送り続けていますが、気付いて見ればいつの間にか10年以上も送っていると思います・・・
そして今年は更に10月頃に俺のCDが完成予定なので、そこにもちょっとしたサプライズを彼にしておきました。
もしもそのCDを購入してくれた人は、そのサプライズが何かを探してみて下さい。

6日 金曜日

俺の脳みそのシステムが少しおかしいだけだとは思いますが、考えても見れば俺はモチベーションが一度も途切れた事は無いですね・・・
自分には無理だ等と思った事も一度もないですね・・・

5日 木曜日

月に大体3枚程度の割合で勉強になりそうなCDを手に入れて、そして気になるケーデンスを見付けたらその音を取っていますが、気のせいか最近ではそれらの音が随分と早く取れるようになって来たようです。
そんな事を10年以上も続けているのでいい加減そうなってくれなければ困りますが、でもまたそんな事を書いた途端に取れないケーデンスに出会って何日も時間を取られるかも知れませんが・・・
でもとにかくこの20年で随分色々な事を学んで来たおかげで最近では次の理論書がなかなか見つからなくなって来ましたが、それでもどこかで誰かがまた新たな事を発見していたり、自分では自分の悪い点はなかなか気付かないので絶えずアンテナを張り巡らせながら過ごすようにしています・・・

4日 水曜日

現在は既に次の次のCDのレコーディングに取り掛かっていますが、出来る事ならまずはギターのパートだけでも週に1曲程度の割合でレコーディング出来たらと思います。
勿論レコーディング出来ない週もある事を考慮して全部で11,12曲収録予定なので9月か10月頃までにとりあえずギターを録り、虫が鳴き終える頃までにキーボードを録り、そして虫が鳴かなくなったらアコーディオンのレコーディングをと思っています。
例によってギターとアコーディオンとキーボードで仕上げる予定ですが、またどさくさにゲスト等が参加してくれると良いですが、来年の今頃にはそのCDの発売日が見えていると良いですね。

3日 火曜日

先日のアメリカのギターリストは俺の少々辛口の言動に対して受け入れた様子だったので、とりあえずは彼から送られてくる音源を待つ事にします。
それからPaul Shortinoに関しては頻繁ではありませんが、それでも俺の事を忘れずに連絡をくれたりしています。
Graham Bonnetに関しては相変らずほぼ毎日やり取りをしていますが、前回やり取りをした時に『近々日本に行く事を望んでいるよ。』と言っていましたが来日予定でもあるのでしょうか?
俺のギターは御承知の通りロックがスタートですが、完全にJazz畑の音楽しかやっていない今となってもロックの人達とのやり取りがあったりロックの依頼を頼まれる事が多々あります・・・
You Tubeに立ち上げている動画にはベタベタのロックなんか無いと思いますが、やはり俺はロックのイメージの方が強いのでしょうか!?

2日 月曜日

そのSpainのケーデンの音は多分取れたと思います。
ポイントはU―Xからダブル・ドミナントの箇所までのアッパーコードの流れにあったようです。興味のある方は頑張って音を取って見て下さい。
これでまたひとつ引き出しが増えました。

1日 日曜日

音を取るという作業ですが多分俺に限らずかとは思いますが、俺達の世界でやっている相対音感の畑では何かのケーデンスを耳にした時、それをこれまでに自分が学んで来た曲にあてがって検討をつけます。
俺の相対音感にしてもまだ言うほど大した事は無いので、その憶測が外れている時が多々あり、そしてその外れた憶測から音を取ると完全に間違った方向に行ってしまい、しばらくしてどうにも収集がつかなくなって少し楽器から離れてマラソンをしていたり車を運転している時等に、全然別の方向から新たなケーデンスを憶測してみると案外すっとそのコードを導き出せたりします・・・
ちなみに昨日のそのSpainのケーデンスは最初コンディミ・コードからmaj7aug解決かなと思って音を取り始めましたが、何だか違うような気がして来て今はディレイド・リゾルヴかな等と思いながら音を取っています・・・
多分何日かすればそれらの音は取れるかとは思いますが、答えが出てもあえてここには書きません。その理由はこの音を取るという作業が音楽を学ぶ事や相対音感等にとても役に立ちます。だから急がば回れではありませんが、何度も言いますがミュージシャンを志している人は自分で音を取って下さい。それらは未来の自分のためです。