2019年 5月

31日 金曜日

今では全く聞かなくなったロックですが、名古屋にGrahamが来たのでさすがに重たい腰を上げて応援に行って来ました。
Grahamに関してはそのGinaの紹介で2度ほどサポートをする話にまでなったり、コンサートが終わったら一緒に写真を撮る約束までしていたのに結局一切顔を合わす事も無くそのまま終わってしまい、俺からしたら今では全く聞かなくなったロックのためにお金と時間を使って折角行ったのに完全にスルーされてかなりショックが大きかったです・・・
Grahamとはこの数年毎日のようにやり取りをしていたので、スルーされたショックでそのまま眠れずにいたら夜中の2時半に俺のガラケーにメールが届きました。
『Mamoruどこにいますか?とても疲れていて早めに帰る事にしたよ。BassのBeth Amiの胃の調子が悪くてね・・・Mamoruに会いに行けなくてごめんね。私の友達Mamoru。君のCDとプレゼントは受け取ったよ。多分今週また後で。』との事でした。
コンサートが始まる寸前に俺がGrahamに『今ここにいるよ。』と直接メールを送っていたなんて、そこに居合わせた人達は誰も思っても見ないでしょうね・・・

31日 金曜日

Ithamara Kooraxが今度の俺のCDにもAgua de BeberとFotografiaでゲスト参加してくれる事になり、それぞれのキーとテンポについての連絡がありました。
共にミディアムとの事でしたが片方はBossaで片方はSwingとの事でした。頑張って彼女の要望に応えます!

30日 木曜日

俺はやっとこの数年でmaj7augを単体として使用する事に慣れましたが、Brecker Brothersを分析しているそのコードがとっくに普通に単体で使用されていて時代を超越していると言うか驚かされる事が多々あります。
考えても見ればそれこそ普通にインサイドのコードが8小節続く事すらないのではないかと思います・・・
俺にしても根気良くこれらを攻略しながらスーパー・ミュージシャンになれたらと思って日々勉強をしていますが、自分なりに真剣に何十年も楽器と接していても至らない部分ばかりが気になります・・・
彼らを分析しているとアドリヴも勿論ですが作曲力やアレンジ等、俺は既に51歳にもなるのにお粗末な事を痛感しますね・・・
それから久しぶりにMike Varneyともやり取りをして、ちょっとした伝言を頼まれました。

29日 水曜日

取り掛かっていたAbove And Belowです。
前回課題として取り上げた同じくBrecker BrothersのNot Ethiopiaから約半年もかかってしまいましたが、その間コンサートがあったりレコーディング等があったので仕方がありませんが・・・
例によってかなり揺らしながら適当に弾いていますが、宜しければバッキングにも耳を傾けて下さい。元々この曲は彼ららしくコード・ワークも激しくて更にテンポもあり、それをギター1本だけで弾けそうもなかったのでコードとベースを分けて録る事にしました。
本来ならベースで録れば良いのですが、自分の練習のためだけなので面倒だったのでギターだけで仕上げましたが、それでもそれなりに分離感が出たと思います。それにしても彼らの曲の攻略には本当に物凄いモチベーションが必要ですね・・・
さてこれで次の課題は再びBrecker BrothersからNight Flightです。
Brecker Brothersも俺が良く課題として取り上げていますが、元々何年か前にSome Skunk Funkを取り上げた事がありましたが、それは光栄にも他でもない作曲者のRandy Breckerからのリクエストでした。そして皮肉にも彼には俺のギター・スタイルは受け入れてもらえず、同じトランペッターのArturo Sandovalには気に入ってもらえました・・・
どちらにしても多分俺のギター・スタイルは賛否が分かれるとは思いますが、俺からして見たら誰の箸にも棒にも引っ掛からないよりも全然良いと思っています。それに万人に好かれるのは無理ですからね。どうせ反対意見があるのなら自分が納得出来る方を選ぶようにして来ました。ギターとボクシングの両方やる事を誰が賛成すると思いますか?
俺のギター・スタイルは好きですか?それとも嫌いですか?多分そのどちらかでしょう・・・
少なくても俺のスタイルに世界中でいくらかの人達が興味を持ってくれているのも事実です。
俺は周りに何を言われても何も変わりません。自分の人生ですから・・・

Above And Below (The Brecker Brothers) 22th May 2019 by Mamoru Morishita

28日 火曜日

俺にしても20代の中頃までは楽器はとにかく長い時間弾いていれば良いと思っていましたが、実際には仕事もしなくてはならなかったりギターばかり弾いていられる訳でもないので途中から密度や内容を考えてギターに接するようにしました。
分かりやすく言うなら、ギターを弾いている間は好きな事をするのではなく、ひたすら自分が苦手な事に時間を費やすと言う事です。仮に1日8時間ギターを弾いていても実際には8時間は練習していないのですよ・・・
俺は30歳頃から真面目に音楽理論も勉強するようになり、技術の練習や維持と音楽理論を日々の課題に取り入れるようにしました。
もっと簡単に言うのなら、俺が楽器を(弾いている)のはそれこそコンサートの時かレコーディングの時ぐらいで、それ以外で楽器に接している時は練習か勉強をしているだけです。暇つぶしにギターを弾く事はありません・・・
時々上達の方法とか練習法等を聞かれる事がありますが、自分の胸に手を当てて良く考えてみれば本当は自分が一番知っていると思います。自分が見て見ぬ振りをしている部分、自分が苦手としている事を攻略して行く事が練習です。

27日 月曜日

Graham Bonnetから連絡がありました。
Michael Schenkerとのツアーが1カ月もあり家にいられたのは4日間だけだったのでとても疲れたとの事でした・・・
そんな時にも俺の様な無名な人間に丁寧に連絡をくれます。本当に罰が当たりそうですよね・・・
もともとは今は亡くなったL.A.のプロモーターのGinaが紹介してくれたおかげですが、今では海外のアーティストの中で誰よりも頻繁にやり取りをしているのがGraham Bonnetです。本当に不思議なご縁です・・・

26日 日曜日

音楽のジャンルに関して基本的には俗に言う(ジャンルが違うだけ。)等と捉えて良いかと思います。
ただ、Jazzに関しては真面目に10年程掘り下げて行けばわかると思いますが、そのシステムと言うか可能性みたいなものが全く他のジャンルと異なると言っても過言ではないかと思います。そして絶えず進化もしています。
それらは決して技術的に単に音数が多いとか難易度か高い等の事ではありません。
世界中の人達が絶えず何かを探しながら進化を続けている音楽です。
もしも趣味ではなく真面目にミュージシャンを目指しているのなら、その道のりはとても長いですが是非とも取り組んで欲しいと言うか、取り組まなければ確実に浦島太郎になると言っても過言ではないと思います・・・

25日 土曜日

現在制作中のCDですが、全てのレコーディングが終わるまでまだ随分と時間がかかると思いますが、それでも少しずつ形になって行くのを耳にすると何とも言えない気持ちになります。
俺はギターに出会ってから人生の全てをギターを中心に生きて来て、40歳を過ぎてやっとの思いで世界的シンガーに認めてもらい、50歳を過ぎて自分が部屋で閉じこもって作っているものがメジャーと言うかたちで少しずつ残せるようになって来ました・・・
今更物欲等はありません。生きている間に後どれだけの作品を残す事が出来ますかね・・・

24日 金曜日

元々Graham Bonnetを俺に紹介してくれたL.A.のプロモーターのGinaが亡くなってから早くも1年が過ぎました・・・
おかげでGrahamとは今では毎日のようにやり取りをするようになりましたが、生前Ginaが長い間Grahamとの関係に溝が出来ていて、何故かそれを俺が片言の英語でやり取りをして彼女達が仲直りした事がありましたが、皮肉にも今となってはそれが俺がGinaにしてあげられた唯一の事だったようです・・・
『今から病院に行って検査をしてくるので幸運を祈っててね。』と言う言葉が俺にとって彼女の最後の言葉でした・・・
生前彼女が電話番号を教えてくれましたが、勿論今となってはその番号にかけても絶対に彼女が出る事はありませんが、何故か俺はいまだにその彼女の電話番号を消す事が出来ないままでいます・・・
俺のSongbookのCDが発売されたら彼女にも送るつもりでした・・・
いつか何かの機会にGinaの電話番号も消さなくてはならないですね・・・

Time after time (Thank you so much dear Gina from Mamoru Morishita)

23日 木曜日

以前取材して頂いたブラジルのClassic Lifeですが、その担当のジャーナリストに2度にわたり新譜のCDを送りましたが結局戻って来てしまい取材が止まっていましたが、それでも取材をしてくれる事になりました。詳細は追ってお伝えします。
ところで俺は新聞、雑誌等の取材はこれまで何回ぐらい受けていますかね!?

Claasic Life

22日 水曜日

そのメジャー・デビューに向けて検討している生徒ですが、彼は入門当初技術的な部分では飲み込みがとても良かったのですが、その後の裏拍や理論面がなかなか会得出来ずとても長いスランプを克服して再び上昇気流に入って来ました。
上達するかしないかは、勿論導いてくれる人が近くにいるのが理想ですが、それ以上にはやはり心の強さがもっとも大切な部分です・・・
先日マラソンの小出監督が亡くなりましたが、例えばその小出監督がすぐ近くにいました。さてどうしますか?
ほとんどの人が『あの人には才能が・・・』等と言って、それこそ自分では魂を削る様な思いをしてまではやらないですよね!?やったとしてもたったの3年や5年を一生懸命等と勘違いしていますよね。オリンピックまで行った選手達がどれほどの練習量と時間を費やしてそれらのスキルを身に付けたのか想像がつきますか?
少なくても今の俺は多分プロと言われるスキルを身に付けるためのノウハウをそれなりに知っていると思いますよ・・・
勿論それらはたったの3年や5年程度で身に付くものではありません。3年や5年はただの趣味です。上手く行かなくなったり女でも出来た途端に諦めたのですよね・・・
プロと言われるものを身に付けるためには好きな事をやるのではありません。その世界に必要なスキルを身に付ける事ですよ・・・

21日 火曜日

数年後にメジャー・デビューを検討しているギターの生徒ですが、現在はミディアム・テンポの4ビートを課題にしています。そしてその次はジャズ・ワルツで、それらを会得しながらベタベタの縦線音楽のロックで技術を安定させて行きます。
勿論ロックは遊びのために弾いている訳ではありません。楽しむために弾いている訳ではありません。単に技術を上げるためだけの練習として取り入れるだけです。
その生徒は長いスランプにも決して音を上げる事は無く、これまで絶えず自分の苦手な事と向き合って来て、そして長いトンネルを抜けてやっと再び上昇気流に入って来ました。素晴らしい心の持ち主です。
上達するかどうかは、どれだけ自分に厳しく物事に接する事が出来るかどうかだけです。俺がずっとロックを弾いて喜んでいたらHancockやBrecker Brothersが攻略出来たと思いますか?音楽を理解する事が出来たと思いますか?夢を叶える事が出来たと思いますか?
現在2人の生徒を3年後をメドに形にしたいと思っていますが、彼等はとても真面目に課題をこなしてくれます。そして俺も真面目な人間が好きなので彼らの心に絶対に答えてあげたいと思っています。

20日 月曜日

恩人のIthamara KooraxのCry me a riverです。
俺の中のこの曲の印象としてはメロディが9thから始まりBセクションでVmに転調すると言ったところですが、とにもかくにも彼女が歌うと物凄いパワーと絶対的な歌唱力に圧倒されますね。こんな人の隣でギターを弾いていたら安心してサポート出来ますよね。
元をただせば俺は20年前に偶然彼女の歌を聞いた時に、(こんなシンガーの隣でギターを弾いたら気持ちが良いだろうな・・・)と思い彼女のCDを買い集めるところから俺のJazzへの長い旅が始まりました。
そしてそれまでのギターが上手くなるための練習から、音楽を勉強すると言う事に日々の課題の重点を切り替えて、それから約10年後に奇跡的に彼女が俺の曲に歌詞を書いて歌ってくれました。そして現在更に彼女の協力を得ながら次のプロジェクトに進んでいます・・・
彼女がスタンダードのCry me a riverを歌うとこうなり、そしてその彼女が俺のUntil we meet againを歌ってくれたらあのようになりました。
Until we meet againに関してはオペラ育ちのJazz畑で爆発的な歌唱力の彼女と、ロック育ちでJazzを勉強して行った俺との相性が最も噛み合った曲だと思います。あの組み合わせは多分彼女と俺にしか出来ないと思います。

Cry me a river by Ithamara Koorax

19日 日曜日

ブラジルに送った荷物が2人に対してそれぞれ2度も戻って来てしまい困っています・・・
現在ブラジルは何かトラブルがある様子で、今送っても再び日本に戻ってしまうとの事だったので結局送料だけ無駄にしてしまいました・・・
フランス、ドイツ、アメリカ、サンディエゴは全て無事届いたのですが・・・
それらに合わせて取材の予定等もあったりしたので困りましたね・・・

18日 土曜日

Brecker BrothersのAbove And Belowがロック・オンされて来たので次の課題としてマイケル・ジャクソンのスリラーの音を取ったらすぐに取れてしまい、何か課題を探して結局再びBrecker Brothersに戻る事にしました・・・
何曲か聞いて見てNight Flightと言う曲に挑戦して見ようと思いますが、これも面倒そうな曲ですね・・・
俺一人でやっているのも何だか孤独なので心のある人は挑戦して見ませんか?各々の仕上がりが多少ずれて行くと思うので面白いと思いますが・・・

The Brecker Brothers Band - Night Flight(1976)

17日 金曜日

少し気は早いですが年末のコンサートの仮予約をしました。12月1日(日)にいつもお世話になっている豊川市のセレストです。
詳細は多分例年と同じ条件で貸して頂けると思いますが、演奏曲はどうしようかなと思っています・・・
本来なら発売中のCDや間もなく発売予定のCDからの選曲になるかと思いますが、今年1月に次のCDに収録予定の曲は既に演奏したので、更にその次のCDの事を考えながら選曲した方が良いのかなと思っています。
個人的にはチュニジアの夜やセンチメンタル・ジャーニー等を考えていますが何かリクエストなんてありますかね!?

16日 木曜日

また一人古くからの練習生が戻って来てくれました。確か俺が体育館を借りてボクシングを教え始めた頃に入門したので、それこそ20年近く前に在籍していてくれた練習生です。
こんな何もないところに何年経っても忘れずに古巣の様に思ってくれて戻って来てくれるのは本当にありがたいです。そしてそれと同時にその練習生の事を覚えている人達もいまだに沢山在籍してくれています・・・
ギターの生徒もそうですがそんな練習生のみんなにどうお礼を言っていいのやら・・・
仕事や家庭の都合等で俺のところを離れてから10年とかの月日が流れても再び戻って来てくれるのは嬉しいです。これでまた時間を一緒に過ごせる時が来ましたね。
同時にギターもボクシングも昔しばらく在籍してくれていた人達は今頃どうしているのかな等と思ったりします・・・

15日 水曜日

とりあえずスリラーのサンプルが仕上がりました。細かいギター等の音は取りませんでしたがブラスやコード等は取れたので、これで良いかなと言った感じです。
Quincy Jonesのアレンジはおシャレでとても良いですが、やはり何分にもポップスをアレンジしているだけなので、今の俺にとってはすぐに音が取れてしまい、おかげで結局また次の課題を探さなければならなくってしまいました・・・
やはり今一度Becker BrotherかHancock辺りから探してみます・・・

Thriller Sample (14th may 2019) by Mamoru Morishita

14日 火曜日

ありがたい事に最近では時々色々な国の人達から(ウチのレーベルで紹介したい。)等の連絡をもらえる事があります。
それで俺が日本ではユニバーサル・レコードからの流通になっている事を伝えるとその人達が(ゴメン、ウチはインディペンデンスだから・・・)等言われて結局それで話が途切れてしまいます・・・
でもそれだけ興味を持ってくれる人達が少しずつ増えて来たのはとてもありがたい事です。
最近では体も弱く51歳にもなってしまった俺がこのスキルを維持出来るのは後10年あるかな等と思いながら毎日を追われるように努力で埋め尽くしています・・・
50歳を過ぎてやっと世界中のスーパー・ミュージシャン達が段々協力してくれるようになって来ました。現在制作中のCDも更に強力なものになると思いますので期待していて下さい。

13日 月曜日

ブエノスアイレスのJosiとフランスのSheliyahから連絡があり、今とても忙しくしていますが必ずMamoruの曲を歌いたいので少し待っていて下さいとの事でした。
次のCDは彼女達が各々1曲ずつ俺の曲に歌詞を書いて歌ってくれて、そしてIthamara Kooraxに関してはFotografiaとおいしい水を歌ってくれる予定で、そして更にリズム隊にブラジルのラテン・グラミー軍団達もゲスト参加してくれる予定です。
俺の人生は後何年生きるのかではありません。後何枚作品を残せるのかだけです。それが俺の一生です。

12日 日曜日

去年から取り掛かっているThe Brecker BrothersのAbove And Belowがやっとロック・オンされて来たのでこの2,3週間で動画で仕上げる予定です。
それで次の課題を探していますが、昨年やりかけていたMichael JacksonのThrillerを仕上げて見ようと思い始めています。
ちょっと意外に感じるかも知れませんが、以前何となくそんな気がしたので確認をしたらやはりアレンジ等にQuincy Jonesが関わっていました。
本当に彼のポジションは良いところをとっているように思います。アレンジの勉強がてら音を取って、そして自分なりに何か工夫しながら仕上げて行きたいと思います。

11日 土曜日

数年後にメジャー・デビューを視野に入れている生徒の演奏でHumpty Dumptyです。
理論的には何とかなって来たように思いますので、今度はここから今一度技術面の強化に重点を置いて、どうですかね、ここから倍近く上げて行けば良いと思います。
俺がここで何度も言っていますが、好きな事をやるのは趣味です。もしも自分がプロと言われるものを目指しているのならその世界に必要と思われるスキルを大体まんべんなく身に付けなければなりません。好きな事だけやって生きて行けるのは本当にごく限られた運の良い人間だけです。
彼には誰にも負けないだけの真面目な心があり、自分の苦手な事から決して逃げずにこれまで全て克服して来ました。そのおかげで彼には特に大きなウィーク・ポイントはありません。そしてこれからも彼はその自分の苦手な事と絶えず向き合って少しずつ確実にそのスキルを高めて行く事が出来ると思います。自分に厳しくてとても良く出来た人間です。
こう言った人間が俺達の言うところの本来のプロと言われる人間になるのだと思います。

Humpty Dumpty (10th May 2019) by Aritoyo Kuroda

11日 土曜日

決してマラソンが好きでいまだに走っている訳ではありませんが、体調が戻ってくれたおかげで気持ちよく走れるのとほんの少しばかり早く走れると言うか、以前のように走れるようになりました。とにかく健康に感謝です。

10日 金曜日

以前特集を組んで頂いたドイツのJazz Rock TVから連絡があり、次の放送で発売中の俺のSongbookを必ず紹介してくれるとの事でした。詳細は分かり次第お伝えします。それからGraham Bonnetとちょっとした約束をしました。

Jazz Rock TV

9日 木曜日

51歳になったので先日の縄跳びとちょっとギターを弾いて見ました。
普段はこんなベタベタのディミニッシュのコード・トーンなんかはさすがに恥ずかしいので弾く事はありませんが、自分でもどんなものかな等と思って試しに適当に弾いて見ました。
これが51歳の俺のスキルです。俺は無駄には生きていないと思います。

Mamoru Morishita 51 years old (7th May 2019)

8日 水曜日

だんだん読む音楽理論書かなくって来た等と調子に乗って書いた途端にいきなり2つほど気になる本を見つけました。
本の厚さや内容によっても異なりますが、大体1冊の本に費やす期間は8カ月から長い物では2年ぐらい要します。
新しく学べそうな本を見付けると少し気が遠くなる半面でホッとする部分もあったりします・・・
俺だけかも知れませんが、つくづく人ってひねくれているなと思ったりしますね。値段は共に5000円前後ですが、どっちの本から攻略した方が良いのか少し考えてから攻略します・・・

7日 火曜日

少し前まではコードに対して乗せられるテンションはなるべく乗せる様な傾向にあったように思いますが、最近ではアッパー・ストラクチャーの可能性が更に広がって来たためかコード・シンボルはシンプルにしている傾向にあるように思います。そして俺にしてもその辺のさじ加減はシンプルな方向へ向かっています。
例えば今取り組んでいるBrecker Brothersのソロのコード進行の冒頭ですが、Em9.11―Fm9.11―Db69#11になっていますが、俺はこれをEm7―Fm7―Db69で録りました。
音を出してみるとわかってもらえると思いますが、この方がテンションを弾いた時の分離が圧倒的に良いです。
それからG7#9b13よりもG7にBmaj7augをアッパー・コードとして乗せる方が圧倒的に分離が良い等です。
それらのコードを2つの楽器で弾いた時のステレオ感みたいなものは何とも言えない美しさがあります。
勿論それらの音に対してコード楽器が反応してやる事とは別の話ですが・・・
とにかく俺にしても最近ではその方向へ向かってヴォイシングをしています。
俺がFm7の時にBbの音を伸ばしていたら(11thの音の分離を堪能しているのだな・・・)等と思いながら聞いて見ても面白いかも知れませんね。

6日 月曜日

去年の12月から読んでいる音楽理論書ですが、やっと言いたい事が見えて来たように思います。
ただ、言いたい事はわかってもその理論を具体的にどう使うのかが、まだみんなが迷っているような状態の様です。
次の理論書も目星がついて来たので頃合いを見付けて手に入れようと思っていますが、例によって新しい理論書を読み始める時には、こんな事を20年も続けているのでそろそろそれらの事を既に知っている自分になっていたいと思う反面で、折角貧乏人の俺が高いお金を払って買ったので何か学ぶ事がそれなりにあって欲しいと思っていたりとで、あまのじゃくになっている自分がいます。
今度の理論書は200ページ程のようですが、理論書はページ数とその本の攻略に要する時間は全く比例しなかったりします。
さて今度の理論書は俺にどれだけのものを与えてくれるのでしょうかね・・・

5日 日曜日

以前取材をして頂いたブラジルのジャーナリストに送ったCDが2度も戻って来てしまい新譜のCDの取材が出来なくなっています・・・
それからIthamara Kooraxと現天皇の写真を見てGraham Bonnetから『そのプロジェクトに幸運がある事を祈っているよ。そして誕生日おめでとう。』との連絡をもらえました。
それとIthamara Kooraxからは、おいしい水とフォトグラフィアのキーの件で連絡がありましたが、彼女は音域が4オクターヴ程あるのでギターの俺に合わせてくれた様子でAmとCとの事でした。俺は絶対音感はありませんが何だか今更それらのキーは少し恥ずかしいような気もしますね。(笑)
そして更に彼女にどんなテンポでやりたいのかを聞いていますが、俺としてはフォトグラフィアはミディアムで、そしておいしい水はファーストでエンディングに俺とのバトルみたいになったら等と思っていますが、基本的に俺達プレーヤーがシンガーの要望に応えなければならないし、そしてどんな要望でも瞬時に対処出来るようにしておかなくてはならないですからね。だからこそ音楽理論が大切だったりします・・・
ありがたい事に今年も世界中から多くの人達に誕生日を祝ってもらいましたが、考えても見れば少し前にはカフェインの取り過ぎで体調を壊していましたが、今は体調も良く健康で誕生日をむかえる事が出来た事にも感謝です。
それから51歳の区切りに現在の縄跳びがまだどれくらい飛べるのかを撮っておきました。体力が落ちたのと動画撮影なのとでそれでも少しゆっくり目に飛んでいます。

51 years old Jumping Rope (4th May 2019) by Mamoru Morishita

4日 土曜日

わずか数年前までは自分の努力とは正反対に夢が叶わず年を越したり誕生日をむかえる事がとてもむなしくて仕方がありませんでしたが、50歳にもなってやっと大きな夢が叶いそして現在も世界中のスーパー・ミュージシャン達の力を借りて新譜を作っているおかげで、とてもフラットな気持ちで誕生日をむかえられる俺がいます・・・
俺は相変らず貧乏で大成等とは全くの無縁ですが、それでも今頃になって(誕生日をむかえるというのはこう言った感じだったのか・・・)と思いました・・・
俺はギターを始めて間もなく1980年代に今ではやり取りのあるMike Varneyが巻き起こしたギターリスト・ブームの真っただ中で育ち、そしてそこから登場するギターリスト達がみんなこぞって10代だったりしていたので、俺は歳を取る事に対して取り残されてしまうような思いで毎年誕生日をむかえていました・・・
そのため俺はギターに出会ってからは歳を取る事が嫌で仕方がありませんでしたが、それが不思議と50歳になった今頃になって歳を取る事を普通に感じている俺がいます・・・
多分みんなもこんな気持ちで歳を取っていたのかな・・・と言った感じです。
14歳の冬に偶然にもギターに出会ってしまったおかげで、こんな訳の分からない人生になってしまって将来の人生設計等も全く無いまま歳を取ってしまいました・・・
ギターに出会ってからこの36年もの間それこそ自分では何も出来ないのに初対面の奴等や会った事が無い奴等にまで散々悪く低く言われて来て、それに対して俺が得たものは数枚のCDだけです・・・
でもそのたった数枚のCDは、俺がギターに出会ってから何よりもギターを大切にそして必死に生きて来た証です。
令和に変わりましたが、もしも何一つ残す事が出来ず、形にする事が出来ずに平成が終わっていたら今以上にむなしかったでしょうね・・・それだけ音楽と言うかギターに全てを費やして生きて来ましたから・・・
51歳の俺にはいまだに貯金や人生設計等何もありませんが、その(形になった)CDのおかげで自分が選んで来た選択に一切の悔いはありません。あの時に戻りたい等と思う事もありません・・・
歳を取る事は好きではありませんが、この歳になってやっと(誕生日なんだな)と普通に思える俺がいます・・・

3日 金曜日

平成は俺なりにも東京に住んだりアメリカに住んだり、多少の新聞雑誌の取材やテレビ等があったり、ボクシングのライセンスを剥奪されたり等色々ありましたが、やはり一番にはIthmara Kooraxに出会った事だと思います・・・
彼女が俺の全ての人生パターンを変えたと言っても過言ではないと思います・・・
光栄にも俺の曲に3曲も歌詞を書いて歌ってくれて、そしてそれで終わる事も無く現在制作中のCDにも気さくに2曲歌いたいと言ってくれたり等、たった一度の付き合いではなくずっと付き合ってくれています・・・
ぼーっと生きているような奴等が適当な好みの異性を見付けるとすぐに(運命の相手)等と言ってしばらく浮かれていたかと思えば、ほとぼりが冷めた途端に今度はそれを苦労話にすり替えて人に上からものを言って来る奴等に本当によく出会いますが、俺にとっての運命の人はやはりIthamara Kooraxであり、平成と言うかこれまでの俺の人生での一番の出来事だと思います・・・
そして令和になりましたが、かつて彼女がブラジルで日本の皇太子に招待された事がありましたが、今度はこの方が天皇なのですね・・・
この中にIthamara KooraxとFernanda Takaiがいますが、何とも言えない気分です・・・
Fernandaとの写真は来日した際にこっそり楽屋に通してもらった時のものですが、俺との話が長くなり少しコンサートが遅れてしまいました。(笑)
俺はこの令和で14歳の時に持った夢を、後少しだけ叶えて幕を閉じる事になると思います・・・

2日 木曜日

平成最後の日もマラソンをして令和元年も小雨の中マラソンをしました・・・
思えば昭和最後、平成元年は何をしていたのでしょうね・・・
当時はまだボクシングには出会っていませんでしたが・・・

1日 水曜日

令和です。
体が弱く50歳を過ぎた俺が後いくつ大きな夢を叶えられますかね・・・