31日 木曜日
今から既に30年以上も前となってしまいましたが、まだパソコン等のインターネット環境等の無い時代に片道切符で住む所も知人もいないL.A.に行きました。
とりあえずはL.A.のホテルを一週間予約してあり、その一週間の間に住む所を探さなければなりませんでした・・・
そうは言ってもまともに英語が話せる訳でも無く1年ほど前から週5でセサミ・ストリートを見て何とか少しだけ覚えただけでしたが・・・
それで当初入学予定だった学校に行きましたが勿論英語なので訳も分からず、それでも何とか外にルーム・メート募集の張り紙があるのでそれを見て自分で探すように言われたようだったので、外に出てその掲示板を眺めていましたが、何が何だか訳が分からず頭が爆発しそうになって眺めていたら東洋人(韓国人)が話しかけて来て、何となく『ルーム・メートを探しているのか?』みたいな内容のようだったので、例えだまされたにしてもどちらにしても一週間したらホテルから出なければならないので、覚悟を決めて今会ったばかりの人について行きました・・・
そして幸運にもその人達が良い人達(今では付き合いはありませんが)だったので、部屋がどうのこうの等との贅沢は言っていられなかったので、そこに住む事に決めました。途中トラブルがあり一度急遽引っ越す事になりましたが、最初に住んだのがこの家でした・・・
アメリカに住む覚悟をした時に勿論とても不安で押しつぶされそうでしたが、でもその時に思ったのが、50歳になった自分が『あの時アメリカに行っていれば・・・』等と後悔をする自分がそこに絶対にいたくはなかったので勇気を振り絞って行きました・・・
そして今ではいつの間にか既に55歳にもなってしまいましたが、あの時の事は俺の中で今でもきっと大きな自信となっていると思います・・・
30日 水曜日
実際には俺達より少し上の世代になるとは思いますが、どちらにしても何とも言えない写真ですよね。
悪役の背の高い人は確かバスケットボールの選手との事でしたが・・・
このブルース・リーにしてもスーパー・スターと言われている人達は短命な人達が多いように思いますが、勿論本人達は長生きしたかったでしょうけれど、あえて書きますが彼らの様なスーパー・スターの歳を取った姿は見ない方が良かったのかも知れませんね・・・
80歳のブルース・リーやマイケル・ジャクソンにマリリン・モンローなんて想像したくないですよね。(スターは歳を取らない!)もしかしたらファンの立場からしたらそれで良いのかも知れませんね・・・
29日 火曜日
暑さのピークも超えて日が沈むのも少し早くなり虫も鳴き始めて来ていよいよ秋ですね・・・
年内のCDの完成は無理でしたがコロナも以前よりも随分と落ち着いて来たようなのでそろそろIthamara KooraxやPaul Shortinoらの音源が届いて欲しいのですが、俺の方にしてもこれから12月に向けてのコンサートの準備があったり、まだアコーディオンとキーボードのレコーディングが少し残っているので来年に照準を合わせています。
とりあえず現在は年末のコンサートの譜面作りをしています。一応12月10日(日)の開催予定です。近くにお住まいの方はぜひともコンサートに足を運んで下さい。詳細は追ってお伝えします。
28日 月曜日
夏も終わりかけてマラソン後の体重が再び54.8kgになりました。やはり縄跳びが少し楽になりますね・・・
出来る事なら54kgまで落としたいのですが、今となってはそこまで落とす理由もないのと、これから冬に向けて体重は少し増えるのでさてどうしましょう・・・
相変らず何も変わらない俺との心の葛藤です・・・
27日 日曜日
57歳の人間がまだこれだけ動いているのを見ると元気と勇気をもらえますね・・・
俺達ボクサー的には左を打った後に相手の左をダッキングで避けながら意外にも相手の右側に移動する辺りは練習に取り入れようかな等とも思ったりします。
マイク・タイソン57歳
26日 土曜日
最近はやりのイギリスのオーディション番組の人まで俺の動画を気に入ってくれました・・・
ただ俺はもう体は以前の様には動かないのでもしもの際には古い動画と共に編集してもらうしかなさそうですね・・・
最近ちょくちょく自伝映画やCMに今回のオーディション番組等のように少し反応がありますが、でもそれらが実際に形になるのには相当な確率だと思います・・・
死ぬまでに、と言うか指が動く間に後いくつ夢が叶うかな等と思ったりします・・・
25日 金曜日
俺達のやっている音楽は一刻も早く裏拍に慣れて行かなければなりませんが、いったん裏拍のタイミングに慣れると今度は表迫の人達と一緒に演奏する事が辛くなって来ます・・・
勿論裏拍から表迫にする事はいつでも出来ますが、その反対になかなかこの裏拍には慣れが必要で出来ない人には案外一生出来なかったりします・・・
24日 木曜日
23日 水曜日
良くも悪くも今ではYou Tubeにほとんどの音源があり、その中で当然のように恩人のIthamara KooraxやSacha Boutrosらの音源もあり、それらの音源の古い物に関しては、俺が彼女達の歌を単なるリスナーとしてそしてファンとして聞いていた音源もあります・・・
そしてそれが今では彼女達が俺の曲に歌詞を書いて歌ってくれていて、彼女達のCDを単なるリスナーとして聞いていた頃の俺がその事を知ったらどう思うのでしょうかね・・・
そんな事を思いながら時々彼女達の古い音源を聞く事があります・・・
22日 火曜日
このIthamara KooraxのObriado Dom Um RomaoのCDが発売された時、実は俺はまだ彼女とは知り合っていなくて当時はまだネットもなかったので仕方がありませんが・・・
それでこのCDを買って家に帰ってから聞いた時の第一印象が『なんでドラムが入っていないのかな?』と思いました・・・
しばらくしてからわかった事ですが、長年CDを一緒に作って来たりツアーをしたり行動を共にして来たドラマーのDom Um Romaoが永眠してその彼に捧げたCDのようでした。
後になりタイトルのObriado Dom Um Romaoはポルトガル語で『ありがとうDom Um Romao』と言う事が分かりました・・・
そんな事を思いながら彼女の歌とそして一級品のトランペットの音色を聞いて見て下さい。
Recado Bossa Nova by Ithamara Koorax and Peter Scharli Trio
21日 月曜日
再びコロナが流行って来たようです。皆さんも気を付けて下さい。必要としてくれている人が必ずいるはずです。
20日 日曜日
俺は大型連休には時間がかかりそうな曲のソロ等のレコーディングをしたり機材の修理や説明書等と戦うようにしていますが、このお盆は特に何もなくて何だか久々に気を張らずにまったりと過ごす事が出来ましたが、適当に過ごしたら過ごしたで結局あっという間にお盆も終わりました・・・
どちらにしても練習とマラソンをしていると夜になってしまうので、あいた時間に買い物に行ったりしていればほとんど一日終わってしまいます。それに今更特に人に会うために時間を使う事等もありません・・・
19日 土曜日
アレンジの話し。
勿論俺は天才等の類では全くないのであらかじめ頭の中で全部先に出来ているような事は無く、作りながら組み立てて行きます。(多分ここの畑の人達はみんなそうだと思います。)
それがただ何となくそのまま終えてしまう事も多々あり、と言うかその確率の方がはるかに高いですが、でも時々アレンジをしていて段々当初の予定には全く想像していない方向に良い意味で向かって仕上がる時があります。
ちなみに今取り掛かっているRabel yellが今のところ良い方向に向かい出して来ました。カッコ良く俺っぼく仕上がると良いのですが・・・
18日 金曜日
俺はいつもギターの練習を基礎トレーニングから始めるようにしていて、そしてその練習に40分費やしていますが最近ではギターが重たく感じるようになって来ましたね・・・
筋肉はどんどん落ちているので仕方が無い事ですが、それでもまだ救いな事には指の力等の衰えは感じていないのでギターリストとしてはまだ後数年は大丈夫だと思います・・・
どちらにしても70歳にもなった頃にはもうこんなに弾けていないと思うのでこの数年で自分のギター人生の総まとめの様なCDを何枚作る事が出来るかですね・・・
後1,2枚ですかね・・・
17日 木曜日
俺は取材等で才能等と書かれる事を絶対に断っていますが・・・
最近世の中では(3高)等と言う言葉がありますが、高学歴、高身長、高収入を差すようですが、俺に関しては見事にそれらが1つも当てはまりません。言うなら俺はその全く逆の低学歴、低身長、低収入の3低ですよ。はっきり言って男の人ならほとんど全員が俺に勝っていると思います。女の人でも俺より大きい人なんてざらにいますよね。持って生まれた才能みたいなものは何一つ無いですよ・・・
16日 水曜日
10人十色とは言いますが、20年以上習っていて後少しでメジャーデビューと言うところでやめる人間がいるかと思えば、入門して数年で結婚してやめてそれから20年経ってまた習いに来る人間がいて、そして俺の様に人生の全てを音楽に捧げている人間がいます・・・
3日坊主でも良いでしょう。たった3年程度を一生懸命やった等と勘違いしていても良いでしょう。20年もやってやめても良いでしょう。人生棒に振ってまで続けていても良いでしょう。人を粗末にしなければ良いでしょう。それらは全て人様の人生ですからね・・・
15日 火曜日
14日 月曜日
これは俺なりの練習法です。もしも絶対にうまくなりたいと思ったら、自分が最もやりたくない練習を3つ程度あげて、そしてその苦手な事を攻略して行きます。
そしてその次にとても大切な事として、人は出来るようになって来たり理解出来るようになって来ると今度はそれを楽しく感じて来て次の事に進まなくなります。そこを心を鬼にして大体出来るようになって来たら再び自分の苦手な事に取り組みます。そしてこんな感じで底辺の部分を絶えず底上げして行きます・・・
練習で気を付けなければならないい事としては、出来るようになるまでが練習で出来るようになったらそれはただの遊びです。今やっている事が楽しい等と思えるようになって来たらすぐに次の課題に取り掛かる事です。そんな事を30年程続けたら大体そんなレベルになって来ると思います。
13日 日曜日
世間はいつの間にかお盆のようですが、俺は大型連休の時にはそこに焦点を当てて気合のいるレコーディングや機材の修理、または使い方等を集中してこなすようにしています。(ちなみに今年のGWは次のCDのスリラーのギターをレコーディングしました。)それでこのお盆は特にはないので、ちょっとほっとしています。
マラソンをしていたらかなりトンボが出て来たのでこれで夏も終わり秋の入り口が来たと思います。何十年も走っているので最近では動植物の移り変わりを見て季節が分かるようになって来ました。
ところで俺は一体いつまで走るのでしょうね・・・
12日 土曜日
20年前に結婚してやめたギターの生徒が近々リモートで復活して、更に12月のコンサートにも来てくれるとの事でした。
かつてマキシマムと言うバンドがあり、その生徒もそのコンサートに何度か来てくれていましたが、今ではアコースティックのデュオと言う形になって、バンドの様な迫力は無いにしてもこの20年で俺がどれだけ進化したのか伝わってくれたらと思います・・・
またいくらかマスコミの人達も来てくれると良いのですが、今はダメもとで最近CMの話等を持って来てくれる東京のプロダクションにも伝えておきました。万が一の例えばの話しですが、スポーツ飲料等のCMはどうでしょうかね?
『これさえ飲めば、あなたもきっとボクシングもギターもこんな風に出来るようになるっ!』
The Boxer & Guitarist Mamoru Morishita
11日 金曜日
コンサートでスタンダードを取り上げる時に、最近の流れになりつつあるコード進行を使うのかそれともこれまで通りの王道で演奏した方がそこにいるお客さん達は聞きやすいのか(俺の場合は特にボクシングの練習生達が多いので)、それともそれらとは全く切り離して何か考えてみたり、またはそれらをミックスさせて見たり等、どこに焦点を当てて仕上げて行くのかがアレンジをする時のひとつのキーワードになったりします・・・
10日 木曜日
8日 火曜日
練習と思って日々取り組んでいた事が気付いて見ると惰性になっていて結局ある一定のところからスキルが上がらないままでいたりする事が今の俺にしてもあったりします・・・
だからこそ出来る事なら信頼出来る人、そして相性が良い人等について第3者の立場から意見を言ってもらうと良いのだと思います・・・
7日 月曜日
6日 日曜日
ミットを持っていて左の薬指をちょっと突き指しました・・・
ギターを弾くのに差支えが無い事を願います・・・
5日 土曜日
20年と言わずわずか10年前ですら良く分からなかったJazzですが、それがやっと今頃になって何となく分かるようになって来たような気がします・・・
帝王MilesがKenny Garrettのために下地を作り、そしてそのKenny Garretが破壊と調和を繰り返しならソロを取り、そしてそれをじっくりMilesが1つの音も逃さないように見届けるように聞いています・・・
そしてMilesが最後にKennyのプレートを掲げて終わると言う・・・どこまでも絵になりますね・・・
Miles Davis - Human Nature (2 of 2)
4日 金曜日
1999年の12月の日付になっていますが・・・
後のこの曲のコンサートの動画を見てそれこそMike VarneyからChick CoreaにJohn McLaughlin等ジャズからロックまで相当な数の著名人達から連絡をもらえましたが、結局この曲はCDには収録していません・・・
Playの方ですが、やっと真面目に音楽理論の勉強を始めて間もない頃で、その学び始めた事をおっかなびっくり使っているような状態ですね・・・
いつの間にかこの時から既に25年以上が経ちましたが、歳を取るのは仕方がありませんが、それでも俺のスキルは確実に進歩しているのと、そしてほんの少しずつですがIthamara Kooraxを始め、世界のミュージシャン達にも認められるようになって来たので無駄には歳を取って無いと思います・・・
後どれだけ今の技術を維持出来るのかわかりませんが諦めたらそれで終わりなので、真っ白に燃え尽きるまで自分の人生をギターに捧げたいと思います。そして多分それが14歳の冬に偶然ギターに出会ってしまった俺の答えなのだと思います・・・
Inspiration and Perspiration (5th de1999) by Mamoru Morishita
3日 木曜日
そして昨日の相対音感の続きの様な内容ですが、俺はこの10年程は特に相対音感に拘って勉強していますが、現在聞いているCDの中て1曲その転調先をほぼ察知する事が出来ました。
Wmajへ転調した後、全音で下がりそしてセンターに戻ると言うポピュラーなものでしたが、それこそ10年ちょっと前には(譜面を見ながら反応して行けばいいや)みたいな感覚でしたが、相対音感に関するある一冊の本を読んでそれまでの音楽に対する捉え方が全く変わったのと同時にそれが物凄く長い道のりである事を痛感しました・・・
あれから10年ちょっとが経ってやっと55歳にもなった今頃になりそれらを1曲察知する事が出来ました・・・
俺は既に55歳にもなってしまいましたが、自分を高められる残された時間で後どれだけ自分を高める事が出来ますかね・・・
2日 水曜日
例によって海外からですが、音楽理論を学ぼうと思っているけれど何から始めれば良いですか?との質問がありました。
今の時代の技術も会得するのは勿論大変です。そして音楽理論も相当長い道のりですが・・・
そうですね。まずはパワー・コードやバレー・コード(で合ってますかね?)をやめる事です。それで早く4声のコードに慣れて、そしてそのコードに対してメロディーが何度にあたるのかを絶えず意識すると良いと思います。と言うか俺はそうしています。(多分この世界の人達はみんなそうだと思います・・・)
その理由としては、例えば多くの人達がメジャー7thコードに対して9thで終止出来ずについついRootや3rdに行ってしまう事が多いと言うかほとんどですが、でもこれを9thと頭の中で唱えながら弾くと、案外その音を長く延ばす事が出来るようになると思います。
例えばこのSpainの4ビートに変わってすぐの12:03のところです。(この場合はあえて調性を薄くしています。)ここを心の中で(ナイーーーン!)と唱えながら弾くとこんな感じで堂々と9thの音を長く延ばす事が出来ると思います。そしてそれらを意識しているうちに結果として段々相対音感が身に付いて来て色々な音を自在に操れるようになって来ると思います。
俺が特に音を伸ばしている時には、頭の中でその度数を唱えているのだな等と思いながら聞いてもらっても面白いかも知れません。そしてその音がそのコードに対して何度にあたるのかを当てて見て下さい。そんな事を繰り返していると段々相手の音にも反応出来るようになって来ると思います・・・
Spain (1st Dec 2019) by Mamoru Morishita
1日 火曜日
先日長年在籍していて去って行った生徒を見て思いましたが、俺はその反対に一日も諦めた事もモチベーションが下がった事もありません。それはきっと練習を一日も欠かさないためかなと55歳になった今頃になって思いました・・・
振り返って見るとギターを始めた時三日坊主にならないようにと最初の1日を練習を休む日を作らないようにと決めましたが、気付いて見ればそれがいつの間にか40年以上も続いています・・・
これは俺なりの物事を継続するコツですが、今日は疲れたからとか、微熱があるからとか無意味に練習を休む日を作らない事だと思います・・・