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存在認識・オィリュトミー入門  

レッスン  No.11

このオィリュトミーは、14歳以上の方のためのものです

 

ソナタイ長調Op.120 第1楽章1〜8小節  シューベルト

Internet Explorer 4.0以上のプラウザをお持ちの方は、再生ボタンの上をクリックしますと、MIDIの音楽が再生しします。

まず、曲を聴きながら、右回りで右へ進む半丸、左回りで右へ進む半丸、左回りで左へ進む半丸、右回りで左へ進む半丸を、2小節ずつのタクトで、自由歩行で描く練習をします。

次に、緑に黒を添えるイメージをしながら鎖骨のすぐ下から手を前に伸ばす練習と、紫に黒を添えるイメージをしながら臍の下から手を前に伸ばす練習をします。

さらに、足の動きに、緑+黒、紫+黒 のオィリュトミーを組み合わせます。
1.2.3.4.小節は 緑+黒、5.6.7.8.小節は紫+黒を取ります。

半丸の動きは、臭覚の働きを表し、他者の記憶に自分の認識が一致したときに自分の宇宙が形成されるという意味を持っています。
ですから、他者の思いをあれかこれかと嗅ぎ、他者の真の記憶に自分の認識がそうだ!!と一致したときに、自分は他者との共通の宇宙を造り始めるのです。

右回りで右へ進む半丸は、他者の感情を主の記憶で畏敬するという意味を持っています。
左回りで右へ進む半丸は、自分の認識を主の記憶が支持しているという意味を持っています。
左回りで左へ進む半丸は、自分の認識を自分の主の意識が支え敬愛しているという意味を持っています。
右回りで左へ進む半丸は、他者の感情を自分の主の意識が支え支持し尊敬しているという意味を持っています。

緑+黒は、自分の認識で他者の感覚を支えようとするときに起こる感情を現します。
紫+黒は、自分の意志が「世間が自分の認識に触ってくるのを」待っているときに起こる感情を現します。

このオィリュトミーを行いますと、辛抱強く待つ力が増大します。

★★★

ソナタイ長調Op.120 第1楽章9〜20小節  シューベルト

Internet Explorer 4.0以上のプラウザをお持ちの方は、再生ボタンの上をクリックしますと、MIDIの音楽が再生しします。

 

まず、曲を聴きながら、左回りで前へ進む半丸、右回りで前へ進む半丸、右回りで後ろへ進む半丸、左回りで後ろへ進む半丸、右回りで前へ進む半丸、右回りで後ろへ進む半丸を、2小節ずつのタクトで、自由歩行で描く練習をします。

次に、灰色をイメージをしながら手を下に伸ばす練習と、何も色が無いイメージをしながら臍と性器の中間あたりから手を前に伸ばす練習と、白をイメージしながら目の位置から手を前に伸ばす練習をします。

さらに、足の動きに、灰色、無色、白 のオィリュトミーを組み合わせます。
9.10.11.12.小節は灰色、13.14.15.16.小節は無色、17.18.19.20.小節は白を取ります。

半丸の動きは、臭覚の働きを表し、他者の記憶に自分の認識が一致したときに自分の宇宙が形成されるという意味を持っています。
ですから、他者の思いをあれかこれかと嗅ぎ、他者の真の記憶に自分の認識がそうだ!!と一致したときに、自分は他者との共通の宇宙を造り始めるのです。

左回りで前へ進む半丸は、自分の感情を自分の自我が支えているときに起こる感情を現します。
右回りで前へ進む半丸は、他者の感情を自分の自我で維持しているときに起こる感情を現しています。
右回りで後ろへ進む半丸は、他者の感情を他者の自我が支えているのを感覚したときに起こる感情を現します。
左回りで後ろへ進む半丸は、自分の感情を他者の感情が維持しているのを感覚したときに起こる感情を現しています。

灰色は、自分の触覚が他者の感覚を慰めるときに起こる感情を現します。
無色は、他者の触覚が自分の感覚を慰めるときに起こる感情を現します。
白は、自分の判断が他者の主の意識を認識するときに起こる感情を現します。

このオィリュトミーを行いますと、主を認識する力が増大します。

★★★

 

最後に、このシューベルトのソナタを、1小節から20小節まで通してオィリュトミーしてみましょう。

Internet Explorer 4.0以上のプラウザをお持ちの方は、再生ボタンの上をクリックしますと、MIDIの音楽が再生しします。

 

1999年8月25日

 

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