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存在認識・オィリュトミー入門  

レッスン  No.25   詩をオィリュトミーする

このオィリュトミーは、14歳以上の方のためのものです

 

  まいまい  谷川俊太郎 ことばあそびうたまたより

 

まず、詩を、声を出して読みます。

つぎに、声を出して詩を読みながら、自由歩行で、足のフォルムを取る練習をします。

つぎに、声を出して詩を読みながら、言語オィリュトミーの練習をします。

さらに、声を出して詩を読みながら、足のフォルムと言語オィリュトミーを合わせます。

まいまいは Sh
右手で縦に8の字を描く
まいまいは Oi
左手は頭の上に半円、右手は斜め上に伸ばす
まいまうまい
右右手で内回りの円を描く
めまいのやまい O上
両手で頭の上に円を造る
まいまいの 時間
左手は胸の前で半円、右手は横へ伸ばす
まいまいの U`
左手は前に伸ばし、右手は上に伸ばす
うまいまい L拡散
両手で上、前、下、手前、上に外へ向かう渦巻きを描く
まいまいみまい
右手を右下から左上に移動させる
もうまうまい
両手で前に波を造る
かかすまい
両手で臍の上にある台を叩く感じ

左回りで右へ進む半円と、右回りで左へ進む半円の繰り返しは、主の行動と自分の感覚の出会いを現します。

右回りで右へ進む半円と、左回りで左へ進む半円の繰り返しは、人類の判断と自分の言語のかっとうを現します。

「まいまい」は、主の言葉を現し、「めまいのやまい」は、主の言語が自分にとって不可解であることを表します。

「まいまうまい」は、他者の言語が自分の感覚を目隠しし、主の言語が視えないことを現し、
「まいまいみまい」は、自分の感覚に主の言語がかすかに感覚されていることを現します。

Lは、主の創造を現し、
時間は、主の人類に対する愛を現し、
O上は、人類の愛の判断を現し、
Dは、自分の意識の形成過程を現し、
U`は、自分の愛の判断を育てようとする意志を現し、
Jは、自分の他者との出会いに起こる触覚を現します。

 

 

とりどり  谷川俊太郎 ことばあそびうたまたより

 

まず、詩を、声を出して読みます。

つぎに、声を出して詩を読みながら、自由歩行で、足のフォルムを取る練習をします。

つぎに、声を出して詩を読みながら、言語オィリュトミーの練習をします。

さらに、声を出して詩を読みながら、足のフォルムと言語オィリュトミーを合わせます。

おどりのなとり U`
左手を前に伸ばし、右手を上に伸ばす
でもどりめとり
両手で前に波を造る
とうどりみとり E上閉じる
両手を斜め上に伸ばした形から、頭の上で交差させる
ものとりふとり


臍の前で指先を下に向けて突き刺す

としとりさとり Oi
左手は頭の上で半円、右手は斜め上に伸ばす
あととりきどり
臍の前の台を叩く感じ
ひとりあやとり 時間
左手は胸の前で半円、右手は肘を折り手を前に伸ばす
おっとりゆとり O`
右手を上から左手を下から指先を合わせる

右回りで前へ進む半円と左回りで後ろへ進む半円の繰り返しは、主の感覚を現します。

左回りで前へ進む半円と右回りで後ろへ進む半円の繰り返しは、自分の感覚を現します。

右へ進む直線は、自分の意志と主の感覚を現します。

「おどりのなとり」は、自分の聴覚を現し、
「おっとりゆとり」は、自分の記憶を現し、
「ひとりあやとり」は、自分の感覚を現し、
「あととりきどり」は、自分の思考を現し、
「「ものとりふとり」は、他者の思考で自分の意識が造られてしまう現実を現し、
「でもどりめとり」は、自分の思考で自分の意識が造られてしまう現実を現し、
「としとりさとり」は、自分の人生経験でカイロスが成長すると、認識が起こることを現し、
「とりどり」は、主の子ども達がそれぞれに違っている事実を現します。

U`、Oi、は、人類の共通意識を造ろうとする意志を現し、
時間は、主の愛を現し、
E上閉じるは、主の子ども達の経験によって人類を形成しようとする意志を現し、
Nは、自分の意識界への恐怖を現し、
O`は、自分の思いを現します。

1999年9月22日

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