存在認識・オィリュトミー入門
レッスン No.26 詩をオィリュトミーする
このオィリュトミーは、14歳以上の方のためのものです。
ばか 谷川俊太郎 ことばあそびうたより
まず、詩を、声を出して読みます。
つぎに、声を出して詩を読みながら、自由歩行で、足のフォルムを取る練習をします。
つぎに、声を出して詩を読みながら、言語オィリュトミーの練習をします。
さらに、声を出して詩を読みながら、足のフォルムと言語オィリュトミーを合わせます。
ばか O上
両手で頭の上に円を造る
はかかった C
両手を上に上げるはかかんだ L
両手で上、前、下、手前、上に外へ向かう渦巻きを描くばかはかかった H
両手早稲域の位置から斜め上まで広げるばかはかかんだ T
両手を臍の前で下に向かって突き刺すたかかった D右
右手で右肩を中心に内回りの円を描くかたかった Y
両手を斜め上に広げる
はがかけた Sh
右手で下から8の字を描くはかなんで N
両手で臍の前の台を叩く感じばかはがかけた R
両手を水平にし手首を回転するばかはかなくなった Oa
左手を頭の上に半円、右手は斜め下に伸ばすがったがた J右
右手を斜め右下から斜め左上に移動させるなんまいだ U上
両手を上に狭く伸ばす左回りの円は、自分の思考を現します。
斜め右前へ向かう直線は、自分の思考のしゃべりことばが世間に受け入れられたことを現します。
右回りの円は、主の悲しみを現します。左回りの後ろの円は、自分の論理を現します。
斜め左後ろへ向かう直線は、自分の思考体系が崩れたことを現します。
右回りの円は、主の悲しみと苦しみを現します。右回りで前へ進む螺旋は、自分の肉体の障害を現します。
斜め右後ろへ向かう直線は、自分の思考が世間に受け入れられないことを現します。
左回りで左へ進む螺旋は、自分の心身のバランスが崩れたことを現します。左回りで左へ進む螺旋は、自分の心身のバランスが崩れたことを現します。
斜め左前へ進む直線は、自分の障害が表に現れたことを現します。(病気、精神分裂病、神経症、鬱病、脳性麻痺、自閉症、リューマチ、痛風、等)
右回りで前へ進む螺旋は、自分の思考の記憶への悲しみの感情を現します。
O上は、自分の悲しみを現し、
Cは、自分の人生経験を現し、
H、D、L、T、Y、Sh、R、J、N、Oaは、主の悲しみと苦しみを現し、
Uは、自分のカルマ・業を現します。
さる 谷川俊太郎 ことばあそびうたより
まず、詩を、声を出して読みます。
つぎに、声を出して詩を読みながら、自由歩行で、足のフォルムを取る練習をします。
つぎに、声を出して詩を読みながら、言語オィリュトミーの練習をします。
さらに、声を出して詩を読みながら、足のフォルムと言語オィリュトミーを合わせます。
さる U上
両手を上に狭く伸ばす
さるさらう 時間
左手を胸の前で半円、右手は水平に伸ばすさるさらささらう H
両手で性器の位置から斜め上まで開くさるさらさらう L
両手で上、前、下、手前、上に外へ向かう渦巻きを描くさらざるささらさらささらって YU`O`J
左手を上に伸ばし、右手を斜め右下から斜め左上まで移動させるさるざるさらう U`
左手を前に伸ばし、右手を上に伸ばす
さるさらりさる 立ち上がる
右手を上に伸ばし、左手を下に伸ばすさるささらさらう Sh
右手で下から八の字を描くさるさらば 関係
左手を前に伸ばし、右手を上に伸ばす左回りの後ろの円から右回りの前の円(八の字)の連続は、自分の宇宙の創造と、人類の共通意識の相克を現します。
自分の宇宙と主の宇宙とのすりあわせが出来ていませんと、自分の認識だけで人類の宇宙を造ろうとしてしまいます。
他者の認識から響いてくる主の認識を意識できなくなるからです。U上は、人類の共通意識を現し、
時間は、主の経験を現し、
L、U`、Sh、H、YU`OJ、立ち上がる、関係は、自分の経験を現します。詩全体に響いているSの音声は、経験を現します。
1999年9月25日