レッスン Ｎｏ．３０ 詩をオィリュトミーする
このオィリュトミーは、１４歳以上の方のためのものです。
へんてこりん まどみちお せんねんまんねんより
| へんてこりん | 左回りで右へ進む半円 |  |
存 左手は上から半円、右手は下から半円、指先を合わせる |
| 「へんてこりん」 は | 左へ向かう直線 |  |
Ｏａ 左手は頭の上に半円、右手は斜め下に伸ばす |
| 「へんてこ」 がつけている大事なすず | 左回りの右の円 |  |
関係 左手は前に伸ばし、右手は上に伸ばす |
| ひとより 一だん目だつための | 右回りで外へ向かう渦巻き |  |
Ｏ｀ 右手は上から半円、左手は下から半円、指先を合わせる |
| 「へんてこ」 は | 後ろへ向かう直線 |  |
Ｏｉ 左手は頭の上に半円、右手は斜め上に伸ばす |
| 「へんて」の ひとり子 | 右回りの後ろの円 |  |
Ｄ右 右手を右肩を中心に右回りで廻す |
| うまれつき まじめでとんまな | 左回りで外へ向かう渦巻き | |
Ｏ｀ 右手は上から半円、左手は下から半円、指先を合わせる |
| 「へんて」 は | 右へ向かう直線 |  |
ＯＩ 左手は頭の上に半円、右手は横に水平に伸ばす |
| 「へん」 が一ぽんだけもっている手 | 左回りの左の円 |  |
Ｚ右 右手で斜め上から前、前から斜め下の直線のターンを描く |
| 足がわり しっぽがわりの | 左回りで内へ向かう直線 |  |
Ｊ右 右手を斜め右下から斜め左上まで移動する |
| 「へん」 は | 前へ向かう直線 |  |
Ｓｈ 右手で下から八の字を描く |
| 柄がとれた 「えへん」 のことだとも | 左回りの前の円 |  |
Ｒ 両手を水平に伸ばし手首を廻す |
| しゅじゅつで | 右へ向かう直線 |  |
Ｗ 両手を前に伸ばし波を造る |
| 「じ」 を きりとった | 右回りの後ろの円 |  |
Ｎ 両手で臍の前の台を叩く感じ |
| 「へんじ」 のことだとも | 左回りで外へ向かう渦巻き |  |
Ｏｅ 左手は頭の上に半円、右手は斜め左下に伸ばす |
| だから それで | 右へ向かう直線 |  |
Ｙ 両手を斜め上に伸ばす |
| いや べつに | 右回りで内へ向かう渦巻き | |
Ｏ｀ 右手は上から半円、左手は下から半円、指先を合わせる |
左回りの右の円は、世間の意志を現し、
右回りの後ろの円は、自分の経験を現し、
左回りの左の円は、自分の意志を現し、
左回りの前の円は、自分の経験を現し、
右回りの後ろの円は、主の経験を現し、
左回りに内へ向かう渦巻きは、自分の思考を現し、
右回りに内へ向かう渦巻きは、他者の思考を現し、
右回りに外へ向かう渦巻きは、主の意識を現し、
左回りに外へ向かう渦巻きは、自分の意識を現します。
Ｙは、他者の座主（わだかまり）を現し、
Ｏａ、Ｏｉ、ＯＩ、Ｓｈは、自分の座主（わだかまり）を現します。
自分の経験から思考を起こすと、自分の意志や行為や、他者の感覚や、主の意志に対してわだかまりを持ち、その内容を造りだしてしまう（座主）のです。
１９９９年９月２９日