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ソステヌートは、ハ長調、ト長調、ニ長調、イ長調、ヘ長調、変ロ長調、変ホ長調、変イ長調、の復調の曲です。

ハ長調は、主の記憶を現し、
ト長調は、自分の記憶を現し、
ニ長調は、自分の言語を表し 、
イ長調は、自分の感覚を現し、
ヘ長調は、他者の意志を現し、
変ロ長調は、主の意志を現し、
変ホ長調は、自分の判断を現し、
変イ長調は、主の感情を現します。

つまり、ソステヌートにおいて、バルトークは、他者の意志を、主の記憶と意志と感情、と、自分の記憶と感覚と判断で支えている、自分の意識を感覚し意識しているのです。

体を発達させた存在にとって、他者の気持ちと、自分の気持ちと、主の意志が同時に響くようになりますと、歪んだ感情や思考も同じ重みで意識に響くために、意識がループを起こし、意識の統一性が破壊されてしまうことが起こってしまうのです。
これが、精神分裂病、特に強迫神経症の一部の原因となっているのです。

このオィリュトミーを行うことにより、 他者の気持ちと、自分の気持ちと、主の意志と、自分と他者の歪んだ感情や思考が別れて意識できるようになり、精神分裂病が癒されるのです。