存在認識・オィリュトミー入門
レッスン No.41
このオィリュトミーは、14歳以上の方のためのものです。
沈んでいった鍵盤 三善晃 海の日記帳より
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まず、音楽を聴きながら、自由歩行で、1〜4小節を左回りの円、5〜8小節を後ろへの右回りの円、9〜14小節を右へ向かう直線、を描く練習をします。
ついで、音楽を聴きながら、言語オイリュトミーで、1〜4小節をO下(母音 両手で臍の下に円を造ります。)、5〜8小節をOi(二重母音 左手で頭の上に半円を造り、右手は斜め上に伸ばす)、9〜14小節をA下(母音 両手を斜め下に広げ伸ばす)、を取る練習をします。
さらに、音楽を聴きながら、足のフォルムと言語オィリュトミーを合わせます。
前に左回りの円、後ろに右回りの円を描きますと、聴こえてきた他者の真の認識に対して自分の感情が起こり、 その自分の感情もまた聴こえてきます。
右へ向かう直線は、主の記憶を現します。
縦の八の字から右へ向かう直線へのターンは、他者の真の認識を支える自分の感情が主の行動から流れてくるという認識を現します。
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まず、音楽を聴きながら、自由歩行で、上のように2小節ずつ前へ進む半円を組み合わせ、前へ進む波と後ろに進む波を造る練習をします。
次に、音楽を聴きながら、2小節ずつ言語オイリュトミーを取る練習をします。
15.16.小節 Oi(二重母音 左手で頭の上に半円、右手は斜め上に伸ばす)、
17.18.小節 Oe(二重母音 左手で頭の上に半円、右手は斜め左下へ伸ばす)、
19.20.小節 関係(超子音 左手を前に伸ばし右手を上に伸ばす)、
21.22.小節 Oe
23.24.小節 H(子音 両手を臍の下から斜め上まで開く)、
25.26.小節 W(子音 両腕を平行に差し出し波を造る)、
27.28.小節 R右中(子音 右手を横に伸ばし手首を廻す)、
29.30.小節 J右(子音 右手を右斜め下から左斜め上まで移動させる)さらに、音楽を聴きながら、足のフォルムと言語オィリュトミーを合わせます。
たてに前へ進む波は、他者の感情を支えながら自分の人生が進むことを現しています。(子供を産み育てることはそういうことですものね)
縦に後ろへ進む波は、他者の感覚が自分を支えていることを現しています。(自分に親がいることは、親はそうやって自分を支えてきたのですから。……どんなに自分が親に反感を持っていても、その事実には変わりがありません)
R右中は、経験を意味します。
J右は、敬愛する感情を現します。
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まず、音楽を聴きながら、自由歩行で、上のとおり横の8の字を描く練習をしましょう。
つぎに、音楽を聴きながら、言語オイリュトミーを取ります。
31〜34小節 Sh(子音 右手で、下、左、真ん中、右、上、左、真ん中、右、下、に8の字を描きます。
左手で取るときには、下、右、真ん中、左、上、右、真ん中、左、下、の8の字になります。)、
35〜37小節 Oi(二重母音 左手は頭に上に半円、右手は斜め上に伸ばす) 。さらに、音楽を聴きながら、足のフォルムと言語オィリュトミーを合わせます。
横の8の字は、人類の判断を現します。
Shは、判断を現します。(思考的判断と認識的判断の双方を現します)
Oiは、自分の思いを現します。
さいごに、「沈んでいった鍵盤」を最初から最後までオィリュトミーしてみましょう。
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1999年9月12日