存在認識・オィリュトミー入門
レッスン No.66 詩をオィリュトミーする
このオィリュトミーは、14歳以上の方のためのものです。
まちかど まどみちお せんねんまんねんより
まず、詩を、声を出して読みます。
つぎに、声を出して詩を読みながら、自由歩行で、足のフォルムを取る練習をします。
つぎに、声を出して詩を読みながら、言語オィリュトミーの練習をします。
さらに、声を出して詩を読みながら、足のフォルムと言語オィリュトミーを合わせます。
まちかど 斜め左後ろへ向かう直線 O下
両手で下に円を造るまちかどは まいにちまいばん 右回りの前の円 関係
左手を前に伸ばし、右手を上に伸ばすまじめに まちかどっとしている 斜め左後ろから斜め左前へのターン O下
両手で下に円を造るまちの空のましたで 斜め左後ろへ向かう直線 A上
両手を斜め上に伸ばすまず通るのは 左回りの前の円 O上
両手で頭の上に円を造るまた通るもの まま通るもの
前へ向かう直線 存
左手は上から半円、右手は下から半円、指先を合わせるまだまだ通るものなど まちまちだが 斜め左後ろへ向かう直線 肯定
両手を斜め上から臍の上まで降ろすまぎれもなくみんな 右回りの左の円 U`
左手を前に伸ばし、右手を上に伸ばすまえむいてまがっていく 右へ向かう直線 O下
両手で下に円を造るまちかどに まちかどっとされたまま 右回りの後ろの円 Oi
左手は頭の上に半円、右手は斜め上に伸ばすまるで通るもののない まよなか 斜め左後ろから斜め右後ろへのターン L拡散
両手で上、前、下、手前、上に外へ向かう渦巻きを描くまうえの空の まんなかでは 前へ向かう直線 J右
右手を斜め右下から斜め左上に移動させるまんまるい月が まったくひとり 左回りの右の円 Oe
左手は頭の上に半円、右手は斜め左下に伸ばすまちかどっとされている まね 右回りの左の円 Oi
左手は頭の上に半円、右手は斜め上に伸ばすまちぼうけの まちかどのために 斜め右後ろへ向かう千代苦戦 関係
左手を前に伸ばし、右手を上に伸ばすまあ まがわるいのだろう 右回りで内へ向かう右の渦巻き O`
右手は上から半円、左手はしたから半円、指先を合わせるまちかどたるもの まねにでも 右回りで外へ向かう左の渦巻き Oi
左手は頭の上に半円、右手は斜め上に伸ばすまにあわせにでも だれかに 右回りで内へ向かう後ろの渦巻き H
両手を性器の位置から斜め上まで広げるまちかどっとされたままでいなくては 右回りで外へ向かう前の渦巻き J右
右手を斜め右下から斜め左上に移動させる斜め左後ろへ向かう直線は、主の全宇宙を支え維持している感覚を現します。
右回りの前の円は、自分の全感覚を現します。
斜め左後ろから斜め左前へのターンは、自分の現生での主の感覚を現します。
左回りの前の円は、判断を現します。
前へ向かう直線は、他者の感覚を現します。
右回りの左の円は、自分の社会科学の内宇宙の感覚を現します。
右へ向かう直線は、自分の自然科学の平行宇宙の感覚を現します。
右回りの後ろの円は、自分の宗教の外宇宙の感覚を現します。
斜め左後ろから斜め右後ろへのターンは、自分の自然科学の外宇宙の感覚を現します。
左回りの右の円は、自分の政治の外宇宙の感覚を現します、
右回りの左の円は、自分の自然科学の外宇宙の悲しみの感覚を現します。
斜め右後ろへ向かう直線は、自分の宗教の平行宇宙から起こる侘びしさの感情を現します。
右回りで内へ向かう右の渦巻きは、自分の苦しみの感情を現し、
右回りで外へ向かう左の渦巻きは、自分の怒りの感情を現し、
右回りで内へ向かう後ろの渦巻きは、自分の悲しみの感情を現し、
右回りで外へ向かう前の渦巻きは、自分の寂しさの感情を現します。O下は、自分の社会科学の外宇宙から起こる侘びしさの感情を現し、
関係は、自分の宗教の内宇宙から起こる寂しさの感情を現し、
A上は、自分の苦しみの感情を現し、
J右は、自分の世間への苦しみの感覚を現し、
O`は、自分の他者への苦しみの感覚を現し、
O上、存、は、他者の自分への判断・愛を現し、
Oi、Oeは、自分の侘びしさと苦しみの感情を現し、
U`、L、Hは、自分の世間へのわだかまりの感情を現します。植物の細い葉っぱを描いてみると、栄養は全部葉先に向かって送られていますから、根本から葉先に向かって描かなければ、葉っぱの気持ちを描けませんですよね。
でも、その植物を離れて見ていると、それぞれの葉っぱは、あっちへいったりこっちへきたりまがったりしています。どの人間でも、真っ直ぐに人生を歩んでいるのです。
1999年10月17日