ストレスとは、他者との関係において心や体に緊張が発生すること。及び、環境との関係において心や体に緊張が発生すること。である。ストレスは、他者及び環境及び自分自身を正確に自分の意識に伝えられないこと、及び、他者及び環境及び自分自身の意識を秩序とバランスをもって纏めることができないために起こる。ようは、ストレスは自分の持っているコミュニケーション障害そのものなのである。
日常的に起こるストレスのほとんどは、@ 他者に〜在って欲しいと思う、しかし、他者が自分の思うとおり動いてくれない。
鬱病、ADHD(注意欠陥症候群)A 他者や自分の緊張や苦しみや怒りや悲しみを強調して聞いてしまう。
神経症、リューマチ、痛風、B 自分で自分の体や意識を動かそうとするのだが、思うように動かない。
アレルギー、アトピー、脳性麻痺(体に麻痺が起きるという医学的な意味だけではなく、不器用であるとか、どもる、ということからも考えると意味がわかりますね。)C @〜Bを繰り返し循環して考えてしまう。
分裂病の4つに集約される。
ストレスの増幅私は会社勤めをしていた時代に激しい鬱を体験し、ながらく鬱病が私の主な障害であると思っていたのだが、近年自分を含めての個人サンプルの分析を進めていく作業の中で、私自身の一番深い障害は、ぐるぐる循環して思考が起こってしまうこと・分裂病にあることにやっと気がついた。「会社のさまざまな人の、悩みや、〜在って欲しいという思いが、なくなって欲しいと思う気持ち」が、私の鬱病であったのだが、この鬱病のテーマをぐるぐる循環して思考してしまうために、鬱病が激しくなったのである。自分自身の体を直してくる過程で、サウナ風呂に何回も通ったのだが、骨や筋肉が火照っているのがよくわかるので、水風呂に入ったり、頭や首筋に水をかけたりして、冷やしていった。この作業中に、「ああ、骨や筋肉が循環を起こすと火照るんだ。これが分裂病の一つの症状なんだな。」ときがついていた。この療法を行っている最中は、ただひたすらに自分の体の要求で行っていた。
養護施設の子どもたちのほとんどは、10月を過ぎると急激に手足が冷たくなってくる。6月を過ぎると、布団を蹴っ飛ばして手足を出して寝ることが多くなる。この子どもたちの体の各部分を触って温度を感じてみると、火照っている箇所と冷えている箇所が混在しているのが分かる。火照りが多く起こる箇所は、手のひら、足の裏、大腿、胸、二の腕、かいな、背中、首、頬、額。冷える箇所は、手の指、手首、足指、足首、腹、首、頬、額。冷えているのは、この箇所から他者に向かって感覚やアストラルが放射されているためであり、火照っているのは、この箇所で自分の思考が循環を起こしているからである。冷えと火照りの問題については、自律訓練法とサウナ療法が効果がある。
自律訓練法では、冷えている箇所は、手のひらを当てて「あたたかい、あたたかい」と声をかける。火照っている箇所は、まず額の真ん中の上を手を触れないで指で渦を巻いて、「涼しい、涼しい」と声をかける。次に火照っている箇所の上で、手を触れないで指で渦を巻いて、「涼しい、涼しい」と声をかける。サウナ療法では、サウナへの入浴と水風呂への入浴を交互に繰り返す。こどもは、サウナ入浴と自然に体を冷やすことを交互に繰り返す。または、熱いお風呂とぬるいお風呂に交互に入浴をする。
2003年9月1日