山口瞳氏が
いかにして江分利満氏になったか。







中野さんは、
ふき出る汗をハンカチで押さえながら、
早速、
埃だらけのスクラップブックの山や、
鎌倉アカデミアの頃の習作の入っている古い箱と取り組み、
大変なお仕事の第一歩が
始まったのでした。

山口 瞳夫人 山口 治子氏(跋文より)







山口瞳氏が亡くなって4年、
ついに「評伝・詳細書誌」が完成。


変奇館の主人
-山口瞳 評伝・書誌-
中野 朗

響文社 定価3500円(税込)
A5判 555頁 

1999年11月20日発行 

 

目次
 はしがき-本書の経過について
 作家山口瞳・以前
  プロローグ
  出生・幼年時代
  麻布中学
  工員となる・入営
  鎌倉アカデミア
  国土社へ入社
  結婚・国学院大学入学
  治子の発病・「現代評論」同人となる
  河出書房へ入社
  開高健の入社面接

 洋酒の寿屋入社、「洋酒天国」編集長となる
 「江分利満氏の優雅な生活」の連載
  作家山口瞳の誕生
 書誌
  凡例
  著書目録
   単行本
   全集
   編集本
   文庫本
  著作目録稿
 跋 感謝をこめて     山口 治子
 あとがき 
 










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