山口瞳参考文献目録
以下の参考文献目録は、未定稿ではありますが「ノート」としてお読み下さい。
現在も探索中ですし、編集も変える予定です。将来的には「山口瞳書誌」の一部
となる予定です。
【単行本】
歌集 鵠
山口治子著 私家版(300部限定)
1979年8月21日発行 題字 山口瞳
内容 第1部 昭和二十一年 昭和二十五年 昭和三十九年
昭和四十四年
第1部 あとがき
第2部 折々の歌 旅の歌 折にふれて 九州への旅
真珠婚
第2部 あとがき
ぼくの父はこうして死んだー男性自身外伝ー
山口正介著 新潮社刊 1996年5月20日発行
内容 ぼくの父はこうして死んだ
この人生に乾杯!ー山口瞳と三十人ー
TBSブリタニカ刊 1996年9月11日発行
内容 巻末に記されているように、この書は基本的に、
1996年4月10日に発行されたサントリークォータリー51号
「山口瞳追悼特集 エブリマン・イズ・ワンダフル 」の単行本化
したものである。但し治子夫人の「夫・瞳さんのこと」が、増補された。
親子三人(小説・わが父山口瞳)
山口正介著 新潮社刊 1997年1月15日発行
内容 親子三人(小説・わが父山口瞳) 喫茶『風琴亭』のころ
回想 山口瞳ー江分利満氏の想い出四十年ー
田沼武能写真集 岩崎美術社刊 1997年8月30日発行
内容 田沼武能氏の写真集によせて・・・山口治子
写真
「田沼さん」と父とぼく・・・山口正介
「今日無事」・・・・・・・・田沼武能
変奇館の主人 山口瞳 評伝・書誌
中野朗著 響文社刊 1999年11月20日発行
内容 作家山口瞳・以前
著書目録・ 単行本 全集 編集本 文庫本
著作目録稿
跋 山口治子
【雑誌】
東京春秋 第8号 山口瞳追悼号
1996年2月20日発行
内容
豊田健次 山口さんの贈り物
矢野誠一 追悼句など
石川喬司 名馬ヒトミホマレ
市川久夫 山口さんの思い出 ・断片
岩橋邦枝 最後の日々
大村彦次郎 旦那が消えた
川野黎子 オヤコサンニン
関根建男 夜明けのウタ
玉川総一郎 山口先生の思い出
常盤新平 寿司屋の縁
山本容朗 「男性自身」
田中小実昌 お正月
小玉武 「山口課長補佐」の頃のこと
ー春秋抄ー(後書き) 山本容朗
サントリークォータリー51号 山口瞳追悼特集
1996年4月10日発行
内容
田沼武能(写真・文) 江分利満氏の想い出四十年
丸谷才一 山口瞳さんのこと
奥野健男・秋山駿(対談) 戦中派の眼差しー「江分利満氏」の昭和史から
「男性自身」まで
吉本隆明 『現代評論』の頃
壽屋宣伝部ー山口瞳の江分利満氏時代
再録 やってみなはれー「サントリー七十年史」よりー
あの熱気はどこからきたのかー東京トリス軍のチームプレー(リレーインタビュー)
柳原良平 坂根進 酒井睦雄
山本勝 木月町社宅の日曜日
天野祐吉 反骨とはにかみのアンクル
矢口純 昭和三十年代のころの話
年譜・山口瞳…構成・編集部
[真剣に遊べ]
常盤新平 稀に見る素敵な人
大内延介(将棋) 粋と潔さの棋風
大橋巨泉(将棋) 何事も”筋の良さ”が山口流だった
来生えつこ(野球) 草野球で会いたかった
森田芳光(競馬) 山口夫妻の競馬
伊藤接(絵画) 焼き栗屋のおじさんの絵
竹中浩(陶芸) 最後の壺
[山口さんと私]
関頑亭 遠い旅近い旅
豊田健次 思いもよらず我一人
宮田昭宏 大家と店子
石井昴 最後の添乗員
降旗康男 士のまなざし
安部譲二 先輩のダンディズム
岩橋邦枝 おもかげ
インタビュー 瞳さんのラヴレター 山口治子
諸君!この人生、大変なんだ(サントリー広告より)
[山口瞳探究]
船曳建夫 彼自身のための広告
海老沢泰久 『行きつけの店』に行く
嵐山光三郎 山口瞳が愛した国立
山口正介 父と酒と食事
再録 山口瞳 酒なしには私の人生を語れない(「サントリークォータリー別冊1995」より)
注 追悼特集号は他にもありますが、後は【年度別】の項に記したいと思います。
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【年度別】
1947年(昭和22年)
沼田陽一 「愛別離」をよんで 尖塔2号
1953年(昭和28年)
山口治子 或る病気 婦人公論12月号
1955年(昭和30年)
高橋義孝 「落ちていた将棋の駒について」あとがき(暮しの手帳社刊) 2月20日
刊
1959年(昭和34年)
無署名 酒とエロスとアイディア売ります”洋酒天国”の宣伝四人男・山口瞳、開高
健、柳原良平、酒井睦雄 週刊女性自身9・4号
1962年(昭和37年)
梅崎春生 日記 風景9月号
1963年(昭和38年)
十返肇 新ジャンル開いた山口瞳 東京新聞1月23日
無署名 人 第48回直木賞を受賞した山口瞳 朝日新聞1月23日
無署名 この人 48回直木賞を受けた山口瞳 週刊読書人1・28号
無署名 フラシュ 直木賞、その夜の酒と涙 週刊文春2・4号
林房雄 文芸時評 朝日新聞2月27〜28日(江分利満氏の優雅な生活)
平野謙 文芸時評 毎日新聞 (江分利満氏の優雅な生活)
大佛次郎 小島政次郎 木々高太郎 川口松太郎 海音寺潮太郎 村上元三 源氏鶏太
今日出海 松本清張 第48回直木賞選評 オール読物3月号
奥野健男 人と作品 山口瞳 新刊ニュース3月号
十返肇 書評 サラリーマン小説の新種『江分利満氏の優雅な生活』 週刊読書人
3月11日号
北村美憲 自嘲にみちた転落ーまぎれもない当世残酷物語ー「江分利満氏の優雅な生
活」 日本読書新聞3月11日号
十返肇 街頭戯評 「江分利満氏」と直木賞 小説中央公論4月号
村島健一 山口瞳氏の優雅な生活 婦人画報4月号 写真・田沼武能
無署名 宣伝戦のアウトロー ある洋酒宣伝部の場合 芸術生活4月号
山本周五郎 江分利満氏のはにかみ 朝日新聞4月9日
無署名 ビール合戦と独立宣伝隊 週刊読売4・14号
山口治子 江分利満氏の妻のひとり言 婦人公論5月号
無署名 山口瞳さん一家のメニュー 暮しの設計5月号
村島健一 直木賞作家 山口瞳の優雅な飲酒生活 マドモアゼル5月
小松伸六 ユーモア文学の系譜 読売新聞7月9〜10日
無署名 サラリーマン作家の水虎傳ー酒と小説と友情に生きるマスコミ派・山口瞳
週刊文春8・12号
梶山季之 シャープな照れ屋 日本読書新聞8・12号
山口治子 初球を打ったこと 婦人画報10月号
1964年(昭和39年)
梶山季之 江分利満氏の文明時評(「江分利満氏の華麗な生活」書評) 図書新聞
1・1号
沢田閏 グッと握手したくなる(「江分利満氏の華麗な生活」書評) 日本読書新聞
1・20号
十返千鶴子 作家夫人訪問 山口治子さん 小説現代2月号
1965年(昭和40年)
無署名 短評 「結婚します」 日本読書新聞4・5号
北杜夫 ”フシギ作家”これは時代そのものではないか(「マジメ人間」書評) 日本
読書新聞4・19号
田辺茂一 「大型と小型」 太閤を上回るかの山口瞳 週刊読書人8・30号
山口治子 「好きな男ができたらボクを捨てろ」といった夫と十五年 週刊女性9・
16号
山口治子 夜夜ハシゴ酒する夫 婦人公論12月号
1966年(昭和41年)
伊丹一三 友人たちの協奏曲ー酒中日記 小説現代8月号
1967年(昭和42年)
無署名(山本容朗) 人物 点と線 一生懸命「生きる」 週刊読書人10・9号
1968年(昭和43年)
秋山駿 新潮文庫「江分利満氏の優雅な生活」解説 2月刊
秋山駿 新潮文庫「江分利満氏の華麗な生活」解説 4月刊
戸板康二 瞳ちゃんと応援歌 別冊文芸春秋103号
十返千鶴子 繊細で優雅な世界(書評「父のステッキ」) 図書新聞8・24号
無署名 文壇評判記 小説現代11月号
1969年(昭和44年)
柳原良平 山口瞳における『男性自身』の研究 月刊ペン2月号
無署名 書評「わが町」 婦人公論3月号
虫明亜呂無 ルポルタージュ日本人物探検 小説新潮6月号
無署名 書評「小説吉野秀雄先生」 図書新聞8・23号
竹西寛子 角川文庫「マジメ人間」解説 感想 10月刊
無署名 現代作家の徹底的研究 小説セブン11月号(未見)
巌谷大四 現代作家の人物像 山口瞳 新刊ニュース11月号
無署名 書評「江分利満氏大いに怒る」 図書新聞11・22号
1970年(昭和45年)
柳原良平 怒りと涙の人情派(友情人物診断) 小説宝石6月号(未見)
巌谷大四 昭和文壇今昔図絵 文学はメンゼスか 絵・山藤章二 オール読物10月
号
江藤淳 山川方夫と私 冬樹社版「山川方夫全集第5巻」
1971年(昭和46年)
瓜生卓造 書評「なんじゃもんじゃ」 サンデー毎日3・28号
伊丹十三 山口瞳翁を訪問するの記 週刊読売10・15号
無署名 文壇アラカルト勝負師実力採点簿 噂11月号
1972年(昭和47年)
矢口純 始め糖尿の如く 連載コラム「あいつの酒癖」小説新潮1月号
無署名 書評「人殺し」 戦中派の揺れる内面 朝日新聞7月10日
無署名(平野謙) 書評「人殺し」 安穏な生活望む中年男の疲労 週刊朝日7・14
号
米長邦雄 講談社刊「山口瞳血涙十番勝負」解説 7月刊
磯田光一 書評「人殺し」 人生の修羅の影宿す 日本経済新聞7月30日
長部日出雄 書評「人殺し」 感性と倫理 文学界8月号
上田三四二 書評「人殺し」 中年作家の暗澹たる内景 週刊読書人8・14号
福田宏年 書評「人殺し」 知的な情痴小説 読売新聞8月18日
江國滋 角川文庫「世相講談 上下」解説 8月刊
川村二郎 書評「人殺し」 救いなき鎮魂歌 文芸9月号
1973年(昭和48年)
宮野澄 青春学校「鎌倉アカデミア」 文芸春秋1月号
無署名 文壇アラカルト「お年のわりには」 噂1月号
無署名 文壇アラカルト「これぞ最強内閣ー運輸大臣山口瞳」 噂2月号
編集者匿名座談会 流行作家の戯作度を診断する 噂2月号
矢口純 新潮文庫「結婚します」解説 3月刊
山口正介 青信号点滅開始 オール読物6月号「特集オーマイパパ」
松原新一 書評「酒飲みの自己弁護」 図書新聞6・23号
虫明亜呂無 角川文庫「善の研究」解説 11月刊
1974年(昭和49年)
常磐新平 新潮文庫「結婚しません」解説 4月刊
大内延介 講談社刊「続・血涙十番勝負」解説 新旧・江戸っ子気質 7月刊
常盤新平 角川文庫「なんじゃもんじゃ」解説 10月刊
1975年(昭和50年)
無署名 混迷の中から(1) 50歳の惑い 日経新聞1月1日
高橋英夫 文春文庫「人殺し 上下」解説 2月刊
江國滋 幇間は、いま… 藝能東西7号(未見)
小野田勇 新潮文庫「けっぱり先生」解説 8月刊
1976年(昭和51年)
無署名 書評「湖沼学入門」 週刊読売7・31号
無署名 書評「湖沼学入門」 実業の日本10月1日号(未見)
常磐新平 月曜日の朝 毎日新聞10月5日連載コラム「男の気持」
1977年(昭和52年)
無署名 書評「私流頑固主義」 新評2月号(未見)
山口治子 うちの宿六(コラム名) 別冊文芸春秋139号(3月)
岩橋邦枝 新潮文庫「愛ってなに?」解説 3月刊
無署名 山口が臼井吉見に送った誌上口論 週刊ポスト5・25号
池井優 書評「草野球必勝法」 週刊文春6・9号
小松伸六 書評「旦那の意見」 文壇横町の旦那の随筆集 週刊読書人6・27号
無署名 書評「旦那の意見」 アサヒ芸能6・30号(未見)
無署名 書評「旦那の意見」 おどけとはにかみと・・ 朝日新聞8月1日
無署名 書評「旦那の意見」 実業の日本8月15日号(未見)
沼田陽一 角川文庫「わが町」解説 8月刊
江國滋 いちばん熱心に読んだ本 小説新潮9月号 連載「読書日記」(「旦那の意
見」の記載あり)
常磐新平 遅れた男 毎日新聞10月18日 連載コラム「男の気持」
野呂邦暢 文春文庫「小説・吉野秀雄先生」解説 10月刊
村島健一 集英社文庫「伝法水滸伝」解説 10月刊
丸谷才一 山崎正和 木村尚三郎(鼎談書評) 「旦那の意見」 文芸春秋」11月号
無署名 書評「巨人ファン善人説」 新評11月号(未見)
1978年(昭和53年)
常磐新平 ボルサリーノ 毎日新聞1月24日 連載コラム「男の気持」
沼田陽一 集英社文庫「礼儀作法入門」解説 7月刊
無署名 個展 山口瞳(ぴいぷる) 週刊文春10・5号
無署名 書評「迷惑旅行」 週刊読売10・28号
江國滋 書評「迷惑旅行」 サンデー毎日11・19号
進藤純孝 書評「迷惑旅行」 染み出る人情の奥行き 日経新聞10月22日
無署名 書評「迷惑旅行」 アサヒ芸能12・14号(未見)
無署名 特集 ケチも尊し ケチは伝承を守る人である 週刊読売12・17号
1979年(昭和54年)
江國滋 「神聖喜劇」本日解?覧 小説新潮1月号 「読書日記」
無署名 書評「血族」 一族の秘密にいどむ 読売新聞1月29日
常盤新平 書評「血族」 江分利満氏のルーツ 文学界2月号
氷川端 書評「血族」 週刊現代2・8号
無署名 書評「血族」 アサヒ芸能2・8号(未見)
無署名 山口瞳が小説「血族」で捜しあてた実母の生い立ちの秘密 週刊朝日2・9号無署名
書評「血族」 母親像通じ素性を探索 朝日新聞2月11日
阿部昭 書評「血族」 タブーを大らか軽妙に 日経新聞2月11日
無署名 書評「血族」 根所を探求してー私小説を超えている私小説ー 毎日新聞
2月12日
無署名 書評「血族」 インタビュー書評 週刊ポスト2・16号
古屋健三 書評「血族」 図書新聞2月24日号
笠原伸夫 書評「血族」 生存の<謎>の執拗な発掘 週刊読書人2・26号
岩川隆 集英社文庫「私流・頑固主義」解説 2月刊
野坂昭如 書評「血族」 小説家の目玉 群像3月号
中上健次 書評「血族」 物語ることを断念した物語 波3月号
無署名 書評「血族」 山口文学のルーツを見る 週刊読売3・4号
中田耕治 書評「血族」 母の生家と自身の出生探索 週刊サンケイ3・8号
(秋山駿) 書評「血族」 日常性の底に潜む不気味なもの 週刊朝日3・23号
青木雨彦 新潮文庫「酒飲みの自己弁護」解説 3月刊
無署名 書評「血族」 「母親像」をめぐる「謎とき」小説 季刊芸術 49号(4月)
小檜山博 書評「血族」 血縁の向こう側 潮4月号
佐伯彰一 書評「血族」 魅力的な母親の秘密 海4月号
石原慎太郎、坂上弘、中上健次 読書鼎談「血族」 文芸4月号
紀田順一郎、渡部昇一、小田島雄志 座談書評「血族」 江戸っ子よ、頑張れ! 文芸春秋5月号
宮野澄 角川文庫「むにゃむにゃ童子」解説 5月刊
谷沢永一 書評「血族」 因果話是非 すばる6月号
山口治子 なに上戸?(連載コラム『夫シツレイ』) 小説現代6月号
無署名 書評「単身赴任」 宝石5月号
無署名 書評「考える人たち」 週刊新潮7・19号
無署名 書評「ゲーム的人間」 週刊文春8・23号
安部徹郎 集英社文庫「江分利満氏大いに怒る」解説 8月刊
福田宏年 書評「同行百歳」 著者の人間味しみじみ 日経新聞9月9日
無署名 書評「考える人たち」 サンデー毎日9・23号
小笠原賢二 「東京土着民」の故郷意識 わが半生の<死と真実>5 週刊読書人10
・1号
久米宏 書評「ゲーム的人間」 宝石10月号
無署名 NHKテレビの「血族」に自宅自演(ぴいぷる) 週刊文春11・22号
高橋義孝 門は開かれた 菊池寛賞受賞を喜ぶ 文芸春秋12月号
1980年(昭和55年)
無署名 血は水より濃い!?山口瞳氏TV出演 週刊朝日1・4号
岩橋邦枝 解説(新潮現代文学58) 1月15日刊
無署名 新委員 山口瞳(ぴいぷる) 週刊文春4・17号
常磐新平 酒との出逢い オール読物5月号
無署名 戦後思潮 江分利満氏の閲歴 日経新聞5月20日
沼田陽一 集英社文庫「谷間の花」解説 6月刊
江國滋 小さな喪中 小説新潮7月号 「読書日記」(「展覧会の絵」記載あり)
小野修一 筋金入りの文章と将棋 将棋世界9月号
1981年(昭和56年)
関保寿 講談社文庫「湖沼学入門」解説 山口さんの絵 4月刊
谷沢永一 書評「卑怯者の弁」 すばる6月号
常盤新平 新潮文庫「月曜日の朝・金曜日の夜」解説 6月刊
井上ひさし 文章の核 朝日新聞10月文芸時評
1982年(昭和57年)
高橋呉郎 集英社文庫「どこ吹く風」解説 5月刊
常盤新平 新潮文庫「男性自身 冬の公園」解説 6月刊
高橋呉郎 文春文庫「考える人たち」解説 7月刊
色川武大 書評「婚約」 直なるものへの希求 群像8月号
長部日出雄 書評「婚約」 目に見える心の動き 文学界8月号
水上勉 書評「婚約」 会話芸ならこそ 新潮8月号
秋山駿 書評「婚約」「木槿の花」「居酒屋兆治」 目に涙して変貌しつつある山口瞳
週刊朝日8・20号
無署名 書評「居酒屋兆治」 毎日新聞7月26日
福田宏年 書評「居酒屋兆治」 地域社会の人情を細やかに 日経新聞8月15日
無署名 書評「居酒屋兆治」 こまやかに市井の人情劇 読売新聞8月16日
松本健一 「土地」の声ー山口瞳「居酒屋兆治」、三浦朱門「武蔵野インディアン」を
めぐって <文学を開く>7 文芸10月号
本田靖春 講談社文庫「単身赴任」解説 10月刊
高橋英夫 書評「居酒屋兆治」 庶民派文学の「芸」 海12月号
1983年(昭和58年)
沢木耕太郎 新潮文庫「迷惑旅行」解説 2月刊
横山政男 山口瞳の新作長篇「家族(ファミリー)」 「血族」(母のルーツ)に続い
て暴いた父親の悲しい(詐欺で懲役1年)過去 週刊朝日4・15号
阿部牧郎 文春文庫「草野球必勝法」解説 4月刊
白川正芳 実父通し「親子の絆」赤裸に 日経新聞5月1日
常盤新平 書評「家族」 波5月号
無署名 書評「家族」 血とは何か、父とは何か 読売新聞5月9日
田中小実昌 書評「家族」 川崎の町を背景に 亡き父の記憶をたどり見えてきたもの 週刊文春5・12号
菊田均 書評「家族」 日本読書新聞5・23号
無署名 書評「家族」 血の源泉、確かめる 毎日新聞5月30日
高橋英夫 書評「家族」 「家」書くことの意味 週刊読書人5・30号
野坂昭如 書評「家族」 世界に通じる太棹の響き 文学界6月号
上田三四二 書評「家族」 群像6月号
無署名 なぜ書くのか 父母が一生隠し通した秘密を暴いてしまった「血族」「家族」
文芸春秋6月号
奥野健男 書評「家族」 朝日ジャーナル6・17号
柳原良平 新潮文庫「男性自身 暗がりの煙草」解説 6月刊
沢木耕太郎 わたしだけの教科書 発表誌紙不明 『象が空を』所収
丸元淑生 書評「家族」 記憶と事実のあいだ 新潮7月号
匿名対談 書評「家族」 父親の秘密への屈折した心情 海燕7月号(新刊繙読)
進藤純孝 書評「家族」 婦人公論7月号
清川妙 書評「家族」 主婦の友7月号
近藤信行 軽妙の中に雄々しさ 山口瞳の「家族」 週刊時事5・7,14号(作家の目・作品の顔23回)
竹中浩 講談社文庫「同行百歳」解説・山口瞳先生と旅 12月刊
無署名 書評「男の風俗・男の酒」(丸谷才一との対談集) アサヒ芸能12・22,
29号
阿刀田高 新潮文庫「男性自身 困った人たち」解説 12月刊
1984年(昭和59年)
無署名 書評「草競馬流浪記」 人格映す旅のエッセイ 読売新聞4月30日
井崎脩五郎 書評「草競馬流浪記」 週刊宝石5・4号(未見)
山本容朗 書評「草競馬流浪記」 登場人物の表情伝える筆の力 週刊読書人6・11号
丸谷才一 新潮文庫「酔いどれ紀行」解説 8月刊
常磐新平 この一冊 東京新聞8月19日「私の一冊」
常磐新平 集英社文庫「師弟対談 作法・不作法」解説 9月刊
上治信悟 文学その風景ー江分利満氏の優雅な生活・山口瞳 朝日新聞11月24日(神奈川特集)
1985年(昭和60年)
常磐新平 クライマックスは続くー芦原温泉(福井) 小説現代2月号
常磐新平 山口組の一人として率爾ながら 「諸君!この人生、大変なんだ」講談社刊
編者あとがき(5月20日刊)
寺光忠男 書評「私本歳時記」 暮しの手帖99号(11、12月)
諸井薫 新潮文庫「男性自身 おかしな話」解説 11月刊
三木章 作品に都会人的羞恥心 週刊読書人(作家の素顔)
1986年(昭和61年)
井上薫 書評「温泉へ行こう」 図書新聞3・1号
安部徹郎 新潮文庫「居酒屋兆治」解説 3月刊
古山高麗雄 書評「日本競馬論序説」(赤木駿介との共著) 中央公論6月号
横山政男 新潮文庫「男性自身 生き残り」解説 10月刊
1987年(昭和62年)
常磐新平 “晩稲ソルジャー”駆けつけの記 オール読物4月号
森田芳光 新潮文庫「草競馬流浪記」解説・「草競馬流浪記」を読んで 4月刊
諸井薫 講談社文庫「婚約」解説 5月刊
常盤新平 書評「庭の砂場」 文学界6月号(読書ノート)
高橋呉郎 新潮文庫「男性自身 英雄の死」解説 8月刊
常磐新平 出身地について 北の文学 夏号
嵐山光三郎 新潮文庫「男性自身 巨人ファン善人説」解説 12月刊
1988年(昭和63年)
矢崎泰久 山口瞳 日本ダービーの一日 話の特集8月号
塩田丸男 新潮文庫「男性自身 素朴な画家の一日」解説 8月刊
常磐新平 小学館 昭和文学全集第26巻 解説・山口瞳・人と作品 10月刊
安西水丸 新潮文庫「温泉へ行こう」解説 11月刊
1989年(昭和64,平成元年)
無署名 受賞作の周辺 オール読物3月号
常磐新平 1960年代とびとび プレサージュ創刊号(3・20刊)
矢吹申彦 新潮文庫「男性自身 卑怯者の弁」解説 12月刊
1990年(平成2年)
岩橋邦枝 文春文庫「庭の砂場」解説 4月刊
常磐新平 ダービーのあと 小説推理8月号
常磐新平 山の上ホテル物語 東京人12月号
1991年(平成3年)
岩川隆 新潮文庫「日本競馬論序説」解説 4月刊
常磐新平 ダービーを待ちつつ 競馬塾6月号
諸井薫 「老人学序説ー山口瞳」 産経新聞6月19日
1992年(平成4年)
常磐新平 講談社文庫「諸君!この人生、大変なんだ」編者あとがき・文庫版で一言
3月刊
矢野誠一 新潮文庫「私本歳時記」解説 6月刊
伊丹十三 『山口瞳大全』推薦文 「山口瞳大全」内容見本(9月)
常磐新平 「山口瞳大全第1巻」解説・山口瞳を君は読むか 10月刊
関保寿 「山口瞳大全第1巻」月報・われら山口組 その周辺
常盤新平 『山口瞳大全』妄説(「山口瞳大全」の刊行に寄せて) 週刊読書人11・9号
山本容朗 エピソードで綴る山口瞳(「山口瞳大全」の刊行に寄せて) 週刊読書人
11・9号
常磐新平 「山口瞳大全第2巻」解説・人生夢の如し 12月刊
嵐山光三郎 「山口瞳大全第2巻」月報・われら山口組 国立山口組は町を歩く文化財である
1993年(平成5年)
常磐新平 「山口瞳大全第3巻」解説・二つの誕生日 1月刊
田沼武能 「山口瞳大全第3巻」月報・われら山口組 国立村準村民から見た山口さん
常磐新平 「山口瞳大全第4巻」解説・まあず、いいんだって 2月刊
安倍徹郎 「山口瞳大全第4巻」月報・われら山口組 山口さんの四軒の家と私
常磐新平 「山口瞳大全第5巻」解説・たしかな眼力 3月刊
竹中浩 「山口瞳大全第5巻」月報・われら山口組 京都篇
常磐新平 「山口瞳大全第6巻」解説・リトル・ピープル 4月刊
岩橋邦枝 「山口瞳大全第6巻」月報・われら山口組 女組員のしあわせ
粕谷一希 新潮文庫「新東京百景」解説 4月刊
常磐新平 「山口瞳大全第7巻」解説・簡潔の魅力 5月刊
来生えつこ 「山口瞳大全第7巻」月報・われら山口組 国立と草野球
清水裕子 拝啓山口瞳様 週刊読書人5・31号
常磐新平 「山口瞳大全第8巻」解説・旅のアワレ 6月刊
加藤芳郎 「山口瞳大全第8巻」月報・われら山口組 モトヒゲさん
井家上隆幸 書評「行きつけの店」 山海の美味を通じて巡り会った人と人との「一期一会」の美しさ
週刊現代6・12号
無署名 最近、面白い本読みましたか 『行きつけの店』・山口瞳 クロワッサン
6・25号
山本容朗 書評「行きつけの店」 単なる食べ歩きではない、ユニークな人情ばなし
週刊文春7・1号
常磐新平 「山口瞳大全第9巻」解説・国立台風 7月刊
粕谷一希 「山口瞳大全第9巻」月報・われら山口組 下駄と背広
藤田健二 書評「老イテマスマス耄碌」(吉行淳之介との対談集) 対談の名手による
「コンニャク問答集」 アサヒ芸能7・29号
常磐新平 「山口瞳大全第10巻」解説・我等仮り末代 8月刊
井崎脩五郎 「山口瞳大全第10巻」月報・われら山口組 タワケ者の自慢話
嵐山光三郎 書評「行きつけの店」 店は文化そのもの 週刊読書人8・9号
河口俊彦 「山口瞳大全第11巻」解説・年ふるほどに光り増す名編 9月刊
大内延介 「山口瞳大全第11巻」月報・われら山口組 粋で優雅な棋風
無署名 国立を描く 山口瞳 週刊文春12.30号(ぴいぷる)
1994年(平成6年)
江國滋 おいしい交友録ー『行きつけの店』 図書2月号
無署名 異色のグルメ番組、山口瞳氏「行きつけの店」の味わい 週刊新潮3・24号無署名
行きつけの店 山口瞳 週刊文春3・24号(ぴーぷる)
久世光彦 新潮文庫「男性自身 木槿の花」解説 6月刊
1995年(平成7年)
沢木耕太郎 書評「年金老人奮戦日記」「山口瞳」自身を描く大河小説の観 朝日新聞
3月5日
来生えつこ 新潮文庫「梔子の花」解説 5月刊
柳原良平 山口瞳さんを悼む「先週まで32年の『男性自身』」 読売新聞8月31日
奥野健男 通人・山口瞳を悼む 毎日新聞8月31日
田沼武能 追悼・山口瞳さん「気くばりと全力投球の人」 東京新聞9月1日
柳原良平 追悼・山口瞳氏 産経新聞9月3日
八木方敏 心優しき「おやじ」山口瞳 日経新聞9月8日
無署名 「男性自身」を32年間連載した山口瞳さんの「男らしさ」 週刊新潮9・14号
無署名 生涯「現役」であり続けた作家・山口瞳さん、最後の直木賞選考委員会 週刊文春9・14号
藤田昌司 山口瞳さんを偲ぶ 週刊読書人9・15
無署名 最後までサラリーマン「気配りの人」庶民派作家・山口瞳さん68歳で逝く
矢口純 柳原良平 常盤新平さんに聞く 週刊朝日9・15号
無署名 サラリーマンの哀歓描いて山口瞳氏逝く サンデー毎日9・17号
無署名 酒・馬・野球…「男性自身」貫いた山口瞳の68年 週刊読売9・17号
無署名 作家・山口瞳さんの「最後のひと言」 女性自身9・19号(未見)
浅田次郎 東京競馬場で顔を合わせた「おっさん」山口瞳氏 週刊現代9・23号
(勇気凛々ルリの色49回)
大橋巨泉 人生の師・山口瞳先生に教わった将棋と「ねぎま」 週刊現代9・23号
(内遊外歓79回)
山口正介 父はなぜホスピスで逝ったのか 新潮45 10月号
編集部編 どうやって死んでいったらいいのだろうー山口瞳「最後の日記」から
新潮45 10月号
諸井薫 山口瞳さんの思い出 波10月号
無署名 一ファンとして 作家の山口瞳さん、逝く 優駿10月号
高井有一 書評「江分利満氏の優雅なサヨナラ」 「えらい」のは一生懸命生きている
奴だよ 毎日新聞10月16日
山口治子 江分利満氏の妻として 文芸春秋11月号
常磐新平 わが師の恩 安田エグゼクティブ11月号
坪内祐三 書評「江分利満氏の優雅なサヨナラ」 三十一年九ヶ月続いた男性自身シリ
ーズ最終巻である 鳩よ!12月号
1996年(平成8年)
青木正美 山口瞳 日本古書通信5・15号「古本屋控え帖119」
1998年(平成10年)
常磐新平 今日無事 朝日新聞3月29日 連載「紺の背広」
2000年(平成12年)
重松清 新潮文庫「行きつけの店」解説 1月刊
中野朗 新潮文庫「礼儀作法入門」解説 『本書は、作家山口瞳氏の副読本である』 4月刊
山口瞳追悼特集
【小説新潮】 追悼 さようなら山口瞳さん 1995年10月号
野坂昭如 東京っ子のお手本
柳原良平 瞳さんとの三十七年間
岩橋邦枝 病室の山口さん
矢口純 「江分利満氏の優雅な生活」のころ
嵐山光三郎 ひまわりの花
【オール読物】 追悼・山口瞳 1995年10月号
常磐新平 山口組の末席をけがして
再録 「人生星取鏡」(「世相講談」より)
【小説現代】 1995年10月号
山口正介 父と映画とボク
河口俊彦 死線の棋譜
再録 続・将棋必勝法
【プレジデント】 山口瞳の世界
再録 十七年前の新入社員諸君へ! (新成人、新社会人へ贈るサントリー広告エッセイ
10編を再録)
塩田丸男 山口瞳さんに励まされたわれら
諸井薫 山口瞳さんの訃報に思うー生粋の昭和人「江分利満氏」の屈折に潜む現代の歪みの眼
【小説新潮】 江分利満氏ふたたびー山口瞳大特集 1996年8月号
再録 葛の花(「小説新潮」昭和44年12月号初出)
採録 江分利満氏のサヨナラ講演 解説 石堂淑朗 「山口さんが演壇に立つまで」
常磐新平 告白記 先生
山口正介・大竹雄介(イラスト) ガイド 父の町 ぼくの町ー私的国立案内
重松清 『男性自身』完全読破
嵐山光三郎 瞳杯追悼競馬
【特別展 くにたちを愛した山口瞳】展 図録
1999年10月31日刊 実施委員会編集
嵐山光三郎 澄明な光と影
佐治敬三 私たちの文化遺産
矢口純 『江分利満氏の優雅な生活』について
『男性自身』について
岩橋邦枝 山口さんのこと
常磐新平 繁寿司の縁
柳原良平 横浜での思い出
【単行本】
吉野秀雄全集 第6巻 日記氈@昭和45年5月15日刊 筑摩書房
ー昭和37年ー
1月12日 1月16日 1月18日
2月12日
4月9日
ー昭和38年ー
1月16日 1月22日 1月23日
2月10日 2月14日 2月16日 2月23日 2月27日
4月10日
7月8日
12月9日 12月10日 12月12日
ー昭和39年ー
3月4日
12月14日 12月27日 12月28日
吉野秀雄全集 第7巻 日記 昭和45年8月25日刊 筑摩書房
ー昭和40年ー
1月22日
2月9日
3月8日 3月23日 3月29日 3月30日 3月31日
4月8日 4月10日
5月24日
8月4日 8月7日 8月8日
9月1日 9月8日
ー昭和41年ー
2月7日
3月7日 3月8日
5月16日
6月25日
11月19日 11月23日
12月8日
ー昭和42年ー
3月4日 3月9日
5月6日 5月22日 5月24日
吉野秀雄全集 第8巻 随筆・拾遺・雑纂・書幹 昭和45年12月25日刊 筑摩書房
〈書幹〉
昭和24年10月11日 若林泰雄宛 葉書
昭和35年1月14日 山口瞳宛 封書
昭和39年12月14日 山口瞳・治子宛 葉書
昭和40年3月24日 山口瞳宛 葉書
昭和40年4月10日 山口瞳宛 葉書
昭和40年8月31日 山口瞳・同夫人宛 葉書
昭和41年11月21日 山口瞳・同夫人宛 葉書
昭和41年12月8日 山口瞳・同夫人宛 葉書
昭和41年12月19日 山口瞳・同夫人宛 葉書
高見順日記
昭和22年
1月13日 2月22日 3月29日
昭和37年
4月13日
昭和38年
1月22日 4月9日 9月25日
読売新聞 「文壇百人」 昭和47年2月刊 読売新聞社
『山口瞳』の項
山本容朗 「現代作家 その世界」 昭和47年9月5日刊 翠楊社
氈@現代作家・人と作品…山口瞳
現代作家・点と線…編集者出身の作家 山口瞳
江國滋 「語録・編集鬼たち」 昭和48年8月25日刊 産業能率短大出版部
『伯楽登場』・元村会議員の銀座編集日誌ー矢口純
奥野健男・尾崎秀樹 「作家の表象 現代作家116」 昭和52年10月1日 時事通
信社
奥野健男 山口瞳とご隠居ぶり
江國滋 にっちもさっちも 昭和53年4月10日
5 芸の残滓 「マジック酒場の一夜」 「幇間は、いま…」
山本容朗 続・ここだけの話 文壇百話 昭和54年7月20日刊 潮出版社
山口瞳の記事が多項目にあり、詳細は略しますが1冊お読みすることをお薦めします。
山本容朗 作家の人名簿 昭和57年8月刊 文化出版局
山口瞳 常磐新平 井伏鱒二
安原顕 「Why なぜ『作家』なのか」 昭和60年12月7日刊 講談社
山口瞳ー母について
安原顕 「まだ死ねずにいる文学のために」 昭和61年6月25日刊 筑摩書房
山口瞳「居酒屋兆治」
常磐新平 「ペイパーバック・ライフ」 平成2年7月刊 新潮社
80年 『ニューヨーク』(「酒呑みの自己弁護」)
81年 『編集者』 (矢口純『酒を愛する男の酒』解説)
82年 『力作』 (「礼儀作法入門」「男性自身 冬の公園」)
83年 『過剰反応』 (「江分利満氏の優雅な生活」)
84年 『浦安』 (「酔いどれ紀行」)
86年 『正月休み』 (「温泉へ行こう」)
87年 『三冊』 (諸井薫『夕餉の仕度の匂いがする』解説)
田沼武能 「わが心の残像」 平成3年4月1日刊 文芸春秋
優雅なり 馬場通い 山口瞳
常磐新平 「門灯が眼ににじむ」 平成5年5月25日刊 作品社
湯布院から
休日の過し方
関頑亭 「人生、飄々と」 平成8年10月22日刊 講談社
*この本の「オビ」には、山口瞳推薦のことばがあるが、刊行当時にはすでに
鬼籍に入っており、この本にも収録されている山口瞳「頑亭先生のこと」から
の抜き書きである。
丸谷才一編 「私の選んだ文庫ベスト3」 平成9年10月31日刊 ハヤカワ文庫
岩橋邦枝・選 山口瞳 「江分利満氏の優雅な生活」「血族」「酔いどれ紀
行」
石田健夫 「敗戦国民の精神史ー文芸記者の目で見た四十年」 平成10年1月31日刊 藤原書店、
昭和元禄(昭和30〜45年)
12 ウィスキーと2DK
常磐新平 「おとなの流儀」 平成10年5月21日刊 マガジンハウス
山口瞳先生を偲ぶ。「仮り末代」という言葉
褞袍、半纏でああ、ごくらくごくらく
白いシャツが目にしみる。新入社員に贈る言葉
丸谷才一 「思考のレッスン」 平成11年9月30日刊 文芸春秋
レッスン3 思考の準備
常磐新平 「新・おとなの流儀 威張ってはいかんよ」 平成12年7月19日 マガジンハウス
ジェームス小野田の熱演に涙がとまらない
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