最終回前編リプレイ

前回のあらすじ。

月に存在する破壊兵器を起動させ、地球を消滅させようとする古代神に挑んだ相川たち。
しかし古代神の圧倒的な力の前にパーティ最大火力のわんこが斃れ、他の仲間も闘う力が殆ど残っていない。
絶体絶命。まさしくその言葉が相応しい状況に追い込まれた相川たちに、勝ち目はあるのか!?


GM:じゃあ、前回の最後を思い出してくれ
相川:え〜と、敵の攻撃が3回くらい残っているのに、こっちで立ってるヤツがほとんどいなくって…
ヤム:負けパターンなんですよ。どうすればいいでしょうか
わんこ:不吉な予感が…
GM:じゃあ幾夜に攻撃が3回いくわけだね
相川:うん、前回の最後でHP48とMP51だった
ガンビオーネ:わたしHP1…
椎名:私も1
ヤム:5
わんこ:0
(一同爆笑)
椎名:5って重傷では?
ヤム:重傷だよ
椎名:一人しか立ってないんじゃないか
相川:まぁ一撃で落ちるなどちらにしろ
GM:(コロコロ)41の命中で、あなたに魔法が飛ぶな
相川:41の命中? 避けられるわけないじゃないか。(コロコロ)ほら避けられない
GM:(コロコロ)じゃあ97点の魔法ダメージね
相川:(コロコロ)20減らして、HPが48で…97-68で…29か。HP-29、生死判定いくぞー
ヤム:早ぇ…
ガンビオーネ:まるで悟飯とリクームが闘ってるのを倒れて見てるクリリンみたいです
(一同爆笑)
相川:(コロコロ)うん、死亡した〜
GM:わかった。では、その一撃であなたは目が覚めるよ
相川:はへ!?
一同:夢オチ!?

GM:汗びっしょりになって、あなたは自分の部屋で目を覚ました
相川:…待て、これは本当に現実なのか? さっきまで見ていたのは夢なのか!? ほっぺたをつねってみよう
ヤム:じゃ、横でみゅ〜んみゅ〜んとやってみよう
相川:ヤムお前かぁ〜〜!!!!!!
ヤム:バッドエンドはお楽しみしてくれたアルか?
(一同爆笑)
相川:お前勝手に人の家に上がりこんでなんてことをしてるんだ〜!!
ヤム:それがお仕事なんですよ
わんこ:それより今日は普通の日だったっけ?
GM:普通の朝だね。今日は学校がある日だ。チュンチュンと小鳥が鳴いているね
相川:学校!? カレンダーを見るけど何年になってる?
GM:君が高校時代だった年だが…
相川:あれ、えっと、きょときょときょと…コツコツ(頭を叩く仕草)
GM:そうするとノックもしないで、窓がガラっと開くね
相川:あ〜、秋世おはよう〜〜
GM:「う、こっそり来たのに、どうしてわかったのよ?」
相川:いやぁ、もう20年…いや、じゅ、17年間一緒だったんだからわかるよ
GM:「何ワケのわかんないことを」
相川:ゴメン、何かヘンな夢見てたみたいだ…
GM:「あなたが先に起きてたなんて珍しいわね」
相川:ん〜…まぁね。あ、すごい怪しみたいんだけど、この状況を
GM:怪しみたい? 不信でもやってみるか
相川:不信…
ヤム:解けない方がいい夢ってのもあるアルよ
ガンビオーネ:目が覚めたら地に伏せている…
GM:そろそろ、学校行く時間だ。「遅刻するわよ、準備しなさい」
相川:は〜い。じゃあ久々につくしの佃煮の入ったタッパーでも持って学校行くか。
   でもすごいいぶかしんでるよ? 怪しんでるよ? これはもしかしてあの古代神が見せてる幻か何かで、
   オレたちみんなそこに飛ばされて、騙されてるんじゃないかとか、思いきり疑ってるよ?
GM:では君は普通に両親の作る朝食を食べて、学校へ行く準備をして、学校に向かったとさ。めでたしめでたし
ヤム:では今日のセッションは終了です。おつかれさまでした
わんこ:お疲れでした
GM:はい、終わり
相川:めでたしじゃねぇ――――――!!!!! 悠里はどこへ行ったんだ〜!! めでたしじゃねぇよ―――――!!

GM:じゃあ、この順番で行ってくか。次はヤムだ
ヤム:状況を教えてください
GM:キミ、あんまり見たこともないような家の畳の上で目を覚ます。布団を敷いてるよちゃんと
ヤム:ん〜、どこでしょうかねここはえーと
GM:パタパタパタとスリッパを履いた音がして、ガラっと入ってくるのは、塩野義ミツキさんだ。エプロンをしてるよ
わんこ:お〜懐かしい名前だ
相川:久々に来たね〜
ガンビオーネ:懐かしすぎる…
ヤム:三ヶ月ぶりくらいですな〜、しかし
GM:「あ、目が覚めた? 朝食出来てるから、食堂の方に来て」
ヤム:あ、わかったアルよ
GM:あ、あと君は気付くけどね、女だ、身体が
ヤム:………
(一同爆笑)
ヤム:え―――――――!?!?!?!?!?
椎名:いつの間にモロッコに!?
わんこ:いつの間に入院したんだっけなぁ
相川:いつの間にムーンライト・ドローンの毒を…
ガンビオーネ:こ、これはある意味ダメなんじゃないですか。アイデンティティが消えましたよ
わんこ:ライフパスが、闘気が1消える
ヤム:あ、あれれ…? 一体、何が起こってるアルか。え〜、カレンダーを見ますけれど
GM:高校に通ってた年代ですな。日野第一高校がまだある頃だ
ヤム:あ〜、う〜? かなり不審に思いながら…どうすればいいアルか…
   とりあえず、朝シャンを浴びてきます。浴びて「ぎゃあぁ〜!」って(爆笑)
椎名:ぎゃあ〜〜
わんこ:なにアル〜〜!?
GM:何じゃこりゃあ〜って
わんこ:あ、でも喜ぶんじゃないかな
ヤム:わからん! げっそりしながら朝食の席に茫然としながらつきます
GM:ミツキさんが、「今日転校初日だけど、あんまり緊張しないでね」って
ヤム:ね、ねぇミツキちゃん…
GM:「ん、何?」
ヤム:アタシってオカマじゃなかったかしら?(爆笑)
わんこ:元々知らないんじゃなかったコレは?
GM:「何言ってんの、ヤムはヤムじゃない」とか言ってるよ
椎名:答えてないな〜
GM:よくわかんないらしい
ヤム:ガ、ガタガタガタ、カタカタカタ…そ、そうね、ア、アタシちょっと気分がのらないから朝食いらない…
GM:「あら、大丈夫?」って感じだね。それから、食卓の下でこげ茶色の犬が飯を食ってるよ
ヤム:うわ〜〜〜!! …ウ、ウーリン?
GM:うん。「ウーリンも心配してるよ〜」とか言ってる
ヤム:多分犬になってる。何が起こってるんだ…
   じゃあ、ごめん、トイレって言ってトイレに行ってですね、盛大に吐いてですね、一体何が起こってるんだって
GM:何で吐く必要があるんだ!?(笑)
ヤム:いや、何となくエヴァっぽい演出を

GM:じゃあシーンを切ろう。はいわんこ。
椎名:わんこはどこだ〜!? アンタはどこにいるんだ〜!?
わんこ:多分目が覚めたらわんこは、あ〜天国だ〜って感じになると思うんだけど。マスター、どうなんでしょう
GM:見たこともないアパートの一室で、あなたは目が覚める
わんこ:はっ…あ〜、天国だ。何て安っぽいところだ
GM:「あ〜、姉ちゃん起きた〜?」と、四人の弟と三人の妹が
わんこ:うおっ!?ってか、お前ら誰だ!? 人間?
GM:人間
わんこ:だ、誰だお前ら!?
GM:「え〜? 弟と妹の名前を忘れちゃったの〜?」
わんこ:ウソだ、ゴロウやシロウとかは、お前らみたいに…
GM:「はい、わたしゴロウ」「ンマンマ」フライドチキン食ってる奴もいるけど
わんこ:…そ、そんな、まさか。な、何なのあなたたち、二足歩行になってるの。これじゃ姉ちゃんのアイデンティティが
椎名:それがアイデンティティだったのか
GM:「ナニイッテンダヨ。ウマレテカラナンネンカン、オレハズットニソクホコウサ。ムシャムシャ」
椎名:頭悪そう!
わんこ:で、でもまぁ、そんなこともあるかもね。人間の社会って面白いし。つーわけでワタシにもフライドチキンちょうだい
GM:「姉ちゃん、早く朝飯作ってよ」って言ってるよ
わんこ:ワタシに料理なんて出来るんだろうか…あ〜そうか、今からちょっと獲物でも狩って来ないと
GM:「姉ちゃん、冷蔵庫使えよ」
わんこ:レイゾウコ? これ何だろう? え、えとえ〜と…がりっ…うっ……ばきばきばきばきばきばき(笑)
ヤム:頭悪いアルね〜
わんこ:だって冷蔵庫なんか使ったことないんだもん
GM:「姉ちゃん、つまんねぇよ、そのギャグ」
わんこ:ギャグじゃな〜〜〜〜〜い!!
GM:で、キミは見たこともない高校の制服が壁に掛ってるのを見つける。どうやらキミは高校生のようだね
わんこ:え〜と…きっとこれはボクは死んだから、あの世の世界でまたこういう風にしてるんだろうきっと、うん。
    というワケで弟たち妹たち、ボクはまたアマゾンに旅立とうかと思う。心の故郷に…
GM:「なに言ってんだよ、学校に遅刻しちゃうぞ姉ちゃん」
相川:弟たち妹たちは、学校には行ってないのか?
GM:行ってるよ、ちゃんと準備してるよ。行ってないヤツもいるけどね、保育園にちゃんと自分で行くから
わんこ:なんか血の繋がってないヤツラが多そうだ…
    じゃあとりあえず、わけのわからないまま着ぐるみの上から制服を着込んで…ってムリだぁっ!!
GM:着ぐるみなんてないよ
わんこ:じゃあ、本邦初公開の、素肌の上から制服を着込んで駆けて行こう
GM:いや、着ぐるみみたいのがあったじゃん。制服を着ると、あなたは着ぐるみを着てるような感じがする。多分コレだろう
わんこ:あ〜、懐かしい感触が…
    じゃあとりあえずどこ行けばいいのかわからないけど、行ってきま〜すと言って、屋根の上にぴょ〜んって飛び乗っていこうか

GM:では、椎名さん
椎名:私はどこだろう
GM:家だよ。そりゃあでっかい忍者屋敷で目が覚めるよ
椎名:じゃあ飛び起きて、辺りを見まわそう。自分の部屋?
GM:自分の部屋
椎名:私は助かったんだろうか、と思いながら自分の身体をあちこち触ってみよう。傷は残ってるかな
GM:何も残ってないよ
椎名:誰かが治癒してくれたんだろうか。時間は…朝か
GM:そうだよ。7時だから多分全然間に合う気がする
椎名:うんにゃ、私も実際は24歳で学校行ってないんで(笑)7時か…まぁ朝は早いけど、庭にでも出ようと思って庭にでも出てみよう
GM:庭に出るのか。そうすると、おじいさんとちょっと若めの男が一緒に素振りしてる。いや、若めじゃねぇな。中年のオヤジだ
ヤム:ナイスミドルってやつですね
椎名:中年のオヤジ…知ってる人? 誰だ、父親か?
GM:いや違う、才蔵だ。「おぅ耕一郎起きたか」
椎名:おはようと言うべきなのか…この状況が…あの、すいませんおじいさま、私はどうなったんですか?
GM:「どうなった? 何を言っとるのじゃおぬしは?」
椎名:え、いや〜あの、私はあの〜、月に行って…
GM:「はぁ?」って感じで見られるよ
椎名:え、え…そうだ才蔵! 私が連絡した、竜胆丸のことはどうなったんだ?
GM:「竜胆丸は私の娘ですが、それが何か」
椎名:く、くぅっ!
わんこ:わからん、おかしいぞコレは
椎名:おかしいな、あの状況から戻れたハズはないし…そうだ、ここに居候していたカチュアは?
GM:知らないみたいだね〜
椎名:そんなバカな。じゃあカチュアに割り当てられていた部屋にがーって行って、ふすまをガラリと開けよう
GM:開けると、そこは誰かの部屋みたいだね
椎名:カチュアさんが愛用していた、アマゾンの部族の仮面とかはないのか?
GM:ないないない
椎名:バカなっ!
GM:でも三面鏡とかあるから、女性の部屋だと思われる
椎名:私はそれは、知ってる部屋?
GM:知らないなぁ。でも、君の記憶にはないんだけど、懐かしい感じはしないでもないな
椎名:う〜ん、やっぱしいな…何かカチュアがヘマをして追い出されて、みんなでそれを隠しているんだろうか、
   と考えながら部屋に戻ろう
GM:じゃあ部屋に戻ろうとすると、炊事場で働いてる女性がいるね。「あら耕一郎、起きた?」
椎名:おや、誰だろう
GM:あぁ。キミの母親だよ
ヤム:初登場?
椎名:初登場だなぁ。どうなってたのか全然考えてなかった。あの、私の記憶の中で、24歳の状態でどういう状況なんだろう母親は
GM:そうだねぇ…三歳くらいまでの間に、亡くなったらしいね。元々身体が弱かったらしくて
椎名:実際の17歳のときに既に生きてなかった人じゃないか。では幽霊でも見るような顔して…
   いや、顔なんか殆ど覚えてないはずだな。
GM:そうだね、すごい若い美人だ
椎名:あなたは誰ですか? あの、新しい使用人の方ですか?
GM:「あなたは誰ですかって!? 耕一郎、あなた、実の母親になんて事を言うの!!」
椎名:は、母上!? そんなはずは…母上は私が三歳のときに、病気で亡くなったはずだ!!
GM:「耕一郎が、耕一郎が…不良になってしまった…」およよよよっと、泣いてしまう
椎名:誰か本当にわかんないんだけど…申し訳ありません!
GM:すると、奥から出てくるのは…くだんのアレですな。キミの親父だ
椎名:あ、突然身構える
GM:「ミズホ、どうしたんだ。どうしたんだ泣いてしまって」
  「耕一郎が…耕一郎が私の事死んだって言うの…」
  「何! 耕一郎、キサマなんて事を言うんだ!」
椎名:キサマ、何故ここにいる!?
GM:「キサマぁ!? 実の父親に向かってキサマとはなんだ!!!」
椎名:いや、お前は、いや…つ、月で…
GM:「何を言ってるんだ耕一郎。お前大丈夫か?」
ヤム:ざわっ…コイツもしかして耕一郎じゃないんじゃないか?
(一同爆笑)
椎名:逆か! 私が間違ってるのか!!(笑)
GM:「何をボケているんだ耕一郎。とっとと顔でも洗って行水でもして来い!」
椎名:じゃあ雰囲気に呑まれて、じゃあ…池に飛び込もう
GM:ここはまぎれもない現実だなって思った。痛ぇし冷てぇし
椎名:いや、しかし…そうだな、広間に置いてある大鏡の前を通りがかる
GM:17歳のあなただよ
椎名:顔のこの部分には、○○年に××という場所に行って、負った傷があるはずだ!(笑)バカな、その傷が消えている!!
   …じゃあカレンダーを見よう
GM:キミが高校に通っていた時代の頃だ
椎名:さすがになぁ、何かなぁ…気になるんだが。どういう状況かと思って、私服のまま学校へ行ってみようか。
   登校とかじゃなくて、学校の様子を見に
わんこ:忍装束で行くんだ。今のあなたの腕なら誰も気がつかないよ
椎名:しゅばんっ、しゅばんっ
GM:じゃあ、日野第一高校が存在しますな。じゃあそこら辺で

GM:ガンビオーネさんは…
ガンビオーネ:一人だけ月にいて「ガタガタガタ…ば、バカな、みんな突然消えてしまった」
(一同爆笑)
GM:いいなぁそれ(笑)
ガンビオーネ:くそぅ、奴らみんな敵だったのか(笑)
わんこ:何が起こったんだ
GM:目が覚めるよ。どっかの寝室みたいだね
ガンビオーネ:はぁ〜、きょろきょろ
GM:ナイトテーブルに聖書が乗ってるような、質素な質素な寝室だ
ガンビオーネ:ん〜…旅団でなんか手配でもされたんでしょうかね。とりあえず起きます。
       部屋の中に目に付くようなものは何かありますか?
GM:特に全然ないね。質実剛健といった感じだ。剛健ではないが
ガンビオーネ:じゃあとりあえず、月衣に手を突っ込んで箒出します
GM:箒は出てくる
ガンビオーネ:ぐにょん。むぅ、特に何の問題もないようですが。じゃあしまって普通に外出ますか。がちゃり
GM:そうするとそこは、教会の宿直室みたいなところだね
ガンビオーネ:はぁ…ぼけ〜〜〜〜〜
GM:ぼけ〜〜〜〜?(笑) そうすると後ろから、叱咤の声がかかる。
  「ローザ=マリア、何をぼけっとしてるの! 早く朝のお勤めの準備をしなさい」
ガンビオーネ:じゃ振り向きます
GM:じゃあこの前会ったときよりはかなり若い、リーザ=ロッテ・ガンビオーネさんが
ガンビオーネ:ほう。「そんな姉さん…」とか口に手を当てて、よよよって後ろに退きます
GM:「ちょっとふざけてないで、早く聖堂の掃除と朝の礼拝の準備をしなさい」
ガンビオーネ:だだだ騙されませんよ、とか言って箒ぐにょんて出します
GM:「まぁ危ない、一体何をしているの」…ぐにょんて出して?
ガンビオーネ:一応寸止めで振りかざしてみるけど
GM:そうすると彼女は巨大杭打ち機械を出してね、キミの頬を掠めて一発撃つね。威嚇のようですな。
  「ふざけていると承知しませんよ」
ガンビオーネ:こ、この強さ、姉さんに間違いありません。
       じゃあやっぱりしょうがない。向こうの方が強いので、渋々掃除をはじめますか
(一同爆笑)
GM:掃除して礼拝していると、神父さんみたいのがいるんだけど、キミの知ってる人だね。目高ノボルって人だ
ガンビオーネ:あ〜、懐かしいですね。もうヤクザはやめたんですか
GM:「それは昔の話ですよ」遠い目をして(笑)
ガンビオーネ:何が一体…え〜、すみません目高さん。ちょっと用事がありますんで、はいってモップを渡します
GM:「は? えっと、ローザ=マリアさん。学校へ行く準備はいいんですか?」
ガンビオーネ:今行くところですよ。このままじゃ掃除が終わりません。姉さんによろしく言っといてください。ばしっ
GM:「あぁそうですか。では行ってらっしゃいませ」
ガンビオーネ:じゃあ制服着て学校へ行きながら…
椎名:ガンビオーネさんは何歳なのか?
GM:16歳で。高校生か
椎名:ガンビオーネさん、私より年上のつもりだったんだが、そんな年だったんだ
ガンビオーネ:そうですよ。わたしはちゃんと性別のところに「小娘」って書いてあるんですよ。
       つーわけで学校へ行きながら椎名に電話します。ぴぴぴ
GM:0-PHONEが繋がるね。では電話がかかってきた
ガンビオーネ:もしもし
椎名:椎名です
ガンビオーネ:あぁ、ガンビオーネですが。こう、どうですか椎名さん。あなたは現実ですか
(一同爆笑)
椎名:アンタは誰だ?
ガンビオーネ:何ィ、この戦友の名を忘れましたか?
椎名:戦友とは何の戦友だ?
ガンビオーネ:ひどい、とか言って泣き声で電話の向こうで泣きます。ガンビオーネですよ
椎名:こんなしおらしいヤツがガンビオーネであるハズがないっ!! 偽者に違いない!!
ガンビオーネ:あぁそんな…よよよよよ…
GM:もっと黒いところを見せろ! 信じてもらえないぞ!(笑)
ガンビオーネ:くそぉ、電話じゃ泣いてても通行人が注目してくれないから効果がないじゃないですか
椎名:こ、この何かよくわかんない、姑息なところは、まさか本物か!?
ガンビオーネ:えぇ本物ですよ、ヘンなところで気づかないでいただきたいものですがね
椎名:いやしかし、ここは一体どこなんだ?
ガンビオーネ:いや、わたしもそれを聞こうと思って、あなたに電話したんですが
椎名:見る限り、我々の元々の、月にいた時間軸とは明らかに違った時間らしいが
ガンビオーネ:えぇ、少し過去に戻っていて、しかもこの世界の一番おかしいところは、みんな幸せというところですよ
椎名:しかも、年齢が戻っているのだとしたら、あなたは物凄い勢いで幼女なはずなんだが
ガンビオーネ:私年齢変わっていませんが、そういえば
GM:うん、16だね
椎名:私は、状況を確かめに日野第一高校の方に向かっている途中だ
ガンビオーネ:む、では合流しましょう
椎名:じゃあ学校の屋上で待ち合わせだ
ガンビオーネ:すみません、私行けないかもしれませんが、そのときはよろしく
椎名:あ〜、何か余計なものを振りまいてるぞ。死にフラグかそれは?
ガンビオーネ:いや、超方向音痴持ってるから…
(一同爆笑)

GM:椎名が電話を切ると、後ろから声がかかるね
椎名:うわっ! ば、バカな、電柱の上を跳んでいるというのに後ろから声が、だと!?
GM:うん
椎名:じゃあ振り返ろう。電柱の上で
GM:セーラー服で、覆面をして、メガネをかけている、女の子が
椎名:覆面をしてメガネ〜!?
ヤム:月光仮面…?
椎名:ま、満月だ!
GM:ま、髪はお下げだよ
椎名:私の知ってる顔ですか? いや、わかんないね〜
GM:でも、この人は多分アレだな〜と思うよ。竜胆丸さんだね
わんこ:あ〜、竜胆丸さんか
椎名:電柱一個分距離をとろう
GM:じゃあですね、「朝食、出来たよ」
椎名:うわぁ、電柱走ってるのに!! 待て、いや、え〜と、私は今用があって急がねばならんので、いや、その…いや、つまり…
GM:「学校、遅刻しちゃう」
椎名:んん〜、困ったな。もうそっちは制服着てるんだよね?
GM:まぁね。今から帰って、朝食食って、制服に着替えて行けばちょうど間に合うくらいの時間だ
椎名:仕方ないか。状況的に、何か逆らうと恐いことになりそうだ
GM:(笑)
椎名:竜胆丸さんには割と痛い目に遭わされたからなぁ。じゃあ、すぐ帰って、ご飯食べてからもう一回行くから先に行っててくれ
わんこ:そうしないときっとガンビオーネさんと同じくらいの時間に着くな
GM:では「待ってるから」とか言って、どろんっ
椎名:うおっ!
わんこ:やるな…
椎名:じゃあ帰って、飯食って…ちなみにそこには誰がいるのだろうか?
GM:あなたのおじいさんの椎名十兵衛、その娘である椎名ミズホっていう君のお母さん。
椎名:初めて名前聞いた
GM:で、婿養子の椎名半蔵だね。それから流派一門の小泉家の才蔵と、娘である竜胆丸。
  あとあんまり見ないけど、小泉家のお嫁さんもいるよ。すごく無色透明だけど
椎名:ものすごい落ち着かないように、茶碗を持つ手と箸を持つ手が逆になってたりする
わんこ:あの、気をつけないと、毎日毎日どっかのおかずに必ず毒が入ってるからヘタに食うとやばいって
相川:そう、「勇者ランチよ」とか言って出されるかもしれないよ
椎名:じゃあ、油断していたのでその毒を食ってしまう。ぐっ
ヤム:銀の食器が変色しているのに気づかないなんて…
GM:さぁ早く、この解毒薬を飲んで、だね
椎名:じゃあそれを受け取って学校へ行こう。仕方ないから制服に着替えよう

GM:では学校に着いたが、君が待ち合わせの場所に行ったら誰もいなかったね
椎名:うわぁ。とりあえず私クラスに入ったらまず秋谷を探すが
GM:秋谷いるよ
椎名:うわぁっ!!
相川:懐かしいなぁ〜
GM:わんこも同じクラスだ。マンガとかだったら多分初めて描かれたっていう絵だ(笑)
わんこ:じゃあ衆人観衆の中、なんかふわふわした女の子が「ご主人様ぁ〜♪」と飛び込んできますけど
椎名:キミのいたところからこういう風にきたときに、ぶんっっと二人に分かれてかわす
(一同爆笑)
わんこ:ずべしっ。う〜〜〜、ひどいよご主人様…
ヤム:何だこの絶対的な力の差は!?
わんこ:これが演出の力というものか…
椎名:これは一体どういうことだ…いや、待てよ。状況的にヤムを探さなきゃいけないな。ヤムはいないのか?
GM:今日はいない
ヤム:今日は転校初日…
わんこ:あれ〜、何か、ご主人様若いよちょっと
椎名:いや、しかし…あ〜、着ぐるみ着てないからわかんないや。お約束だ。
   むしろお前は誰だ。いや、クラスメート…何か会った気はするんだが、どうしても思いだせん
わんこ:そんなひどいご主人様、ボクのこと忘れるなんて…
GM:あと、16歳くらいの十字架掛けた女の子もいるけど
ガンビオーネ:じゃあ包丁持ってぶつぶつ呟いていよう
わんこ:何故…
GM:で、相川が秋世さんと一緒にいるね
わんこ:あ、幾夜クンだ〜
相川:ん、こんにちわ〜
わんこ:でも誰だかわかってもらえてない…悲しいな〜
    やっぱり、この世界はボクの知らない世界なんだ〜天国なのに、弟妹もみんなもボクのこと知らないし
GM:「おや、どうしたんだいわんこ君」とキミに話しかける人が。とてもカッコイイ男だね
ガンビオーネ:お、カッコイイですね
椎名:誰だ? 根岸か?
わんこ:いや、ちょっと心当たりが。あの、腕とか足とかにリストバンドとかつけてない?
GM:つけてるよ
椎名:あ〜、なるほど
わんこ:あれ〜、この人誰だろ?
GM:「どうしたんだい、今日はなんかエラく興奮してるじゃないか」
わんこ:いや、ちょっと…まぁ、月を見ちゃったから…ん〜、何でもないんだけど
GM:「そろそろ先生が来るから、静かにしていたまえ」と、クラス委員のようだね、あの人は
わんこ:とりあえず、知り合いに話しかけても全然ボクだってわかってもらえないんだよ〜って
GM:桜葉明っていう人だ。で、この人は男みたいだけど
椎名:あれ? よく考えたら秋谷っていないほうが自然だったりしないかい? あの人サボリ魔じゃなかったっけ
GM:大塚翔子さんに連れてこられたようだ。「けっ」って言ってるよ
ガンビオーネ:じゃあ不肖不肖机の上に足をどがって乗せて、窓でも見てましょう
GM:そうそう。一番後ろの、壁側の席だ
わんこ:桜葉さんが、「久しぶりに来たと思ったら態度が悪いねぇ」と言っとこう
ガンビオーネ:「別に前からこうだったから、変えろと言われて変わるものでもないだろう」
わんこ:「相変わらずひねくれてるなぁ」
ヤム:一人二役になってる…
わんこ:てかボクは本当に、全然知らない世界に迷いこんだ気がしてるよ。誰もわかってくれない、ボクのことを…
椎名:わからん。気ぐるみを着ていないとね
わんこ:わからない…え〜んご主人様ひどいよ〜〜。でもまた近づいてったらびゅって避けられるんだろうな…
椎名:見覚えはあるんだがな〜
ヤム:これがアイデンティティの崩壊というものか…
わんこ:だから一度も脱がなかったのに。温泉行った時もこのまま入っていたのに…

GM:え〜、じゃあホームルームがはじまるね。入ってくるのは小田桐先生
椎名:警戒していよう、小田桐先生に対して
ガンビオーネ:いつ光の雨が降ってくるか…
GM:ん〜とね、ヤムが導き入られる。「転校生のヤム・リャンジャンだ」
わんこ:ヤムやんヤムやん〜ヤムやん〜!
椎名:じゃあお約束として、「あっ! お前はっ!!」と言って下がる
ヤム:ヤム・リャンジャン…男だ…
(一同爆笑)
わんこ:やけにやさぐれている!!!
ガンビオーネ:な、何ぃ!? 何があったのですか〜
ヤム:カタカタカタカタカタ…
わんこ:も、もしかして、オカマじゃなくてただの女装趣味だったのかあなたは
ヤム:いや、その……そうだ…そうだったんだ…そうだったんだくそぅ…
GM:何か打ちのめされてるよ
わんこ:なんかそれ、凄い複雑そうな気分だねそれは…
ヤム:う…先生…気分が悪いのでトイレに行っていいですか…
GM:「大丈夫、ヤムちゃん?」と言って、塩野義さんが付き添ってくれるよ。「転校初日だから緊張してるのよね」
ヤム:くそぅ…ウーリン、ウーリン変形しなさい
GM:「わん」
ガンビオーネ:出てきてわけのわからないことばかり言ってますよ…
ヤム:それで先生、お願いがあります
GM:「ん、何ですか」
ヤム:あの〜、転校初日なので、ちょっとみんな一人一人に自己紹介をします。五分時間を下さい。
   というわけで端っこの席からみゅ〜んみゅ〜んってやります
(一同爆笑)
GM:なんという記憶を植えつけるんだい? 抵抗できねぇしこれ。ふざけんなよこのヤロ〜
ヤム:どうしよう、どんな記憶を植えつければ…もうわからん。だから精神崩壊させます
GM:「ぎゃあぁ〜〜〜!!」
相川:せ、先生が発狂した〜〜!!
わんこ:や、ヤムやんやめてそれ〜〜
ヤム:あ、あ行から行くと、相川…(笑)
相川:あ〜、はじめまして相川と申しますよろしく〜
ヤム:はじめましてヤムです〜(コロコロ)30〜
相川:(コロコロ)…くそぅ23〜。わかんなくなった
椎名:多分次は秋谷だ(笑)
ヤム:「アタシは女です」って記憶を植え付けてるんだけど、全く意味がないんです(笑)
GM:体のまんまだねあなた
ヤム:は、はぁ…いかん、あんまりこのままでいると精神崩壊しそうだ…
わんこ:いいじゃないかヤムやん。女になったんでしょ?
ヤム:ぜは…ぜは…た、助けて誰か……席につくよ
わんこ:やばい、ヤムやんが本気でやばい
GM:そこまでダメージを食らうことなのかなぁ?
ガンビオーネ:あれはあくまで「女装」だったから意味があって、本物になると意味がなくなる
ヤム:お、起きたら性別が変わってるなんて……

GM:では普通に紹介が終わってだね、ホームルームが終わって…
ヤム:かなり異常な紹介だったですね…どうしよう…
わんこ:てかいい加減に気付いてよご主人様〜〜!!!!
椎名:だからお前は誰なんだ!!
わんこ:うぅ〜〜。昔は頑張って番犬もやってたのに…
椎名:うちに番犬はいたことはあるが、いやしかし…
わんこ:アナタの犬だったのに…
椎名:回りをそういう表現でひきとめるとロクな事にならんぞ!
ヤム:そうだ! で、電話!! 0-PHONEでユーリオンに電話をします
GM:「お客様がお掛けになった電話番号は、現在、電源が入っていないか、電波の届かない場所にいるため、かかりません…」
ヤム:う、ウソツケこら〜〜!!!!
ガンビオーネ:あ〜、それ見てわたしも救世旅団に電話します。ぴぴぴぴぴ
GM:「何だ?」
ガンビオーネ:ん、あぁこれはこれは大司教様
GM:「あぁ、お前の上司の大司教だ。何だ!!!」
ヤム:なんでそんな番長っぽいんですか?
ガンビオーネ:こう、アレですよ大司教様。あなたの周りでは何か異常はありませんかね?
GM:「異常? 異常なんて何もないよ」
ガンビオーネ:な、何ぃ…こう、大司教様がヘンに幸せすぎるとか
GM:「おれはいつでも幸せだ」
ガンビオーネ:ぶつ…
ヤム:よし、じゃあこっそり0-PHONEでですね、死活の石と幸福の宝石を買います
(みんな爆笑)
わんこ:あー、じゃあボクも〜
GM:はい…
ヤム:よし買った! 買ったぞ!!!
わんこ:買えた〜〜!!!
ガンビオーネ:金がない…
ヤム:借金が増えていく…
相川:買わないでおこう…
ヤム:買ったほうがいいですよ!!
椎名:いや、状況的にどうかなって思って
ガンビオーネ:そうですよ、はがねのつるぎ買ったらひのきのぼうになってるかもしれないじゃないですか
ヤム:精神安定の為に必要なんだ〜
わんこ:うん
ヤム:すみません、幸福の宝石2こ買います
GM:意味ねえ〜

GM:授業は滞りなく進んで、あっという間に昼休み
椎名:そういえば今になって思い出したが、ガンビオーネさんと約束してたなぁ。
   あの人は超方向音痴だから今ちょうど着てるくらいだろう、と思って屋上へ行く
わんこ:さっきからいたんじゃないの、教室に
椎名:忘れてた
ガンビオーネ:屋上に改めて行って…こう、ドアを半分くらい開けて、包丁持って、青白い顔をして立っています
椎名:め、面妖な!!!!
ガンビオーネ:やっぱり人を信じるとロクなことはありませんね、とかぶつぶつ言いながら、「待ってたのに…」
(一同爆笑)
ヤム:バッドエンドだ…
わんこ:別れ話のようだ
GM:じゃあ早速屋上のシーンだ。出たい人はどうぞ
ヤム:でま〜す。いい加減開き直ろう。いや〜、女になっちゃったの
ガンビオーネ:出ます
わんこ:出よう。鼻で辿ってぼーんぼーんぼーんと行こう。ちょっとシッポふりふり振りながら
GM:相川は秋世さんに連れてかれるんだけど
相川:屋上まで?
GM:「屋上…でもどこでもいいんだけど」
相川:ん〜…じゃあ二人で、人のいないところに行く?
GM:「ううん、お弁当作ったから、一緒に食べよう」
椎名:屋上だな(断言)
わんこ:じゃあボクは給水塔あたりでシッポ振りながら下見てますけど
椎名:我々は屋上の、こういう風に建物があって、こういう風に屋上があるところの、ここにいよう。
   ここが扉で、入ってきてもすぐにはわからないような場所で
わんこ:そこにいるのなら、ボクも鉢合わせするよ。給水塔
椎名:いや、それで別に構わないそれはそれで。但し私は君がよくわからないがな
わんこ:あ〜、ご主人様〜。こんなシッポも見せてるっていうのに〜
GM:椎名には竜胆丸さんが着いてきちゃうんだけど。重箱入りのお弁当を下げているよ…それで、ヤムは塩野義さんが付き添ってくれる
ヤム:屋上の端っこに行って…「ウーリン、変形して、変形して…」って、ぶつぶつって言ってます
GM:犬と話してるね。「く〜ん、く〜ん、く〜ん、く〜ん」メシ食いたそうだよ
ヤム:…変形しろ〜〜!! 自爆装置はどこへ行った自爆装置は〜〜!!!!
わんこ:しょ、小動物虐待〜〜
GM:「きゃいんきゃいんきゃいん」
ガンビオーネ:気が狂いましたか
ヤム:いっそ気が狂った方がマシよ〜〜〜

ガンビオーネ:みなさんもこう、おかしいことは気付いているでしょう
椎名:あぁ。そういえば、わんこが足りないな(笑)
ガンビオーネ:えぇ(笑)
わんこ:誰も…くしょ〜〜…誰もボクに気付いてくれない〜〜〜何で〜、何で〜〜
ガンビオーネ:いや、あの方は最終決戦のときにすでに死んでいました(爆笑)
椎名:そうか!! 確かにそうかもしれん
ヤム:ということは、ここは生きてる人間だけ
わんこ:じゃあ演劇部あたりから犬の被り物とか持ってきて、ぽんぽんぽんと円の真ん中へ歩きつつ、かぽって被ってみよう
ヤム:あれ、わんこじゃないか!!!(爆笑)
ガンビオーネ:バカなぁ
GM:「わんこじゃないか、今までどこにいたんだ?」はじめてわかった、この人はわんこだった
わんこ:じゃあかぽって取ってみよう
ヤム:あれ? わんこが消えた!?(爆笑)
わんこ:じゃあいいよ、もうずっと被ってるよ。かぽっとね
ガンビオーネ:ま、また突然…白面使いですか
わんこ:これ石ころ帽子か!!
椎名:いや、逆石ころ帽子
わんこ:逆か…
椎名:被らないと相手に正体がわからない
ヤム:しかも仲間内にしか効かないっていう…しょうがねぇ
わんこ:うぅぅ…みんなひどいよぅ
ヤム:とりあえず、この人がわんこだってことを、みんなに偽りの記憶を植え付けておきます
わんこ:偽りじゃないも〜ん!!
GM:では被り物をしなくてもわかるようになった
ヤム:そういや自分にニセ記憶を使うのははじめてだ
わんこ:では、自分は男だというようにニセ記憶を…
ヤム:…そうか、自分は女でしたっていう風に使うか…
椎名:確かにその方が楽な気はするね
ヤム:みゅ〜んみゅ〜ん…(自分に偽りの記憶をかけている)
ガンビオーネ:終わった…
わんこ:葛藤も消えた…
ヤム:闘気も消えた…
(一同爆笑)
ヤム:あ〜、万事解決した
わんこ:こっちも万事解決した
ガンビオーネ:問題の先延ばしをしているだけだと思いますが…

GM:ご飯を食べて、ひとまず一段落着いたところだね
椎名:では、この状況の確認をしよう
ガンビオーネ:問題は我々にこんな幻覚を見せて、誰が得をするのか、ということです
わんこ:幻覚と決め付けてるよ〜…とりあえず、メシを調達してこようと思ってヘビでも探してくる
ガンビオーネ:じゃあわたしはコンビニのおにぎりでも…
椎名:あ、わんこ、これを分けてもらえ、と言いながら竜胆丸の重箱を。さすがにこれは二人では食い切れん
わんこ:わ〜い、あー、懐かしい味が。前飼われていたときの…
GM:三段で海老とか入ってるよ中身。豪華なヤツだ
ガンビオーネ:豪勢ですなぁ…
わんこ:でも、竜胆丸さんが目がすごい怖いような気がする…
    あ、でも元々そんなの気にする性格じゃないねボクは。じゃあ食っていよう
ガンビオーネ:じゃあワタシも戴いてしまいましょう。がつがつ
ヤム:じゃあ自前の満干全席を…想像する…
椎名:食った気持ちになるだけか!!
GM:あ、ちゃんと塩野義さんが君の分も作ってきてくれてるよ
ヤム:ありがとうミツキちゃん…あ、でももう大丈夫だ、偽りの記憶を掛けたから。ありがとうアルミツキちゃん。はっはっは
わんこ:あーなんか、吹っ切れてる
ヤム:アタシは女。女なんだ〜。…でもいい加減異常な状況だということに間違いないアルね
わんこ:え? みんな一緒に死んだからこの新しい世界に転生したんじゃないの? え、だって、そうじゃないのかな?
ヤム:落ち着け、死んだのは君だけアル!
わんこ:そんなボク知らないよ!!
相川:ここの空間にこういう風に紛れ込ませて、みんなが戸惑ってて…敵か何者かの仕業には間違いないと思うんだけど、何の為に?
椎名:意図がわからないな確かに。あのまま殺しておいたほうが楽なはずだ
ヤム:もう一度月に行けばわかるんじゃないアルか?
ガンビオーネ:どうやって行くんだよ…
ヤム:みんな抵抗しなくていいから、偽りの記憶掛けてもう、全部終わらせてしまえば…
椎名:シナリオが終わってしまう
GM:君たちは幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし
相川:めでたしじゃないよ〜〜
わんこ:てかボクホントにどうしよう…
相川:いや、みんなさぁ、自分の大切な人なんかがいるところに戻ってきてるんだよね
椎名:うん。でも、カチュアさんいないんだよな
相川:いない人が何人かいるんだよ
わんこ:でもボク、大切な人たち、何故か二足歩行になっちゃったんだけど…
相川:でも、いることには変わりないだろ? いないヤツらがいるんだよ
わんこ:ボクはあいつらと一緒にアマゾンで細々と暮らしていたのになぁ…
ヤム:そうだ、じゃあ許婚のサン・テンリンに電話をしてみましょう
GM:女みたいだね
ヤム:リンちゃん…
GM:「何、どうしたの、ヤムちゃん」ヤム、とは呼ばないな
椎名:そうだ、この世界で「許婚」という設定がどうなったのかを知りたい。許婚が消えてるのか、許婚という設定自体が…
ヤム:そうすると、アタシのライフパスが両方消滅するんですが…えっと、結婚しよう
GM:「はぁ? 何言ってるの?」
ヤム:あれ、でもアタシたち許婚じゃなかったっけ?
GM:「許婚…ではないわ。友達ではあるかと思うけど」
ヤム:そっか…ありがとう…
GM:「大丈夫? ヤム…」
ヤム:ごめん、気にしないで、ちょっと不安になってただけ。がちゃ。
GM:「日本に来て、いろいろ戸惑うこともあると思うけど、頑張ってね」
ヤム:優しい心遣いありがとう。がちゃ。みゅ〜んみゅ〜ん…
(一同爆笑)
ヤム:ほら、女になっただけで人格崩壊しちゃうよ…

椎名:では、私はカチュアさんの0-PHONEに電話をかけてみよう…え〜、もしもし、椎名ですが
GM:「何でこの電話番号を知っているの? どちらさまですか?」
椎名:う!? く、私は、その…いや、どう答えるべきかな…間違い電話だったと言うのが王道か。
   す、すいません、間違えました。がちゃ
ヤム:じゃあ竜胆丸が「カチュアって誰…」
(一同爆笑)
椎名:オーラが、黒いオーラが…
GM:“カチュアって、誰”
ヤム:文字が出てる…
相川:え〜と、お弁当食べながらさりげなく「そうだ秋世、悠里どこにいるんだろうね」とかさりげ〜なく話を切り出してみるよ
GM:「悠里。いい名前ね」
相川:…いい名前だよね。子供がいたらオレ絶対その名前つけようと思うんだ(笑)
GM:「そうね」とか言ってる
相川:知らないか…と心の中で
ヤム:月匣の中でもないしなぁ…
ガンビオーネ:この世界は、まだ魔物はいるのでしょうか…
GM:いるとこにはいるらしいが、ここは平和だ
ガンビオーネ:やっぱりわからないときは敵から聞き出すのが一番です。
       とりあえず箒を持って街中をうろついてですね、モンスターを探すんですよ
ヤム:お、小田桐さんでいいんじゃないの?
相川:待って。いくらさぁ、オレたちが今まで体験してきた世界で小田桐先生が敵だったとしても、
   この世界でも本当に敵なのかどうかというのは怪しいものがある
ヤム:確かに、よく考えると大塚さんもそりゃそうですね…
わんこ:まぁよくよく考えたら、ウチの弟なんかも人間になってるもんね…
相川:うん。だから、オレたちが今まで体験してきた過去の世界とはかなり入れ替わってるんだよ。
   そのまま適用させてしまうのは危ないかもしれない
GM:あの兄妹は二人の世界を作ってる
ガンビオーネ:あの兄妹…
GM:秋谷雄一と大塚翔子
ガンビオーネ:あ〜〜〜
ヤム:と、ということはアタシの破魔弓もひょっとして…
GM:あぁ、ちゃんと桜葉が持ってるよ
ヤム:ぎゃ――――――!!!!!(笑)
わんこ:え、その破魔弓ってアイツのだったの?
ヤム:そうだよ、ぱくったもんだよ
わんこ:うぉ! いつの間にぱくったんだ!?
ヤム:ぱくったというかちゃんともらったじゃないですか
わんこ:あぁ忘れてたわ
ヤム:だ、ダメだぁ! カネの力すら残っていねぇし…テンペストも変形しねぇし…(笑)
わんこ:流石にミスリルチェインもないよねきっと
ヤム:うん…崩壊した…何かが崩壊した…
椎名:アイテム系全滅?
ヤム:カタカタカタ…終わった…
わんこ:破魔弓は今、校庭で何かに追いかけられ、タイヤつけて走ってるあの方が持っている…
GM:すごいよ。完璧超人っぽい人だねあの人。自分でお弁当とかも作ってきて、体育も5で、勉強も5
ガンビオーネ:出来杉君だね
わんこ:筋力結構低いんだけど
相川:容姿端麗で成績も優秀。まさしく、完璧だ!!
GM:クラス委員長の他にもね、生徒会長もやってたりする
わんこ:そんなヤツだったのか!! 知らなかった!!!
相川:美化されてるね〜
わんこ:しかしひとたび家に帰ると、夜の睡眠時間は一時間を切っているほどのハードトレーニング…
ヤム:死んじゃうそれ…幻覚とか見ますよ
わんこ:スパルタ教育!
ガンビオーネ:だから完全なのですか…
相川:美化されてる気がするなこの世界の全てのものが
わんこ:うん、美化されてる

ヤム:そうだ! 最終戦闘に乱入してきた、御剣パーティに電話をかけてみましょう…(笑)
GM:番号知ってるのか?
ヤム:う〜ん…コネがない……凛呼さんなら一度風呂で会ったけど…でも知らないな〜、メアドとか知らないな〜
相川:そうだ、学校の帰りにコンビニに寄ろう!
わんこ:あそこのコンビニ行ったら、ジャッジメント・レイとか撃たれるんじゃないの?
椎名:その可能性は否定できないな確かに
GM:後付けだけど、水上さんの目は狂気の目だったね。赤かったりした
相川:ようするに操られて、力を付与されたかなんだかで、ジャッジメント・レイなんかを連発してきてたってことで…
GM:…と、そう考えてくれ
ガンビオーネ:とりあえず小田桐先生を聞いて、持ってきて話を聞くというのはどうでしょう
わんこ:小田桐先生は基本的に、最終回あたりのシナリオとは全く関係なかったような気がする
相川:途中でね、「ジャッジメント・レイ ピンポイント攻撃!」で消滅させられてたから
わんこ:むしろ、アレじゃなかったかな。あの〜…君の奥さんの部下だったような気がするんだけど
相川:そうだよ。秋世の部下。で、あっさりと見捨てられてた。残酷な事してるんだなそう考えると
ガンビオーネ:魔物だから…
GM:魔王だし
相川:ははははは…
わんこ:ん〜…ってか正直、打つ手がないんだけどこのままでは
椎名:魔法とアイテムを買っておこう…
ヤム:よしあった!
   まず「謎のスポンサー」でガンナーズ・ブルームを手に入れてですね、結界徹甲弾を適当に天空に向けて撃つんですよ
GM:じゃあ、レンタルで一応やってもらっていいや。ばぁんって撃つと、10分後くらいかな、どさっ…いや、どすっ…か
わんこ:あぁ、弾が落ちてくるんだ…物凄い直角に撃ったんだなそれ!
ヤム:スイマセン冗談でした…だって結界徹甲弾50万もするから買えないし
わんこ:だってまだ、報酬の三億もらってないもんね
ヤム:三億がぁ〜〜もうだめだ、生きる気力が…
相川:金の亡者…
ガンビオーネ:何かこういうとき、アンゼロットとか、ああいうのに聞くとわかりそうなんですけどね…
相川:コネクションまともなものを持ってる人が聞いてくれ。オレなんか全く役に立たないから
わんこ:この世界が何か普通の世界じゃないんだったら、アンゼロットさんも「全て世界は平和です」とか言ってるよきっと
相川:そもそもにおいて、この世界は一体何なんだ、という話。絶対に過去の世界にそのまんま飛ばされたんじゃないはずだ
わんこ:前にあったように、次元の狭間とかに落ち込んだ、とかいうのはどうかな
ガンビオーネ:プッチ神父が、スタンドを…(笑)
相川:それだと死者は来れないよ。んでもって目覚めた時みんな裸のはずだ
GM:微妙に変わっちゃうね…
わんこ:みんなちょっとむかつく顔に変わっている
相川:とにかくみんな、この世界は本来あるべき正しい世界とは思ってないわけで
わんこ:ボクよくわかんない
相川:うん。よくわかんないなってのが一番なんだ
椎名:とりあえず、ヒーリング・フレイムでも覚えてみるか
GM:では一日目が終わります
相川:何か時間かけるとやばい気がするなぁ

GM:二日目。いつものように朝が来て、平和な一日が始まる
椎名:何か精神的に、この世界にいてもいいやという気が芽生えているとかありませんか(笑)
相川:まぁ、みんなは、いたいんだったらいてもいいよみたいな感じでいる。
   いや、オレは絶対に戻るって決めてるけど。だって悠里いないもん
椎名:私もカチュアさんいないんだよ
わんこ:ボク、構わないような気がしてきた(笑)だって元々死んだし〜
ヤム:まぁみんなの心象心理の世界だったら、例えばみんなの心のよりどころを破壊することによって
   その世界が崩壊する可能性がないこともないですよ(笑)
相川:では、学校を破壊するんだ!!
椎名:テロリストか!!
わんこ:ちょっと待って、それだとコネクションを自分たちの手で全滅させるとかそういうことになるような気がする
ヤム:まぁ学校なら平気でしょう
相川:待った。学校の地下には、異世界へ繋がってるゲートがあるはずなんだ。一回そこに行ってみないか
ガンビオーネ:まぁ、行くだけ行ってみましょう。今ならもう何をやっても無駄にはなりません
椎名:地下だね。何があるかな
GM:地下へ行く通路がないね
椎名:おやぁ?
相川:強引に作るんだ!!
ヤム:び―――――(笑)ドリル状光子光線〜〜。ずががががががが
GM:じゃあ10mくらい掘ったけど、関東ローム層が出てきた
椎名:うわっ
ガンビオーネ:じゃあついでに、自分の能力ひとつひとつ試していきますけど使えないモンとかありますか?
GM:使えるよ、一応
ヤム:夜中に学校に来て、光子光線で校舎を破壊します
椎名:やべぇ…
わんこ:テロリストがおる…
GM:じゃあ次の日ニュースになった(笑)「学校、何者かによって破壊される」
相川:そうだそうだ、カレンダーなんかで日にちなんかはわかるんだよね。
   この日には確かこんな事件が起こったはずだ、とかそういうのを覚えてないかな?
ヤム:アタシが、転校してきた日ですかね…
相川:確かしばらくしてね、抜き打ちテストが行われてそれでミツキさんがいじめに遭うとかそういう事件があったはずなんだ
椎名:よく覚えてるねぇ
GM:それのもうちょっと後。君が殺された後だからわかんねぇ
椎名:要はその7年間のブランクの間ってことか。では、あのゲートの事件はすでに起こってるのだろうか
GM:そうだね。まだその高校時代だ。ゲート事件は実際には起こってないけど
椎名:もうゲートの事件は終わってるのに秋谷とかいるんだね今の状況は
ヤム:小田桐先生もいるし…
わんこ:あ、これでもう破魔弓とか手に入らなくなった
ヤム:どあぁぁぁ…生き残ったアドバンテージをことごとく破壊されていく〜(笑)
椎名:マスターのワナだ
わんこ:まぁ元々、破魔弓はもらいもんだし〜金出して買ったわけじゃないしね
ヤム:金出して買ったテンペストも何か変形しなくなっちゃったし…ライフパスは消滅するし…
椎名:あ、そうだ、秋谷とさ、ウィザードにしかわからないような会話をちょっとしたい。出来る?
GM:出来るよ
椎名:出来るのか…なんだろう
相川:どこまでさ、事件とかそういうのがオレらの記憶と一致しているか、それを何とかほめのかせないかな
ヤム:あ、そうだ。ガンビオーネさん、箒に乗って世界をぐるっと回ってきてくれませんか
ガンビオーネ:それはわたしに死ねって言っているんですか遭難して
わんこ:二度とガンビオーネさんは戻って来れない…
ヤム:いや、もしかしたら上空に飛んだら「バ、バカなぁ…」って
   この町しかなくて実は地表全土が白い空間だったりするかもしれないです
ガンビオーネ:確かにそれはいい考えです。というわけでウィッチブレードに乗って、うぃ〜ん
GM:あぁ、あなたは地下鉄のホームの中に入ってっちゃうね
椎名:何故だ〜! あ、そうか、超方向音痴か
一同:あ〜
GM:空に行けるわけがないだろう、キサマに
ガンビオーネ:なるほど、敵はこんな近くにいたということですか(笑)がたんごと〜ん、がたんごと〜ん
椎名:勘違いしてる〜
相川:じゃあ、しょうがない。オレがウィッチィズ・サルブかけて飛んでくよ。え〜い(コロコロ)発動。ふわ。飛んでった
GM:地平線の向こうまで地球のようですね
相川:特に変わったところはないみたいだよ?
ガンビオーネ:じゃあ、わたし地下鉄出たら頭良さそうなクリーチャー探して町を徘徊しますよ
GM:滅多にいないね。いや、ほぼいねぇ。でもね、いないことはない
相川:まぁ、魔物がいないんならウィザードもいないはずだから
ガンビオーネ:じゃあ、いないこともないなら、「じゃあお前は事情を知っているか」と聞いてみますよ
GM:え〜、「へへ〜、知りませんでゲス」
相川:あ、そうだ。エミュレイターを捕まえて話を聞くってんなら、
   「ロシュディアグノス」とかいう名前の魔王を知っているか、とか聞いてくれないか。ぼそぼそと
ガンビオーネ:む、じゃあ勇者にとぼけて、コイツは凄い下っ端っぽいから知らないかもしれませんよ
相川:魔王の名前はみんな知ってると思うよ
ガンビオーネ:「ロシュディアグノス」とかいう魔王を知っていますかな
GM:「知っていますでゲス、ダンナ」
ガンビオーネ:今どこにいるのか教えていただけませんかね。にこにこ
GM:「知りませんでゲス、ダンナ」
ガンビオーネ:自分の命が惜しくないんですかね
GM:「ホントに知らないんです。許してください〜〜」
ガンビオーネ:くそぉ。え〜い、何にも知らないんですねホントに
GM:まぁ、すごい強い魔王だということは知ってるね。「多分アッシには勝てまっせ」
ガンビオーネ:そんなこと(笑)わかってるからいいんですよ
相川:あ〜、マジ下っ端だ(笑)まぁわかったわかった。とりあえずそこまで教えてくれたんだから、
   おとなしくファーサイドに帰るんだったら命までは奪わないから、というわけでとっとと放せよ
GM:「へいへい」
ガンビオーネ:まぁ、いいですよもう…この魔物狩人の仕事あまり意味なくなってきたっぽいですし
相川:狩られる…いつか狩られるんだなオレも…
ガンビオーネ:大丈夫、世界に影響を及ぼしませんから
相川:ひぃ〜〜〜

GM:さてまぁ、すごいよ。都合のように世界が広がっているね。とても居心地がいい。
  椎名も実際経験してなかった母親のぬくもりなんかを感じられて、いい感じだ
椎名:確かにそれは大きいんだよなぁ
GM:ガンビオーネも、全然一緒に生活した事のなかったお姉さんと平穏で変わりのない生活をしている。
  何とも安らいだ気分になっているけど
ガンビオーネ:じゃあ食卓囲んで、なんとなく涙でも流して…(笑)「うぅ、あったかい。あったかいよ」とか言って食べてます(笑)
GM:な、何言ってるんだ、今まで冷たいものしか食べた事ないような口ぶりで!
ガンビオーネ:うぅ…これが家族……ほろり
GM:わんこの方も、弟妹たちとつつましく暮らしている
わんこ:すごく食費がかかるけど(笑)頑張ってアルバイトしつつ…
GM:たまに隣の一般家庭から、差し入れが来る。
  桜葉さん家からだけども、息子さんがことあるごとに「おかずが余ったんで…」とか(笑)
わんこ:わーいありがとう〜助かります〜
GM:「クラスメートを助けるのは、学級委員の役目さ」(笑)
わんこ:逆にギャグじゃんそれじゃ(笑)でもごめんなさい。夜のトレーニングのときにボクは手出しできないの。
    手ぇ出そうとするとあなたのお父さんとお母さんに殺されるの
GM:手ぇ出すってどういうことだよオイ
相川:だから、タイヤを引きずってるでしょ? そのタイヤを持ってあげようとかするとさ、後ろからどかんと何かが飛んで来るんだよ
GM:微妙だね、って感じだね。で、ヤムの方は…
ヤム:もうアイデンティティが崩壊してます…
(一同爆笑)
椎名:アイデンティティ消えたし…ライフパス消滅したし…
相川:何かみんな、幸せな世界で過ごしてるのに…
わんこ:幸せじゃない…
ヤム:おかしい、不公平だ(笑)みんな幸せになってやがるのに。何か不思議なことが起こっている
GM:で、相川の方だ。君は両親がいて、隣に…
相川:秋世がいて…ようするにウィザードとして覚醒する前と全く変わってない生活なんだよ
GM:そうだね。夜とか隣から秋世さんが来て、楽しいおしゃべりなんかをして、夜は更けていくって感じだね。清く正しい、男女だ
ヤム:おかしい…(笑)
GM:で、ヤム。キミなんだけども…
ヤム:前の世界の方が幸せでした(笑)
GM:着信履歴が三件くらい入っているね
ヤム:掛けなおします。もうホントに藁にもすがる思いで(笑)出会い系サイトでもいいや(笑)
GM:では、めちゃくちゃ電波状況が悪いみたいで、全然よく繋がんなくて、雑音がざざざと入ってるけど
  「よかった、繋がった!」と言ってくる。ユーリオンだね
ヤム:ユ、ユーリオン…助けて〜〜〜〜〜
GM:「君たちは今…危険………いる…」
ヤム:あれ、声が…
椎名:ざ、ざ、ざ――
GM:「早く………され……」
ヤム:さめる…?
相川:「早く立ち去れ」とか、そんなふうに言ってるようになんか
GM:「コアを…………………しろ……」
ガンビオーネ:う〜〜ん…
わんこ:フォートレスコアがあるのか…
GM:それくらいかな、後はえ〜と…「早く…………現実に……………なる…」みたいな感じで
ヤム:ミ、ミスリルチェインを送ってください(笑)
GM:「…でき………」ざざ――――――――(笑)
相川:何かが切れた…
椎名:だって、ミスリルチェインを送ってこれるくらいの能力があるんだったら、むしろこっち来れてるだろう
ヤム:うおぉ大変だ〜。みんなに急いで今の内容を説明しよう〜。どこそこに集合してくださいって全員にメールを送りますよ
ガンビオーネ:公園…?
ヤム:まぁ、学校跡地とか
GM:じゃあ学校跡地に…跡地? 跡地じゃねぇよ
ヤム:破壊したんじゃ…
椎名:完全に破壊したのか!?
GM:あぁ、すぐに直されたみたいだね
ヤム:早い!! 流石だ
GM:すまねぇ、もう三ヶ月経ってるんだ
相川:そんなに経ってるのかよ〜!
ヤム:やはり時の流れがヘンだな…

ヤム:ユ、ユーリオンから電話があったアルよ…
   やっぱりこの世界は、何か、おかしいっぽいアル。コアをどうのこうのって言ってたアルよ
相川:コアというと、この世界全体が巨大なフォートレスっていうことか?
椎名:まぁ、0-PHONE通じるからちょっと特殊なフォートレスっぽいけど、まぁ似たようなもんなんだろう
ヤム:わかったアルよ! 地球の中心に行ってコアを破壊してくれば、この世界は崩壊するアル!!
椎名:すいませんあの〜、崩壊するけど、地球が崩壊する(笑)
わんこ:これが夢でなくて、どっかのワナだったら?
ガンビオーネ:確かにその可能性は否定できませんね…
ヤム:い〜や、夢夢。絶対おかしいアル
ガンビオーネ:いや、これが現実なんですよきっと。ほら、こんなにあったかい…
ヤム:黙れ〜〜。ぶぉ〜んぶぉ〜ん(笑)
わんこ:ボクもね、何か弟たちが二足歩行してるのもどうかなって思い始めたから
椎名:まぁ別に、私は元の世界に戻るってのに異存はないぞ。ちょっと揺れつつもあるけど。
   かなり父親になじんできたからなこの三ヶ月で
ヤム:かぁ〜〜〜〜〜〜っ!!(笑)ウルァ!!!!(コロコロ)え〜と、よし33だ。抵抗してみろ
椎名:(コロコロ)クリティカルだ。(コロコロ)ダメだ28だ
ヤム:一人落とした!!「あなたは幸せじゃない」
(一同爆笑)
椎名:記憶かそれ!!(笑)
わんこ:「あんな父親と一緒にいられるか!!」
相川:まぁとにかく、これで何かこのおかしい世界を破れるきっかけ、というか手がかりみたいのが入ったことだ。
   とっととこんなところからはオサラバしようよ
わんこ:でもどうやってぇ?
ヤム:ドリル状光子光線で地球の地軸まで急降下…
相川:とりあえずこの学校の地下には何もなかった
わんこ:それ、もしも間違ったらどうすんだよ〜
相川:いや、この世界自体が全部幻だというんだったら、破壊しても構わない気がしないでもないが
ヤム:まぁ明日には直ってますしね
GM:あ、校舎が直るのも結構、現実と同じくらいの時間がかかってたよ
椎名:現実をちょっと捻っただけの別の世界だとすると、地球のコアなんか破壊した日には現実にも何か影響が出そうなんだが
ヤム:確かに…
わんこ:てか前に一回…あ、これわんこは知らないのか。あの、別の次元に紛れ込んだみたいなこともあったしさぁ。
    ヘタに破壊してなんかこっちもパラレルワールドでしたなんて言われたら…
ヤム:どうしよう…コア、コア…どこにコアがあるんだろう…
相川:とりあえず、ウィザードの組織なんかは普通の世界と同じように動いてるみたいだから、
   それらを何とかあたって、コアとか奇妙なものが見つかってないかとか、調べるのも…
ヤム:じゃあとにかく情報収集アルかねぇ…
椎名:月に行く方法があればなぁ…前遺跡から行ったんだけど、その遺跡のカギがカチュアさんなんだよね
わんこ:まぁあの遺跡はただ単にアレだよ。カチュアさんを元にして起動しただけだから、何とかこじ開けていけば…
椎名:出来るのかな…
わんこ:どっかで巨大な箒でも借りて突っ込んでいけば…
ガンビオーネ:ブロンズスターでも借りて月まで直接行きますか…
わんこ:行ってみる?
ガンビオーネ:体力って回復してていいのですか?
椎名:プラーナ以外は全快してるんだよね。プラーナも一応内包値までは全快してていいの?
GM:いいよ
椎名:まぁ、それでも40しかねぇや…
相川:内包値12…
ガンビオーネ:35…
わんこ:しかし、このプラーナの量が明らかに現実の続きである事を物語っている…(笑)
    「ユメなんかじゃナイ、コレは」何かおかしいぞ
ヤム:そうですね…そうなんですけど…
GM:で、どうする? 特に起こそうっていう俺のイベントはないんだが
わんこ:え〜、ないの!?
相川:だから何かこっちが行動とって、それに応える結果で何か帰ってくるんだろう?
ガンビオーネ:やはり現実否定ということで、近しい人を刺してみてはどうでしょう(笑)
椎名:じゃああなたのお姉さんを(笑)
わんこ:まずアナタが(笑)
GM:君の関係者でやれよ(笑)
ガンビオーネ:何を言うんですか、わたしの姉を刺せるわけないでしょう(笑)
GM:…やっぱ、黒ぇ…黒すぎる…
ガンビオーネ:椎名、あなた父親なんか恨みもあることですし、いいんじゃないですか(笑)
椎名:洗脳すんな!
ガンビオーネ:こう、間違えて殺しちゃっても、「世界が狂っているんだ〜」とか言えなくもないですよ(笑)
GM:(笑)ひでぇよオイ…

ガンビオーネ:月へ行きましょう、月へ
わんこ:それが一番だが、でもレンタル料が払えるかな
ガンビオーネ:大丈夫ですよ。救世旅団に払い回しすればいいんです
わんこ:特に理由もなく出来るのそれ?
ガンビオーネ:大丈夫。わたしはちゃんと仕事で、「月に異常を発見しました。貸しなさい」とか言って、
       あとはまぁ土下座でも何でもすれば
ヤム:アタシが謎のスポンサーを使えば一瞬で済むものなんですが
わんこ:じゃあ使ってヤムやん
ヤム:ブロンズスター…あ、借りられるなぁ普通に。ブロンズスターが欲しい〜
GM:じゃあ次の日届いた
ヤム:じゃ、みなさんコレに乗ってください。月に行きましょう
GM:ひゅいいいいいぃぃぃぃ…ずごぉぉぉぉぉ…え〜と、月に着いた
椎名:何はなくともなかなか楽しいな
ヤム:遺跡があった辺りに行きたいんですが
GM:おう。遺跡は普通にありますな
ヤム:じゃあ、入るのかな…
わんこ:ワナはなんでも、全部覚えてるぞ
GM:うん。完全に同じだけど、誰も入った形跡はないね
椎名:元通りか。またエアロックから外に放り出されそうだ
GM:色々モンスターとかもいたりするんだけども、最後のおっきいところに出てきた。でも待ってるはずのボスっぽいのはいませんな
相川:空っぽか…
椎名:元々…ここの遺跡自体には何があったんだっけ。破壊兵器か
GM:月を動かす装置と、スターデストロイヤーみたいなやつがついてる
椎名:破壊しとこうか、一応
わんこ:破壊しておいたほうがいいよね
相川:いや、コレを使って地球を破壊すれば戻れるような気がしてきたぞ
一同:うぉぉぉぉぉ!?!?!?(笑)
わんこ:なんて豪快な戻り方
ガンビオーネ:家族を殺すよりもすごいリスキーですよ
椎名:家族を刺して戻りますってのと大して変わらん気がするな…失敗したらより致命的に(笑)
わんこ:絶対こっちの方がよりひどい
相川:ははははは(笑)
わんこ:…どうしよう
椎名:一応装置だけは使用不能にしておいたほうがいい気がするな
わんこ:じゃあぼかすか刺しとく。ぼすぼす
GM:じゃあ、一応使用できなくなったと思われる
椎名:しかしどうしようかな…これで状況が変わったとはとても思えんぞ
GM:さぁ、今日は日曜日だったけど明日は月曜日だ。学校があるぞ
椎名:うわ、帰らなきゃ!!(笑)日帰りで月か!!!
相川:すごい生活してるなぁ、オレら
わんこ:すごい生活というか、慣れてない? この世界に
GM:なじんでる
わんこ:もうそろそろ、女としての生活に慣れてきたんじゃないのかな
椎名:三ヶ月もしてるしね
ヤム:う〜ん…慣れたくはないんですが
相川:たった三ヶ月…
わんこ:何、悠里クンはまた作ればいいじゃないか(笑)
相川:待て! 悠里を物みたいに言うな〜!!!
GM:「また作ればいいじゃないか」って、すごいな何か
相川:大体、ロシュディアグノスっていう魔王が存在しているんじゃ…
   あ、そいつと秋世がこの世界で同一人物という可能性が100%っつーわけでもないのか…難しいなぁ
ガンビオーネ:会ったらいかにももっと魔王らしいヤツだったりして
椎名:どこまでが元の世界と同じで、どこまでが違うのかがまだちょっとわからない

GM:んで、どうする
相川:ムダかもしれないけど…あの場で戦ってた人たちみんながここの世界に飛ばされたんだとしたら、
   あの場には秋世もいたはずなんだ。だから普通に考えると、秋世も飛ばされてきて違和感を感じてなきゃおかしいはず
椎名:秋世もあのフィールドにいたっけ
わんこ:いた。普通に囚われてた。ただ、死んだはずのボクもいたりするしなぁ
椎名:あとは水上さんがいるぞ
相川:あの辺は操られてたからどちらにしろ覚えてないだろう
GM:確かめてないかな
椎名:悠里はそもそもこの世界には存在していないのかな
わんこ:じゃあとりあえず、ジャッジメント・レイをぶっ放すあの方と会ってきますか
椎名:あの人も狂気だったんじゃないのか
ガンビオーネ:まぁ、会って損はないでしょう。今はもうすでに、かなりわけわからん状態でありますし
わんこ:じゃあ撃たれても大丈夫なように、それなりに準備をしておこう
相川:オレが水上さん知ってるけど…何歳くらいからバイトはじめたんだろう。今もバイトしてるのか? 高校生だから
わんこ:まぁでも、知ってることは間違いない
相川:うん。常連には間違いない。行ってみよ〜う
GM:では着いた
相川:もしかして「コンビニ水上」ではなかったりするか?
GM:水上だよ。「いらっしゃいませ、コンビニ水上にようこそ!」
椎名:すわぁ〜っ!(笑)
相川:言わね〜! 普通のコンビニじゃねぇ!!(笑)
椎名:なんて怪しいコンビニだ
相川:ん〜と、水上さんがいる?
GM:いるよ、にこにこしてるよ
わんこ:美人の連れ合いさんといちゃいちゃしてるとかそういうことは?
GM:いやまぁ、奥にいるんだろう
わんこ:あ〜なんだ。まださらわれてなかったのか。
    あ〜そうだ。わんこは普通にこの人に昔豪華客船でエサをもらったことがあるじゃないか。思い出した
ガンビオーネ:そういえばそうですね
椎名:そういえば、ヤクザのナニさんだっけ? コンビニで手伝ってた人
GM:あぁ、朝桐ナントカって人
椎名:そうそう。あの人は、ガンビオーネさん知ってるんだろうか
GM:そうだね。あの人は教会で何かやってる
相川:何かヤクザ関連はみんな教会に行っちゃったと見て間違いなさそうだ(笑)
椎名:ある意味、強化だ(笑)
ガンビオーネ:すっごい失敬だなキミは(笑)
GM:モンクになってるよ
わんこ:あ〜、エサくれたおじちゃんだ〜。もといジャッジメント・レイをぶっ放そうとしてきたおっちゃんだ〜
ガンビオーネ:「何のことかな。僕にはとても理解できない」(笑)
椎名:3キャラだ…(笑)
相川:あ、店長〜
ガンビオーネ:「ん、何かな」
相川:何かオレさ、最近、え〜とイヤな夢見ちまったんだよ。とりあえずグチにしかならないんだけど聞いてくれないかな。
   とかいって、聞こうとしてたこと話してみるけど
わんこ:それなりにそう、だまくらかしつつ
相川:何か反応とか帰ってくる?
GM:「人生は驚きに満ちているね…」
椎名:よく考えたら、この事件にあまり関わってない中立系のNPCに関して、この件について相談してもいいかもしれない
ガンビオーネ:わたし最初に救世旅団に電話しても、「何を言ってるんだねキミは」とかそんな反応でしたよ
椎名:いや、それはあなたの普段の行動が…(笑)
GM:あー、なんだろう。「君の話、にわかには信じられないけど…もし現実だったらすごいことだね。でも多分、現実じゃないよ」
椎名:うわ、あしらわれた
相川:そうだよね店長…しょうがないな、うん。次からもバイト頑張るっす

ヤム:(突然)手術で女にはなれるけど男にはなれないんじゃないかな…
(一同爆笑)
ガンビオーネ:何を言ってるんですか
GM:いや、なれるよ
椎名:あの、男性ホルモンの注射で
GM:外科手術とかでもなれるらしいよ
ヤム:知らなかった! じゃあ病院に行きます(笑)
ガンビオーネ:アホですか(笑)
わんこ:キミ、何かこう…歪んできたね
相川:あ〜、多分今だったら、オレが治せる。小さな奇跡〜〜〜
椎名:ははは、小さな奇跡〜
わんこ:小さな奇跡で男になった
椎名:小さな奇跡、元の世界に〜
ヤム:それがいいでしょ
相川:小さくないと思うぞ
ヤム:やるだけやってみたらどうじゃないすか。なんらかの手がかりが入るかもしれない
相川:…やってみる?
GM:どういう風に使うのか、ちゃんと宣言してくれ。それによって変わる
相川:コアがどこにあるかわかる、っていう感じは
GM:わかった。じゃあ君の頭の中にひらめきが起こる
ヤム:奇跡が起こった…
GM:ここは現実の空間ではないが限りなく現実に近い場所だと思われる。コアは…人だ。君たちの知っている人だね
ガンビオーネ:やっぱり人でしたか…
椎名:知ってる人か…多くて…ってダメだぁ!! このシナリオで「人」って言われたら何人いると!!
ヤム:我々が引っ掻き回したせいで大分人数が増えてしまった…
相川:とりあえず、今あがってる人をあげてみよう。とりあえずまぁ、椎名の家族関連?
わんこ:これは最終決戦の場にほとんどいなかったから却下していいと思う
ヤム:順当に考えると、今みんなに付きまとってる人ひとりずつ殺すんじゃないんですか
わんこ:あの…順当に考えて、ボクはまず、勇者さんにすごい抵抗されそうだけど…この女の人を…いきたいと思います
相川:いやぁ…秋世だろ。オレもそれは考えた…っていうか、秋世が一番怪しいってのが、正直…
   本人にその気がなくても、コアになってるっていうことは充分にありえるしな
ヤム:まぁ要は、地球のコアをぶっ壊してしまえば誰が死んだかわからないから…(笑)
わんこ:そうか。月をやっぱりぶつけてしまえば自動的に戻れるんだ
GM:なんでアンタ、こんなに厭世的になってるんだ。悲観主義に捕らわれてるんだけど
わんこ:ここ何か、すごく悪意のない空間だからさ、きっと秋世さんだよ。つーわけで刺しちゃえ
相川:だから、悪意のない空間だから何で秋世になるんだ!?
わんこ:なんか、ボクらを助けてくれたのかな〜って。小さな奇跡でも使って
相川:まぁとにかく、秋世にあたってみるよ…うん。全ての事情を打ち明けて
GM:じゃあ打ち明けられるとね…
  「確かに、そんな記憶が何か頭の中に残ってるの。でもそれはわたしの、悪い夢だと思ったんだけど…」
椎名:なるほど。この人も同じような状況だったのか
相川:…夢じゃないんだよ。確かにこの世界はすごい幸せだし、長く浸かっていたいような感じはしないでもないけど…
   オレにとってもうこんな世界は幸せじゃないんだ!
   確かにこの世界には秋世がいて、オレが高校に通っていた頃はそれで幸せだった。
   でも今はダメなんだ! 秋世ともう一人、悠里がいないとオレは幸せじゃないんだよ!! 秋世は悠里に逢いたくないのか?
わんこ:熱いセリフのはずなのに、何故か情けないんだよな〜幾夜(笑)
ガンビオーネ:庶民的ですから…
相川:くすん
GM:「逢いたい。逢いたいわ。逢いたいに決まってるじゃない」ハラハラと、泣き腫らした目で。
  「でも、この世界はわたしが夢見ていた世界だから……わたしもこの夢に、浸かってしまったの」
相川:一緒に、帰ろう
GM:「えぇ、帰るわ、一緒に」
相川:「行こう」では手をとって
GM:うん。どこに?
相川:ん〜、みんなに呼び出しでも。コアが…でもコア秋世なのかな…
わんこ:このままの流れで行けば間違いなくそうだな…
相川:秋世がこの世界のコアになってるのかもしれないってこともちゃんと言うけど、
   秋世はそのことについて心当たりとかは何もないんだ?
GM:「そう、なのかな…そう言われるとわからないんだけど…でもわたし、最期のあの瞬間に小さな奇跡は使っちゃったわ」
相川:その結果この世界が生まれたのかな…まぁでも、秋世がこういう風に、現実の方に目を向けた事で、
   少しずつこの世界にも崩壊の兆しみたいなのが現れる…
GM:何にも起こんない
相川:うわ〜! じゃあ秋世じゃないのか!! きっかけは秋世だとしても、きっと他にそれを利用している何かがいるに違いない
わんこ:もういいよ。面倒だから第一話から出てきたキャラクター全部、面倒だから殺していこうよ
相川:待てぃ!!
ヤム:悲観主義が蔓延してる…
椎名:とりあえず秋谷〜どしゅ!
相川:ぎゃあぁぁぁ
GM:これはもう、アルマギニズムだな。終末思想…
ガンビオーネ:あのですね、妥当に考えて、秋世が小さな奇跡で世界を作ったんなら、
       秋世が一番破壊されにくい、と思ってるものや人がコアのはずです、普通
相川:待て…それだとオレになるんじゃないか―――――!!!!!!!!!
(一同爆笑)
わんこ:じりっ、じりっ…(笑)
相川:ん〜、オレを刺してみんなが戻れるんだったらそれでいいよ。その代わり、残された秋世と悠里の面倒は頼むよ
ガンビオーネ:それはちょっと…
GM:勇者は自殺なんか考えちゃダメだよ
ガンビオーネ:あぁ、こう…魔力の波動とかは感じられませんかね? こう、世界のコアから…微弱な波動をさ…(笑)
GM:よっぽどな理由がつかないとダメだな。そういうクラスだとか、そういうライフパスを持っているだとかでないと
ガンビオーネ:持ってないです。あ、思いついた。超方向音痴で偶然コアを見てきたんですよ。わはははは
相川:でも、問題は、お前はまたそこの場所に行けないだろう…
椎名:行けないねぇ。「ここだった気がしますよ」(笑)
わんこ:コアが人間ってのは決定済みだから
ヤム:「ケケケケケ〜」って飛んでですね、人を一人ずつ光子光線で殺していくというのは…(笑)
わんこ:そんなことをするくらいなら、やっぱり月を直してもう一回地球にぶつける方が…
ヤム:それだと地球全部壊れちゃうから。これならいつか、この付近の知り合いとかに当たってなんとかなる…
相川:待てぃ!!!!(笑)

GM:では、こちら側からまた、日常シーン…というか、夜のシーンをやっていこうか。一日が終わって、夕食を食べているシーンだ
わんこ:お〜いシロウ、ちゃんと食え
ガンビオーネ:じゃあ普通にシチューとか食っていますが、今日はきまずく、顔伏せて黙って食べていましょう
GM:「天にまします我らが父よ…」ってやつ? みんな祈りを捧げているのに、君だけなんか食べ始めてるのか?(笑)
ガンビオーネ:そうそうそう…ぱくぱくぱくぱく
GM:「ローザ=マリア、なんてことを! 何度言ったらわかるの!? 祈りが終わってからでしょ!」
  聖職者以前の問題なんだけどこれ(笑)
ガンビオーネ:「イエス・キリスト万歳」祈り終わり(笑)
GM:万歳だし…
ガンビオーネ:そういえば姉さん。姉さんは気付いていなかったんですか。この……まぁ無言で適当に、言葉を捜しますが
GM:「この、ね…え〜と、何でしょう、あの…随分前に、あなたと不幸な戦いをするっていう、悪い夢を見ましたけど。あぁ、神よ」
椎名:この人は、実際に起こってるのに夢だと思ってるのかな
わんこ:「それは夢じゃありません」とか言ったらまたバトルが勃発しそうだ
ガンビオーネ:確かに(笑)じゃあまぁ事情を話しまして、実はそれは夢ではないんですよ、その悪夢こそが現実だったのです
GM:「そ、そんな…でも、わたしたちはこれでうまくやってるじゃない。ダメなのかしら」
ガンビオーネ:そうなんですよね。確かにわたしたちはうまくやっているからこのまま暮らしましょうとかでもいいんです。ですが
GM:「どこに、ここがそういう…悪いエミュレイターの月匣内だとか、誰かの幻覚だとかそういうことが…
   わたしの感知能力からしても、ありえないです。現実です」
ガンビオーネ:姉さん、わたしたちの感知能力は大した事がないとわたし最近考え…試してみたけどダメでした
GM:多分姉さんの感知能力は、あなたの100倍はすごいよ
ガンビオーネ:うおぉ
ヤム:ぜ、0はどんなに100倍しても0です…(笑)
ガンビオーネ:まぁ、アレですよ。あくまで作り物とわかっていると、夢って味気ないですし。
       まぁ、わけわからなくなってしまいましたが。じゃあ箒持ちまして退室しようとします
GM:「あぁっ…待って、ローザ=マリア」と、奥のほうから、ごっとんがったんとすごくでっかい入れ物を持ってくるね
ガンビオーネ:な、何ですかそれは
GM:「行ってしまうのなら、これを持っていきなさい。ここが夢の世界だったとしても。先日、救世旅団の本部よりこれが届いたわ」
わんこ:なんか、最終回のLVアップっぽい
ガンビオーネ:確かに…
GM:「あなたに渡すのは、ちょっと迷ったんだけど、使いなさい」
ガンビオーネ:何故渡すのですか……あぁ姉さん、この箒は…
椎名:うおっ
相川:重量8だって…
椎名:すげっ。ガンビオーネさんでなきゃ使えないよ
ヤム:マジックブルームがマッシュブブルームに見えて「あ〜すげえな〜」って(笑)ガンビオーネさんにうってつけだと思った
ガンビオーネ:じゃあ、箒に祈りを捧げてから「ありがとう、また向こうで会いましょう姉さん」と言って、抱きしめていきます
GM:「えぇ、会いましょう」ってですね、あなたを見送ってくれる。どっちに乗るの君、箒?
ガンビオーネ:そりゃもちろん、クロスパニッシャーもらったのにしまっといてウィッチブレード乗ったら
       ボコボコにされるじゃないですか(笑) もちろんクロスパニッシャーですよ
GM:はいはい。形状としては、でっかい十字架だ。下の方にマシンガンついてる。上の方にロケットランチャー
相川:うわぁぁぁぁぁ――――!!!(笑)
椎名:アレか!!(笑)
ガンビオーネ:何かあったっけ
椎名:え〜と、ウルフウッドの持ってる…
ヤム:トライガン
わんこ:い〜な、かっこいいな〜
GM:完全にコレ一緒
ガンビオーネ:じゃあ、夜の闇に飛び出しま〜す
ヤム:射撃キャラになっちゃうんですかガンビオーネさん…
GM:でもウェポンマスターリィ使えないと思うよ。これ射だから
わんこ:コレに乗ってウィッチブレードで攻撃か…
GM:攻撃は可能だぜ、乗りながらでも
ガンビオーネ:そっか。でも修正入らないから
GM:ちなみに乗ってる状態だと、命中に-4かかっちゃうからね。ウィッチブレードの方にも
ガンビオーネ:お姉さんはこれをいやがらせでくれたんですか(笑)

GM:はい、次、椎名
椎名:どうしよう…
GM:ん〜と、椎名はどこにいるかだ…じゃあ道場だな。稽古の音みたいなのがしていたんだよ。
  で、「ぐわぁ!」って誰かがやられた音がして、何か一言二言話した後、一人が出て行った音が
椎名:それを私はどこで聴いているのか?
GM:廊下とかじゃない?
椎名:じゃあ出て行ったあたりで入ろう。中にいるのは誰かな
GM:君の親父だね
椎名:親父…では誰が出てったんだろう。負けた人が出てった感じっぽかったのかな
GM:ううん。勝った人が出てったっぽい。で、独り言言ってるんだけど。「くっ…俺は兄貴には勝てないのか…」
椎名:どわぁ!! 伯父さんか〜! ここでまた新たなNPCが!!
GM:君の親父の兄が、才蔵なんだよ
椎名:え、そうなんだ!? 知らなかった
わんこ:才蔵強ぇ〜〜!!!
相川:竜胆丸とは従兄妹だったのか
GM:そうそう。つまり、この人は元々は小泉半蔵だったんだよ。で、婿養子になって椎名半蔵
椎名:あぁ〜なるほど。だから家族ぐるみの付き合いか
GM:で、どうする?
椎名:え〜と…この三ヶ月で父親にはそれなりになじんでそうだな
GM:結構なじんでる。結構いい人だった。実は
椎名:じゃあ手ぬぐい渡そう
GM:「こ、耕一郎、いつの間に?」って感じで、ばばって感じで立ち上がるね。「ち…息子には見られたくねえ場所を見られちまった」
椎名:そ、そんなキャラだったのか…
GM:そうだよ
わんこ:何か逆に好感沸いてきた…
椎名:えぇ、お疲れ様です
わんこ:むしろこの本家の二人より、向こうの竜胆丸とかの方が強かったりして…
GM:補足説明をさせてもらうと、椎名家の椎名流って忍術があるんだけど、それの師範代みたいなのが才蔵なんだね
椎名:うおぉ。才蔵何気に連絡員とか言って偉かったのかそもそも。
   もしかして才蔵ってまともなキャラの中では、忍者としての実力が上から二番目だったりする?
GM:あ〜、そうだね
椎名:あ〜〜そうか、そんなヤツをアゴで使ってたのか私は(笑)
GM:それでね…彼はちょっと迷った後に、なにやら話しだすね。
  「悪い夢を見たんだよ。お前に話すのも、アレなんだがな…」と、夢の中でも兄にはやっぱり勝てなかったみたいなんだ。
  でも夢の中の彼はもっと権力志向の高い人間で、勝てないことを理由に武者修行の旅に出ちゃうんだよ。
  それでもやはり勝てなくて、結局、椎名流忍術師範代の座を奪われてしまうわけだ。
  で、力を得る為にエミュレイターとかに魂を売って、力を得て師範代に返り咲こうと画策するっていう…
  何とも三流の悪役みてぇな立場になっていて…
ヤム:サクセスストーリーですな…(笑)
椎名:アンサクセスじゃないのか?
GM:…と、言うけど
椎名:う〜ん…いやぁ、どうしようかな(笑)ガンビオーネさんのお姉さんと違ってさ、
   和解出来てないんだよね私元の世界に戻っちゃうと。
   そういう意味では、和解したいな〜っていう気持ちもあるんだけど…
GM:「だけどよ、ちょっと不安になることがあるんだ。実はコレが夢で、アレが現実なんじゃないかって…」
椎名:じゃあ「その心を失わずに、そのまま聞いてください」って言って…全ての事情を話そう
GM:彼はすごい驚いたような表情をするんだが、そうだね、腹をくくる感じになるね。
  んで、目の下にクマが出来たりして、悪役っぽい顔になっていくけど
一同:うわぁ〜〜〜〜!!!!!!(笑)
GM:「そうか。こっちがやっぱり夢だったか…」
椎名:やばい。墓穴を掘ったかもしれん
GM:「なかなか、お前と過ごした三ヶ月、楽しかったぜ。だが、俺はもう、元には戻れねぇとこに行っちまったからな…
   …決着は、つけるか?」
椎名:「それが宿命ならば、仕方ありません」
   …あぁ、物凄い悲惨な事を言うと、プラーナ内包値が最大値の半分を切ってることなんだよなぁ
GM:「もう、元には戻れないとこまで行っちまったんだよ、俺は…」

GM:はい、行動値を振れ(笑)
椎名:うわ!! 本気か!!!(コロコロ)ば、バカなっ!!!!! やばい、動揺している!
GM:(コロコロ)
相川:(GMの行動値を見て)ぎゃ――――――!!!! …ていうか待て、これは椎名を助けに行かないとマジでやばいぞ
椎名:マジでやばいよ
ヤム:これ助けに出て行っていいんですか
GM:ん〜まぁ、いいとはいいけど。まぁ1ターンくらいはやらせてくれ
椎名:シューズの紐を切ってくれ
相川:じゃあ慌てて、みんなに0-PHONEで連絡を取ったけど「椎名が、椎名が出ない! 椎名の身に何かが!?」
GM:(コロコロ)えーとね、44で命中。で、回避-20ペナルティ
椎名:ふざけんな(笑)
わんこ:実質50いくつ!?
ヤム:(分身を使用してクリティカル値7だから)六分の一で避けられるから大丈夫でしょ
椎名:(コロコロ)カァン!!!
(一同爆笑)
ヤム:やっぱ強いな〜、対親父戦は…
GM:「なかなかやるな」(笑)どうぞ
椎名:仕方がない。「では、私も本気を出させていただきます。暗黒の流れ星・弐式!!」えっと、初撃必中
相川:すごい、弐式になってる!
わんこ:そう、スクリューパイルドライバーがついてる
椎名:(コロコロ)だめだ。え〜と54
GM:(コロコロ)え〜と…5ってファンブルじゃないか
わんこ:これは落ちたかな一撃で。おぉ強いぞ
椎名:いや、私の時点でHPがもう65あるから、もっと高いはずなんだよ
GM:(コロコロ)
ヤム:ファンブルしたんじゃないんですか
GM:いや、回避だ今の。分身持ってるよ
椎名:持ってるか。持ってなければそもそも振れないから、さっきのは防御ファンブルだったんだ
GM:え〜と、6ね。防具ありだよね。54か…随分強くなったもんだなぁ
わんこ:素の攻撃力こっちより高くなってやがる
椎名:命中値が20しかないけどな。これはとりあえず六分の一の必中でカバーだ
わんこ:なんか、戦闘能力こっちより高くなってるかもしれない…
椎名:一応私ね、専門の前衛なんだよ! 忘れてるけどみなさん
ガンビオーネ:確かに…
GM:「ぐっ…なかなか使うようになったじゃないか。だがまだまだ甘い!」
わんこ:しかし、コイツの攻撃は避けられないホントに…
椎名:避けられないホントに…六分の一なんだよ私の避けられる確率が
GM:(コロコロ)ファンブルした〜
椎名:関係ないよ!!(笑)
わんこ:どのみち20は引かれる
GM:え〜とね、そうだね。命中25の、回避-20だ
わんこ:ファンブルしても25って何だコイツ
椎名:え〜と、分身して15。クリティカル必須だからクリティカルで絶対回避、要は六分の一!(笑)
ヤム:結局六分の一か
椎名:(コロコロ)ダメだっ! 防御力紙だからなぁ
GM:(コロコロ)…59点
わんこ:まだ死なない
椎名:(コロコロ)死にやしねぇ!!
わんこ:しかしコイツら速いからな〜1ターンで落ちるんじゃないか(笑)
GM:すげぇ速いな〜、一分以内でこんなことやってんだよな〜全部
わんこ:ずばばばばっ
椎名:残り36!
ヤム:常人の三倍のスピードで闘ってる…
相川:あ、赤いのか
GM:あ、まだ動けるし(笑)
ヤム:そうそう
椎名:やばいな、やばいな…3だ(笑)後一撃喰らったら割と落ちかねん
わんこ:この人がコアだったらちょっとラッキー
椎名:ラッキーではない! 私もう死にかけてるぞ!
わんこ:ラッキーヒットして落とせる可能性が無きにしも非ず
GM:まぁいいや、普通に攻撃〜(コロコロ)
椎名:あなたの出目は関係ない!!(笑)
GM:あ、そう?(笑)
わんこ:振らなくたっていいって、ファンブル出したってどうせクリティカル出さなきゃよけないんだもん
椎名:(コロコロ)ダメだ!!
GM:(コロコロ)じゃあ58ダメージ
椎名:(コロコロ。出目は2)
一同:わぁ〜〜〜〜!!!
わんこ:落ちたなこれは…
椎名:落ちたかな…えっと、21点減点
ヤム:58だから…
わんこ:37点
椎名:じゃあ-1になりました
GM:一応生死判定か
椎名:え〜と、15だから…いいや、内包値削ってしまえ。筋力10で信仰心5だから割と死亡判定入るときついんだよね
   (コロコロ)クリティカル。生きてる生きてる。HP1、重傷。「ダメだっ…」
GM:「まだまだ…」

椎名:んで、1ターン経ったんで誰か来てくれ
GM:待った待った。イベントでいく。じゃあ君にとどめをさそうとするところを、あなたのお母さんが止めに入る。
  「半蔵、何をやっているの!?」
わんこ:びくって感じで震えないかな
GM:うん、そうだね。「う、これはいや…その、いや…そ、そうだ、稽古だ、稽古をつけていたんだ!」
椎名:死亡判定いったけどね
GM:「え、とてもそんなようには見えなかった…わたしの耕一郎に何をするの」ってな感じで、君を抱きしめてくれる
相川:お母さんが生きてたら、この人トチ狂わなかったかもね…
GM:そうなんだよ
わんこ:実は恐妻家だったんだな
GM:じゃあ君は、朦朧とする意識の中で、母親に介抱されるように…
椎名:どっちにしても、この状況で、明日から普通に生活が続いても、父親がまともに戻るとは思えないんだけど(笑)
わんこ:むしろアナタはこう、地雷踏んだね〜
椎名:くぅ…
GM:じゃあ、君は意識を失うね。で、目を覚ます。君の自室になるね
椎名:HPは?
GM:全快してる。で、枕元に母親が看病し疲れて寝てたりするんだけど、そのまた後ろに、ゆらりと影が(笑)
椎名:誰だ!?
GM:親父だよ
椎名:う〜わ〜
GM:手には抜き身の剣を持っている…
椎名:またかぁ!!(笑)
GM:君の方に近づいてくるね
椎名:じゃあ0-PHONEを素早く取り出して…え〜と、誰かな、1、2、3、4…(コロコロ)え〜、相川に
相川:あ、やっと繋がった! 椎名、今どうなってるんだ!!
椎名:今すぐ、私の部屋に来てくれ!
相川:「わかった、今すぐ行く!」ぶちっ
椎名:どっちにしても、危険な状況であることには変わりはない
GM:枕元に寄ると、膝を揃えて座るね
椎名:おや?
GM:「耕一郎…」刀をどすっと枕に突きつける。「俺もミズホが生きていれば…現実のように、狂わなかったかも知んねぇ…。
   だが、俺のしてしまったことは…もはや、取り返しがつかん」
椎名:さぁ…でも、この人別に人を殺してはほとんどいないんだよね
GM:まぁね。でも、「立場上、俺はやはり、お前を止めなくてはいけない」
椎名:「その心があるのなら、我々と一緒に古代神を倒すのに協力してください」
   ちなみに、本当に協力されると一瞬で終わってしまいそうなので別にいいんだけどね(笑)
わんこ:いや、だってコイツ相手じゃいくら古代神と言えども、あの能力値じゃあ…でも、特殊能力封じるフィールドがあったっけ
ヤム:うん。それに当たっても50何点じゃ弾かれますよ
GM:「それはもう、俺には出来ないんだ。もはや契約しちまったからな…」(ごそごそと何かを探し始める)
わんこ:まさか一人一人に新装備が出てくるのかな…
GM:「だけど、ここで、お前が行くのを見て見ぬフリくらいは出来る」
椎名:この世界ってのは…我々が元の世界に戻ったら消えてしまうんだろうか
GM:「わからない。何やら、高度な複合された夢のような世界、というふうに聞いたことが」
椎名:という事は、結局私たちが見ている夢なのか、これは
GM:「いや、全員が囚われたままなら、それが現実になる夢だ」
ヤム:あぁ、このまま居ついちゃうと危険なんだ
GM:そのまま居つくと、これが現実になる
わんこ:悪くないような気がしなくもないけど、うん
GM:パラレルワールドみたいなのが出来るって事で、実際の世界は君たちがいない状態で続いていくみたいだね
相川:それって実際の世界滅びてるって
わんこ:滅びちゃうな
椎名:三ヶ月続いてるしなぁ(笑)
相川:いや、時間軸が違うと信じるしかないよ
椎名:では、「母上に、あなたに逢えて嬉しかったと伝えてください」
GM:「いや、目が覚めたら俺も帰っちゃうから、あまり意味ねぇんだけど…」
椎名:じゃあ手紙を残しておこう。一応真相は全部書いておくか
GM:「まぁ、何だ、その…ミズホと一緒に生活してみて、何だか俺も、そうだな、目が覚めたような気分なんだ。
   だが、もし、現実に戻っても、お前とはもうやり直せないだろう」
椎名:う〜ん…「古代神を倒せば、全てが丸く解決すると信じております」
GM:ご都合だな(笑)
ガンビオーネ:責任転嫁なんじゃ…
GM:「…現実に戻れば、俺は、消える。それで、許してくれ」って感じで、後ろを向く
椎名:どうしよう…「助けられなくて、申し訳ありません」
GM:あなたの前から消えるってことだよ
相川:そこで、免許皆伝みたいのをポンと放り投げないの? この前なんか拇印とったやつ
GM:あぁ。じゃあポンと放り投げて
椎名:いや、私からとったやつは、私から免許皆伝のやつを譲り受けますってやつだから、破ればそこで問題ない
GM:じゃあ話しながら破るんだな。びりびりびり。「ま、この夢が醒めるまで、もうちょっと、この夢に浸っている…じゃあ」
椎名:手を振ろう。しゅんっと消えるんだろうか
GM:まぁ、消えるは消えるけどね。刀が残ったままだよ
わんこ:刀?
GM:こういうものだ(データを手渡す)
ヤム:(笑)またあてつけのようにいらんものを…
わんこ:あてつけだぁ〜!!(笑)
椎名:ぐわっ!
わんこ:可哀そうに…(笑)
相川:あ〜の〜、そんな風にしてると〜、箒に乗って二人ほどぼ〜んと飛び込んでくるよ。
  「椎名大丈夫か〜!!」とか言って。後ろに秋世乗せて
椎名:あぁちょうど入ってくるあたりか

GM:じゃあ次の人。わんこ。家だけど…
わんこ:じゃあ近頃ようやく覚えた、肉に火を通す方法を使って…(笑)
GM:今日もね、桜葉さんが
わんこ:はぁ、ありがとう。何か新しい飼い主を見つけた気分
GM:いやあの、なんとご飯も作ってくれるね
わんこ:な、なんて凄い人なんだ!
GM:キミがバイトから帰ってくると、弟妹が腹をすかせていたみたいで、通りがかった桜葉さんがメシを作ってあげたみたいだ
わんこ:わ〜、なんてありがたい
GM:「はっはっは。子供達の泣き声が聞こえてしまってね」
ガンビオーネ:何か「キラリン」って歯が光りそうなキャラになってる…(笑)
わんこ:何か顔を赤らめておいてみよう。うわ、なんて優しい人だ
GM:「何、ロードワークの途中だ」
ヤム:確かに、美少女の家を訪ねる美少年だよな構図としては…(笑)
わんこ:わんこも着ぐるみを脱いでみたら、割とまともな美少女でした、ってことで
ガンビオーネ:でも、着ぐるみ脱ぐと誰だかわからなくなってしまいますから(笑)
ヤム:致命的だ…(笑)
GM:何かいろいろあってね、子供たちもなんか全員寝てしまったよ。そんな感じで、二人でTVでも見ている状態だね
わんこ:そういやロードワークはいいの? またおじさんとおばさんにどやされるよ
GM:「今は…ちょっと、ここにいたいんだ」
わんこ:わかった。じゃあいればいい
ヤム:百合ってヤツですか
GM:凄く健全だと思うんだけど(笑)
わんこ:見た目はね(笑)
GM:いや、彼は男だよ
わんこ:え?
ヤム:あ〜〜〜〜〜、被害者か!!
ガンビオーネ:ヤム現象が起きた…
わんこ:アイツ別に、男性として育てられたからであって、男性になりたいワケじゃ全然なかったんだけどなぁ
GM:あー、もう完全に男だと思われる
わんこ:あ〜、う〜、そっか。(ヤムを見る)だ、大丈夫…傷が再発してる(笑)
ヤム:ぶゆ〜ん、ぶゆ〜ん…
わんこ:じゃあまあ、普通に、このTVという箱を眺めつつお腹減ったな、とか考えてる。ちなみに食事食ったのは30分前
ガンビオーネ:早すぎる…
ヤム:何て新陳代謝だ…
GM:では、何気な〜い感じのセリフで、「僕と…付き合ってくれないかな」とか言うけどね
わんこ:え〜と〜、付き合うってナニ?(笑)
GM:「あの、その、え〜と…一緒に、遊園地とか行ったり、アイスクリームとか一緒に食べたりすることだよ」真っ赤になりながら
わんこ:あぁ遊園地かぁ…ん〜と、それはすごく大歓迎なんだけど、特にアイスクリームあたり。
    イマイチ人間社会の習慣とかわかってないから
GM:「そうなのか。僕が教えてあげるよ」って感じで
わんこ:それは何か、よくわかんないけど、アイスクリームに釣られてうんうん言ってしまうんだろうなきっと(笑)
ヤム:騙されてる…(笑)
GM:「そうか、やった! OKだね!! ありがとう!!」ってワケで
  「僕はもう遅いから、ロードワークに戻るよ! 本当にありがとうね!!!」
相川:タイヤががらんがらんがらんがらんと…
GM:そう。ずずずずずずずとむちゃくちゃ重い音が
わんこ:じゃあボクは「付き合うって何だったんだろ?」といつまでも考えていよう
GM:キミが何もしないんなら次の日になるよ
わんこ:次の日になるんだろうなきっと
相川:いや、オレが秋世の話を聞いて、みんなに、何とかして脱出しようっとかいう風に集合かけたいな、って思ってるんだが…
GM:そうだね。じゃあそういう電話がかかってくるけど。その後に
わんこ:あ〜、それだったらちょっと対応変わってくるな。え〜とじゃあ、付き合うってのがよくわからないけども…
    遊園地とかアイスクリームとかはちょっと出来ないかな。凄く心残りだけど。じゅるっと
GM:なるほど。ではキミが外に出る準備をしていると、弟と妹が何故か全員起きて、「姉ちゃん、行っちゃうの?」
わんこ:あれ? あぁあぁ大丈夫。ちょっと…ね。アナタたちの残りの二本の足を取り戻してくるだけだから(笑)
GM:「僕たちも連れてってよ!」ってみんな言うけど
わんこ:でもね、アナタたちまた何かケルベロスになったりとかするかもしれないし…(笑)
GM:じゃあ、妹と弟がそれぞれ融合して、巨大な犬っぽいやつになったよ
わんこ:うわ、何故!?
GM:「連れてってよ!」
わんこ:うん…まぁ
ヤム:いや、ここで弟と妹が「じゃあ僕たちの身体を武器にしてよ」って言って、ガシャン、ガシャン、ガシャン…
(一同爆笑)
わんこ:「オレタチヲ、ツレテイケ!」(笑)
ガンビオーネ:防御力が上がりそうだ…
GM:はい、採用
一同:うわ〜〜〜〜〜〜!!!(笑)
わんこ:そうだったのか! これって、自分のあの…魔器にしていいんですか?
GM:いや、違うよ。自分の魔器につくの
わんこ:なるほど〜
ヤム:がしんがしんってついてパワーアップするんだ(笑)
わんこ:強ぇ〜〜〜(データを見て)「スーパーぶっさし君」と「スーパー着ぐるみ」。要するに改になるんだ。ランスは参式だ…
    …なんてこった、こんなことがあるとは!! ちょっとびびった
椎名:しかもこれ、リアクティヴアーマーだよ
わんこ:死ぬじゃん!!(笑) やべぇ、え〜と、ちょっと待ってよ…超巨大武器はどう書くか…
ヤム:命中が-1とかで、攻撃が+5、魔導が+2…
椎名:むしろ一番怖いことは、重量が増える事かな
わんこ:え〜と、肩当を外せばなんとかなる
ヤム:みんな筋力あるのね

GM:…じゃあ相川君
ヤム:…
GM:…(笑)
相川:…あ〜、ヤ、ヤムは…ヤム先にどうぞ
ヤム:アタシ多分死にました(笑)
相川:な、何で!?(笑)
GM:いや、相川君でいいや。君は…どうしてるっけ今
相川:さっき椎名に電話をかけたけど出なくて、で、電話繋がって、「来てくれ」と言われて、
   秋世を後ろに乗せて、ウィッチィズ・サルブかけて箒で突っ込んでったところだけど
椎名:まぁ勘違いだったんだけどね(笑)まぁそろそろ来てる頃か
相川:全くもう人騒がせな…まぁとにかく無事でよかったよ
GM:なるほど。では全員集まったわけだね。だが一人来ていない人がいる。それは…
ガンビオーネ:あ、アイツだ…
ヤム:はぁ…(笑)
相川:ヤムにも連絡をもう一回とろう
GM:ヤムには連絡がつかない
相川:ヤム、どこに行っちまったんだ〜!
椎名:そうか…ヤツがコアか!!(笑)
ヤム:アタシに悪役のロールプレイをしろと言うんですか(笑)
ガンビオーネ:いや、アイツの口車に乗って、わたしは地下鉄にまで送り込まれてしまいました
相川:それはヤムのせいじゃないと思うが。とにかく、ヤムに連絡がつかないってことは、ヤムの身に何かがあったに違いない!
GM:じゃあ椎名の家に集まってるんだね。そうすると、表にアンブラのマークが入ったトラックが止まる。
  で、宅配便みたいなアンブラの社員が相川の方に来るね。「再春館秋世さんはこちらにいらっしゃいますか?」
相川:あ、後ろにいます
GM:「あぁ、わたしです」って感じで、ちょっと大きめの箱を受け取ってハンコを押してる
相川:何が来たんだ?
GM:「これ、幾夜に使って欲しいと思って。幾夜ってウィザードなのにさ、箒とか持ってなかったじゃん」
相川:(データを手渡され)あ〜、箒が来た
わんこ:どんなもんだろう
GM:こういう形だ(机の上におもちゃの剣を置く)
ガンビオーネ:ぶわぁ…
ヤム:ふははははは! わかりやすい…(笑)
椎名:な、何の
GM:ん? 1/144テムジン
ヤム:バ、バーチャロン…アレですよ。ガシャンてかいてプシューン! って撃つんですよ
GM:いや、それは出来ない。ファーストバージョンだもん
ヤム:古…
相川:ん〜、ウィザードなのに、とかいう風に言われてもなぁ
ガンビオーネ:幾夜さん、箒はウィザードのたしなみですよ。それにほら、これアレですよ。「プレゼント」ってヤツですよ
相川:あぁぁ…何か、すっげー悪い気がするんだが〜〜〜
ガンビオーネ:あぁ、何だったらわたしが使いましょうか(笑)これ、非常に重いくせにペナルティーもきついんですよ
ヤム:何かソウルキャリバーとかをやってて最後に手に入る武器がみんないいのに、
   このキャラだけ何でこんな武器なんだ、っていう、そんな状況…(笑)
ガンビオーネ:言えてますね…キャラごとの差が…
わんこ:キャラごとに、最終的に手に入る伝説の武器ってのがあるのに、同じ欄に一人だけなんか、木刀とか…
GM:射/白だから垂涎の武器だね(笑)
ガンビオーネ:まぁ…え…でも、まぁまぁですかな
GM:そんじゃあ、ハイ。こういうところで、ここのシーンは終了するよ
ガンビオーネ:あれ、ヤムは…
相川:ヤムが何らかの事件に巻き込まれてしまったと考えるのが普通だろ。ヤムを助けに行かないと…
ガンビオーネ:アイツがこの世界を選んだからで、誰にも責めることは…(笑)
わんこ:ヤムがやっぱりコアだったか…(笑)
相川:いや、ヤムが一番元の世界に戻りたがってたはずだぞって
ヤム:まだアタシのシーンかどうかもわかりませんよ。このまま終了するまで出てこないかもしれない(笑)

GM:で、次のシーンはヤムのシーンだ。ヤム一人だけの登場で、他の人は出られません
ヤム:は〜い
GM:君は夜、普通にご飯を食べているね幸せに。塩野義さんと一緒に
ヤム:幸せだなぁ…全く、疑いようもなく幸せだ(笑)
GM:疑いようもなく、完璧にな。そうすると、食事が終わってからTVを見ながらだべってたりするんだけども、ふと塩野義さんが
  「ヤムちゃん、ヤムちゃん。こんな日が、ずっと続くと、いいね」
ヤム:残念ながらアタシはそうは思わないアル
(一同爆笑)
GM:「何、どうしたの、急に」
ヤム:く、クソくだらない。アタシは本当は男だったアルよ
GM:「何言ってるの、あなたは女じゃない」
ヤム:とつとつとやさぐれ調で、前の世界のことを話しますよ。
   「というワケでここはウソ世界アル。あなたもきっとウソ人間アルよ。
    消されたくなければおとなしくしていることアルね、けっけ」
ガンビオーネ:邪悪だ…
GM:「あなたは、幸せじゃないの?」
ヤム:割と…(笑)いや、確かにこの生活はまぁ、幸せでとてもいいものだけれど、これは全て与えられたものアル。
   やはり自力で何かしないと面白くないアルよ。こういうのは。金もないし、全く
椎名:それが本音か…(笑)
ガンビオーネ:破魔弓もないし…(笑)
GM:「そう、なん…だ。ちょっと、リサーチが足りなかったカナ…」
ヤム:この程度で満足させられると思ってるヤツがいたら、反吐が出るアルね全く。アタシの爪の垢でも煎じて飲んでほしいものアル。
   とりあえず、ひとまず金の山でも出してほしいものアルね(笑)
ガンビオーネ:もしかして、金塊に埋もれてカカカカとか笑う世界の方ですか?(笑)
わんこ:そしたら、すごく幸せで何のためらいもなくここで暮らしてたかもね(笑)
GM:「じゃあ、あなたも、あの辛い現実を望むの?」
ヤム:ん〜…辛い現実を望むというより、面白い現実を選ぶといった感じアルかねぇ
GM:「そう、なん…だ。残念だな、ヤムちゃんを、殺さなきゃいけないなんて」
ヤム:…それは一体どういうことアルかミツキ!! ぐぁはっ!!! どごぉっ…
GM:じゃあ演出傷で。あなたは気絶した
ヤム:バ、カ、な…
GM:そんな中、あなたはある夢を見る。夢使いの師匠サン・テンホーが、「ヤム、夢クンフーを信じるのじゃ!」
わんこ:夢クンフー…
椎名:物凄い後ろ向きな技だ…
ヤム:アタシ忘れてたアル。あなたに教えてもらった奥義を…狼牙風風拳を!
(一同爆笑)
椎名:負けそうだ〜〜(笑)
わんこ:絶対負ける(笑)
ガンビオーネ:噛ませ犬ですね…
GM:「何を言ってるのじゃ。ワシが教えたのは繰気弾じゃ」(笑)
わんこ:さらに負けそうだ〜「き、効かねぇだと!?」と言わせるための技…
GM:「ヤム。これから、お前は夢の世界で闘うことになるだろう」
ヤム:で、でも、勝つ自信がないアルよ…アタシには、金も装備も、ライフパスももうないアル…
GM:「いつまでも装備に頼ってるからそうなるんじゃ!」
(一同爆笑)
ガンビオーネ:正論だ…
GM:「おぬし自身の力で何とかせい!」
ヤム:し、師匠〜〜〜…わかったアル、アタシやるアル!! じゃあえっと、自分にですね、最強最強最強…(笑)
GM:我、無敵なり、我、不敗なり、我…
ヤム:我、最強なり!! がががが〜〜!!!!!(笑)
GM:自己暗示じゃねぇかただの
ヤム:じゃマッチョになりました。ふ〜〜〜(笑)
GM:「その意気やよし。これは餞別じゃ、持っていけ」
ヤム:ぶ!(笑)
わんこ:やっぱり装備か〜(笑)
ヤム:師匠、ありがとうアル!!
椎名:武器に頼るなとかさっき散々言っておきながら…(笑)
ガンビオーネ:全くです(笑)
ヤム:「クク、クククク、待っているアルよミツキちゃん…」
   って言いながらどことも知れぬ出口に向かってざっざって歩いて、
   サークルメイカーでがぁ〜んってこの夢の壁を破壊しながら進みましょう
GM:あ〜、はい。黄泉の世界かもしれんがな…
わんこ:なんか微妙にインテリっぽいコメントが書いてある…
ヤム:(笑)ドリームキャッチャー…これがドリームキャッチャーか…
GM:みなさん、新装備の使い方はわかったかな? 何か質問がある人は
ヤム:わかりました
椎名:わかったんだけど、今、キャラシーのデータの書き換えに時間が…
ヤム:問題はこんな物を渡されるってことは、敵が途方もなく強いっていう、そんな気が…(笑)
わんこ:でも、前回の敵と同じくらいの強さでもさぁ
相川:前回と同じくらいの強さの敵だったら死ぬってば!
わんこ:うん、プラーナがない分絶対死ぬんだよね
GM:ドリームキャッチャーの使い方はわかるかな? 現の夢が3d6になるから
ヤム:えぇ。だから現の夢〜、うりゃあ(コロコロ)おっしゃあ、+15だぁ(笑)
GM:そうそうそう
ヤム:でも、3d分減るんですよね(コロコロ)おぉ、8…
相川:しかしオレは今まで箒なんか使ったことないからルールがわから〜ん(笑)
わんこ:実はボクも箒を使ったことはない
椎名:私もないよ
ガンビオーネ:箒って攻撃力低い人にとっちゃ、すごいいいんですけどね…
ヤム:箒は楽しいよ
ガンビオーネ:うん。あと強いですよ普通に

GM:…さ、皆さん準備はいいかな? では、椎名邸だ
ヤム:みんなお待たせアル
GM:君は出てこないんだ
ヤム:あれぇ!?(笑)しまったぁ!!
わんこ:そんなヤムが、ヤムやんがいないよ〜
GM:ヤムには連絡がつかないね
椎名:まさか既に敵の手に…
相川:うん、何かがヤムの身に起こったと見て間違いない。急ごう!
椎名:どこに行けばいいの、ヤムの家?
相川:早速箒に乗ってくけど「うわ、どうやって操作するんだコレ!?」(笑)
ガンビオーネ:え〜い、これだから素人は
椎名:あの、タケコプターに初めて乗った…(笑)びゅ〜〜ん
相川:あはは、そんな感じ(笑)…後ろに秋世乗せてるけど、何か怖いな〜
ヤム:(手の平をヘンな角度でカクカク動かしている)
椎名:何やってるの?
ヤム:こんな風に飛んでる
相川:あはははは
わんこ:さぁみんな、ヤムの家にいくぞ〜〜〜!
ガンビオーネ:お〜〜
GM:じゃあぴゅ〜って感じで塩野義邸に着く
わんこ:お〜いヤムやん、起きてるか〜い
椎名:ヤム、無事か〜
GM:電気はついてないね。人の気配がしない
相川:じゃあ突っ込んでく。どぉ〜〜〜〜ん
椎名:私は別に飛べないから一階から入るか
わんこ:超聴覚〜、中で何が起こってるか聞いてみよう(コロコロ)え〜と20…33で、聞き耳をそばだててみた
GM:人の気配はしない
わんこ:誰もいないかな
椎名:待って、私の目を持ってすれば、とりあえず暗闇でも完全に見通せるんだがないだろうか
GM:でも、物質にさえぎられて見えないな
椎名:くっ…透視はない!
相川:壁突き破って中に突っ込んでったんですが、何かない?
わんこ:何か、性格変わってるアナタ
相川:いや、だから操作出来ないんだよ〜。ど〜んと
GM:自分で演じてるだけじゃないか
ガンビオーネ:あなた、秋世の命がかかっているんだから、もうちょっと…軽率でありますよ…って、わたしが説教してるって何か凄い
相川:あぁ、そうだ…ぎゃあぁ説教されてる
GM:では扉の前に全員着いたよ
相川:げほげほげほ
わんこ:「ヤムや〜〜ん」って言ってがちゃっと開けてみよう
GM:真っ暗ですな
ガンビオーネ:とりあえず明かりをつけるか
GM:倒れている焦げ茶色の物体が。犬だ! 犬が倒れている!
わんこ:ウーリンが
ガンビオーネ:生きてそうですか?
GM:え〜と、眠らされているみたいだね
椎名:ぱしぱしぱしぱしぱしぱし…
わんこ:何をする〜!!!(笑)
GM:「わんわんわんわんわんわん」
ガンビオーネ:起きましたよ…
わんこ:わ〜んわ〜ん。わぉ、わぉ、わぉ〜〜?
椎名:くそ、誰かスピークウィズアニマルはないのか!?(笑)
わんこ:ボク喋れる〜。わぅ、わぅわぅわぅ
ヤム:「ご冗談はおよしなさいわんこ殿」
(一同爆笑)
わんこ:えぇぇぇぇぇ!!!! ウーリン、アンタ、そんな風にボクを…
GM:「あ、主殿が、さらわれるときに、不覚にも眠りに陥らされてしまいました…主殿が大変なのです」
わんこ:それを聞いたら黙ってはおれんぞ
GM:「さぁ、早く助けに行って下さい」
わんこ:ちなみにどこに行ったのかはわかるかな
GM:「うぅ、奴らは外へ出て行ったようだ。だが、行き先の方は…ワタクシの鼻がなんとかする!」
一同:おぉ〜〜〜!!!
ガンビオーネ:犬みたいだ
椎名:犬だけど…
わんこ:くんくんくん。あ〜、ボク、ヤムやんの匂い覚えてるから追跡したいんだけど
GM:嗅覚は持ってるの?
わんこ:いや、聴覚しか持ってない
GM:じゃあ、目標値38で
わんこ:それはクリティカルが出なくちゃムリだなぁ(コロコロ)ムリだぁ〜
GM:ウーリンウーリン…(コロコロ)おぉ、すごいじゃないか。クリティカルしたぞ
ヤム:すげぇ!!
GM:(コロコロ)「こっちでございます。主殿はこっちです」わんわんわんわんって吠えながら
わんこ:あんまり吠えられると、このボクの着てる服とか槍とかがわんわん吠え出すから…(笑)わんわん
GM:「フン、フェンリルとケルベロス風情がこの高貴なる箒のワタクシに敵うと思っているのかな?」
わんこ:ぶちっ(笑)
GM:「笑止!」
相川:う〜ん、ケンカはいいから早くヤムのところに案内してくれ〜
わんこ:わ〜、ダメだよみんな〜、そんな怒っちゃダメだよ〜〜
ヤム:がしゅんがしゅんがしゅんがしゅん! 変形!!
わんこ:でも戦闘力はない
ヤム:次元潜行装置!!
わんこ:うわぁ

GM:では因縁の場所、学校に着いた
ガンビオーネ:全く、この学校にはいい思い出がありませんね
椎名:ないね、カケラほどもないね(笑)
ヤム:くそぅ、破壊しても直されちゃうし…
わんこ:ボクいい思い出しかないけどここ。新しい飼い主にも会えたし、この学校結構好きだけど…
椎名:私は後ろから観察していただけだからな〜(笑)
GM:悲劇には直接加わってないんだよね(笑)
ヤム:まぁ、アタシもいい思い出しかない…かな
相川:いい思い出もあるし、悪い思い出もいっぱいある
GM:決戦の時だ
わんこ:…で、何を決戦するのか未だによくわかんないんだけど(笑)何なんだ一体今度の敵は?
椎名:確かに、まだ何なのかがよくわからないよね
相川:学校内…う〜ん、何かフォートレス化してそうだ
GM:うん。じゃあ中が10階層くらいのフォートレスだったんだが、紙面の都合により割愛だ(笑)
椎名:うわぁ
わんこ:あの〜、ボクが全部見つけました
相川:え〜い、こんなフォートレス、突っ込んでく!! どどどどどどどどと
ガンビオーネ:じゃあ、額の血を拭って「はぁ…」(笑)
ヤム:「みなさんご無事でございますか」
ガンビオーネ:なんとか、ね

GM:え〜、着いたのは屋上。ヤムがすまきにされてその辺に転がされてあった
ヤム:ぎゃあ、ぞんざいな扱いだ〜
わんこ:じゃあ早速クロスパニッシャーをばぁんって撃って、拘束をふっ飛ばします
ヤム:ぎにゃあ(笑)
GM:ずががががががと…一発くらい当たってるかもしれんが、じゃあ拘束が解かれた
ヤム:み、みんな聞くアル。この世界はニセモノアルよ
相川:…んで、屋上にはヤム以外にもいるんだろ? ミツキさんの姿をしたヤツ
GM:じゃあ彼女は全くそのまんまの姿で、こっちを振り返る。
  「最初に断っておくけど、わたしはあの古代神とは、直接の関係はないわよ」
ヤム:じゃあなんでこんなことしたアルか
ガンビオーネ:全くですよ。さっさと出してくださいよ
椎名:この人の素性がちょっとわかんないなぁ。一体何なんだろう。「アンタは一体何者なんだ」
わんこ:本物のミツキさんなのかな
椎名:違うと思うけどなぁ…
相川:いや、ミツキさんが心の中では、平和な生活に戻りたいって思ってたのが何か、重なり合ってこんなになっちゃったとか…
ヤム:セリフを聞く限り、あのアタシの身近の人ってことは確かなんだけど
GM:じゃあヤムの方に向いて、「あなたにはじめて逢ったときから、これは狙っていた事なのよ」
わんこ:そうかこの人、百合の気があったのか…見た目から考える
ヤム:バカな…ミツキちゃん〜、目を覚ますアルよ。後リサーチが足りないアルよ
GM:(笑)「わたしは、塩野義ミツキであって塩野義ミツキではないもの」
ヤム:ふむ
相川:多重人格みたいなものか
ヤム:深層意識とか何かかも知れないけれど
ガンビオーネ:敵がただ姿を借りてるだけじゃないんですかね
GM:「そうね、呼び名としては…『悪夢の女王』とでも、呼んでもらいましょうか」
相川:悪趣味だ!!
ガンビオーネ:悪夢の女王…
わんこ:まぁとりあえず、ヤムと同種類の人間だというのがよくわかった(笑)
椎名:なるほど
GM:「まぁ、固有名詞としては…イーライリリィと呼んでちょうだい」
わんこ:イーライリリィ?
GM:うん。これも製薬会社の名前だ
ガンビオーネ:リリィは百合にしても、イーライって何だ
椎名:だから百合なんだな
わんこ:わざわざヤムを女に変えるくらいか…
ヤム:で、その「悪夢の女王」様がいったいなんでこんなことをしたアルか
GM:「あなた方が現実で死にそうだったからよ」
わんこ:死んだ…(笑)
ガンビオーネ:がたがたがたがた…(笑)
GM:「ちょっと介入して、いずれ現実になる夢を見せてあげたのだけど、あなた方にはお気に召さなかったようね」
相川:うん、ヤムの言葉じゃないが、本当にリサーチが足りないな
ヤム:ま、わんこを生き返らせてくれたことには感謝するアルよ
わんこ:ボク生きてないかもしれないよ(笑)
椎名:会うと死んじゃったりね
わんこ:もしかして、この新装備を持って君たちに刃向かうかもしれないよ?(笑)夢の中の住人として
ヤム:ま、夢の中でも会わせてくれたことには一応感謝するアル
GM:「夢は、多人数が強く思えば現実になるわ」ヘンな理論を展開する。番長理論だ
椎名:まぁ、妖怪が強く思えば存在するのと似たようなものか
ヤム:夢程度では…ちょっと浅いアルね。記憶を根こそぎ変えるくらいはしなきゃ(笑)
椎名:すごいよアンタも(笑)
ガンビオーネ:黒い…
ヤム:ちょっとその点については夢使いとしてツメが甘かったアルな、イーライリリィさん…
GM:「そうですか」話を要約すると、彼女は凄い精神体みたいなんだね。で、今は塩野義ミツキさんの精神に入ってるみたいだ
椎名:ってことは、肉体はミツキさんの肉体なの?
GM:そう。彼女の精神とは一応別らしいんだけど…かなり本人の精神に影響されるみたいだね
ヤム:にゃ、る、ほ、ど〜
GM:「…で、心の奥底にある」ヤムを指差して「あなたへの思慕の情とかね」
ヤム:はぁ〜〜〜オカマってモテるんだなぁ何か
わんこ:そう、モテたねぇ何か(笑)でも別にオカマだったから、とかじゃなくてアナタの外見に惚れてたりじゃないかこの人。
    わざわざ女にするくらいだし
ヤム:ん〜…何だか幾夜、あなたの苦悩がわかった気がしたアル(笑)
ガンビオーネ:おんなじレベルなのかそれ…
GM:で、「古代神の手にかかって死ぬよりは、わたしの夢の中で生きてちょうだい」と、みなさんにヘンなこと言うけど
わんこ:やっぱそっちの方がいいような気もしなくもないけど…
椎名:私はそれはちょっと拒否したい
ガンビオーネ:夢ってわかっちゃうと…
GM:いや、全員が望めばこれは現実になるよ
相川:イヤだな。望まな〜い
椎名:「望まん」に一票入れる
わんこ:あの、ボク別に、ここに弟たちもいるし…(笑)一緒に、きっとみんなついてきてくれるさ
ヤム:う〜〜んにゃ、これは悪い夢アル。だってお金をくれるユーリオンさんがこっから逃げろって
(一同爆笑)
相川:そんな理論かい
GM:よく覚えてたな。なかなかやるな。「そうなの…残ってくれないと言うの…」
ヤム:どうせ何かしらの下心とか色々何か悪い事が後で起きるに決まってるアルよ。こういうのは
GM:「そんなことはないわ」
ヤム:…いーや起こる! みゅ〜んみゅ〜ん…ほら起こる!!
(一同爆笑)
ヤム:我、最強なり!!!(笑)
ガンビオーネ:うわ〜〜
わんこ:夢使い同士、何か話が凄いかみあうようでかみ合わない(笑)
GM:じゃあみゅ〜んみゅ〜んと返してですね
ヤム:かっはぁ!! 幸せ幸せ幸せ…(笑)
椎名:幸福剤が…(笑)
GM:「ここには何も不幸な事はないのよ。このまま、平和のままあなたたちは一生を終えることが出来るの」
ガンビオーネ:完全に疑いようもなく幸せですよ
ヤム:ぱぁ〜ん。えぇ〜い、とりあえず3億ヴァルコを誰から貰えばいいアルか!!(笑)
相川:最初っから何度も言ってるだろう、オレの幸せは悠里がいないところにはないんだよ!!
GM:「あなたの子供のこと?」
椎名:何かあんまり、足りない事に対してこれが不満だというと何かそれを現実にして、納得させられそうで怖いなと今思った。
   こういう場合は、夢の存在自体を否定した方がいいと思う
GM:「あなたのお相手とそのまま付き合っていれば、いずれできるわよ」とか言ってる
相川:だからもうなぁ…悠里をモノみたいに扱うな、何度も「できる」なんてそんなふざけたこと言うんじゃない!!
GM:「何度も出来る、じゃなくそれはあなたの子供本人よ」
椎名:まぁ、そうだけどね
相川:もう、だから、悠里は現実の世界で古代神にとり憑かれて苦しんでるのに、それを助けに行かないで何がオレは悠里の…
GM:「それとはまた別の話。元の世界とはここは完全に切り離されて、また別の世界になるの。
   そっちの世界とは完全に切り離された、新たなパラレルワールドができるわけ」
   で、こっちが現実になると自分たちには向こうの世界の記憶は全部なくなるわけだね
ヤム:よし、じゃあ「光子・光線〜〜!!!」び―――――。頬を掠めて撃ちます。どしゅーん
GM:何をするんですか?
ヤム:そういうことなら、別の世界を要求するアル。
   今すぐ、現実世界と同じ状況に戻すアルよ! もちろんわんこは生き返らせてもらうアル
(一同爆笑)
椎名:それはいい!(笑)
ヤム:それで手を打とうアル!!
ガンビオーネ:それは現実世界と全く同じ別世界になるのではないでしょうか…
椎名:それはそれでいいのでは…
ヤム:それは望むところ
ガンビオーネ:いいのですか?
GM:「あなたの目の前には、今、古代神が剣を振り下ろそうとしているところよ」
椎名:まぁ確かにな(笑)
相川:それでも…いや、それが望むところだ、オレをそこに戻せ!!
ヤム:我々には、今は何物にも代えがたい武器が手に入ったアル!
(一同爆笑)
相川:また金か〜〜〜〜!!!
椎名:心とかじゃないんだ…
わんこ:でも、武器があっても負けるときには負けると思うんだけど…
ヤム:ん〜まぁだけど、ここは虚勢を張らねばならないところだから
椎名:まぁね。魂(プラーナ最大内包値)は物凄い勢いで削れてるんだけど事実
ヤム:とりあえず、この世界は気に食わないアルね。これ以上かもしくは今提示した条件の世界を出すのなら話は別、アルけどね!
GM:「死ぬとわかっていて、あなた方を帰すわけにはいかないわ。それが宿主の願いでもあるしね」
椎名:まぁ確かに死ぬだろうなぁ…
相川:死んでもいいからオレは戻りたい
わんこ:死んでてもいいからボクも戻りたい
一同:よく言った!
ガンビオーネ:死に場所くらい自分で選ぶ、ということか…
GM:「ならば、わたしに勝ってから…ということ」

かくして、ミツキことイーライリリィとの戦闘が始まった。
第1ラウンド、まずは椎名が煙玉を投げ射線を妨害する。


わんこ:ここか…え〜い、ヘンなトコに撃ってくれたな
椎名:いや、敵の方が速いからさ、何かヘンなモンが来ても困るなって思ってさ。これだったら範囲攻撃で巻き込まれても私だから

ヤム:もうウーリンに乗ってていいですか
GM:あぁ、ウーリンもじゃあ、演出しよう。「主殿!!」
ヤム:「ウーリン!!」うぃーん、がちゃ〜ん!!!(笑)
GM:合体! って感じね
ヤム:いつもの、決まったシーンが流れるんですよ
GM:ぎぃぃぃんってやつね(笑)
ヤム:うぃーん、げしん

椎名の次は早くもミツキの攻撃。ミツキはアース・クラスターを全員に飛ばしてきた。
ダメージ判定にファンブルするも威力は55(つまり基準が65!)。これによりわんこを除く全員がかなりのダメージを負う。
わんこはプラーナ全開のミラー・シールドで魔法を弾き返すが、ミツキには避けられてしまった。


ミツキの次は椎名の二回目の行動。椎名は2sq先からミツキに暗黒の流れ星を仕掛ける。

わんこ:引き込んで撃て〜!!
ヤム:ぎゅ〜〜ん、どぉ〜〜ん(笑)不思議だ
GM:違うよ、こうじゃないの?(爆笑)
わんこ:吸い込んで…
椎名:こうやって、当てた後にがぁ〜んって離れるんだ
ヤム:マッシュのメテオストライクだって上からいくぞ(笑)

隠し武器により攻撃は必中。さらにダメージにプラーナを使用し、防御にファンブルしたミツキにかなりの打撃を与える。

椎名:これが私の、新必殺技だ
GM:「なかなかやるわね」ってか、身体自体は塩野義さんのもんなんだけど
椎名:くぅっ。心苦しいが、まぁ…私の身内がのるほど…
相川:平気。こういうヤツは大体身体を重傷に追い込めば出てくんだよ
ガンビオーネ:(笑)出てこなかったら…
GM:ダメージ的には粉微塵にするくらいのダメージを与えなきゃダメなんだけど(笑)

ガンビオーネは福音を使用。ヤムはウォーター・ケープとウォーター・カーテンを多重発動しわんこの抗魔を上げる。
わんこは闘気を全て攻撃力に割り振り、相川は行動カウントを1に下げ終了。
再びミツキの行動が回ってきた。


GM:射線は妨害するのか、単体攻撃だと。つらいな〜、ひどいな〜、そうすると強力な魔法使うしかないじゃん(爆笑)
  え〜…コレだな。リーヴス・トルネード。木の葉が舞い切って、葉の刃のような竜巻になって襲うぞ

ミツキの呪文詠唱中に椎名が暗黒の流れ星を仕掛けるが、ジャッジ不能の状態のミツキにほとんどダメージを与えられずに終わる。
そして、いよいよミツキの魔法が発動する!


ヤム:対抗で紐ほどき!
GM:何?
ヤム:で、超対抗でドリームオブリアル! 自分の魔導力を3D上げる!
GM:なるほど
ヤム:うりゃ〜!(コロコロ)14上がった。で、魔導力ジャッジもめちゃくちゃプラーナを使おう。
   18点プラーナを使って…こっちが能動でいいですか、この場合
GM:いいよ。一緒だったらそうなだけね
椎名:ちなみにそっちの基準値は?
ヤム:75だ!!(笑)(コロコロ)83
GM:(コロコロ)すごいなぁ…ん〜…70くらいしか行かなかったと
ヤム:ははははは(笑)
わんこ:じゃあ魔法は打ち消されたか
ヤム:防いだ。ぱぁん
椎名:リーヴス・トルネード…えっと、絶対命中の魔導力+3だ。きつかったな喰らうと

ガンビオーネは全力移動でミツキに接敵する。ヤムはメジャー・アルカナで自らの魔導力を更に高める。

ヤム:これでアタシの魔導力は70だ!!(笑)
ガンビオーネ:アホだ…

わんこはスーパーぶっさし君の特殊能力「三連牙」を使用する。三回連続で敵を攻撃するというものだ。
捨て身も併用しさらに攻撃力を上げ、叩き出したダメージは何と87、85、87!


わんこ:ぼかんぼかんぼかん
ヤム:気ち○いだな10LVパーティってやっぱり(笑)
相川:凶悪すぎる…(笑)
ヤム:でもまだ落ちてないご様子
椎名:50でちくとか言ってたからなぁ。HP三桁だろうし
ガンビオーネ:四桁かと思ったちょっと
(一同爆笑)
ヤム:FFのボスキャラですか!?
椎名:TRPGで四桁は、やばいやばい
GM:すばらしいダメージを食らわせていただきました。光子光線が楽しみだ
椎名:うわ〜〜〜

最後に相川がミツキに接敵し攻撃を仕掛ける。

ヤム:勇者登場…(笑)
相川:いや、ムリこの勇者は(笑)
ヤム:一瞬で否定しないでください(笑)
わんこ:プラーナがない勇者ってのはなぁ…

命中に天運を使用し死点撃ちを発動させるが、ダメージロールが奮わず大した打撃を与えられずに終わる。

第2ラウンド。椎名がミツキに暗黒の流れ星を仕掛けるが、命中が悪く回避される。
そして、ミツキは待ってましたとばかりの光子光線。煙玉で射線を妨害されているため、
目標となるのは接敵しているガンビオーネと相川のどちらかとなるが…


GM:びびびびびびびびびび…ピー。こっちの誰かだ。(ガンビオーネを指して)こっちが1、2、3、4…あ、1、2、3(笑)
ガンビオーネ:なんですか、その確率の当たらなさは(笑)
ヤム:えこひいきだ〜(笑)
GM:(ガンビオーネを指して)1、2、3、(相川を指して)4、5、6
ガンビオーネ:おっけい…ま、一人だけじゃ…
GM:(コロコロ。出目は5)
相川:ほ〜ら来た
ヤム:あ〜〜〜
相川:死ぬかなこれはやばいなぁ
GM:(コロコロ)命中が…未装備だよね…61だ
相川:よ〜けれ〜ませ〜〜ん♪
ヤム:当たっちまったよはっはっは
相川:(コロコロ)はいムリ。ダメージどれくらい行く?
ヤム:いや、これは…
わんこ:聞かない方がいいかもしれん…

この時点で、少なく見積もってもミツキは100点以上のダメージを食らっているはずなのである…

GM:(コロコロ)241の魔法ダメージだ
相川:わ〜〜〜〜い
わんこ:ボクがすごくダメージを食らわしちゃったから…(笑)死ねと言っているダメージか
ガンビオーネ:レイ・シールド〜(コロコロ)あの、抗魔が15点、バリアで増えましたよ…(笑)
ヤム:「おいおい、ここに焼けた石があるぜ?」
   「そうかよ、水をかけてみようぜ」
   「おぉ〜、全然何ともねぇよ」
   「『焼け石に水』とはこのことだ!」
(一同爆笑)
わんこ:「わ〜すげぇ〜、煙が立ってるよ〜」(笑)
相川:超対抗で瞬間闘気操作〜対抗で自分にダーク・バリア飛ばす〜(コロコロ)発動…これで抗魔+10(笑)
ヤム:「おい、『塵も積もれば山となる』って言葉もあるぜ」
   「でもよ〜、塵が二つじゃあまり…」(笑)
わんこ:多分この空間から消滅するだろ勇者
相川:え〜と、これで51点まで防げるから、19回クリティカルすれば生きてるよ!(笑)
ガンビオーネ:そうか(笑)
椎名:ムリだ…
わんこ:もはや何か…
ヤム:6の19乗? 計算をしてる気にもなれん
椎名:ていうか、吸血鬼でも余裕で死ねる
相川:(コロコロ)はい、ムリ
GM:うん
相川:(生死判定をするまでもなく)はい、死亡しました
わんこ:死ぬというか、消滅しただろ多分この世から
ガンビオーネ:なんか、これアレですか。ダイスで1D振って当たった人はそれで死ぬんで…(笑)
椎名:光子光線毎ターン撃てるし…
ヤム:クリスタニアか何かのリプレイで、ラスボスがあの20面体振ってその出た数字の人数が消えるっていう…
(一同爆笑)
GM:消える…?(笑)
ヤム:100人くらいで挑むんだけど、どんどん消えていくっていう…

気を取り直して、わんこが捨て身でミツキを攻撃。獣の気で回避をファンブルさせ、生命の刃も使用し、かなりの打撃を与える。
続いて椎名が暗黒の流れ星を仕掛けるが、やはりミツキにかわされる。
そしてガンビオーネの攻撃。プラーナを全てつぎ込み幻想舞踏を連続させ110点ものダメージを食らわせるが、落とせず。
二回目のミツキの行動より早く、ヤムの番が回ってくる。


わんこ:ヤム! ここで落とすんだ!!
ヤム:落とすって言っても、アタシじゃ…使うしかないねぇ。ばばばばばば…光・子・光・線〜〜〜!!!!!
GM:あぁ〜〜
ヤム:びびびび…命中値が凄すぎる(コロコロ)クリティカル〜(コロコロ)命中値は78だ(笑)
GM:朧月〜え〜、現の夢〜
ヤム:ちょっと待った、朧月は使えませんよ。これ魔法じゃないから
椎名:魔法ダメージの通常攻撃…あれ、魔法攻撃を行うだったような…
ヤム:ん〜、どっちにしろ朧月は〜あ、魔法攻撃だ。ということは、お〜、避けられるじゃないか
椎名:うわっ
GM:すまねぇな。じゃあブックオブドリームと、現の夢〜を使って(コロコロ)
ヤム:かわされるかな〜
GM:こっちの基準値は73です(コロコロ。出目は3)
ヤム:やったぁ〜〜〜〜!!!
GM:くそぉ〜〜〜(笑)
ヤム:基準値が68だ!
椎名:プラーナは?
ヤム:使うか。とりあえず解放力まで解放〜
わんこ:ホントに攻撃力がバカのようだ
ヤム:(笑)なんじゃこのゲームは〜…18、96と…とあーっ!!(コロコロ)よし、106点の魔法ダメージだぁ〜(笑)ばび―――――
わんこ:ダメだ、ボクの攻撃力なぞ大したことがないじゃないか(笑)
ヤム:みんな必殺技だから。もうあとはないから(笑)
ガンビオーネ:一回だけ飛ばせるってヤツですよ
GM:ん〜…魔法か。超対抗って二つ使えるよね
椎名:超対抗は無理。対抗と同時に使えるってだけ
わんこ:超々対抗なら使える
ヤム:超対抗同士だといけるんじゃないすか?
椎名:あの〜、対抗と超対抗は基本的に同じなんだよ
わんこ:対抗の後に超対抗は使えるけど
椎名:超対抗の方がエラそうだけど、一応立場は同じなんだ。重ならないって意味。
   だから表記としては「対抗1」と「対抗2」でもなんら問題ない

微妙に違う。対抗は宣言タイミングが明記されているが、超対抗は明記されていない(笑)

椎名:魔法は大部分対抗だから、超対抗が大体使いやすいことは確かだけど
GM:あぁ〜、そうなんだ。使えないからこのままいくしかないな。ブックオブドリームに使っちまった〜(コロコロ)
ヤム:それはスルーラックでファンブルにする〜〜
GM:やびぃ…
相川:GMがいじめられているようだ
ヤム:これでガンビオーネさんと同じくらいのダメージだ〜
わんこ:おぉ〜〜! 幾夜の仇〜〜〜!!!!
相川:あはははは(笑)ま、確かに…今度はこっちが死んだよ
わんこ:実際そうだよ、消し炭にされちゃったから
椎名:2ターンで出てるダメージ合計がやばいな(笑)
わんこ:絶対600くらい行ってるよな

1032でした(笑)ちなみにトップはわんこで340。

椎名:これが10LVパーティか…
ガンビオーネ:おかしくなってる…
わんこ:アホみてぇだ…みんなそれぞれ、必殺技を出すと…
相川:だって、HPなんて全然伸びないんだもんね〜それなのに与えるダメージだけぼんぼん伸びてくからね〜
ヤム:ただ後が続かない…
わんこ:そう、継戦能力がほとんどない。まだ一応ボクはいけるけど
椎名:とりあえず、プラーナがまだあれば続けられるんだよ。プラーナないと
わんこ:でもどうせ光子光線が来たら誰でも落ちるから関係ないし
椎名:どうだろう、私ってカウント残しておくべきだと思う?
相川:これで多分落ちる。落ちなかったら死ぬよ
わんこ:うん。もう一発、今度はガンビオーネさんがカウンターで喰らって…落ちる
ガンビオーネ:それはあります。大いにありえますね
わんこ:多分ダメージが、これで耐え切れられたら400くらい行くからね光子光線
ガンビオーネ:意味がありません…
ヤム:ホラせっかくみんな必殺技出してるんだから、椎名も何かかまして行きなさい(笑)
わんこ:椎名は普段から必殺技全開で闘ってるから(笑)

気になるダメージの結果は…

GM:すまん。重傷になった
わんこ:これでもHP0に行かなかったか
GM:ぐぅっ、畜生…もう一発撃ちたかった。33点くらい回復させていただければ重傷値回復するけど
ガンビオーネ:そんなことしたらお前殴って一人ずつ死んでいくでしょう(笑)
椎名:あぁ、アレだ。重傷値+1の状態で「光子光線」ぼしゅう〜〜〜(笑)
GM:300ナントカダメージって行くよ
わんこ:ものすげぇ、バカみたいなHPだけど、それを削りきるパーティもパーティだ(笑)

相川:すいません〜、消滅した〜
GM:君は遺体さえ残っていないね
わんこ:マ、マジで、いや、普通に今倒しちゃったけどこの後どうしよう。幾夜クンが…
ガンビオーネ:リ、リリィの胸元を掴みましてですね
      「ここが夢の中でだったら、幾夜が死んだのも夢の出来事のはず。つまり本体の肉体は生きているのではないのですか」と
相川:(笑)でも今戻っても死に掛けてると思うがな〜
わんこ:まぁ、どっちをとるかだよ。幾夜クンが生きてるかボクが生きてるかどっちか(笑)
椎名:確かに
GM:秋世さんが「幾夜ぁ〜」って、さめざめと泣いているよ
相川:もう何も残ってないよ。消し炭〜♪(妙にハイ)
わんこ:いや、消し炭になったっていうのはこっちの表現であって、ホントに消し炭になったのかどうかはマスター次第なんだけど
ヤム:あの、光が通り過ぎた後には何もなかったんだよ。死んだかどうかはわかりません
わんこ:行方不明宣言だ!
ヤム:ミツキ、アタシは見たアルよ…さっきの光子光線、一瞬逸らしていたアルね
(一同爆笑)
GM:「…バレちゃった♪」
椎名:番長理論が…(笑)
GM:え〜、そうすると空が割れていくのが見える。ぱきーん、ぴきーんと
わんこ:わぁ。幾夜は先にあっちに行ってるわよって
ヤム:みんな、元の世界帰るアルよ! 恐らく幾夜もそこにいるはず
わんこ:じゃあみんなでばーって空に昇ってくのか
GM:「古代神との闘い…頑張ってね」
わんこ:頑張ってね〜
一同:…
(一同爆笑)
わんこ:うわ〜、でも多分ボク生き返ってない〜

GM:え〜ではすぅ〜って行ってね、ここはまぎれもない現実だ
椎名:きついな〜、幸福の宝石消えちゃったしなぁ
わんこ:あの、ボク、心臓止まってる?
GM:何と生き返ってしまった
わんこ:うわぁ、都合だ
ヤム:電気ショック的でしょう
GM:え〜と、幾夜くんも一応いるけど、たとえ夢とはいえ消滅したことだから、かなりの精神ダメージを食らっている
ヤム:立っている人間が一人もいないってことに…
ガンビオーネ:誰かいますか自分らの他に
GM:そのままの場所じゃなくてさ、最後の部屋に突っ込む前だね。ユーリオンと話していたところ。
  「大丈夫ですか!? 大体分かってるんですけど私…いろいろ妨害があったみたいですね」
相川:魂だけが先に死んで抜け殻状態だよ
わんこ:じゃあ背後霊状態でぼ〜っと浮いてよう
GM:「しっかりしてください。あなた方は、今のところはまだ生きていますから、大丈夫ですよ」
わんこ:今のところって何だ〜
ヤム:すぐにも死にそうな表現だ(笑)
ガンビオーネ:こっちはカミーユが一人出来てしまったんですよ。どうすればいいんですか
GM:カミーユって誰
ガンビオーネ:夢の中で死んでしまった…
GM:あぁ…見事な発狂だなあれ。え〜、まぁあの、突入する前なんだけども
ガンビオーネ:ふむ、やっと本番を迎えることが出来ますね
相川:何か何回も予行演習してる気がするよね〜
GM:「何やら強大な力を持った存在の介入があったみたいで、時間に齟齬が出ているみたいですね」
   基本的にこちら側の時間は変わってないんだよ。君たちがちょっとおかしくなってるだけで

一同はユーリオンにHP、MP、特殊能力やプラーナ最大内包値まで全回復させてもらう。
LVUPこそ行わないものの、システム的にはシナリオが一本終わって新しいシナリオに入ったことになる。
しかし…


ヤム:ところで破魔弓はありますか?
GM:破魔弓? あぁ、ちょっと現実にくらっちゃったみたいだね。ない
椎名:うわぁ! あ〜、マスターの策略で奪われた
ヤム:わー、終わった…ははは
GM:本当の持ち主に戻ったんだからいいじゃないかよ〜
ヤム:パーソナリティが…(笑)
椎名:いやあんた、人のを奪ってパーソナリティも(笑)あ、ウーリンは?
GM:ウーリンもいるよ。「主殿、行きますぞ!」
ヤム:しょぼーん
GM:あれ!?(笑)「何があったんですか、主殿? 元気がないですよ主殿」
ガンビオーネ:主殿は破魔弓にうずもれてわははははって笑える世界に行かれたいのです(笑)
GM:じゃあ師匠の声が聞こえるね「あまり装備に頼ってばかりではいかんぞ!」
ヤム:はっ!
GM:「自分を鍛えるのじゃ!」
ヤム:そうだった! 我、無敵なり、我、不敗なり、我、最強なり!! ぷしゅ〜〜〜う(笑)
ガンビオーネ:ダメだぁ
椎名:夢使いの師匠じゃねぇよそれ

面々、これが最終決戦だと見越して、最大限まで借金してアイテムを買い込む。

わんこ:みんな準備できた〜?
一同:出来た〜
ヤム:今回アタシは攻撃力を求めずに、みんなのサポートに回ろう(笑)
ガンビオーネ:わたしもそうしましょう
わんこ:じゃあボクが基本的に突貫してくのか
相川:じゃあオレは後ろから助言飛ばしてるだけでいい?
椎名:私も煙玉投げつつ後ろからスクリューパイル(笑)
わんこ:ボクだけじゃないか〜(笑)またボクに死ねというのか!
    でもボク最初のほう攻撃しないから、最初のほうでみんな必殺出しちゃって
椎名:私の必殺技は最初に撃たないと出ないんですよ
ヤム:必殺技を出すと、息切れしちゃうからアタシ…(笑)

GM:よし、最大最後の最終決戦だ! いや、まだ最終決戦一個前くらいだけど…まぁ、いくぞ
わんこ:さぁ、突入〜
一同:がちゃ
相川:で、敵はまた四人くらい一緒にお供を連れているのか
GM:今回は三人だね
椎名:誰が減った?
GM:マーリオンさんがいない。一度倒しちゃったら入んないみたいだ(笑)
わんこ:かわいそうに…
ヤム:じゃあわんこもいない…
(一同爆笑)
わんこ:わんこも死んだ〜
GM:まぁまぁまぁ、でも普通の世界で普通に生きているんだろう。それはいいことだ
椎名:配置はどんな感じでしょう。同一sq?
GM:え〜と、前より半分くらい部屋が狭くなってるな
ヤム:狭くなってますね(笑)すごく狭いですねこの部屋…あの長ゼリ呪文をやられたらアウトですよ
椎名:よし、じゃあ前口上は何かあるかな
GM:前口上…
ヤム:前も言った(笑)
わんこ:以下同文(笑)
GM:「よく来たね勇者たちよ」
相川:あー、惜しい惜しい。ちょっと前までは勇者だったんだけどね〜、今変わっちゃったよ〜(笑)
椎名:神様になったよ(笑)
ガンビオーネ:神様だ(笑)
GM:「だが何になろうと、この私、古代神に勝てるわけがないだろう」
ヤム:そんなことはないぞ、みんな、扉の後ろに隠れるんだ(笑)ここから光子光線を撃ちつづけて…
(一同爆笑)
GM:え〜、「なんだろうな、何か変な感じがするんだが、前に一度闘ったか? いや、それは…」
わんこ:この古代神も何かマヌケだなぁ(笑)ふふ〜ん、そんなことはない。はじめてだよボクら闘うの。
    というワケで武器が強くなってるとかそういうのは一切ないよ(笑)
GM:あの悪夢の女王の力が、何か反則的な力だったらしい
ガンビオーネ:古代神の知覚力もたいした事がありませんね。クックック
GM:「く、侮辱するのか貴様!」
ガンビオーネ:はっ、侮辱?
わんこ:とりあえず仕切りなおし!
椎名:夢の世界で得た、この…(笑)胸毛の激しいモヒカンのロシア人のこの必殺技を!!(笑)
GM:「…まぁいい、ここで貴様ら全員が消滅するのは時間の問題だ。来るがよい」
相川:消滅するのは貴様の方だ! 今度こそ秋世と悠里を返してもらう!!
GM:「出来るかな、やってみるがよい」
相川:やってやるさ!!
わんこ:というワケで戦闘開始〜

かくして、古代神(+お供の人造人間トロイダル2、大いなる者水上かつき)との戦闘が始まった!
まずは椎名が煙玉を投げる。これが早速功を奏し、続くトロイダル2の攻撃は弾幕を張っただけで終わった。


わんこ:ががががががが(笑)
椎名:一発も当たらんなぁ
GM:くぅ、何か負けパターンだなぁ
ガンビオーネ:ふん、止まって見えるぜ
GM:負けパターンだこれ畜生。じゃあ神だ
わんこ:神が…コイツはホントに恐ろしい
ガンビオーネ:全くだ、あの呪文の長さと言ったら…
(一同爆笑)
椎名:恐ろしい…(笑)
GM:射線は7sqか
椎名:射線は7sqだが、ここは射線通らない
GM:射線じゃない。わんこのいるsqに対して魔法
わんこ:魔法なの?
GM:ディスペラー効かないとちょっと可哀そうだよね。じゃあ効いた。
  もし成功してたら、抗魔で判定して失敗するとカウント0になったはずなんだが…まぁよろしい
ヤム:じゃあぺかーん
わんこ:やったー止めた〜
GM:「何? 私のマジカル・ウェブが!?」

敵の攻撃が続く。次の行動は水上。

GM:下級神パワーを見せてくれるわ
ヤム:弱そう…(笑)
わんこ:弱そうだな…(笑)
ガンビオーネ:強いですよ。彼は水の力を充分に操ります
ヤム:充分にって(笑)すごい微妙な表現ですよ
GM:ジャッジメント・レイならここ通るよなぁ
椎名:やるんなら私のsqだ。入るのは私だけだ。それでも痛いけど
GM:つまんないな
椎名:カマン。犠牲が一名になっただけでも充分です
GM:じゃあリブレイドにしとく。こっちなら絶対命中だから当たる可能性もまだしも高い
椎名:そっちの魔導力を持ってすれば多分どっちもクリティカル必須の気が
GM:リブレイドー
椎名:絶対命中だっけ。分身(コロコロ)だめだぁ
GM:じゃあダメージね(コロコロ)コイツのリブレイドは一味違うぜ。え〜、9だから、54
椎名:痛ぇ…ファンブルしなければ多分大丈夫(コロコロ)
わんこ:援護魔法飛ばそうか?
椎名:届かないから。23点くらった

相川:質問。古代神の特殊攻撃無効フィールドってのはいつ発動のもの?
GM:通常だよ。超対抗とかにして欲しかった?(笑)毎回毎回超対抗ごとに私はあの呪文を唱えなきゃいけないのか?(笑)大変じゃん
わんこ:超対抗タイミングで、一言でも間違えると発動失敗とか(笑)
GM:何か神のカードみたいだね

ガンビオーネが自分にストーン・ボディ、ヤムがわんこにウォーター・ケープとウォーター・カーテンを使用。
わんこは武器をディスペラーからぶっさし君に持ち替え、終了。次は椎名の二回目の行動である。


椎名:人造人間に向かって「貴様、そこに入ったな。そこは私の間合いだ!」(笑)
GM:「何、バカな! 貴様、武器を持っていないじゃないか!!」(笑)
ヤム:うぃ〜〜〜ん、がが―――(笑)
GM:「うわぁ〜〜〜!!!!」(笑)
ガンビオーネ:わけわからん…
椎名:あーあー、(隠し武器で)必中必中必中
GM:すげぇ…
椎名:26点プラーナ解放(コロコロ)…81点
GM:スタイルチェンジとハードボディってことだよな
わんこ:(笑)容赦なく来たな。ダメージ通んないも同意語
ヤム:今防御力が+20くらいになってるよ(笑)
わんこ:スタイルチェンジってのは要するに、全戦闘能力値を闘気の分だけUPする能力だから(笑)
相川:でも超対抗でしょ。1カウントに1回しか使えないから同じカウントで複数攻撃すればそれでお終いのはず
ガンビオーネ:なるほど。同一カウントに物理と魔法を飛ばせばどっちかは通ると…(笑)
GM:(コロコロ)81点? じゃあ3点通った
一同:ぐあ〜〜〜〜!!!!
ヤム:堅ぇ…
ガンビオーネ:やっぱり魔法ダメージでないと意味がない…
わんこ:しかも次のカウントになったら、またスタイルチェンジが使えるんだよな…
GM:文句があるならきくたけさんに言いなさい(笑)

相川は行動カウントを1に落とす。次は人造人間トロイダル2の番。

GM:「さっきはちょっと遊んじゃったが、今回は…違うぜ」…コイツ5LVキャラだからなぁ。それほどのアレがない
椎名:恐ろしい(笑)5LVの人造人間が81点をほぼカッチンじゃねぇ〜(笑)
わんこ:ハードボディとスタイルチェンジとバーサークを使ってりゃそれくらい行くんだ。
    んでバーサークとかって抗魔力や魔導力も入るから、それなりに強いんだよね魔法も
ヤム:決して人造人間は魔法がヘタクソなわけではないっていう(笑)

トロイダル2は全力移動でわんこに近づき終了。
古代神に順番が回るが、古代神は行動カウントを1に落とし終了。


GM:ははは、神にカウントのかかる魔法などない
椎名:うわ! ひでぇ! たったの1秒であんな長い呪文を唱えるだと!?(笑)

ヤムとガンビオーネも行動カウントを1に落とし、再び水上の行動である。

わんこ:下級神さんだ
ヤム:何か下級っぽい技をやるさきっと
ガンビオーネ:「ひゃ〜はははははは」とか笑ってます(笑)
相川:悪役かよ
GM:は〜ひふ〜へほ〜ってヤツ?

水上は攻撃魔法を使おうとするが、行動カウント不足により何も出来ず、結局空間転移を使用しただけで終了した。
続いてわんこの攻撃。獣の襲撃、生命の刃を使用し人造人間を攻撃するが、
ハード・ボディの使用できないトロイダル2に殆どダメージを与えられない。


最後に行動カウント1で椎名、ヤム、ガンビオーネ、相川、そして古代神が並ぶ。
椎名は自分にリジェネレイト。ヤムは対抗でドリーム・オブ・リアルを使用しトロイダル2に光子光線を放つ。


GM:こっち回避出来んだよね(コロコロ)7か。微妙だ
ヤム:(コロコロ)おぉ、52で命中と言ってみます
GM:あぁ、全然ダメ
ヤム:全然リスクも何もなくてこの威力だから(笑)じゃあプラーナを全部突っ込んで〜っと
椎名:魔法攻撃ならそこそこ痛いはず
ヤム:えっと、基準値が68(コロコロ)おぉ、クリティカルした。(コロコロ)87点魔法ダメージ
GM:(コロコロ)ばかな
ヤム:ははは、これを毎ターン撃てるんだぜ(笑)
GM:やばい、短期決戦しないとこっちがやられる
椎名:何故GMが勝ちに来てるんだっ!?(笑)
ヤム:やられてくださいよ素直に(笑)

続いてガンビオーネがトロイダル2にロケットランチャーを撃ち込む。
命中でクリティカルを出し、絶対の信仰で必中。さらに退魔と幻想舞踏を限界まで使用し、人造人間にとどめを刺すが…


GM:それで逝っちゃったよ
わんこ:自爆か!?
GM:自爆はしないよ。クローンが来るだけ
椎名:うわぁ〜!!
ガンビオーネ:倒す意味ねぇ〜
わんこ:何だコイツ!?
GM:(盤上にフィギュアを新たに置く)トロイダル3号だ!
ヤム:出てきた! ホントに出てきた!!(笑)

しかし。

相川:小さな奇跡、そのクローンなかったこと〜!
GM:何と、トロイダル2がやられた!(笑)
ガンビオーネ:やられてたすか(笑)
ヤム:多分クローン製造会社が詰まったんですね(笑)
椎名:故障していました(笑)
わんこ:3は出てきませんでした(笑)「どこだ3〜!?」
GM:凶悪だよな、次のラウンドからとかいってさぁ(笑)
ヤム:アホかぁ(笑)
ガンビオーネ:シャレにならんわ
わんこ:まさかクローンまで取っていたとは
ヤム:どうしようもない

とにもかくにも、人造人間トロイダル2は撃破されたのであった。
続けて古代神の魔法ニュークリア・ブラストが全員に飛ぶが、かろうじて全員ダメージに耐える。
最後に相川が水上を射撃するが回避され、第一ラウンドは終了した。


GM:これは誰も死なないで倒せるかなぁ。いいペースだよ
ガンビオーネ:わからん
わんこ:問題は古代神の底力の方なんだけど

第二ラウンド。まずは椎名がリジェネレイト。
続いて、ウォークライで行動値を高めた相川が、一か八かのプラーナ全開タンブリング・ダウンを水上に。


相川:(コロコロ)86だ
GM:(コロコロ)…かかった
椎名:すてーん!
ヤム:ころーん!
相川:みんな今のうちに攻撃するんだ!
GM:ヒップホップ! うそ
(一同爆笑)
椎名:そんな水上さんはイヤだ!(笑)
ガンビオーネ:イヤだ(笑)
ヤム:イヤな水上さん…

次はガンビオーネの番である。

わんこ:やー、やれーやれーやっちまえ〜
ガンビオーネ:プラーナ10点使って、はぁ!(コロコロ)34てーんで命中
GM:(コロコロ)あぁ、当たった
ガンビオーネ:よし。ダメージにプラーナ20点使ってー、水上さんは確かクリーチャーだったですよね
(一同爆笑)
GM:確か前回確認してたんだっけ
ガンビオーネ:忘れました
GM:うん、クリーチャーとかエミュレイター扱いでよろしい
ガンビオーネ:わかった。退魔〜(コロコロ)74点。んでそのあと+10点
GM:(コロコロ)クリティカルした
ガンビオーネ:ぐえぇ
GM:(コロコロ)えーと、9が出たから19…ちょっと待って、今何点来たっけ
ガンビオーネ:74点でダメージに10点追加です
GM:えーと、30ぴったりに+10で40点来たんだ。ぐはぁ
ガンビオーネ:微妙ですね、効いてるんだか効いてないんだか

次はヤムと古代神の同時行動。まずヤムが水上に光子光線を撃ち、かなりのダメージを与えるが、落とせず。

GM:来たねぇ、三分の二は食らったよ
ガンビオーネ:あと一押し
椎名:一押しか、しかし
相川:古代神が来るんだ
わんこ:こいつの特殊能力の底が未だに知れねぇ

ヤム:(遊戯王風に)さぁ、神の攻撃だ(笑)
GM:射線が通ってるのは、ガンビオーネと相川か
相川:いつもやられ役だなぁオレら二人
ヤム:(笑)
ガンビオーネ:確かに…
GM:いいねぇ、素晴らしいよ
ガンビオーネ:大丈夫、わたしは結構硬いんです。パーティで一番硬いと思いました
GM:特殊能力、心ない天使。食らっていただこう
相川:うわぁ、HPが!
椎名:残り1になってしまう!!
一同:ぴよぴよぴよぴよ…
GM:(コロコロ)ぐっ、ファンブルした!! くそ、命中30だ
ガンビオーネ:プラーナ20点消費〜31から(コロコロ)はい、35で回避しました〜
相川:瞬間闘気操作〜プラーナを5点解放。これで26だ(コロコロ)うん、避けた
椎名:ファンブルしてなかったら40いくらか。きついな〜

次はわんこの攻撃である。

わんこ:じゃあいくぞ〜。水上さんに捨て身〜、衝撃波〜
椎名:3sq攻撃か
GM:ん、待った。対抗で古代神がイビルアイを発動。特殊能力を1つ打ち消します
椎名:何を消すんだ
GM:衝撃波
わんこ:これはこのままだと攻撃無効ということかな
GM:そうだな
わんこ:誰か、エア・ブレード持ってない?
相川:持ってるけど届かない。射線も通ってない
ヤム:そうだ、イビルアイは射線が通ってませんよ
椎名:あ、ホントだ
(一同爆笑)
椎名:素晴らしい!(笑)
相川:煙玉最強!!(笑)
わんこ:(コロコロ)…というワケで、命中は43
GM:(コロコロ)くぅ〜〜と…当たるな当たる
ヤム:ぐっさり
椎名:傍から見てると、煙の中から槍と共に衝撃がぼしゅっっと
ガンビオーネ:ワケがわからん絵ではありますが
わんこ:うりゃ〜生命の刃〜プラーナ解放して(コロコロ)クリティカルー(コロコロ)96点の物理
GM:物理と来たか…水上さんは神だから、物理は微妙だ。96(コロコロ)いかん、10点くらいは欲しかった…
相川:さすがにこれで重傷いくか落ちるかするだろ
GM:か、皮一枚…
わんこ:あぁ、残っちゃったか

続いて椎名が水上にとどめを刺しにかかる。

椎名:前に出てしまったがまぁ問題ない、いざとなったら私には白面がある(コロコロ)25…ちょっときついな
GM:25ね(コロコロ)…ちょうど25だ
ヤム:ふふ、能動で当たりだ
椎名:プラーナ14点解放。これで素が60だ(コロコロ)クリティカル(コロコロ)えー、79、物理
GM:(コロコロ)何、吸い込まれたの…79って言ったよね…落ちたそれで
ヤム:ぼぉ〜〜ん!!(笑)
わんこ:ぽーぽ〜ぽぽぽ〜
相川:店長、ごめんね〜あとでこの分もちゃんと働くから〜

コンビニ店長水上は、こうして倒されたのであった。

相川は行動カウントを4まで遅らせ、ガンビオーネは呪文詠唱に入る。

ガンビオーネ:1、2、3、4、5、6…呪文詠唱して終了
GM:(古代神の行動を1に遅らせる)
椎名:1にしやがった
ガンビオーネ:じゃあ呪文詠唱をキャンセル
椎名:なっ!(笑)姑息だ…

全員が古代神の攻撃に備え、行動カウントを1まで遅らせる。
行動が終了していると、対抗タイミングの魔法や特殊能力が使えないからだ。


GM:このゲーム、やっぱ、カウント1での闘いだね(笑)
ガンビオーネ:だってそれ以前にやるのってただスキ見せるだけじゃないですか…

わんこ:さぁ怒涛の一斉攻撃だ!!!(笑)
GM:誰から来るんだ
ヤム:アタシから行きますか。煙玉の中に入って、椎名に回復呪文、自分にウォーターケープ。
   両方ファンブルでも発動(コロコロ)14点回復
椎名:ありがとう、ほぼ全快
ガンビオーネ:わたしは一歩動いて前に出て福音。ジャッジ+3ですよおんなじsqの人

そして、古代神が攻撃魔法マジック・ミサイルを椎名と相川に使用。
ガンビオーネとヤムから魔法の支援を受けた椎名は何とかダメージに耐える。
相川は対抗行動を一切せずに魔法を受け、結果HPが残り2。重傷になってしまうが…


相川:覚醒〜ぺかー。さぁ、サンドバッグ状態はじめ
ガンビオーネ:罰ゲームのはじまりだ…(笑)
ヤム:(遊戯王風に)「罰ゲーム!!」(笑)

残ったメンバーが次々と古代神を攻撃するが…

椎名:(コロコロ)クリティカル、必中
GM:必中と来ましたか
椎名:どうしようかな…いいや、小手調べだ、通常攻撃(コロコロ)11で…57。攻撃力低いのは相変わらずだ
GM:(コロコロ)かきーん。妙なフィールドに弾かれて吸い込むことも出来なかった
椎名:バ、バカな、スクリューパイルでダメージが0だと!?

わんこ:じゃあ行くで〜。捨て身じゃあ〜(コロコロ)命中が38じゃあ
GM:(コロコロ)当たった〜
わんこ:たぁ、生命の刃〜こっちもまずは小手調べ(コロコロ)80のダメージ
GM:同時行動だから、対抗の行動使えるよな。じゃあ生命の刃を打ち消す
わんこ:打消しってイビルアイ? それは通りません〜
椎名:あ、はは(笑)
GM:煙玉の、バカ!!(笑)
ガンビオーネ:しかしすごい何か、傍から見ると絵的に卑怯だ(笑)
ヤム:もわもわもわもわ、ぴ―――――、ざしゅ、どかーん(笑)
ガンビオーネ:どっちかっていうと悪役が「ふふふ、わたしがどこにいるかわかるまい」みたいな(笑)
GM:ここまで煙玉に悩まされるとは(笑)

相川:瞬間闘気操作で命中に割り振って、自分にエア・ブレード(コロコロ)発動、これで射程が1伸びた。(コロコロ)うーん、35か
GM:(コロコロ)34だ
ヤム:瞬間闘気操作とエア・ブレードを使ってやっと当たる…(笑)
相川:(コロコロ)ぷー。34点。風魔法ダメージ
GM:(コロコロ)かーん

第二ラウンドはそれで終了。

第三ラウンドの頭で、古代神は常時能力のリジェネレイトを発動させ、前のラウンドで喰らったダメージを回復させてしまう。

GM:(コロコロ)24点回復したな。全快だ
ヤム:ぴっかぴっかの♪
わんこ:超対抗はひどいよなぁ
GM:超対抗じゃない、常時だ

まず、助言を貰い行動値60に達した椎名が相川と同じsqに移動し、ハイパー・ヒーリングプログラムを起動させる。

椎名:(コロコロコロコロ)99点! カンスト!!
相川:ありがとう〜全快
椎名:次の行動カウントでばーん、煙玉!!(笑)
わんこ:何かもう、ここに何か回復役というかアホなような男がおる(笑)

次は古代神の行動…みんなが(二重の意味で)恐れていたものが、ついに。

GM:相川に接敵して呪文だ。「私は、遺書が嫌いだ。葬式も嫌いだ」
椎名:うわあ〜!!(笑)
わんこ:特殊能力無効化フィールドか!(笑)
GM:「死んで、涙と祈りの中、手厚く葬られるよりは、むしろ生きたままカラス共にこの穢れた身体を啄ばませよう…」
   というわけでですね(笑)
ヤム:「しかし見よ、この刀、このかく力、全てを…」えーと(笑)
GM:はい。私を中心に範囲3sq内、2ラウンド特殊能力全て無効です
相川:これって箒についてるヤツなんかも無効?
GM:それは別に、関係ない
ガンビオーネ:それって空間内に入ったら特殊能力無効なんだよね
GM:そうだよ。射撃武器なんかでも特殊能力なら全て無効
ヤム:じゃあ外から光子光線撃っても消えるんですよね
GM:そうだね
わんこ:抗魔力で何か対抗ありませんでしたっけ
GM:あーそうだ、ごめんごめん。(コロコロ)58の抗魔で対抗

みんな抵抗に失敗。しかし…

ヤム:プラーナ最大解放ーで58(コロコロ)おお、よし出た。
   はっはー、使えますよ特殊能力(笑)プラーナは殆どなくなっちゃったけど

しかし特殊能力の封じられてしまった仲間たちに、もはや古代神に対抗する手段は残っていない。
かくして、何とかして古代神の周囲3sqから離脱し、特殊能力を復活させようと試みる。


わんこ、ガンビオーネ、椎名はそれぞれ古代神の周囲から離脱。
わんこは再度獣化し、ガンビオーネは武器を持ち替え、椎名は煙玉を投げて終わる。

唯一抵抗に成功したヤムは、光子光線を古代神に放つがダメージを与えられない。

相川はGMの挑発に乗ってしまい(笑)箒の特殊能力ブリッツ・セイバーを宣言。
エア・ブレードも併用して攻撃を命中させるがダメージは僅か。


再びわんこ、ガンビオーネの番。わんこは武器をディスペラーに持ち替え終了。ガンビオーネは闘気組み換えで行動を終わらせる。
そして、また古代神の番が回ってくるのだが、ディスペラーで魔法は無力化されてしまう…


GM:俺の魔法じゃない攻撃って…通常攻撃か。「私に通常攻撃をやらせるとは…(笑)なかなかやるな」
  (コロコロ)すごかったりして。相川に36で命中
相川:ははは…36か(コロコロ)クリティカル。(コロコロ)ダメだ。24だ止まった
GM:(コロコロ)ん〜とね、83点…
わんこ:強ぇ〜! 何だコイツ
ヤム:そうだった、この人は別にインファイターでもあるんだった(笑)
わんこ:ジリ貧だ。なんと言うか、スパロボで最後のラスボスにHP回復台がついてると、
    エネルギーが切れかけると何にも出来ない状況だ
ガンビオーネ:言えている…
ヤム:くそぉ、やはり勝てないのか(笑)
相川:プラーナを20点消費しとこう。残り30しかなくなるが(コロコロ)…しまった、ちょうど重傷になってしまった。ばったり
ガンビオーネ:おわぁ
GM:「ふっ、口ほどにもない」

最後にヤムの行動が残っていたが、何も出来るわけでもなく、そのまま第三ラウンドは終了した。

第四ラウンド。行動値で椎名を抜いたわんこだったが、一方後ろに下がって終了。
続いて椎名。やはり後退して煙玉を投げ終了。
ヤムは相川をウォーター・メディスンで回復させようと試みるが、わんこのディスペラーが仇となり回復できず。
ガンビオーネは古代神を銃撃するが回避されて終わる。
次は古代神の番。


GM:誰かにサイコブラストを(コロコロ)椎名、(コロコロ)47で命中
椎名:47か…何? メガブラスト?
GM:サイコブラストっていうんですけども、特殊能力で、攻撃が90の魔法ダメージ
ガンビオーネ:即死するね…
椎名:プラーナ20点解放。で、46(コロコロ)ファンブルしない、避けた
GM:じゃあ、食らったら骨も残んないようなメガロブラスティックが通っていきました。ぼばーとね
椎名:骨も残んないよホントに、90点って(笑)

続いてわんこが三連牙を発動、古代神を攻撃するが大したダメージは与えられず。

GM:三連牙勿体無くない? こんなトコで使うの
椎名:特殊能力消えてる状況で使うからな〜
GM:(笑)考えなさすぎるな。キミたちの息の根を潰したかもしれないぞそれで

椎名は相川のいるsqへ全力移動。
ヤムは行動カウントを1へ落とし、ガンビオーネはわんこ、ヤムのいる方へ全力移動。
味方を分散させ古代神の範囲攻撃の犠牲を少しでも少なくしようという魂胆だ。
古代神も行動カウントを1に落とす。


三回目の行動で、椎名は再び相川にハイパー・ヒーリングプログラム。全快はしなかったが相川は重傷から回復する。
わんこはカウントを1に落とす。そして、行動カウント1。古代神の攻撃だ。


GM:ではサイコブラストを使おう。誰に行くかまず(コロコロ)…椎名
椎名:私か。プラーナがあんまり残ってないんだよな
GM:(コロコロ)クリティカル(コロコロ)52の命中
椎名:それは死にかねんな…
ヤム:ちょっと待ってくださいよ。それをスルー・ラックでファンブルにするってどうかな
椎名:あ、そうか、その手があったか
ヤム:アタシが特殊能力使えることがはじめて役に立った
GM:それアイテムだから誰でも使えるんだけどな(笑)ファンブルすると25になる
椎名:25だったら(コロコロ。1ゾロ)28、よけた(笑)
GM:ずごぉぉ
ヤム:ほっ
椎名:恐っ!!
GM:未だ90ダメージを食らったヤツはいねぇか
椎名:あの、二回とも私に来てるんだけど(笑)

ヤムの番が回ってくる。

ヤム:よし、やるぞ〜。タンブリング・ダウン(笑)
ガンビオーネ:意味あるのですかそれ(笑)あ、行動ジャッジが半分になるか
ヤム:はい。だからボコれますよ、多分
相川:敵の抗魔は50と見切った
ヤム:こっちの魔導力は50だ!!(笑)
GM:完全に互角か…あぁ、もうめんどくせぇや。イビルアイ、打ち消し。魔法もだよこれは
ヤム:何、イビルアイかー
GM:問答無用で打ち消し
ヤム:どうしようもねぇ(笑)
相川:そのイビルアイってのは何回使えるんだ
GM:無限
ヤム:(笑)
相川:それってやばいねぇ
ガンビオーネ:GM満載ですな…
GM:でも、一応あの、MP使ってるよ
ガンビオーネ:なるほど。MPは5万くらいですか
GM:そんなことはない

わんこはハイパー・ヒーリングプログラムを自分に使用、HPを全快させる。それで第四ラウンドは終了。

第五ラウンド、ようやく特殊能力封印の効果が切れる。


GM:ここが天王山ってヤツ? ここで倒せなかったら多分倒せないってヤツだね

まずは、ウォークライで行動値をブーストさせた相川が古代神を攻撃する。
命中にクリティカルし死点撃ちが発動、なんとかかすり傷を与える。
椎名は行動カウントを32に落とした。
続いて、古代神の行動。マジカル・ウェブを詠唱しようとするが、わんこのディスペラーで打ち消され無効。
二回目の行動で、相川はタンブリング・ダウンを詠唱。ヤムは相川と同時にタンブリング・ダウンを放てるようにカウントを調節する。


ヤム:…うし! みんな、みんなの力を合わせるんだ!(笑)
相川:行くぞ―――――!!!!
ヤム:タンブリング・ダウン!!
相川:タンブリング・ダウン!! 瞬間闘気操作〜プラーナ30点消費!!
ガンビオーネ:何ですかこれは、ファイナルブロウですか…(笑)
椎名:ファイナルブロウ宣言(笑)
ヤム:ナイトウィザードなのに…(笑)

GM:ヤムの方が怖そうだよな。じゃあヤムに対してイビルアイだ
ヤム:うわぁ、くそ、ダメだ
相川:はっ!(コロコロ)64です
GM:う、こっちもやっぱ怖かった
ヤム:はっはっは、フェイクですよ(笑)
椎名:そっちのプラーナも充分恐ろしいんだよ実は
相川:プラーナ内包値が0になった〜
GM:(コロコロ)当たった
ヤム:ごろり! よし!
椎名:今だっ!!
ヤム:かぁ――っ!(笑)

古代神が転倒している間に、パーティは一斉攻撃を叩き込む。
まずはガンビオーネの攻撃、しかし…


ガンビオーネ:ロケットランチャーは攻撃力が10高いんですが範囲1sqということに今気づきました…
GM:だははははは!!!(笑)
椎名:勇者巻き込むかぁ〜!?
ガンビオーネ:キャ、キャリバー弾で行きますか…うん、これでいいや
椎名:いや、ここはもう巻き込め!
ガンビオーネ:巻き込みますか?
相川:さぁ巻き込むんだ! オレごと倒せ!!
椎名:HP割とあるっしょ
相川:40あるっす
ガンビオーネ:よし、じゃあ行けるっしょ
相川:うん、来い!
ガンビオーネ:じゃあ命中判定だ。うりゃばーん(コロコロ)あー、よっしゃクリティカル絶対命中ぼーん
相川:それってもしかしてさ、祝福かかってる?
ガンビオーネ:かかってますけど
椎名:なら相川には入らないから大丈夫だ
相川:入るんだけど
椎名:入るの?(笑)
GM:あ、そっか。入る入る。微妙に半クリーチャー扱いなんだよね
椎名:ぐわぁ
ヤム:(笑)
相川:いーよいーよ。来い!!
ガンビオーネ:悪いですね。退魔ーぼしゅーん
椎名:あぁ、ガンビオーネさんの当初の目的がついに果たされた(笑)
ガンビオーネ:ニヤリ。いつかこうなると思っていました…
GM:予言だな(笑)

ガンビオーネ:(コロコロ)75点の魔法ダメージ
GM:えーとこっちは半減してるから…(コロコロ)うわぁ
ヤム:おー、ファンブルだ〜
ガンビオーネ:よっしゃあ
GM:うおぉ、60点も食らった

ガンビオーネ:ごめん大丈夫?
相川:自分にダーク・バリア(コロコロ)発動…(コロコロ)…HP-3、生死判定…
GM:あははははは!!!(笑)
ガンビオーネ:すまん…
相川:(コロコロ)生きてる。で、覚醒が動いてるから、重傷無視
GM:自らを犠牲にして…
相川:大丈夫大丈夫、これくらいやって当然だろう!

続いてわんこの攻撃。何と古代神が防御ジャッジにファンブル! やはり大ダメージを食らわせる。
次は椎名。この攻撃で落とせなければ古代神が立ち上がってしまうが、惜しくも落とせず。


GM:あ、あーあーい。ビッグに喰らいましたよ
椎名:命運が…(笑)
ガンビオーネ:もう一度チャンスはあります…(笑)
GM:もう一度チャンスはあるね〜

しかし、一斉攻撃に耐え切った古代神が立ち上がる!

GM:ガンビオーネ以外全員入る。マジックミサイール。えー、必中(コロコロ)うわファンブルした!! 30全員
わんこ:(コロコロ)よっしゃあクリティカル!(コロコロ)かぁん
GM:あーくそダメか。俺間違った
ヤム:(コロコロ)かぁん
椎名:(コロコロ)あ、それでもきついわ。14点来た
相川:瞬間闘気操作を何故か命中に割り振ろう。(コロコロ)クリティカル(コロコロ)ふっ…止めた…はぁ。はぁ
GM:あー、もう、何でこんなにファンブルばっかり出るんだ
ガンビオーネ:ホントですよ、この山場に。いや、これが物語の道理ってモンですか

これで古代神の行動は終了。カウントも残っていないためイビルアイも使用できなくなる。
そして…


椎名:頼んだぞヤム
ヤム:古代神に…タンブリング・ダウン!!
GM:行くかな〜これは
椎名:もう譲渡するプラーナもない
相川:飛ばす助言もないよ
ガンビオーネ:からっからですよ
ヤム:うん、プラーナを…6点だけ使おう。いっけぇ〜!!(コロコロ)微妙だなぁ、61
GM:(コロコロ)え、マジ? 俺も61
ヤム:能動有利!
(一同爆笑)
ヤム:転んだぁ!!
GM:負けたよ畜生〜
ヤム:はっはっは、プラーナ6点というのは楽しかった。さぁ、今よみんなアル!!
相川:よぉ〜し! 殴るぞ〜〜!!

最後のチャンスとばかり、残ったメンバーが攻撃を叩き込む。

椎名:プラーナはもう残っていない。うりゃ!(コロコロ)えっと29。とりあえず転んでるやつを掴み上げて
GM:(コロコロ)あたり〜
椎名:(コロコロ)ぐあっ!! 終わった…え〜、49
GM:(コロコロ)49…おぉ、来た来た
わんこ:次はボクの番だよ〜、生命の刃〜とぉ!(コロコロ)44で命中! 多分当たるでしょ
GM:(コロコロ)当たった
わんこ:それじゃ、最後の残ったプラーナ10点を消費して…攻撃力元値60! とあぁ!(コロコロ)67点の物理ダメージ!
GM:(コロコロ)はぁぁ!!
ガンビオーネ:ファンブルした…
椎名:おぉ!
わんこ:がりっと!
GM:うわー、残ったぁ
ガンビオーネ:ところで、見た目はどんな感じですか
GM:見た目的には変わんないんだけど、何かシールドが崩れてる感じがする
椎名:最後の一撃は相川がいいんだが(笑)但し、この一撃で倒しきれないようなら、ガンビオーネさんが1発入れてから
相川:平気、天運がある!
椎名:なるほどそれか
ガンビオーネ:行ける行ける
相川:これで最後だ! 消えろ―――!!(コロコロ)30で命中だ
GM:(コロコロ)きゃあ、当たったよ
相川:(コロコロ)天運! (コロコロ)59、物理!
GM:59の物理か(コロコロ)これはいかないなぁ……えー………落ちた…
椎名:おぉぉ!!!!
相川:やったぁ〜〜〜〜!!!!!!!
ガンビオーネ:長かった…
GM:倒したねぇ…よくやったもんだ
ヤム:何て美しい勝ち方なんだ…
ガンビオーネ:狙ったようにファンブルが出ましたね
椎名:出てないと負けてたと思う今

かくして、見事古代神を打ち破ることが出来た相川たち。
彼らを次に待ち受けている者は果たして何なのか…?

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