炭にまつわる小話

コーヒー豆活性炭が飼料添加物になった

従来は、土壌環境を良くして植物を活性化させる効果があるとされてきたコーヒー豆活性炭。当社で取り扱っている木酢炭“萌”と“種苗の友”にも配合されていますが、このコーヒー豆活性炭が、家畜にも効果があることが大手商社系飼料会社の実験で明らかになりました。
主に鶏(卵、食肉用)の飼料としてすでに商品化、実験を行った会社の系列畜産場で使用されています。
効果は卵の場合、旨みが増す・鮮度が長持ち・卵の殻が丈夫に。鶏肉の場合、肉の旨みが増し臭みがなくなる。糞の臭いも和らげるので、今後ますますこの飼料の活躍が期待されます。
先日、近所のスーパーでたまたま卵を買ってきたら、そのパックに「木酢液配合飼料使用」と書かれていました。この飼料なのかわかりませんが、卵の黄身が大きく色もオレンジ色がかった濃い黄色、そして何より卵の味がとても濃くておいしかったです。
さて話はそれましたが、上記の商品 一般にはあまり使われる方はいないと思いますが、中には鶏を飼っている方や、それこそ生産農家の方が見てくださっているかもしれないので・・・

○製品名:スパーエコリッチ
  10キロ入り、4,500円。成分:コーヒー豆活性炭・木質系活性炭・炭窯木酢液
関連商品として、
○製品名:バイタルエコリッチ
  10キロ入り、3,000円。成分:ゼオライト・バーミキュライト・炭窯木酢液

興味のある方は当社まで、メール・FAX(046-275-0165)・電話(046-275-0160)のいずれかでお問い合わせください。



木酢液で猿撃退!

東北の新聞社「河北新報」によると、猿による農作物の被害が増えている宮城県鹿島台町と松山町で、木酢液を入れたペットボトルを畑の周囲に吊るして撃退する試みが始まりました。木酢液のにおいが持つ忌避効果を利用した全国でも珍しい試みで、今後成果が注目されそうです。
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9月初めに鹿島台町の農家で、500ミリリットルのペットボトルに4分の1ほど木酢液を入れ、においが出るようボトル上部に穴を開けて畑を囲むように吊るすと、近くに現れた猿は畑に侵入しなかった。同様の実験を仙台市青葉区の奥新川でも行うと、こちらも猿の被害を防ぐ効果が得られたという。
この結果、宮城県自然保護課では鹿島台、松山の両町に提供し、町は行政区長を通じて希望者に配布している。
県自然保護課は「猿は学習能力があるので、効果のほどはしばらく様子を見ないとわからない」としているが、「効き目がはっきりすれば、木酢液の用途拡大にもつながって一石二鳥になる」と期待している。
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このアイデアを発案した宮城県自然保護課は、「野生動物にとって山火事を思い起こさせる木酢液のにおいは苦手なはず」として、この案を思いついたそうです。

当社製品の「猫ねこ対策」も木酢液のにおいがしますが、この原理なのかもしれませんね。
今後の成果が期待されます。





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