木酢液で猿撃退! |
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東北の新聞社「河北新報」によると、猿による農作物の被害が増えている宮城県鹿島台町と松山町で、木酢液を入れたペットボトルを畑の周囲に吊るして撃退する試みが始まりました。木酢液のにおいが持つ忌避効果を利用した全国でも珍しい試みで、今後成果が注目されそうです。
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9月初めに鹿島台町の農家で、500ミリリットルのペットボトルに4分の1ほど木酢液を入れ、においが出るようボトル上部に穴を開けて畑を囲むように吊るすと、近くに現れた猿は畑に侵入しなかった。同様の実験を仙台市青葉区の奥新川でも行うと、こちらも猿の被害を防ぐ効果が得られたという。
この結果、宮城県自然保護課では鹿島台、松山の両町に提供し、町は行政区長を通じて希望者に配布している。
県自然保護課は「猿は学習能力があるので、効果のほどはしばらく様子を見ないとわからない」としているが、「効き目がはっきりすれば、木酢液の用途拡大にもつながって一石二鳥になる」と期待している。
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このアイデアを発案した宮城県自然保護課は、「野生動物にとって山火事を思い起こさせる木酢液のにおいは苦手なはず」として、この案を思いついたそうです。
当社製品の「猫ねこ対策」も木酢液のにおいがしますが、この原理なのかもしれませんね。
今後の成果が期待されます。 |
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