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APE100改

ヨシムラTMR−MJN32 取付け


115CC時より使用しているTM-MJN26に限界を感じていたので
今シーズン前にTMR型への交換を決意、125CC限界の32パイを選択しました。

しかしながら、ヨシムラでは26パイ以上のキャブレターにエイプ用の設定が無く
色々なホームページを参考にさせて頂き、パーツを集めました。


今回使用したパーツ


・ヨシムラTMR−MJN32シルバーボディ  

・アクティブ製TMR28用マニホールドセット 
                            (キタコヘッド用)

・アクティブ製TMR用スロットルワイヤー700mm
・汎用ガスケットシート


取り付け前準備

先ずは、マニホールドの加工を行います。
アクティブのマニホールドセットはTMR28用ですので、口径は28mmです。(当然)
これを電動リューターを使って32パイ用に拡張していきます。
ひたすら削る・削る・削る。
大体。32mmになったところで終了、1日掛かりました。
最後に、取り付け面をオイルストーンで仕上げて終了。
(加工中の写真はありません)




続いて、インシュレーターの加工を行います。
アクティブのインシュレーターはキャブレター取り付け内径35mm
TMR−MJN32のスピゴット外径35mm

なんとかなるかと甘く考えていましたが、結果はNG!!
スピゴットの「溝」とインシュレーターの「山」の位置が違い入りません。

それ以外は何とかなりそうだったので、脱落防止機能は無くなりますが
インシュレーターの「山」の削除を決意、カッターナイフで丁寧に切り取ります。
これで、標準の取り付けバンドも使えます。



取り付け

先ずは、シートとタンク、TN−MJN26を外します。



加工済みマニホールドを取り付けます。



TMR32に加工したインシュレーターを取り付けた状態で
マニホールドの取り付け穴に合わせていきます。

他のホームページではチョークレバーがフレームに干渉するとありましたが干渉せずOKです。
燃料ホース関係も干渉せず、クラッチ関係への干渉もありません。

  

スロットルワイヤーを取り付けようとしたら小さな問題発生。
JRP油冷ヘッドカバーを装着しているので、シリンダーヘッドからカバーへの
オイルラインにスロットルワイヤーが若干ですが、干渉しました。
キャブレターを動かしながら何とか装着、オイルラインへの影響もなさそうなのでOKとする。
スロットルホルダーはTM−MJN用が流用できたので、アクティブの両引きは今回取りやめました。



問題のタンクを元に戻します。
干渉した場合は、カラー等で浮かすことを想定していましたが
何と!!、奇跡的に干渉せずに取り付けできました。



キャブレター本体には約2mm、スロットルワイヤー部はキタコの
ビックタンクの「逃げ部」で上手に逃げてくれました。
アクティブのTMR28用マニホールドセットはキタコヘッド用でしたので
不安要素がありましたが、ヨシムラヘッドにも装着できることがわかりました。
但し、今回はキタコのビックタンクを装着していたので可能でしたが
ノーマルタンクの場合は20mm程度、タンクを浮かせないとスロットルワイヤー部が干渉します。



燃料ホースは付属のアダプターを利用して接続、途中にはフィルター(流用)も付けました

  
上から見たところ(はみ出しは最小       取り付けた状態(全体)        斜め上からに出っ張り具合


 
2011年仕様

インプレッションは後日アップする予定です。