石  鹸

美肌水石鹸
簡単に作れて、肌に刺激なく汚れを落とせます。
材 料 食用廃油…350g、苛性ソーダ(薬局で販売。購入時に印鑑が必要):50g、尿素…20g、水…140ml、ペットボトルの空き容器、ゴム手袋。
作り方
  1. まず、ゴム手袋をして、ペットボトルに140mlの水を入れる。
  2. そこに苛性ソーダを慎重に加え、ふたをしっかり閉め、苛性ソーダが溶けるまでペットボトルを左右に振る。
  3. アルカリは水に溶けるとき、発熱するが、熱くなりすぎると容器が変形するので、ペットボトルの外側を水で冷やす。また、圧力が高くなり、ペットボトルが膨張したときは、栓を緩めて空気を抜く。
  4. 尿素を入れ、溶けるまでペットボトルを左右に振る。少し悪臭がすることがあるが、これはアルカリによって尿素の一部が分解され、アンモニアが生じたもの。また、アルカリの水溶液を長く放置すると、PET樹脂が劣化し、ボトルが破壊される恐れがあるので注意してください。
  5. ペットボトルに食用廃油を加える。
  6. ペットボトルを上下左右に30秒、激しく振ったら、30秒休む。この作業を、5〜6回くらい繰り返す。
  7. ペットボトルの中の石けんの生地が、どろっとしてきたら、型に流して固める。最初のうちは石鹸が分離してしまったら、また振ることが出来るようにペットボトルでそのまま固めてしまったほうがいい。とりあえず、作業は終了。ここで、ミントやばら等、お気に入りのエッセンスを5〜6滴(適当)入れてもいい。
  8. 冷暗所に置く。気温によって異なるが2〜3日で固まる。
  9. 切り分けて出来上がり。アルカリ濃度が濃いと肌が荒れるので、肌の丈夫な部分から使い始める。洗顔に使う場合は、腕の柔らかい皮膚で事前にパッチテストを行う。
ポイント お水140mlの代わりに私はいつもラベンター茶やミント茶、緑茶等を濃く煮出して入れています。出来上がりの色は何を使ってもオフホワイトという感じです。私はこの石鹸で身体を洗うのはもちろん、髪の毛や顔も洗ってますが、今のところ、調子はいいようです。
注 意 必ずゴム手袋をはめて作業する。一度使用したペットボトルは再度利用しない。
この項は「ゆほびか」2001年9月号参考

大豆石鹸
メラニン生成を抑え、美白効果絶大。保湿・抗酸化作用があるスーパー美容素材
材 料 食用油…200g、苛性ソーダ(薬局で販売。購入時に印鑑が必要):50g、きなこ…50g、あら塩…50g、水…100ml、あればレモン1個分の汁、ボール、石鹸を固める型(ペットボトル、牛乳パック等)
作り方
  1. ボールに苛性ソーダを入れて、水を注ぎ、よく混ぜる。化学反応が起こって熱くなる。ガスが出てくるので吸い込まないようにする。
  2. 食用油を少しずつ入れながら、10〜15分かき混ぜる。空気に触れることで化学反応が進むので、いろいろな角度から混ぜるといい。
  3. よく攪拌されると、液体がどろりとしてくる。混ぜる手が重くなってきたら、黄な粉を入れる。全体にこげ茶色に変わる。
  4. あら塩で材料が固まりやすくなる。あればレモン1個分の汁を加えると、アルカリが中和され、肌にやさしい石鹸になる。
  5. ボールの中味を2〜3分そのまま放置して、材料が上下に分離しなければOK。後は用意した型に流し込む。
  6. 冷暗所に置く。気温によって異なるが2〜3日で固まる。空気に触れたほうが良いので、型から取り出して数日置くと、さらに固まる。
  7. 切り分けて出来上がり。アルカリ濃度が濃いと肌が荒れるので、肌の丈夫な部分から使い始める。洗顔に使う場合は、腕の柔らかい皮膚で事前にパッチテストを行う。
ポイント まだ作ったことがないので実感として湧きませんが、効能がありそうな気がします。

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