ここの背景画像は「QUEEN」さまからお借りしました。
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●人に歴史あり ● 「ギャラリー」
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マリア・テレジアといえば、「女帝にして女王」とか「国母」と言われ、今でもオーストリア国民から深い尊敬を受けているそうです。悪名高い娘マリー・アントワネットとはまるで違います。
政略結婚が当然の当時、幼い頃の初恋を実らせ、夫とはいつまでも仲がよく、子供も16人もうけ、妻としても母としても幸せを噛みしめていました。
おまけに、男勝りの政治家として、どんな苦難に面しても神の恩恵を信じ、プロイセン王である宿敵のフリードリヒ2世との苦しい戦いを乗り越え、同時に国内改革を進め、世界中を驚愕させた外交革命を展開しました。
あまりにもできすぎた女性で、面白みがありません…。
と言いたいところですが、やはり世の中の母親のように子供たちにはいろいろ頭を悩ませたようですし、仲睦まじいとはいえ、夫の度重なる浮気には心を痛めたようです。
どんな偉大な政治家でもその中にある「人間」としての姿を垣間見るのは興味深いものです。
ここではマリア・テレジアの偉大さを羅列するのではなく、そういった「人間」あるいは「女性」としてのマリア・テレジアを探してみたいと思います。
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