ブライアン・フリーマントル

数あるスパイ小説の中で、せめて一冊は読んでおきたい作家なのです。いつの間にやら続編が増えて、チャーリー・マフィンはシリーズキャラクターとなりました。『消されかけた男』はあちこちで紹介されていますが、できれば予備知識なしに読んでアクロイド殺しを初めて読んだときのような衝撃の軽いやつを味わうのが良いかと。著作は殆ど品切れですが、全部がスパイ小説ではありませんので古書店を気長に巡って手に入れましょう。ほかに新潮選書の『KGB』や『CIA』を副読本にどうぞ。それと文春のはジャック・ウィンチェスター名義です。
■有/□無