チェッカーズにたどり着くまで

 

 チェッカーズがデビューしたとき、私は中学生。

もちろんチェッカーズが、生まれて初めてグッときた芸能人って

わけではない。

でも、たどり着くべくしてたどり着いたっていうのが正直なところ。

 

 かなり変な子供であったことは間違いない。

幼稚園で、ダウンタウンブギウギバンドにグッときた。

幼稚園バスの中はみんなで「港のヨーコ横浜ヨコスカ」を大合唱していた。

小学校に入学して、宇崎竜童さんが作っている曲ということもあり、

山口百恵にグッときた。

3年生で初の上京。大学生のいとこの影響で、ビートルズにはまる。

山口百恵の引退やジョンレノンの死を迎える。

そして、アン・ルイスの曲を聴き始める(百恵ちゃんが曲を提供したって

いうのも大きいかな)

小学校4.5年生で、MODSの「バラッドをおまえに」を聴き、

グッときてしまって、他の曲も聴き始める。

 

実は、ダウンタウンブギウギバンドも、山口百恵も、アン・ルイスも、MODSも

アルバムとか買っちゃうくらい好きだったりする

たのきんに関しては、たいして興味もなかったけど、友達と話を合わせる

ために「う〜ん、私はマッチかな?」なんて言ってた覚えもある。

 

そんなこんなで中学生。

ラジオから流れるギザギザ〜、「チェッカーズ9月21日デビュー!!」の声。

私は、あの声にやられてしまった。それから20年以上。

 

高校時代には、念願かなってアン・ルイスのライブや、MODSのライブも

行った。カッコヨカッタ。

彼らがみんなチェッカーズとつながっていたのがすごく嬉しかった。

最近の山口百恵トリビュートアルバムへの参加は意外だったし嬉しかった。

「ロックンロールウィドウ」は、大学時代にとんでもない思い出とともに

残る1曲だ。


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