鼻疾患の灸

 鼻の疾患で悩んでいらっしゃる方は多いと思いますが、治療に行く時間がない、調子は悪いが治療に行くほどひどくはないという方は、ご家庭で、ご家族の方に、お灸をすえてもらってみて下さい。使用するツボは上星というツボを使います。このツボの部位は、図1に示すように、正中線上で髪の毛の生え際から親指1本の幅だけ髪の毛の中に入った位置付近で、その付近を押して鼻にズーンと響くところに、マジックか何かで印をつけ、髪の毛を左右にかき分けヘアーピンでとめて置き、3~10壮(壮とは、回という意味で、3~10回ということです)ほどお灸すると良いでしょう。人によって、刺激に対する敏感さは違いますので、少しずつ体調をうかがいながらやって下さい。熱さに弱い人は、お灸を焼いているとき、お灸の回りを親指と人差し指で押して熱さを緩和するとよいでしょう。ちょっと熱くても我慢してみて下さい。
お灸の大きさは、図2にあるように、半米粒大といって、米粒の半分の円錐にしたモグサを使います。作り方は、一握りのモグサをこよりをよるようにひねり、ツンととがった部分をちぎります(図3)。
お灸をすると、髪の毛が何本か焼けますが、しばらくすると髪の毛が伸びてきますので、はげてしまうということはありませんので安心して下さい。 軽症の人であれば、このお灸でずいぶん楽になるでしょう。これでも、良くならない方は、本格的な治療をされた方が良いと思いますので、一度ご来院下さい。


鼻疾患の灸
図1


鼻疾患の灸(艾)
図2


鼻疾患の灸(艾の寸法)
図3











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