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1.開演
1時開演の部でしたので、5分前に着席。二階席の中央、前から三列目というまずまずの場所でした。行原さん、ゆきみさん、わたしの順番で座って、さあ始まり。どうでもいいですが帝国劇場は薄暗いような気がします。私は階段踏み外すんではないかと結構ひやひやしながらの着席でした。
2.ひとめぼれとなりゆきの第一幕
いきなり幕が破られて、中央につり下がる高嶋兄。百年間も裁判官に審問を受けているという設定らしいのですが、その割にはみんな元気だ…そして、「皇后エリザベートを暗殺させたのはあんた達の大将だ」という高らかな弾劾の歌声とともに、黄泉の帝王ことトート閣下(山口祐一郎氏)登場。上からゴンドラで;(一瞬白鳥のゴンドラでスモークを焚いて降りてきた友人の結婚式を連想してしまいました^^;)いや、もちろん歌声はうっとりなんですけれども(笑)
声には圧力があるのだな〜、と思うほどの美声。伸びのある艶やかな声はホントに素晴らしいです。ですがその格好はどうだろう…それに同じ格好のダンサーズがいっぱい居るのもどうだろう;もしかしなくてもナルシストなのか美形というものは。などと考えつつ第二場、主人公エリザベートの幼少時代へ。
まず一路眞輝さんがかわいいのにびっくり(笑)美少女、というカンジでとにかく元気。ボヘミアンなお父さんみたいになりたいと歌ってました。仲のいい親子、という風で微笑ましいです。その後、彼女はお転婆が過ぎてブランコから落ちて三途の川を渡りかけてしまうのですが…
そこでトート閣下の横やりが(笑)死の国へやって来たエリザベートに命を与えて帰してあげるのです。命ってチェスの駒かおい(^^;)この帰した理由がよく分からないのですが。あれかなやっぱり、「一目会ったその日から」ってヤツかな。「生きたお前に愛されたいんだ」と歌い上げて下さいましたね;そして閣下の血は青いんですか、それじゃガミラス総統とご一緒ですね、とか思ってしまった私は、もうこの世界に違う意味でハマっていたのかも知れません(笑)
そしてその時はまんざらでもなさそうだったシシィ嬢(エリザベートの愛称…どこをどうしたらそうなるんだ;)なんですが、現実に帰った途端オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフに一目惚れされてお嫁さんになってしまうのです;これで狂うんだな、『最強の俺様』が…結婚式の夜に呪いの歌を朗々と歌うなよ頼むからってカンジですか。どうもそのせいでハプスブルク家は没落する運命に陥ったらしいですが、これはあれかな、「愛しさ余って」ってことかな、それとも単に横合いからかっさらっていったフランツ君が憎かったのかな…ともかくも、勘違いなのか負け惜しみなのか、ストーカーと紙一重なナンバー『最後のダンス』。どうでもいいけど死神が大司教になりすまして結婚式を取り仕切っていいのか。その前に自分で結婚させておきながらそれはないだろうよ閣下…私は邪魔するのかなーと思っていましたのに。
さて、閣下のたたりかどうか、結婚の翌日から嫁と姑の争い。これがまた。朝五時起きに始まっていちんちそれこそ箸の上げ下ろしに至るまで「皇后らしくない」と難癖をつけられ、切れる切れる(笑)それにしても、ことあるごとに口説きに訪れるトート閣下、そんなにマメでいいのでしょうか。仕事してるのかなちゃんと。
途中で子どもが生まれたり取り上げられたりいろいろありますが、さすが主人公は打たれて終わりではなかったです。何とここで自分の美貌を武器に立ち上がるというどんでん返し。にっこり微笑めば全てが許される…何てこった(^^;)すったもんだのあげく要求を貫徹するのですが、それで満足かというとそうでもない。難しいんですね人生って。
さて、一方では不穏な革命の兆しが。ウィーンの町ではハンガリー独立運動の革命家達がとあるカフェに集うのですが、何故そこに閣下があらせられるのでしょう?しかも革命家のおにーちゃんたちと仲よさげに握手してるって…そこまでしなくてもいいんじゃ…彼はよほどハプスブルグ家がお嫌いなようだ(苦笑)
まぁ、町の中にはミルクがないというのに、ミルク風呂なんか入ってるようではうらまれても仕方ないのですがね。温泉のモトくらいにしとけば良かったんでは?
…というところで第一幕終了。休憩時間なのでパンフを買いにゆく…
以下次号。
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