ぺチュ(白菜)のキムチ‘10


 韓国には11月下旬冬中食べるキムチを家族が集まって作るキムジャンと呼ぶ習慣があります。それぞれの家庭にはそれぞれのこだわりと味があり、いちがいに「コレ」といった食材や作り方があるわけではないようです。
  そこで済州島出身の金先生に地縁、人縁を駆使して収集した情報を参考にしながら、4家族が集まって栽培した白菜やニンジンなどを活用して白菜キムチに挑戦しました。キムジャンで頑張った後は出来たてのキムチをゆで豚で包むポッサムでおいしくねぎらいました。



材料   
なんとヤンニョムの食材は20種! 金先生のアイデアで、柿も加えました。

・ハクサイ・・・32玉 ・小ネギ・・・192本
・ニンジン・・・32本 ・ダイコン・・・6本
・セリ・・・200本 ・天日塩・・・1280g
・セウジョッ(アミの塩辛)・・・1280g ・トウガラシ(粗・細)・・・各640g
・ダシダ(牛骨のダシ)・・・適量 ・ニラ・・・192本
・リンゴ・・・8コ ・ニンニク・・・64片
・ショウガ・・・640g ・白ゴマ・・・960g
・砂糖・・・1120g ・だし昆布・・・160g
・魚醤(ハソンジョン)・・・1600cc ・ファンセギジョッ (イシモチの塩辛)
・ミョルチジョッ(カタクチイワシの塩辛)

食べ方

*定番風

海苔、サンチェ(レタスも可)、ホウレンソウやモヤシのナムル、大根、ニンジン、キュウリのスティックなど季節に応じた野菜ならなんでもOK。 これにキムチを入れて巻いて食べる。

*キムチ汁で炊き込みごはん
ヤンニョムや白菜から出る汁を鍋に使うのはよくやりますが、この汁でごはんを炊いてみました。
辛くないし思いがけないおいしさでした。

*スケソウダラのキムチ

1月から2月太平洋側で豊富に獲れるスケソウダラ。
スケソウの卵をとりだしたら、本体は冷凍されて超安値で販売されます。
これを箱買いして寒風に干すと保存もきいて、酒の肴やおやつになります。
このスケソウダラを三枚におろして、食べやすい大きさに切って、ヤンニョムに漬け込むだけ。
数日で食べられます。

 塩引き‘10

 北海道のサケの漁獲高は平成18年調べで17.7万トン、スケソウダラに次いでいます。 とはいっても、年々下降していることに間違いはありません。そこでと言っては、口はばったいのですが、当方では毎年新潟県村上に伝わる塩引きの作り方に習って、手に入りやすい極上のサケを使い、寒風を利用して塩引きを作っています。









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