政府は、１０年ぶりに小学校の学習指導要領を更新することにした。 従来の学習指導要領では、基礎教育として昔からある「読み、書き、そろばん」に 相当する「国語」「算数」を中心とした学習指導要領であったが、 ＩＴ技術の社会への浸透を反映してコンピュータを中心にした学習指導要領とする 方針を打ち出した。基本的な基礎教育の方針は、昔からある「読み、書き、そろばん」と なんら変わらないが、具体的な教育内容が以下のように決められている。

• 「読み」：電子メールの受信機能(インターネット接続設定、POPサーバの設定)
• 「書き」：ワープロによる文書作成および電子メールの送信機能
• 「そろばん」：表計算ソフトによるマクロ計算

政府は、順次、中学、高校の学習指導要領を改定する予定である。