10/7(土)にCEATEC JAPAN 2000に行って来ました。
会場は、千葉の幕張メッセ。全会場を使っていて、全部見るのがもう大変。 結局は、最後は駆け足で見て回る事になってしまった。
まずは「ビジネスステージ」から
J-PHONE東日本では、新しいサービスのステーションや16和音の着信音のデモが
行われていた。着信音で鈴虫の泣き声などがあって凄く自然だった。
ステーションは、現在位置にあった情報提供をしてくれて、天気予報などは非常に便利。
シャープの新しい端末は、携帯にデジカメが付いていて簡単に画像をメールで転送できる。
会場で撮ってもらった写真を実際に送ってもらったのがこれ。
カメラのレンズ部分が鏡になっているのでどこが映されているのか確認できるのがうれしい。
また、J-Sky対応のホームページ作成エディタが無償で配られていた。
KDDIでは、auブランドの携帯がずらりと並んでいた。 サンヨーと京セラからのH゛の新しい折畳み式の端末が参考出品されていた。 しかし、このサンヨーの端末のデザイン、やたらPanasonicのP209isに似てるな。 また、ツーカのブースでは、CMコールのデモが聞けた。 J-PHONE同様、EZwebのページが作成できるCD-ROMが無償配布されていた。
松下電器では、ITS関係で未来の車とかを展示していた。
長距離電話会社のNTTコミュニケーションでは、割引率を使ったクイズを行っていた。 クイズに当たると鉛筆たてに使えるフリーボックスが貰えた。
NTT東日本では、コンピュータと電話を融合させるCTIソフトの展示など ISDNを利用した利用ソフトが広く展示されていた。
NTTドコモは、大勢の人だかりができていた。
来年登場する予定になっているWCDMA方式の携帯が展示されていた。
手で触れる事はできないが、2つの携帯同士で画像データを送信し合って
それぞれ相手が映した画像を表示するようなデモを行っていた。
なかなかスムーズに表示されていた。
その他にも映像配信や音楽配信サービスに対応したデモ機のモックアップなどがあった。
まだまだって感じかな。
最近、CMが出ているZERO HALLIBURTON社デザインの携帯情報機器のsigmarionや
凄く薄いポケットボードパレも展示されていた
参考出品で目を弾いていたのは、「手首装着型ハンドセット」であった。
腕時計風の機器を手首にはめて、電話がかかって来たら、「指パチ」動作で
携帯をコントロールして、会話を始める。
受信は、手首から伝わる振動を指先の爪を耳に当てて聞く形になる。
送信は、手首に付いているハンドセット上のマイクに向かって話す形。
なかなかユニークな商品。ちょっと注目。
HATS推進会議というコーナがあって、各社の通信装置が置かれていた。 その中で目を引いたのが、家庭用の普通紙カラーファックスだった。 300dpiなので通常の利用では問題なし。 そのうち、パソコンとも継ってプリンタの変わりになったりして…。
東洋通信機では、人工水晶とかの生成プロセスの説明がされていた。 水晶クロックが当たる抽選があったけど、1番違い。くぅー。
沖電気では、コンピュータと電話を融合させるCTIソフトのプレゼンが行われていた。 通常のCTIは、顧客からの電話を受けたカスタマーセンターで 利用するソフトウェアで、ユーザの電話番号や顧客番号から過去の履歴などが出て来て 対応をスムーズにさせるためのものだが、沖電気が紹介していたCTIは、 Webと連携したものだった。Web上での顧客サポートページがあって、 オペレータと直接対話したくなった時点でオペレータを呼び出して話す事ができ、 さらに、オペレータの方から顧客のWebに参考になる情報を表示させることができるという優れもの。
NECでもCRMというコーナでCTIの紹介を行っていた。 他にもStarOffice21や携帯を利用したシステム構築ソフトを紹介していた。 プラズマディスプレーやWCDMAコンセプト端末なども展示していたが、 全体的に活気がなかったように思う。 変わったところでは、環境に配慮した製品の紹介がされていた。
ももたろうインターネットという変わった会社のブースで紹介していた「D-FAX」というサービスは なかなか興味深いものであった。 無料で、自分専用のファックス番号が取得できて、そのファックス番号宛に送られたファックスの内容を e-mailの添付ファイル(TIFF形式)で受け取るというもの。 メールの受信も無料なのでなんら料金はかからない。 じゃ、どうやってこの会社は利益を上げるかと言うと、 実は、ファックス送信者からお金を取っている(1回送信当たり10円) もうファックスはいらない?
--後半--
続いて「産業ステージ」。でもここは、主に半導体など電気部品が中心なので 大手メーカだけを見ただけ。
NECでは、プロトンポリマー電池という新しい充電池が展示していた。
形が自由にできるので、いろいろな機器に使用できると思う。
一番身近な「暮らしのステージ」。場所は、離れている10、11蕃ホール。
パイオニアでは、DVDレコーダなどが参考出品されていた。
日立では、DVDのビデオレコーダが展示されていた。 普通の12cmDVDではなくて、8cmのDVDを利用したもので、最大2時間録画できるようだ。 他にELディスプレーの参考出品もされていた。すごくきれいに発色していてコントラストが良かった。 小型のディスプレーは、液晶からELに変わるかもしれない。
松下では、HDDを使ったビデオレコーダの参考出品やSDメモリカードを利用した機器の参考出品が 相変わらず続けられていた。こういった超小型メモリカードの利用がなかなか進まないね。
三洋電機では、iD PHOTOディスクというのを使った動画、静止画が取れるデジタルカメラを 出品していた。iD PHOTOディスクは、730MBの記憶容量があるので、静止画だと1100枚も取れるらしい。 以前、SONYがFDを利用したデジタルカメラを出していたけど、そういった感覚かな? 大容量なのはいいんだけど、このiD PHOTOディスクって何?光磁気ディスクらしんだけど…。
VICTORもHDDとS-VHSが一体になったビデオレコーダを展示していた。 これからは、HDDとかに録画することになるのかな? 他人に録画した内容を渡す時は、S-VHSにダビングして渡すことになるのかな? しかし、18万円では、そうそう手がでないね。
東芝では、BLUETOOTHが展示されていた。
デモでは、パソコンとプロジェクタ間をBLUETOOTHで繋いで、
簡単にプレゼン出来ることを訴えていた。
でも、BLUETOOTH対応のソフトでないと使えないので、
プレゼンも専用ソフトで行っていた。
既存のネットワークと異ったネットワークとして見える上に
ソフトも専用のソフトでないと駄目なのでは、なかなか普及しそうにない。
OS側である程度吸収してくれないかな?
気が付かなかったけど、SDメモリって東芝も企画作りに参加していたんだね。
その割には、機器への取り組みがいまいちだね。
BSデジタル放送コーナでは、実際に放送収録が行われていて
女性のコンテストが行われていた。
すごくカメラが集まっていたのであまり見ることはできなかった。残念。