11/04にモーターショーを見学したのでレポートします。
今年からモーターショーは、商用車と乗用車を交合に行う事になって、
今年は商用車のモーターショーとなった。
だから、期間が1週間と短いのかな?
人も少ないと思ったけど、以外と多かった。
流石に去年程の人出ではなかったけど、コンピュータの展示会なんかとは断然違うね。
ファン層の厚さの違いかね。
駐車場も幕張メッセの駐車場だけでなくて周辺の空き地も駐車場になるほど。
でも、昨年のように無料送迎バスが必要なほど、遠いところにはならなかった。
会場は、幕張メッセの1ホールから8ホールを全て使用。別館の9〜11ホールは使用していないので
その分、昨年と比べて規模が小さい。
昨年は、一日掛けても周り切れない程だったが、今年は、8ホール使用しているといっても
展示しているものが商用車であるため、トラックやバスなど大きなものが多く。
場所をとる為、会場の広さ程、見るものが少なかった。半日もあれば十分まわれる。
トラック、バスが多いが、身体障害者を意識した車も多く展示されていた。
スズキでは、未来の車として助手席がそのまま自動で車の外に出て、車椅子として使用できる
コンセプトカーを展示していた。
面白いのは、この助手席部分が、別オプションでチャイルドシートにすることができ、
それが車の外に出ると、乳母車になるというアイデアはなかなかのもの。
本田、スズキ、いすゞ、マスダ、ダイハツなどは、得意の軽四トラックなども展示していた。
ダイハツ、いすゞは、軽四トラックの荷台が三方向に傾斜できる優れもののトラックが展示されていた。
なかなか面白い機構になっている。
商用車というカテゴリーとは限らないと思われるが、
タクシーやマイクロバスで採用されることが多い為か、低公害車も各社展示していた。
ガソリンとバッテリのハイブリッド車もその一つ。ハイブリッドのトラックが開発されているとは知らなかった。
その他にCNG(圧縮窒素ガス)車やLPG(液体プロパンガス)車などが展示されていた。
また、ワゴン車も多くのメーカが展示に出していた。
ワゴン車も必ずしも商用車という感じではないが、似たようなものとしてライトバンがあるので、
一緒に展示されているのだろうか?
日産などでは、車内空間の非常に広いワゴンを展示していた。
車内も豪華で、オーディオが、5・1チャンネルのスピーカが備えられていた。
当然のように大型トラックやバスが展示されており、運転席に自由に乗る事ができたので、
何台か乗ってみた。
流石に大型トラックの運転席は高く、乗るのも大変。
メーカによっては乗りやすいように階段を付けてくれているけど、
ないほうがリアルでいいかも。
運転席の見晴らしは最高。最近のトラックが、オートマであることを初めてしった。
また、以外と座席からアクセルやブレーキのペダルまでが遠いような気がする。
(俺の足が短いのではないと思うのだが…)
天井も高く、おまけに室内ランプのスイッチも高い!ちょっと背伸びする感じでないと付けられない;_;
いろいろといじっていて気が付いたのだが、ハザードランプを付けるスイッチが見当たらない。
ふと触ったワイパーレバーでハザードランプが付く事に気が付いた。
こっちのインターフェースの方が、運転者としては使いやすそう。
あと、日産や三菱では、自動車の運行管理ソフトの紹介もされていた。
車がどれぐらい走行したとか?今どこにいるとか?いろいろと管理できるようだ。
メーカは、車を売るだけでなく、車を利用したシステム全体を売るようになっているんだね。
商用車だから、外国メーカはないかと思いきやそうではなかった。
ベンツやボルボも負けずにトラックを展示していた。
ベンツのトラックに乗れるとは、思わなかったね。
ベンツのUNIMOGは、名前は知っていたけど、実物を見たのは初めて。
運転席にあるハンドルが自由に左右に動くのには、びっくりした。
その他にも車メーカだけでなく、電装品関係(三菱、東芝、松下、NEC、ゼンリン、デンソー)や
タイヤ関係(東洋ゴム、ミシュラン、ブリジストン、横浜ゴム)なども出展していた。