【本当に受験? いよいよ6年生と4年生】

4月8日()【新学期】とうとう「ともきち」も最高学年。担任は優しい男の先生らしい。学級崩壊せぬよう。「カナ」は4年生。担任は厳しくて宿題が多いと評判の女の先生。今から少しビビリ気味。一昨年のように毎朝半泣きで登校することのないように

 

4月11()【受験!?】「ともきち」の5年生のお別れ文集を読んでみた。「ともきち」は丁寧な字で「塾」と題する作文を書いていた。何で「お別れ」に塾の話なのかよく分らなかったが、

「ぼくは、塾に行くまえ勉強はチャレンジの教材やドリルをやっていました。ある日、お母さんに、「塾へ行きなさい。」と言われました。ぼくは、最初なんで塾行かなあかんの!と思いましたが、しょうがなく行きました。塾へ行っても、授業はよくわかりませんでしたが、塾で友達ができて、休み時間にいっしょに復習したりして、いい点数をとることができました。だから今では塾へ行くことがそんなにイヤでなくなりました。これからは、もっといい点数をとって、成績をよくしたいと思っています。まだ、どこへ行くか決めていないけど、受験したいので、もっと、勉強がんばっていきたいと思っています。」

 なに〜!「受験したい」だと。誰も聞いていないぞ! 野球はどうするねん? それより偏差値40未満でどこを受けるねん! そもそも「受験」の意味は分っているのか。とにかくこれが本気なら親はえらいこっちゃである

 

4月16()【授業参観】久々に参観に行く。「カナ」は国語。草野心平のカエルの詩。「ともきち」は歴史の授業で、縄文時代か何かの暮らしについて。その後、6年生は体育館で学年懇談。「子どもの前では先生の悪口は言わないでほしい」とのこと。ついで、4年生の転地学習の説明会。キャンプファイヤー、オリエンテーリング、教頭先生の怖い話の後に肝試しもあり。飯盒炊さんで米を研ぐのも学習なので「無洗米は持ってこないでください」とのこと

 

4月28()【家庭訪問】今年は「配偶者」が担当。「カナ」が最初怖がっていたS先生は、「配偶者」によると「普通の面白いおばちゃん」。「カナ」は最初は大人しくて大丈夫かなと思ったけど、先生と「一対一になる時以外」は文章も表現力豊かだし、字もきっちり書くし、元気でいい子です。とのこと。「ともきち」のK先生は若々しく、スーツ姿で男前。「ともきち」は、先生とすごろくをしたり、おちゃらけながら小学校ライフをエンジョイしてるそう。いつものことながら「ともきち」「カナ」の部屋は、あまり片付けすぎるとわざとらしいので、適当に片付け散らかし、また、そのほかのガラクタ類は一つの部屋に全部放り込んだ後封鎖。見えているところだけは片付いているように見せる

 

5月5日()【こどもの日】「ともきち」の学校でのスピーチ用のノートを発見。5月5日分の記述は、「こどもの日以外、野球だったので、こどもの日はどこも行かず、家でゲームをしていたりねていました。とてもひまだったです」。

 

5月13()93点】今月の公開テストは93点。ただし国・算・理の3科目合計で。算数だけなら13点。景気と成績に底が見えない

 

5月18()【休校】えらいことに今日から1週間の臨時休校。「ともきち」「カナ」はおばあちゃんのところで過ごす。帰宅すると、ポストに封筒が2通。「ともきち」「カナ」それぞれに学校からのプリント。臨時休業の説明や「不要不急の外出をさけ、体調維持に努めましょう」など休業中のくらしの注意、さらには毎日の体温を記録する「健康調査票」、そして、計算や漢字など休校中の宿題プリント10枚以上。これだけのプリントを全校生徒分作って印刷して仕分けするだけでも大変だったろうに、先生たちが手分けして午後から一軒一軒ポスティングしたようで、夜には担任の先生から体調を確認する電話まであった。大人たちは大騒ぎだが、子どもたちはこの状況をどう受け止めているのだろうか。なお、塾は今日も平常どおり営業していた

 

5月19()【塾も休業】のんきな対応だった塾も急遽、一週間の休業の連絡。昨日、開けたはいいが、欠席者や早退者も続出し、保護者からもクレームがあったらしい

 

5月21()【休業生活】学校も塾も野球もミニバスケもすべて休み。「ともきち」「カナ」は主にばあちゃんの家で過ごしている。朝方は宿題のプリントで適当に勉強。「カナ」(4年生)は「ともきち」の漢字プリントをやり、「ともきち」(6年生)は「カナ」の計算プリントを解く。漢字プリントは、「ともきち」には面倒くさいが、なぞるだけでよいので「カナ」でもできる。「カナ」は計算が苦手だが、「ともきち」にとっては妹の計算など楽勝だ。お互い利害が一致し、仲良く勉強。効果のない学習の後は、食卓を台にして二人で卓球三昧。家のテーブルより広くて大喜びらしい。後はひたすらテレビかゲーム。「ともきち」はニンテンドーDSの「メイドイン俺」にはまっており、次々とミニゲームを創作。充実した生活

 

6月13()【学校施設見学会】「ともきち」とともに、とある私立中学校の施設見学会へ。電車を乗り継いで1時間。男女共学の中高一貫校。見学会には500人位の親子が集まって、「ともきち」曰く「映画館みたいな」大きなホールで説明を受けた後、グループに分かれて校内を見学。生徒たちは見学者を意識し、少し他所行きの感じでクラブ活動に励んでいた。さすがに金髪や茶髪、いかつい制服の生徒は見当たらない。「ともきち」は広大な敷地と活発なクラブ活動を見て少し気に入った様子。「でも、合格せんと」と言っていたので、受験する気になったのだろうか。この日は野球の大事な公式試合を休んでの見学会参加。チームは結局地区大会で優勝。チームでの「ともきち」の存在感はますます少なくなり、本当に受験するなら、そろそろ野球に見切りをつけなければいけないのだろうか

 

プロレスリング・ノア 三沢光晴さんのご冥福をお祈りいたします

 

6月20()【中途半端解消?】「ともきち」が夏休み開始をもって、野球に見切りをつけ、一応、勉強に専念することに決定。このまま野球を続けても、塾などで休んでばかりで試合にも出してもらえず本人もつまらなそう。夏休みは週に5日も練習があるようで、そこまで野球や勝敗に熱中する気などサラサラない(少なくとも親には)。「中途半端」は解消されそうだが、だからといって「ともきち」は勉強に専念するだろうか

 

6月24()25()【転地学習】「カナ」は昨日・今日と転地学習。先月の予定が、新型インフルエンザの影響で延期になっていた。前日から自分の小さなリュックに1泊分の荷物を詰めては出し、出しては詰め直し、最後にはリュックを踏みつけたり乗ったりして詰め込んでいたが、弁当のスペースが取れず、結局、兄の大きなリュックをイヤイヤ借りて行った。1泊して無事、帰ってきたが、よほど疲れたのか夕飯も食べずに朝まで寝入ってしまった

 

6月28()〜7月1日()【南大東島】私「父ヒロシ」が職場の特別休暇を利用し、家族を残して、沖縄・南大東島への一人旅。その概要は、▽28日(那覇)=沖縄県立博物館沖縄プロレス、ネーネーズのライブハウス島唄 ▽29日(42人乗り・琉球エアコミューター便で南大東島へ)=大東そば、日の丸展望台、海水プール、新垣民謡研究所(ボロジノ娘) ▽30日=南大東地方気象台、ふるさと文化センター、西港、星野洞、バリバリ岩、大池オヒルギ群落、グレイスラム(ラム酒工場) ▽71日=那覇経由で帰宅。詳細はこちらから

 

7月19()【リタイア】昨日から「カナ」はバスケットボールの合宿に参加。2泊3日の予定だったが、熱中症にでもかかったのか、2日目の今日でリタイア、帰宅。背は高いが体力不足

 

8月1日()【夏休み近況】「ともきち」は毎日塾。平常授業に加え、夏期講習、特訓コースと週4日延べ20数時間。日によっては朝9時半から夜9時まで、昼食・夕食を塾で食べるという状態。もちろん家でも塾の宿題(学校の宿題は工作も含めて3日間ほどで終わらせてしまった)。灘中みたいな超難関中学校を受けるならともかく、一市民の子どもがここまでやる必要があるのかとも思うが、本人は淡々とこなしている。将来、反動でグレないか心配。志望中の過去問題などもやってみたりするが、今のところすべてにおいて力不足の感じ

 

9月1日()【2学期】「ともきち」にとって塾だらけの夏休みが終わった。それでも工作だけは欠かさず、今年は1日がかりで製作した「イライラ棒」(=エレキゲーム)を大事に紙袋に入れて持って行った。去年の木工作品「コリントゲーム」に続き、クラス投票での校内展示作品を狙う。1学期に新型インフルエンザで1週間休校したことがあり、授業時数確保のため、明日からもう給食が始まる。体育の授業では早速、運動会の練習が始まるそうだ。運動会でオオトリを飾る6年生の種目は組み体操。当分、毎日のように体操服を持って行く。

 

9月11()【理科自由研究発表展】夏休みに1日で作ったエレキゲームが、「ともきち」の思惑通りクラスで1点選ばれて、市の小学校夏休み理科自由研究発表展に展示された。1年生のときに続く2回目の快挙。「ともきち」は学校で表彰状と記念品(チープな作りの懐中電灯)をもらってきた。会場に見に行くと、今年は特に日食の観察をテーマにした発表が多かった。

 

9月18()【「ともきち」の成長】夏休みを終えて気がつけば、「ともきち」の背が「カナ」よりはっきりと高くなっている。妹の「カナ」は4年生ながら学年で1、2を争う背の高さで、6年生の兄より高かったのだが、知らぬ間に「ともきち」が抜き返していたことになる。「ともきち」は、このごろ食べるご飯の量も多いし、顔は油だらけのくせにあまり洗わないので、にきびもでき始めた。キーキーわめいた時の声も妙に低くなった。

 

9月22()【「カナ」大激怒】かねてより「カナ」のミニバスケ風景を写真に撮っておきたかったのだが、「カナ」からは「絶対見に来るな!」と厳命されていて、行ったことはなかった。それでも今日は試合もあるというし、すぐ帰ればいいだろうと、「ともきち」とともに予告なく、練習中の体育館に行ってみた。「カナ」はちょうど他の試合の得点係をしていたが、私を遠くに見つけるなり、何と涙をこぼして泣き出した。いきなりそんなに嫌われては、親の値打ちもあったものではない。その後も「カナ」は涙を拭きながら得点つけながら怒りながら、その試合は終わり、次は自らの出番。ところが、試合前の練習でもボールに一切触らず、試合中もノソノソした動き(それでもゴールは一つ決めた)。家に帰ってからも怒りは収まらない。

 

9月24()【「ともきち」救急病院へ】夜から「おなかが痛い」と言い出したが、そのうち治るだろうと放っておいたら、夜中になっても「痛い痛い」とのたうちまわり眠れないほど。トイレにこもるが何も出ず。あまりに痛がるので、「ともきち」をおぶって車に乗せ、深夜に「配偶者」の運転で市の小児救急病院へ。お医者さんはお腹を2、3度指で押さえ、聴診器を2度押さえただけで、盲腸などの突発的な痛さではなく、心配ないとのこと。さすが専門職。聞けば「ともきち」は1週間ほど便秘だという。おのれ、うんこ詰まらして夜中の2時に救急搬送かいや。病院で浣腸してもらったら、ものの1分でトイレに駆け込み、病状は治まった

 

10月4日()【運動会】昨日の予定だったが、雨天で順延。「ともきち」達6年生中心にスポンジで水溜りを吸ったり、砂をまいたり、トンボでならしたり、懸命の作業の甲斐あって本日開催。「ともきち」のリレーでの走りは、顎は上がり、口は開き、足の回転は遅く、典型的なドタバタ走り。普通、こういう機会は子どもの成長を感じるものだが、走りに関しては年々カッコの悪くなってしまった感じ。しかし、組体操では動きに間違いもなく、友達を支えたり、ピラミッドの一番下になったり、下積みの仕事を黙々とたくましくこなす。「カナ」は「リレーは頑張る」と言っていた通り、全力疾走。しかし、ダンスでは何が気に入らないのか全くやる気のない様子で、演技中にもかかわらず時々隣の子としゃべりながら、終始ダラダラした動作で終わる。写真を撮ろうにもキレのない動きでは絵にならず、親としても一生懸命やっている他の子や先生に申し訳ない限り。世の中をなめている。4年生の「カナ」のリレーがプログラム1番、6年生の「ともきち」の組体操がオオトリだったため、最初から最後まで運動場にいて、10月にもかかわらず大いに日焼けしてしまった

 

10月6日()【緊急メール】昼前に学校からのメール。2年生と4年生の各一クラスがインフルエンザのために、今日は給食後下校。明日から3日間、学級閉鎖とのこと。いよいよ学校に危機忍び寄る

 

10月8日()【緊急メール2】台風接近につき、午前9時現在で「暴風警報」が出ていた場合のみ臨時休校とのこと。その台風は昨晩のうちに大方通過したのだが、警報が解除されたのが午前9時10分。わずか10分の差で、臨時休校決定。昼には晴れ間も広がり、遊び日和に

 

1014()【緊急メール3】新たに4年生2クラスと5年生2クラスがインフルエンザのため学級閉鎖とのこと。その4年生のクラスの中には「カナ」のクラスも含まれていた。「カナ」は今日は昼までで下校。明日から週末まで休みで、次の登校は月曜日。今週は月曜=祝日、火曜=運動会の代休。今日は登校したが、木・金曜=学級閉鎖。つまり、登校したのは今日の半日だけ。先週も台風で1日休んでいるし、そもそも5月には新型インフルエンザで1週間休校しているし、ちっとも勉強にならない

 

1025()【ついに】金曜日夕方から「ともきち」が「しんどい」とぐったり。熱は37度台。「配偶者」が小児科医に電話で聞くが、高熱が出る前にはインフルエンザかどうか分からないようで、とりあえず家で様子を見ることに。それが夜中には熱が一気に39度超え。土曜朝から小児科医の順場を取るが、3時間待ち。午後にやっと診察を受けられて、検査の結果、予想通り「新型インフルエンザ」。その場でリレンザを投薬され、帰宅。薬を飲むのが早かったからか、今朝にはほぼ平熱に。それでも医師の「証明」が出るまでは学校は休まなければならない。熱が下がってからも少なくとも3日間は自宅待機せよとのこと。登校は早くて木曜あたりか。「ともきち」がインフルエンザと分かってから急遽、手洗い用のアルコールを買ったりしたが、そんな泥縄式では我が家の今後のパンデミックは避けられそうにない。ともかく「ともきち」はしばらくまた家で暇をもて余すことになるが、来月は修学旅行だし、受験もあるし、インフルエンザにかかるなら今のうちが良かったと思うしかない

 

1026()【さらに】「ともきち」の欠席を連絡した後、学校からメール配信。「6年生が学年閉鎖となりました」。今週金曜日までお休み。子どもばかりか先生もダウンしているらしい。インフルエンザの猛威とどまる所を知らず

 

1028()【さらにさらに】「カナ」が昨日から不調。本日、診察の結果、新型インフルエンザ確定。我が家二人目の患者。「ともきち」と同じくリレンザ処方。熱は39度前後。先に罹った「ともきち」の方は、熱は下がったが、食欲なく、体力不足。インフルエンザは熱のせいか時々、異常な行動があることが報道されているので、月・火曜は「配偶者」が休み、今日は私が休んで看病する

 

11月1日()【説明会】とある私立中学校の入試説明会&学校説明会に参加。校長先生は民間企業から公募により公立中学校長になり、退職後、この中学校長に就任。学校改革の只中のようで、難関大学を目指すコースを作るなど生き残りをかけて意欲的。ただ、「ともきち」は「面接のあるところは絶対いやや」。しかし、今の「ともきち」の学力では選り好みしている立場には全くない

 

11月2日()【収束】「ともきち」は今日から学年閉鎖が解け、元気に登校。「カナ」も医者で証明書をもらい、あさってから登校予定。我が家のインフルエンザ禍も一応収束。結局、大人にはうつらなかった。「ともきち」は来週から修学旅行。持って帰ってきた旅行のしおりの表紙絵には「ともきち」のイラストが採用。夏休みの工作「エレキゲーム」が学年で選ばれ展示されたのに続いての快挙。勉強の方この調子でいってほしいものだが、そうはいかない

 

11月9日()10()【修学旅行】「ともきち」の修学旅行は広島。予算がないのか今年から1泊2日に短縮されている。それでも「ともきち」は6年生になった当初から修学旅行を何より楽しみにしていた。直前にインフルエンザをやり過ごし、自作の絵で旅のしおりの表紙を飾り、さらに珍しいことに自ら班長と室長を引き受け、荷物も早めに準備。気合の入り方も違っていた。しかし、帰ってきても、あれこれ感想を話すでもなく、お土産ももみじ饅頭の小袋3つにキーホルダー1つと、「合格」の文字の入ったしゃもじだけ。小遣いを半分も使わずに余らせて帰ってきた。まあ無事で何より

 

1114()【学校見学】「ともきち」の受験中学校の見学会に親子3人で参加。見学はこれで3校目。電車を2度乗り換え、さらにスクールバスで30分。1時間半かかって到着。小高い丘の上にある学校、というより丘自体が学校のような感じ。学習環境は良さそうで、クラブをしている生徒たちも元気で明るい。ただやはり遠い。会場でもらった入試問題を解かせたら合格最低点を何とかクリア。さてどうするか

 

12月2日()【ようやく】「ともきち」の合格判定模擬試験結果返却。これまで20ヶ月以上、全くの低迷状態でてこでも上がらなかった偏差値がここへ来てなぜか一気に5ほどアップ。志望する中学校の合否についてA判定も出現。思えば、夏休みに野球を辞めて以来、勉強専念。時には弁当持ちで朝から晩まで塾で勉強し、土曜や日曜にも電車で特訓教室通い。ようやくと結果が現れてきたのだろうか(少し遅い気もする)。その分、出費も多額になってきたが、ここまで頑張ったのだから、どこかには通って欲しいもの。あと半月ほどの辛抱

 

1219()【「ともきち」骨折?!】2、3日前の体育に時間で変なこけ方をして手をついて、手首が痛いのだという。いつまでも痛がるので、整形外科で見てもらったら、レントゲンに何やら影のようなものがあり、関節の奥の骨折かもしれないが、よく分からないのだという。大きい病院でMRI検査をとも言われ、肘から下をギプスで覆い肩から吊って戻ってきた。利き手の右手でなくて良かったが、骨折となればかなり長期間固定しなければならない

 

1220()【塾の三者面談】学校でも経験のなかった親子、先生を交えての面談。受験プランを最終確認。すでに「ともきち」の過去の模擬試験の偏差値と塾のデータに基づいて、受験できそうな中学校は絞られている。1月の統一試験日には第一志望中を受験。翌日には午前と午後に2中学校を掛け持ち受験。第一志望に合格していればここで終了。そうでなければさらに翌日に1校。最悪の場合、6中学を受験。その場合、受験料だけで12万円

 

1225()【2学期終了】インフルエンザで閉鎖になったり、修学旅行に運動会、いろいろあった2学期も今日が終業式。成績表は「ともきち」「カナ」とも、なぜか「よくできる」が大幅増。しかし、受験を控えた「ともきち」にとっては学校の3段階評価などもはやほとんど意味をなさず、関心も薄れがち。ちなみにクラスで10人くらいの子どもが私立中学を受験するようす。昼からは早速、塾の冬期講習。午後1時〜5時40分。明日からは30日まで、お弁当持ちで毎日午前9時半〜午後5時40分、正味7時間30分の壮絶な塾通いで最後の追い込み。もう後には引けない

 

1228()【骨折したかった?】午前中、市民病院で「ともきち」の手首を診てもらう。とりあえず、レントゲンを10枚くらい撮ってもらい、ドクターの診たては骨折ではなく捻挫であるとのこと。初診料、検査料、診察料計4,000円。引き続き年末年始は手首を固定するが、「ともきち」は骨折ではないことが分かって拍子抜けしたというか、なぜか少しがっかりした様子。「カナ」は「いっぺん、腕吊って、ギプスして、松葉杖ついて、眼帯して学校へ行きたい」という。一体何にあこがれているのか

 

1231()【塾休み】「ともきち」「カナ」は毎年恒例の実家でのマイおせち料理作り(実際は出来上がりを自分の弁当箱に詰めるだけ)。一方、希望者は31日、大晦日特訓。1日・2日は正月特訓。さすがに我が家はそこまでは…

 

1月1日()【おみくじ】「ともきち」は小吉で、学業は「雑念を払え」。「カナ」も小吉で、学業は「怠け心を無くして早めに目標を」。当たっている

 

1月3日()【塾再開】3・4・5日も1日7時間半塾で勉強。夜も宿題

 

1月6日()【始業式】「配偶者」と手分けして3校に願書を出しに行く。他に郵送が1校。受験料2万×4で8万円。数打ちゃ当たるか、一兎をも得ずか

 

1月7日()【始業式】帰ってきて昼から塾

 

1月10()【最後の学力テスト】親は家でぬくぬくと沖縄へ行くプランを練っている

 

1月11()【1日特訓】10時〜夜7時まで、55分×6コマ授業。ここまでしないといけないのか

 

1月14()【最後の授業】「前日特訓」には行かないので、今日で「ともきち」の塾通いは終わり。夏期講習から本格化した受験勉強は6ヶ月間にも及んだ。「地獄や」といいながらも淡々とこなした「ともきち」。緊張している様子や悲壮感は感じられない。むしろ「配偶者」の方が緊張してきている

 

1月15()【受験前日】明日は第一志望中受験日。学校も休ませて日中は家で勉強。早めに寝て明日に備える。「ともきち」のクラスでは3学期以降、受験勉強のため一日も登校していない子もいるという。昔なら私も「何と言う親だ、学校をなめやがって」と思ったところだが、自分の子も当事者の端くれになると、子どもを休ます親の気持ちは分かる。ここで手を抜いてそれまでの努力が水の泡にでもなれば、子どもがかわいそう。我が家も受験前日くらいは欠席ご勘弁を

 

1月16()【受験当日】近隣地域統一試験日に第1志望S中学A日程の受験。普段のん気な「ともきち」も朝起きるや「胸がモアモアする」と独特の言い回しで緊張を表現。「カナ」は家にほったらかして、両親二人で受験校へ付き添い。学校が近づくにつれて次々と電車に乗り込んでくる受験生達はみな賢そうに見え、「ともきち」も少しビビるが、それでも試験校舎の前では「オレこんなに緊張せんで大丈夫かなあ」とほざく。余裕なのか不感症なのか。付き添いの保護者は試験中、食堂などで待機するが、私も「配偶者」も自分の受験の時より落ち着かない。試験は国・算・理・社の4教科。試験開始後、張り出された問題を見ると、「うわー、出えへんで言うて飛ばした『敬語』の問題が出てる〜」「きぇー、今年の算数はめちゃくちゃ難しい〜」「理科には今まで出たことのないような変な問題が出てる〜」など悲観的になる一方。試験を終えた「ともきち」も多くを語ろうとせず、だが、全然ダメといった風でもない。微妙。

明日は怒涛の2中学受験。一方で今日の結果発表。試練は続く

 

1月17()THE LONGEST DAYまずは第2志望H中学(B日程)の受験。国・算・理の3教科+面接。「ともきち」得意の社会はない。午前の学科試験を終え、昼休みを挟んで面接が終わったのが午後1時45分頃。この日は午後からN中学のB日程試験(国・算+面接)もあり、集合時間は2時半。「ともきち」には酷だが、何とか今日までで入試を終わらせてしまいたいとあせる親の意向で掛け持ち受験作戦敢行。事前の調べではH中とN中間はタクシーで30分程度。「ともきち」と「配偶者」は私が差し回したタクシーでN中へ向かう(後で聞くと、タクシーの暖房が効きすぎて暑かったのと、疲れたのとで、「ともきち」は車内で窓を開けて金魚のように口をパクパクさせていたそうだ)。一方、タクシーを見送った私は一人電車で昨日受験したS中の合格発表を確認に行く。発表は午後3時。発表前から掲示板の周辺は親子連れでごった返す。あちこちの塾の講師たちも来ている様子。学校の係の人たちが合格者の番号が書かれた大きな巻紙を持って掲示板前に現れるといよいよ緊張感も増す。巻紙を張り始めると「ともきち」の受験番号はたまたま一番上にあり、あっけなく発見。第一志望合格。何はともあれ「配偶者」に携帯で連絡。大喜び。「ともきち」は受験中で連絡は取れないが、もう今日の試験の結果はどうでもよくなった。掲示板の「ともきち」の受験番号をあらゆる方向からカメラで撮りまくり、入学手続きの書類をもらって帰る。明日予定していた第3志望K中学は受験料を払ったが欠席。夏休み前に野球を辞め、塾の夏期講習から本格化した「ともきち」の中学受験ミッションは本日終了。やれやれ

 

1月18()【解約】仕事を休んで昨日合格した中学校へ入学手続き。朝一番に銀行で定期預金解約。入学金と施設整備資金として振り込み、領収書ほか必要書類を持って学校へ。入学許可書や購入が必要な学用品のリストを受け取る。制服=2万、ズボン=1万、カッター=8千、通学用革靴=6千、通学かばん=7千、体操服・シューズ=1.5万、上履き=2千、柔道着=8千、美術セット=6千…などなど。合格に浮かれる間もなく、厳しい現実

 

2月6日()【怠惰】入試からはや3週間。ゲームや漫画が解禁された「ともきち」は、学校の宿題こそするものの、それ以外はテレビ、漫画、ゲームに明け暮れる毎日。親の手前少し読書のふりをする程度で、ヒマを持て余している。「今、試験受けても、絶対通らん」と居直る

 

2月20()【英語劇】毎年のオープンスクールと2年に1回の図工展。「ともきち」「カナ」から「絶対来るな!」と厳命されていたが無視して学校へ行く。6年生はクラスごとに英語劇の発表。「ともきち」の班は「桃太郎」で、「ともきち」はキジの役。「ギブ ミー キビダンゴ」とか何とか言っていたようだが、ボソボソと棒読み調子でよく聞き取れなかった。「カナ」の学年はポスターセッション。自分で調べてきたことを大きな紙にまとめ、数人の前で発表する。ずっと廊下から様子を伺っていたが、「カナ」の発表の番はなかなかまわってこず、「カナ」もこちらの様子に気付いて露骨にいやな顔をしだしたので帰る。英語劇といい、ポスターセッションといい、自分が子どもの頃の授業参観でやっていた内容とは別物

 

3月4日()【人助け】「カナ」のDSを無断でいじっていた「ともきち」の話によると、「カナ」は『トモダチコレクション』の中で、何と700回も人の悩みを解決してゲーム内で表彰されているそうだ。ゲームの事はよく分からないが、空想世界の友達を助ける暇があったら現実世界の親を助けてくれ。ちなみに、「カナ」の『トモダチコレクション』の世界には、友達や「ともきち」「配偶者」はいるが、私は存在していないようなのである

 

3月6日()【宿題】入試からはや7週間。「ともきち」の学力と学習意欲は全く低下。この間、暇つぶしに地球ゴマ、『大人の科学』付録のエレキテル製作、手品の本参照のトランプマジックなど取り組むが、各3日ももたず飽き、漫画を描いたり、すごろくを作ったり。この他に、なぜかディアゴスティーニの『週間・江戸』を気に入り、毎週買ってはパラパラめくる程度。この日は、「配偶者」とともに、学生服、ズボン、柔道着などを購入に学校へ。加えて、早速春休みの宿題も受け取ってくる。国語は読書感想文、算数は計算問題集。そして英語はCDと単語の書き方練習帳。「新学期はアルファベットの読み書きができるものとして授業を進めます」とのこと

 

3月19()【卒業式】6年生160人が一人ひとり名前を呼ばれて校長先生から卒業証書授与。昔と変わらない風景。ただ、受け取ると舞台上で正面に向き直りみんなに向かって大声で決意表明。「サッカー選手になりたい」「育ててくれてありがとう」など続く中、「ともきち」は「中学に入ったら部活と勉強両方頑張ります」と無難な内容。その後、6年生の「巣立ちの言葉」、5年生の「贈る言葉」。これも全員で大声を出したり、歌ったりと昔と変わらぬ手法。「配偶者」は涙。本人は淡々。「ともきち」の小学生活は終わり。あと3週間で中学入学

(完)

 

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