目黒区たかせ眼科では、散瞳眼底検査を安全に行っています。眼底検査は眼科で行ってください。
急性閉塞隅角緑内障 急性緑内障発作 |
緑内障急性発作は、強烈な症状が出現したときには、救急の眼科専門医で視力を救わなくてはならない。眼科医は非常に少ないので、夜間・土曜・日曜・連休・夏季休暇・年末年始休暇の時などは緑内障難民となる事も危惧されている。早期に発見し予防して緑内障難民になる事を回避しよう。
1.急性緑内障、急性閉塞隅角緑内障 AACG とは |
房水の流れで、後房から瞳孔を通り、前房に入る経路がブロックされる。ついで後房の圧力が上昇、虹彩は前方に膨隆して、虹彩周辺部で繊維中帯を覆うことになる。すなわち、房水流出路が急激に閉ざされるので、急激に眼圧が上昇する。 |
結果として、視神経障害と視野障害が発生する。 |
2.危険因子 |
遠視、家族歴、高齢、女性、老人性白内障 閉塞隅角続発緑内障(新生血管緑内障など)、 |
前房が浅い特徴が有る。 |
3急性緑内障.症状 |
急激に起きた眉毛部痛、眼痛 |
視力低下、霧視、虹視、 |
頭痛、嘔吐、吐き気 |
4.検査 |
異常高眼圧、浅前房、狭隅角、結膜充血、角膜浮腫、虹彩炎、中等度散瞳 |
5.急性緑内障発作の治療 |
@眼圧下降:高浸透圧薬点滴、炭酸脱水酵素阻害薬内服・静注、点眼、眼圧下降薬点眼、 |
A縮瞳薬点眼 |
Bステロイド点眼 |
Cレーザー周辺虹彩切開術 |
D人工水晶体手術(白内障手術) |
6.急性緑内障の予防 |
.臨床診断で隅角閉塞があり、危険因子をもち、急性緑内障発作のリスクがある場合は、レーザー周辺虹彩切開術を両眼に行い、急性緑内障発作を予防する。 |
レーザー周辺虹彩切開術を怖がり、拒否する患者もおりますが、症状をよ覚えておいて、症状出現の際には、診療時間内なら眼科かかりつけ医に、夜間は大学病院などの救急部門を速やかに受診してください。 |
原発隅角閉塞症は続発緑内障でも起こる。同じような症状と救急処置が必要であるが、基の病気の治療が大切です。 |
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