更新日 2014年3月6日     @takasegannka

目黒区たかせ眼科では、散瞳眼底検査を安全に行っています。眼底検査は眼科で行ってください。

急性閉塞隅角緑内障

急性緑内障発作

たかせ眼科ご案内

緑内障急性発作は、強烈な症状が出現したときには、救急の眼科専門医で視力を救わなくてはならない。眼科医は非常に少ないので、夜間・土曜・日曜・連休・夏季休暇・年末年始休暇の時などは緑内障難民となる事も危惧されている。早期に発見し予防して緑内障難民になる事を回避しよう。

1.急性緑内障、急性閉塞隅角緑内障 AACG とは
房水の流れで、後房から瞳孔を通り、前房に入る経路がブロックされる。ついで後房の圧力が上昇、虹彩は前方に膨隆して、虹彩周辺部で繊維中帯を覆うことになる。すなわち、房水流出路が急激に閉ざされるので、急激に眼圧が上昇する。
結果として、視神経障害と視野障害が発生する。
2.危険因子
遠視、家族歴、高齢女性、老人性白内障 閉塞隅角続発緑内障(新生血管緑内障など)、
前房が浅い特徴が有る。
3急性緑内障.症状
急激に起きた眉毛部痛、眼痛
視力低下、霧視、虹視、
頭痛、嘔吐、吐き気
4.検査
異常高眼圧、浅前房、狭隅角、結膜充血、角膜浮腫、虹彩炎、中等度散瞳
5.急性緑内障発作の治療
@眼圧下降:高浸透圧薬点滴、炭酸脱水酵素阻害薬内服・静注、点眼、眼圧下降薬点眼、
A縮瞳薬点眼
Bステロイド点眼
Cレーザー周辺虹彩切開術
D人工水晶体手術(白内障手術)
 6.急性緑内障の予防
.臨床診断で隅角閉塞があり、危険因子をもち、急性緑内障発作のリスクがある場合は、レーザー周辺虹彩切開術を両眼に行い、急性緑内障発作を予防する。
 レーザー周辺虹彩切開術を怖がり、拒否する患者もおりますが、症状をよ覚えておいて、症状出現の際には、診療時間内なら眼科かかりつけ医に、夜間は大学病院などの救急部門を速やかに受診してください。
 
 原発隅角閉塞症は続発緑内障でも起こる。同じような症状と救急処置が必要であるが、基の病気の治療が大切です。
 
 たかせ眼科 03-5729-0887
【目黒区たかせ眼科】緑内障外来
 たかせ眼科掲示板